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翻訳のクラウドソーシングで稼ぐコツ!実際に受注も発注もしたことのある人が教えます。

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仕事を依頼したい人と、受注したい人をインターネット上で結びつける"クラウドソーシング"の規模が、年々拡大しています。

 

クラウドソーシングで募集されている仕事はタイピングなどの単純作業からイラスト・ロゴ作成、 文章執筆など様々ですが、その中でも規模の大きなジャンルとなっているのが翻訳です。

 

クラウドソーシングはネットが繋がるPCさえあればどこでもタスクをこなし報酬がもらえるので、

  • 英語を使って仕事がしたいけれど就職する余裕がない人(主婦や大学生など)
  • 将来本格的に翻訳の仕事がしたくて、その足がかりを作りたい人

には特におすすめです。

 

今回は、クラウドソーシングの翻訳で定期的に収入を得ており、また仕事を頼む側として翻訳のタスクを何回も発注したことのあるぼくが、稼ぐためのコツを紹介していきたいと思います。

 

 

実績・評価を上げるのが最優先

クラウドソーシングでは、まず仕事の募集があり、それに応募してもしも採用されれば仕事がゲットできる、というのが基本的な流れになります。

採用されなくてもタスクがこなせるコンペ方式もありますが、いずれの場合も重要になってくるのが実績と評価です。

 

これは仕事を発注する側の立場になって考えてみるとわかると思います。

もしも自分が翻訳を"やってもらう側"だとしたら、なるべく過去に仕事の実績があり、レビューの評価も高い人を選びますよね。

 

クラウドソーシングにおける翻訳の規模は拡大していますが、翻訳をしたいと思っている人も同時に増えており、かなり激戦になっています。

そんな中でタスクを任せてもらうためには、とにかく実績と評価が大切なんです。

 

「実績と評価が大事って・・・。そんな簡単に仕事の実績が作れたら苦労しないよ!仕事をゲットする方法が知りたいのにそれが実績を作ることって・・・騙された!」

 

と思った人がいるかもしれませんがちょっと待ってください笑。

 

ぼくがここで言っているのは、大きな戦略として、実績と評価を積み重ねていくのを意識していこうということです。

この心構えがないと、実績と評価がまだ足りないから仕事が増えていかないだけなのにも関わらず、

「クラウドソーシングって全然稼げないじゃん。やーめた。」

となってしまう可能性が高いんです。

最初は稼げなくても、ゆったりと構えてある程度の期間(半年~数年)という単位で仕事の受注を増やしていくことを考えていきましょう。

 

具体的なコツ(タスクをゲットするまで)

ではここからは具体的なコツを紹介していこうと思います。

まずは、仕事をゲットするまでのコツです。

 

①プロフィールを充実させる

仕事を発注する側がまず見るのがプロフィールです。

さまざまな項目がありますが、最優先で充実させるべきなのは自己紹介文です。

これを適当に書いてしまっては仕事ゲットは遠のいてしまうでしょう。

自己紹介文では年齢や住んでいる場所などは誰でも書くと思いますが、その他にも

  • 翻訳の得意分野
  • 英⇒日だけではなく日⇒英もできるのか

などを記載するのも忘れないでください。

得意分野に関しては、特に思いつかない人でも、例えば過去にデスクワークをしていれば「ビジネス文章」、IT関連会社に勤務している人なら「IT」など、本職や過去に経験のある仕事をヒントにすると考えつくと思います。

 

また、学歴や資格(英検やTOEIC)を記載しておくと翻訳ができるという説得力が増します。

留学をしたことのある人ならその経験も説得力のあるプロフィールを作るための強力な材料になるはずです。

使えるものはなんでも利用し、積極的に自分をアピールしていきましょう。

 

②低い単価の仕事もやる

たとえ単価の低い仕事でも、最初のうちは実績と評価を積んでいくために積極的にこなしていきましょう。

 

「自分を安く売るな」

 

と言っている人をたまに見ますが、これはすでに仕事を受注できている状態の人の話だと思います。

繰り返しにはなりますが大切なのは実績と評価です。

単価が高くても低くてもレビューの☆5つは☆5つに変わりはありません。

最初のうちは単価の低い仕事も真摯にこなし、レビューを稼いでいきましょう。

 

特に英語を使ってお金を稼いだ経験がない人は、たとえ得られる金額が少なくても、仕事をこなすだけで結構感動すると思います。

「うぉー!初めて英語で稼げた!」

という感覚は意外と気持ちが良いものですよ。

 

 

具体的なコツ(タスクを任されたあと)

なんとかしてタスクをゲットできた後のコツについて書いていこうと思います。

実は大事なのはここからです。

というのも、仕事の出来によって、そのクライアントがリピーターになってくれるのかが決まるからです。

 

非常に大事なことなのでもう一度言いますが、最も大事なのは実際にタスクをこなすというこの段階です。

「またこの人に頼みたいな」と思われるのも目標にしていきましょう。

 

①ちゃんとコミュニケーションをする

これは実際に翻訳の仕事を頼む側をやってみて気づいたことですが、「ちゃんとした仕事のコミュニケーション」を取れない人が本当に多いです。

 

仕事が決まるなり、

翻訳ですよね?

どれをやればいいんですか?

などと送ってくる人が非常に多いです。

 

少なくとも

お仕事のご依頼、ありがとうございます。

○○と申します。

今回はよろしくお願いいたします。

さっそくですが依頼内容の確認をさせていただきます。

 

のように始めるべきです。

 

また、翻訳の文章が送られてきた後も、

  • どのくらいの期日で完成できそうなのか
  • どのような注意点があるのか

など、クオリティの高い納品のためにできることを全て確認しておきましょう。

 

しっかりとしたコミュニケーションが取れている人でないと、依頼側もリピートしようという気になりません。

ましてや翻訳の仕事です。言葉のプロフェッショナルですよ。

コミュニケーションがしっかりとしていない人に翻訳の仕事を頼もうと思う依頼主はいないでしょう。

 

質の高い仕事は円滑なコミュニケーションを前提としています。

「翻訳さえちゃんとやっていれば仕事が継続してもらえる」

と思っている人は意外と多いですが、これは間違いです。

翻訳のクオリティ以外にも、リピートしてもらえるかを決める要素があるのをしっかりと頭に入れておきましょう。

 

②注意点・ルールを必ず守る

訳出のクオリティが大事なのが言うまでもありませんが、それ以前に、まず翻訳全体としての注意点や納品のルールをしっかりと頭に叩き込んでから作業に取り掛かりましょう。

 

注意点やルールというのは具体的に言うと、

  • です・ます調 or ~だ・~である調
  • そもそも何に使われる文章なのか
  • いつまでに仕上げればいいのか
  • どのファイル形式で送ればいいのか(txt,pdf・・・)

などなどです。

 

当たり前のことと思われるかもしれませんが、これを守らない人が非常に多いんです。

 

です・ます調だと再三言っているのにも関わらず「~だ・~である調」で送ってくる人がいます。pdfで送ってくれと言っているのにクラウドソーシングのメッセージ欄にそのまま訳文をぶちこんでくるちょっとアレな人もいます。

 

納期の確認も非常に大切です。

 

納期を守らない人は二度と仕事が来ないと考えてください。

 

たいていの場合は厳しい納期が設定されているので、必ず確認しましょう。

早く完成できそうならその旨もしっかり伝えてください。仕事が早いと評価も高くなります。

 

まとめ:当たり前のことをしっかりと

というわけで今回は翻訳のクラウドソーシングで稼ぐコツを紹介してみました。

気付いた人も多いかと思いますが、ここで紹介したことは、お金をもらって何かをする上では至極当たり前のことばかりです。

 

しかし、これら当たり前のことができていない人が多いんです。

 

これはチャンスです。

当たり前のことができるだけで評価が高くなるわけですからね。

 

自分をアピールし、仕事をもらえたらしっかりとコミュニケーションを取りながら、ルールと期日を守って納品する。

 

これがしっかりとできれば実績と評価は自然と蓄積していくはずです。

ぜひ参考にしてみてください。

 

ちなみに、ぼく自身さまざまなクラウドソーシングで翻訳の受注・発注をしてきましたが、もっとも良かったのは『ランサーズ』でした。

 

(ランサーズ公式ページ)

クラウドソーシング「ランサーズ」

 

理由としては、単純に規模が大きいので仕事をゲットできるチャンスが多いのと、管理画面の使い勝手が良いからです。

 

興味がある方はぜひ利用してみてください。

 

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