4ヵ国語を勉強するブログ

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人に英語を教えたくない3つの理由。英語はできるけど英語講師はできる気しません。

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仕事がなくなることが決定してしまい、次のあてを探しているんですが、そんな中で一瞬頭をよぎったのが

 

英語講師

 

でした。

 

英語自体は結構できるし、塾で先生をやっていた経験もある、このブログで培ってきたノウハウもある・・・

 

と最初はポジティブな考えばかりが浮かんできたのですが、よくよく考えてみると

 

いやいや人に英語教えるなんてナシだわ!

 

という結論に至ったんです。

 

検索していないのでわかりませんが、おそらくインターネット上には

  • 英語講師になるメリット
  • 英語講師になりたい!
  • 英語講師になるには?

などのポジティブな記事を多く見つけることができると思います。

 

なので今回は、英語を人に教えたく"ない"ぼくが、あえて逆に「なぜ英語講師をやりたくない(やらない)のか?」を書いていこうと思います。

 

①責任を負いたくない

以前、受験英語の弊害についてブログ記事を書いた際、

 

「英語教えて」と言われたら快く引き受けます

 

的なことを書いたんですが、これはあくまでその場1回、またはごく短期的に"無料で"教える、という形に限っての話。

お金をちゃんともらって毎週やるというのは、(実はたま~に頼まれることがあるんですが)引き受けたことがありません

 

大きな理由は、ちゃんとやるとなるとちゃんとやらないといけないからです。

 

無料でその場限りでちょろっと教えるなら話は別ですが、人からお金をもらって教える以上は、何らかの結果・成果が出るところまで責任を持たないといけないわけで、それがすごく嫌なんですよね。

 

もちろん、そんなことまでちゃんと考えていない講師も一定数いるとは思いますが、自分は責任感が強めな人間なので、そういう考えはできません。。

 

「どんな仕事もそうだ!責任が生まれるのは当然じゃないか。それが仕事というものだ。けしからん!!」

 

と思った方もいるかと思いますが、ぼくは英語学習というのは、そういった堅苦しい考えの元で、思い詰めてやるものではないと思っていて、どちらかというと

 

たかが英語。できるようになったらちょっといいことあるかもしれないけど、別にできなくてもいい。好きで、続けられそうならやればいい。挫折してもいい。楽しいのかが最重要。

 

と考えているので「金をもらった以上は結果出しますよ!」というスタイルは全く向いていないんです。。

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②ライバルが強すぎる

日本における英語学習市場というのはめちゃくちゃ競争の激しい世界です。

 

どんどん新しいものが生まれては淘汰され、また生まれては淘汰され・・・を繰り返し、

  • 英語教材
  • 学習方法
  • 学習コミュニティ

など、あらゆるツールが最高レベルに到達していると感じます。

 

英語講師についてももちろんそうで、超人気講師と呼ばれる人がたくさんいるというのが現状です。

たとえば『世界一わかりやすい~』シリーズで有名な関正生先生とか。学生から大人の学習者まで、もうめちゃくちゃ人気です。

カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業

カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業

 

 

こういった凄腕講師がたくさんいるのが理由で、英語の授業・レッスン、その基準自体がなかり高いものとなっており、その中で満足のいくティーチングを提供するのはかなりの難易度だと言えます。

 

「そんな超人気講師と自分を比べなくてもいいんじゃないの・・・?」

 

と思った方もいるかもしれませんが、今はオンラインでどこにいても英語のレッスンがライブ、もしくはオンデマンドで受けられる時代です。

 

これは、超人気講師が無限の人数存在するのと同じ。

 

極端な話、ひとりの講師がほとんどの生徒を奪っていく・・・というのも技術上は可能なわけです。

 

そんな中で英語講師として十分なクオリティの授業を提供していくのは難しく、ましてや英語講師として頭角を現すのは正直「無理ゲー」でしょう。

 

あと完全に余談ですが、今書いたような「英語市場の競争の激しさ」を理解せずに高額な教材を出したり、塾をやろうとする人が結構いて、

 

「絶対失敗するでしょこれ」

 

と思うことがよくあります笑。

英語業界で食べていくのはそれ自体本当に難易度が高いんですよね。。

 

③高卒だから

これはものすごく単純な話なんですが、

 

誰も高卒から英語教わろうと思わないよねーーー!

 

というあれです笑。

 

自分は高卒で、他に目立った経歴もないんですよね。

 

英語講師として、教えていることに説得力を出す、また人気になるには、東大卒とか海外大学出身とか、

 

教える技術とは一見何も関係ないと思われる

 

とりあえずの目立った経歴がないと厳しい現状があります。

 

逆に考えると「この人すごそう」と人に思わせるような経歴を持っている方は、英語講師として、始める前からすでに大きなアドバンテージを持っていると言えるでしょう。

 

ブログのちょうど良さたるや。

この3つが理由で、ぼくはお金を取って人に英語を教える、ということはしたくありません。

 

でも、ブログやツイッターを通して勉強方法を人に提供する、というのは自分自身とても楽しく、これからも続けていきたいと考えています。

 

ブログやツイッターを通して勉強法などを提供するのは、有料で直接人に教えるのとは違い、上で挙げたようなデメリットが(ほぼ)ないんです。

 

確かに多くのライバルは存在しますが、それでも一定数の人は見てくれます。

 

何より理由①で挙げた責任感の問題がありません。

 

全く身も蓋もない言い方になってしまいますが、ブログで勉強方法を提供したぼくには、それを読んだ人の勉強成果は関係ないんです(暴)。

 

ちょっと待ってください。ちゃんと説明します。

 

これはぼくの持論なんですが、英語講師も自分の持っているノウハウを生徒に提供した後は、

 

「もう教えることは教えたから。あとは自分で何とかして!」

 

と丸投げしてあとは知らん!というスタイルが最も理想的なのではないか・・・と思うんです。

 

というのも、英語学習というのは"これ"という正解があるものではなく、できるようになるためには、色んな方法を試しながら試行錯誤を繰り返し、自分自身の答えを自分自身で見つけるしか道はないからです。

 

その証拠に、英語学習が成功した人の学習体験記を読むと、どの2人をとっても全く同じということがありません。

 

しかし、お金を取って教える以上はビジネスですから、

 

「絶対英語できるようにさせます!」

 

と言わなければいけないわけです。

 

正直言ってこれは傲慢以外の何物でもないですし、そもそもの話「嘘」です。

こういう「嘘」の構造に身を置きたくない、しかも好きでやってる英語で・・・というのが、自分が英語を教えたくない最も大きな理由なのかもしれません。

 

勘違いをしてもらいたくはないのですが、ブログには自分が考え抜いたことをさらにブラッシュアップして紹介しているつもりです。

ただ、結局最後はぶん投げて、あとはあなた次第!

 

・・・そういうスタイルが可能なブログ、この距離感がベストだなと思うわけです。

 

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