スマホのスクリーンショットを使って英単語をマスターする!?
世の中には質の高い英単語集が多く出回っているので、語彙を強化したいという場合、それらの中から何か買って覚えるというのはひとつの有効な手段です。
しかし、やはり語彙の学習というのは
①わからない単語に出会う
②その単語の意味を調べる
③覚える
というのが基本。
料理と家電が好きな英語学習者がいたとしましょう。好きなことについて発信するには「まないた」「ごぼう」「高解像度」などを英語でなんと言うのか知っておきたいところですが、これらを都合よく載せた単語集は売っていないのです。
なので、ある程度単語集を使った語彙の強化が進んできたら単語集には頼らず自分でそれを作ってしまうしかないです。
一番最初に思い浮かぶのは自家製の単語集ノートを作ることでしょう。これはやっている人は多いと思います。
もうひとつの方法として、『同時通訳者の頭の中』(関谷英里子著)という本に書いてあったのですが、わからなかった単語や熟語をエクセルに打ち込んでいくというのもありです。
どちらの方法でも自分に合った方を選べばいいと思いますが、PCに打ち込めばノートにまとめた場合とは違い、重複した単語を消去したり、abc順にしたり、順番で覚えてしまった時に適当にシャッフルしたりできるのでおすすめです。
しかし、このわからない単語をメモして覚えるというプロセス、すごく面倒なんですよね。まずわからない単語に出会ったときに手元に辞書がない時があるし、調べたものをメモするノートやPCもないことが多いです。ちょっと街で見かけた看板を調べてメモする場合もあるわけで、そういうときって、あとで調べてメモすればいいや・・・と思って結局忘れてしまいます。
そこでスマホを活用しましょう。
まず、紙の辞書や電子辞書を普段の学習で使っているという人は捨ててください。
次に英日・日英・英英辞典のスマホアプリをダウンロードします。おすすめはロングマンです(アンドロイドで出てるかはわからないですすみません)。
基本的に英語を学習する際の辞書はこのスマホの辞書だけに今後はしていきます。
理由は下の記事でくわしく書いているのでぜひ。
さて、わからない単語があったらこれで調べるわけですが、この時点でもう復習の必要はないな、と思ったものはその場で覚えておしまい。また復習したいなと思ったものについては手元の英単語ノートやPCに打ち込みましょう。
もし手元にこれらの記録するものがなかった際は、該当する箇所をドラッグしてからスクリーンショットを撮ります。
たとえば「in front of」の意味がわからなかった場合、下のような画面をスクリーンショットで記録しておくことになります。
これらがある程度たまってきたら、時間があるときにこのスクリーンショットを見直して復習→また復習が必要だなと思ったらノートやPCに打ち込むという作業をします。
この方法では単語集に書き込むとき以外はスマホしか使わないので毎日の生活で辞書を引く回数が増え、語彙が爆発的に増えていきます。
ぜひ活用してみてください。
まとめ
英単語の学習は、学習の初期の段階(単語数1~6000くらい、資格でいうとTOEIC800点、難関大学合格レベル)までは市販の単語集を使ってインプットするのが効率的。
それを超える単語については効率的に学べる単語集が存在しないので、わからなかった単語の意味を自分で調べて、ノートやエクセルにまとめるのがよい。その際、辞書まスマホの辞書アプリ、記録はスクリーンショットを使う。