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英検1級の語彙問題対策まとめ!おすすめの覚え方はこれだ!

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英検1級の語彙は難易度が高い!

英検1級に合格したいと思ったときに、避けて通れないのが語彙強化です。

読解、リスニングにおいても難易度の高い語彙が含まれますが、語彙の面で最も難しいのは、大問1の空欄穴埋め問題です。

 

この記事では、

 

そもそも英検1級の語彙問題とは?

 

という説明からはじまり、

 

  • おすすめの単語テキスト
  • 英検1級合格にフォーカスした、単語の覚え方

 

まで丁寧に解説しました。

この記事に書いてある通りに勉強すれば英検1級の語彙問題で楽に高得点が取れます。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

英検1級の語彙問題とは?

英検1級筆記試験のいちばん最初の大問で出題されるのが、25問の空欄穴埋め問題です。

空欄穴埋め問題といったら、文法問題を想像する人が多いかもしれませんが、英検1級の大問1は単語の知識を問う語彙問題です。

最初の20問は単語問題で、残りの5問は熟語が出題されます。

試験全体で見ると総単語数8000~9000程度のレベルで合格できるのが英検1級ですが、この大問1の語彙問題だけは、総単語数で8000~15000語レベルの、かなり難易度の高い単語が出題されるのが特徴です。

これは、TOEICでわからない単語がほとんどないというレベルや、英検準1級合格直後では全く太刀打ちできないレベルなので、かなり気合いを入れて取り組む必要があるセクションだと言えます。

ただ、ここで一気に10000語レベルまでの英単語を記憶すれば、英字新聞やニュースなどで使われる語彙の多くをカバーできることになるので、

 

"生の英語"を将来的に楽しめるようになりたい!

 

という人には英検1級の語彙対策はかなりおすすめです。

 

英検1級おすすめ単語帳

対策としては、単語帳を使ってゴリゴリ単語を暗記していくのが中心です。

ここでは、おすすめの単語集を紹介していこうと思いますが、単語集の選び方としては2種類のパターンがあります。

なぜ、2パターンあるのかというと、

 

準1級レベルに達しているのかどうか

 

で使うべき単語帳が変わってくるからです。

もっと詳しく言うと、「ガッツリ勉強して準1級を取ったのかどうか」で変わります。

 

英検準1級をすでに持っている人

英検準1級レベルまでしっかりと勉強していれば、総単語数7000語程度まですでに単語を知っていることになります。

そういう人は、英検1級に特化した単語帳を使っての単語暗記にいきなり入って大丈夫です。

おすすめの単語帳は2冊あります。どちらか1冊を選んでください。

 

まず、『英検1級 でる順パス単』です。

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)

 

英検1級の語彙問題で頻出の単語2100語と、熟語300語が収録されています。

中身はオーソドックスな「ザ・単語帳」という感じで、英単語、意味、そして例文が載っています。

 

もう1冊おすすめなのが『英検1級 英単語大特訓』です。

MP3CD-ROM 英検1級英単語大特訓

MP3CD-ROM 英検1級英単語大特訓

 

英検指導歴30年以上、英語の超人こと植田一三の著作です。

パス単と違い、単語が意味ごとにまとめられて載っているのが特徴です。

また、コロケーションが多く収録されています。

コロケーションとは、例文よりも短いフレーズのことで、たとえば

scathing 容赦のない

という単語では、

scathing criticism

痛烈な批判

という形が載っています。これがコロケーションです。

後ほど詳しく書きますが、英検1級対策においてはコロケーションで覚えると効果絶大です。

『パス単』が人気で使っている人が多いですが、ぼく個人としてはこっちの方が好きです。

 

英検準1級レベルの単語がわからない人

準1級レベル、つまり5000~7000語程度のレベルの単語があやしいという人は、まずはこのレベルの単語から覚えていく必要があります。

『英検1級 でる順パス単』などの単語帳を使ってちゃんと勉強しているにもかかわらず、なかなか合格できない人がいますが、そういう人はたいていこの準1級レベルの単語をおろそかにしています。

このレベルの単語は直接解答にからむことはあまりありませんが、短文自体の理解度が下がるので、結局正解率が落ちてしまいます。そして何より、読解パートでわからない単語が多くなるので、全体としての点数も合格点に達しないわけです。

 

準1級レベルが定着していないという人は、『英検準1級 でる順番パス単』を使ってしっかりと土台を固めましょう。

英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

英検準1級 でる順パス単 (旺文社英検書)

 

タイトルからもわかるとおり英検準1級に特化した単語集になっています。

 

基本的にこの単語帳を使うのがおすすめなんですが、ぼく自身が使った単語帳も一応紹介しておきます。

『究極の英単語 Vol.3』という単語集です。

究極の英単語 Standard Vocabulary List [上級の3000語] Vol.3

究極の英単語 Standard Vocabulary List [上級の3000語] Vol.3

 

ちょうど6000~9000語レベルまでの単語3000語が収録されています。

実は、ぼく自身準1級の受験はすっとばしていきなり1級を受けました。

その時に、1級より少し下のレベルまでの単語の抜けをなくそうと思って使ったのがこの単語集でした。

この単語集も1級対策に移る前に消化する単語帳としておすすめです。

例文がついている単語と例文がついていない単語の2種類がありますが、覚えるのは例文がついている単語だけで大丈夫です。

ひとつの例文の中に複数の見出し語がちりばめられているというスタイルなので、例文を何回も読むことで効率良く単語を覚えていくことができます。

 

8割以上覚えたという段階になったら、ひとつ前の「英検準1級をすでに持っている人」で紹介した2冊の本の中から1冊選んで1級対策に移行してOKです。

準1級レベルの残りの2割を消化しつつ、1級単語の暗記を進めていきましょう。

 

繰り返しにはなりますが、準1級レベルの単語をしっかりと覚えておかないと合格できないので注意してください。

穴埋め問題に直接出題される単語ではないのでモチベーションが上がらないかもしれませんが、このレベルの単語を覚えないと読解やリスニングのセクションでわからない単語だらけになってしまいます。

 

単語の覚え方

それでは具体的にどう覚えていくのかについて説明していきます。

ざっくり概要を言うと、

 

2回覚えてあとでまとめて復習

 

です。

 

詳しい手順ですが、まず、覚える単語の音声を聞いて、正しい発音とアクセントを確認して、自分の口でも唱えてください。

筆記試験だからといって発音をおろそかにしてはいけません。

10000語レベルの英単語を覚えるのは、2000語レベルの英単語と覚えるのとは全く違います。

何が大きく違うのかというと、たくさんすでに英単語を知っている分、似ている単語のストックがすでに大量にあるんです。

もう7000語も覚えてるわけですから、どれかに似てるんですよ。

それを正確に区別するひとつの助けになるのが発音とアクセントです。正しい発音で覚えることで紛らわしい単語と区別されるようになります。

それに、発音をしっかり覚えたほうがより記憶に定着します。

 

発音を確認して唱えたら、やっと日本語の意味を確認します。

覚える際は、五感を総動員させてください。単語を唱えつつ、紙に書きましょう。日本語の意味は書かなくてOKなので、英単語を2回は書いてください。

 

1日で覚える単語数は、その人の記憶力によって変わります。だいたい8~20単語くらいの間で、その日の忙しさも考えて決めてください。

 

覚えた単語は、次の日に必ずもう1回同じ手順で覚えるようにしてください。

ぼく自身いろいろな間隔を試しましたが、次の日に復習するのが最も記憶に定着しました。

前の日に1回覚えているので、かりに忘れていたとしてもより短い時間で覚えられるでしょう。

復習が終わったらその日の分の暗記をします。

 

この手順で進めていって、だいたい100単語くらい、2回覚えた単語がたまったら、一気に100単語復習します。忘れている単語も多いと思いますが、ここでまた覚えればたいていそのあとは定着します。

 

整理しておきます。

  1. まずは正しい発音とアクセントの確認
  2. 覚える際は紙に書きつつ、口でも唱える
  3. 次の日に、必ず前日覚えた分を復習する
  4. 2回覚えた単語が100単語程度たまったら一気に復習する

 

毎日覚える

絶対に毎日単語学習に取り組むようにしてください。

忙しい日は3単語でもかまいません。とにかく毎日欠かさず覚えましょう。

1単語も覚える気力がない日は、最低限復習だけはやってください。覚えた次の日に必ず復習する。これだけは絶対に守ってください。本当に定着度が変わりますよ。

 

例文・コロケーションを活用する

名詞については、熟語的表現がない限りは例文を見る必要はありません。

しかし、動詞や形容詞については、例文やコロケーションを絶対に確認しましょう。

その単語が

  • 他のどのような単語と一緒に使われているのか
  • どのような文脈で使われるのか

 の2点を意識しながら例文を読んでください。

なぜこんなに例文・コロケーションの重要性を強調しているのかというと、語彙問題では、全文読まなくても語のつながりや文脈だけで解ける問題が非常に多いからです。

「この単語と1番相性がいいのはこれ」という知識でかなり解けます。

また逆に「この単語はこの形でしか使われないから」という理由で選択肢を消去するのは英検1級語彙問題の基本戦略です。

かなり熟練すると、選択肢と空欄の前後だけで得点できるようになってしまいます。

もちろん合格を目指す段階ではそこを目指す必要はありませんが、どういった文脈で使われるのかを知っておくだけで、ぐっと正答率がアップしてしまうのが英検1級の語彙問題なんです。

これは本当に大事なことなので何回でも言いますよ。

いいですか、英検1級の単語は、他の単語を覚える時よりも、

 

どういう単語との組み合わせでよく使われるのかを覚えるのが大事

 

です。常にこれは意識するようにしてください。

 

仕上げに問題を解きまくる

以上の方法で英検1級に特化した単語集の内容を7割以上覚えたら、実際の英検の形式の問題演習を通じて、

  • 単語の補充
  • 問題に対する慣れ

を強化していきましょう。

具体的にはまず英検の過去問を使います。

2016年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2016年度版 英検1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

6回分入っているので、全部解いてください。

時間としては、25問を13分以内に解くのを目標にしてください。

25問中、18問以上解ければ合格レベルです。

 

過去問だけでは足りず、もっと語彙問題演習をしたいという人は、穴埋め問題だけが載った問題集も出ています。ぼくはこれも使いました。

英検1級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)

英検1級語彙・イディオム問題500 (英検分野別ターゲット)

 

単語帳を7割以上覚え、問題演習もやれば合格ラインはまず超えるでしょう。

あとは受験までの日数や他の読解、リスニング、ライティング対策の進行具合とも相談しながら、残りの3割弱とさらなる問題演習を積んでいく、というのが戦略になります。

 

まとめ

というわけで今回は英検1級の語彙問題にフォーカスし、おすすめの単語帳と勉強方法をまとめてみました。

英検1級の単語問題対策をすることで、語彙力をひとつ上のステージにレベルアップさせることができます。

ぜひ、ここで紹介した学習法を参考にして勉強してみてください!

 

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