4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200,中国語検定2級を達成。最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。

大人になってからでも英語を習得するのは可能!むしろメリットが大きいですよって話。

21歳から勉強を始めて英語を習得したかずーい(@kazuui81)です。

 

大人になってから英語の勉強を始める方の中には、

 

「っていうかそもそもの話、大人になってから英語やってちゃんと身に付くもんなの?やっぱり英語って若い時からやってないとできるようにならないんじゃないの?」

 

と思っている人が結構多いのではないでしょうか?

 

大丈夫です!大人になってから英語を始めても、できるようになります!

 

いや、できるようになるどころか、大人の学習者だからこそのメリットもあるんです!

 

というわけで今回は、大人になってから英語を勉強しても全然習得可能ですよ!という話を、2つのメリットと共に書いていこうと思います。

 

ある年齢を過ぎると困難!?

「一定の年齢を過ぎると、語学の習得は難しくなる」

 

・・・こんなことをよく聞きますよね。

こういうウワサが「大人になったら英語ムリなんじゃね?」と不安になってしまう人を作りだしているのではないかと思います。

 

実際、"一定の年齢を過ぎたら語学の習得は困難"といのは、ある意味正解です。

しかし、ある意味で間違っています。

 

クリティカルエイジって?

クリティカルエイジって聞いたことありますか?

 

これは、理屈抜きで感覚的に物事を身に付けていくことができる限界の年齢のことを言います。

 

ちょっと難しくなってしまいましたが、要するに語学で言うと、

 

クリティカルエイジ=勉強しなくても、住んでいるだけでそこの地域の言葉を勝手に覚えてしまう限界の年齢

 

のことです。

 

で、これは具体的には13歳くらいだそうです。

つまり、13歳を超えると、英語にどんどん触れるだけでは勝手に覚えてくれないというわけです

 

(クリティカルエイジを含めた話は『バイリンガルは二重人格』という本がわかりやすいので興味のある方はぜひ読んでみてください)

バイリンガルは二重人格 (フォレスト2545新書)

バイリンガルは二重人格 (フォレスト2545新書)

 

 

理屈でカバー

「じゃあやっぱりムリなんじゃん!」

 

と思ったかもしれませんが、そういうわけではありません。

クリティカルエイジを過ぎたとしても、"理屈抜きで感覚的に"習得するのが困難になるだけです。

見方を変えれば、

 

大人になってからの英語の勉強は、理屈を大事にしてやればいい

 

というわけです。

 

巷では「聞き流すだけで英語ペラペラに!」みたいな教材が流行っていますが、クリティカルエイジを過ぎてしまったらそのような"感覚のみに頼った勉強"は実を結びません。

実際、ぼくの知ってる範囲でも、聞き流しだけで英語ができるようになった人は一人もいませんから。

 

しかし逆に、感覚のみではなく、理屈も込みで勉強して、英語ができるようになった大人は何人も知っています。

 

「じゃあ理屈って具体的には何?」

 

という話ですが、たとえば大人の学習者は、理屈で文法をしっかりと学ぶ必要があります。

「文法」と聞いてイヤ~なイメージを持った人もいると思いますが笑、『一億人の英文法』のような、独学でもしっかりと文法知識を身に付けることができるテキストが市販されています。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

 

また、『英語上達完全マップ』のような、大人の英語学習者を想定したハウツー本も出ています。

個人的には、数ある英語ハウツー本の中でもこの本がいちばん"理屈を大事にしている"という意味でまともであり、かなりおすすめです。

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法

 

 

このように、ちゃんとしたテキストを使ってちゃんと学んでいけば、大人になってから勉強しても英語はちゃんと習得できます。

 

メリット①:これまでの経験が役に立つ

大人になってからでも英語は習得可能どころか、大人の学習者だからこそのメリットもあるんです

 

大人の学習者が有利な点を2つ紹介します。

 

まず、なんといっても経験ですね。

 

仮に、ここに英語学習中の14歳の中学生がいたとして、

  • 頭の柔らかさ
  • 集中力

ではどう頑張ってもまぁ~勝てないでしょう。

 

でも、あなたにはこの中学生を圧倒的に上回る"経験"があります。

 

「英語に関係ない経験しかないけど・・・」

 

と思ったかもしれませんが、それでもいいんです!というかそれがいいんです!

 

たとえば、何か別の勉強に打ち込んだ経験があるなら、それは必ず英語学習にも活かせます。

どんな勉強でも、そのコツみたいな部分って共通すると思うんです。

 

また、

  • わからない時に調べるスキル
  • 知らないことを人に聞く時の質問力

このような技術も、経験を積んでいる大人の方が上手いです。

これらは細かいことですが、学習を進める上では大きなアドバンテージになりますよ。

スポンサーリンク

 

メリット②:大人には金と自由がある

子どもにはなくて大人にはあるもの・・・

 

それは金と自由です!!!

 

大人には金&自由のパワーがあるんです。

これは、英語学習を進める上でも有利です。

 

中高生の時はなかなか買えなかった参考書も、今ではポンポン買えちゃいますよね。

 

オンライン英会話なんかも、安い値段で英語のレッスンが受けられる・・・と話題にはなっていますが、月に6000~8000円くらいはかかるので、未成年にとっては親を説得するのがまずは関門になるでしょう。

仮にコスパ最強のDMM英会話でやったとしても、1日1レッスンで月5980円かかります。

(DMM英会話では今なら2回の無料体験レッスンをやっているのでぜひ試してみてください)

 

留学なんかはもっとそうで、何十万、場合によってはそれ以上の大金が必要です。こんなの大人パワーがないと無理ですよ。

 

「いやいや、裕福な家だったらいくらでも出せるよね?」

 

と思った方もいるかもしれません。

 

確かにその通りですが、お金があったとしても未成年の場合は親を説得するという関門があります。

いくら金がある家でも、親がそのテキストの価値を、オンライン英会話の価値を、留学の価値を理解しているとは限らないんです。

親って基本、理解不能なものには金を出しませんからね。

 

こう考えると、大人が持つ自由の力も大きいなと思います。

どこにどうお金や時間を使うのか、それを自由に決められるのが大人だからです。

 

ちなみに、

 

「大人でも金ない人いるよね」

 

と思った人。

 

その通りwww

自分もその一人ですw

 

一応、タダで英語を勉強する方法という記事を紹介しておきます。。

kazuuiword.hatenablog.com

 

子どもの英語教育にはデメリットも!

実は、「英語は小さい時から始めさえすれば万事OK」というわけでもないんです。

 

例を出します。

インターナショナルスクールってありますよね?

日本にあるのに、全部英語で教育をしてくれる学校のことです。

 

"インターナショナルスクール出身"と聞くと「みんな英語が堪能」というイメージがありますが、実際は英語ができなくてやめてしまうパターンもあると聞きました。

めちゃくちゃ高い学費と厳しい選抜試験がある学校がほとんどなので、失うコストは大きいですね。

 

ちなみに、インターナショナルスクールではありませんが、ぼくには子どもの頃に某夢の国の某ネズミのキャラクターの英語教材を無理やり見させられ、その後ず~~~っと英語が大嫌いになってしまった、という金持ちの家出身の友達がいます。

 

こういう人って、「自分は英語ができないんだ」という自己イメージが強烈にインプットされているので、大人になってからの英語の勉強も失敗する確率が高いんです。

子どもの時のイメージのインプットって超強烈ですよ。

 

とにかく、小さい時から英語をやってしまったがためにその後英語ができなくなるパターンもあるってことです。

 

まとめ:今日から始めよう!

大人になっても英語の勉強は全っっっ然できます!

むしろ大人になってから勉強するメリットもあるんですよ!

 

さぁ、もう「大人になったら英語習得ムリだから・・・」って言い訳して逃げられなくなりましたよ!笑

 

自信を持って、そして「できるようになる!」と信じてやっていきましょう。

 

ちなみに、中学レベルの英語を復習する最も効率的な方法については下記の記事で詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください!

中学レベルの英語を復習するのにおすすめの参考書と勉強法を徹底解説してみた

 

あと、今回記事に書いた話題についてもっと掘り下げたい方は、この手の話題を扱っている本だと『英語を学ぶのは40歳からがいい』という本が面白かったのでぜひ。

英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)

英語を学ぶのは40歳からがいい 3つの習慣で力がつく驚異の勉強法 (幻冬舎新書)

 

『英語の多動力』(堀江貴文著)のレビュー!普通の英語ハウツー本からは得られない内容です。

多動英語ブロガーのかずーい(@kazuui81)です!

 

ホリエモンの『英語の多動力』って本を読んだんですけど、これが最高でした。

 

「ほんとに良いことしか書いてないなぁ・・・」

 

と思ったので感想・レビューを書いていこうと思います!

 

英語の多動力

英語の多動力

 

 

中学英語でいい。ブロ ークンな英語のままでいい。どんどんネイティブと話すために外に出て行こう。それが英語の多動力だ。

『英語の多動力』より

 (以下、↑で示した部分は全て『英語の多動力』からの引用になります。)

 

『多動力』× 英語学習!?

2017年に出版され、大ベストセラーとなった『多動力』(ホリエモン著)という本があります。

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

 

 

この本は、タイトルにもなっている"多動力"について書かれた本です。

多動力とは、無理やり短くまとめて言うならば、

 

好奇心、興味の赴くままに次から次へと好きなことをハシゴしまくる力

 

のことで、まぁ要するにホリエモンみたいな人のことです。

 

で、1年ちょっと経って出た今回の『英語の多動力』は、『多動力』に英語学習のハウツーを混ぜて混ぜてごちゃ混ぜにしてハイできましたみたいな本になります。

・・・と言うと、ホリエモンが好きで本もよく読む方は、

 

「クソみたいな本になってそう」

 

と思ったかもしれませんwww

 

いや実際ぼくも読む前は半分そう思ってました。

 

でも、読んでみてビックリ。

ぼくは英語学習歴5年、英語学習ブログを書いて2年になりますが、そんなぼくから見ても目からウロコ落ちまくり。

マジで本質的なことしか書いてないですし、『多動力』と英語学習を上手い具合に掛け合わせた本に仕上がっちゃってます。

 

たとえばこの部分とか。

 

没頭、それは興味の赴くままに好きなことにハマることだ 。

英語であれば、例えば、発音にハマったり、文法にハマったりすることだ。学説的には 「バランスよく 」学ぶことが良いとされている。

でも、「バランスよく 」なんて面白くないからハマれない。発音がやりたいのに、やりたくない英単語の勉強をするとなると、100%だった情熱が一気に5 0%くらいに激減するだろう。

それでは楽しくないし、興味が薄れて学ぶこと自体をやめてしまう。

 

元祖『多動力』では、

  • 好きなことにとことんハマれ!
  • 何かに没頭しろ!

というようなことが書いてありました。

 

これにうまい具合に英語学習のコツが合わさっていますね。

 

『多動力』と英語学習、この2つの絶妙な化学反応、これが今回の『英語の多動力』の最大の魅力でしょう。

 

ちなみに、いま引用した部分、ほんとーによくわかります。

ぼくも以前「英語学習は4技能をバランスよく・・・てアホか!」みたいな記事を書きました。

kazuuiword.hatenablog.com

 

これに書いた内容と一致することが書いてあったので興奮しましたね。完っ全に同意です。

 

インタビューが充実

『英語の多動力』には、各章の間に合計で6人の関係者によるインタビューが掲載されています。

どの方も英語を使ってビジネスの第一線で活躍している人です。

 

元グーグル日本法人名誉会長

インターナショナルスクール理事長

セブ島の英会話スクール経営者

 

みたいな。

おそらく全員ホリエモンのコネなんでしょうね。すごい面々です。

 

"各章の間のコラム"と聞くと、普通は1ページにちょろっとおまけ程度に載っているものを想像するかと思いますが、『英語の多動力』のインタビューコラムはかなりがっつりと書かれていて、

 

「このコラムだけで十分この本買う価値あるよなぁ・・・」

 

というレベルです。

 

これだけの数の、英語に関わっている有識者のインタビューを一気に読める本は他にありませんよ。

 

ぼくが読んで特に面白かったのは『QQ English』というオンライン英会話&セブ島の語学スクールを展開している会社の創業者の藤岡頼光氏のコラムです。

 

野球をやっているんだったら、バッタ ーボックスに立って打たなければ面白くありません。英語はコミュニケ ーションツールです。外国人と喋らないと面白くならないんです。日本人は腕立て伏せや腹筋ばかりやっているから、つまらないんです。

藤岡頼光(QQ English創業者)

 

その通りですね。

日本人の英語学習者はインプットばかりが多くてアウトプットが圧倒的に足りていない人が多いと思います。

 

あと、藤岡社長が考える

 

今、やらなければならない3つのこと

 

は本当に納得&感心しました。

ひとつは「アジアの熱気を肌で感じる」

現在ものすごい勢いで成長しているアジアの国々を実際に訪れてみろ・・・ということなんですが、これは大事だと思いますね。

長い目で見ると日本よりもアジアの別の国の方が成長の伸びしろは大きいですから。

(あと2つについてはご自身で確認を!)

 

ちなみに、この藤岡社長という人はホリエモンのYoutubeチャンネル『ホリエモンチャンネル』にも出演されていて、これがまた面白いのでぜひ視聴してみてください。


堀江貴文のQ&A「中国マーケットを狙え!?」〜vol.876〜

 

みんな苦労している

インタビューコラムを一通り読んでみて思ったのが、

 

いま英語を使って成功している第一線のビジネスパーソンでも、成功の過程で必ず大きな苦労をしている

 

ということです。

 

めっちゃ苦労してるんだけど、でも頑張ったらなんとかなった。

 

そういう文章を読むとモチベーションがすごく上がります。

 

語学、言語は絶対時間数なんです。

英語に自分がどのくらい接しているのかということなんです。これは明らかな科学的デ ータですし、語学の学習には魔法の粉なんてないんですよ。

坪谷ニュウエル郁子(東京インターナショナルスクール理事長)

 

やる気出ます。

スポンサーリンク

 

その他共感した部分

英語が得意だから外資系・・・は実は損する

英語力を磨いて外資系に転職するという人がいるが、レアな人材になりたいのなら、日本企業でもいい。

外資系にはあなたよりも前から英語を勉強していて、英語で仕事をしている人が多いからだ。

そんなところに入って、レベルの高い仕事を手中に収めるのは極めて競争が激しい。それなら、日本の会社に入り、英語で他の社員よりも抜きん出た存在になるほうが、あなたの価値は上がる。

 

これも完全に同意。

以前ぼくも「外資系以外にも英語活かせる仕事いくらでもあるよ!」という記事を書きました。

kazuuiword.hatenablog.com

 

外資系みたいな英語お化けがうじゃうじゃいるようなところにわざわざ行かないで、「英語が必要とされているけれど英語ができる人が不足している職場」を探すのがいちばんなんですよ。

そうすることで自分の価値を最大化できます。

 

「できる理由」から考えろ!

突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。物事を〝できない理由 〟から考えるのか、それとも〝できる理由 〟から考えるのか。

 

もしあなたが 「英語ができないから、外国人と話す仕事なんて探さない 」と決め込んでいるなら、それはいけない。

 

一度も触ったことのないソフトや、知らないプログラム言語を使わなければいけない仕事のオファ ーが来ても、僕は「できます!」と明るく言い放った。そして後から必死に猛勉強して仕事を完遂してきたのだ。

 

ずっと「自分英語できません」って言っていると、いくら英語力が上がったとしても、周りから見た"英語できる人"にはなれないんです。

英語学習って、できるようになればなるほど「自分の実力ってまだまだだな・・・」と思うようになるものです。

 

自分で心の底から納得して「英語マスターした!」と言える日なんて絶対に来ません。

 

なので、とりあえず「自分英語できます!」って周りに言っちゃうのがいちばんなんですよね。

 

ぼくも、仕事で「中国語できる?」と聞かれて、全然できないのに「できます」と言ってしまったのが2年前。

そこからそのギャップを埋めるために必死で頑張って、2年後のいま、ビジネスで使えるくらいのレベルになりました。

 

実力をつけてから勝負・・・ではなくて、とりあえずアピールして、後から実力がついてくるというのが最も効率良く成長できますし、より大きなチャンスをつかめますね。

 

まとめ

というわけで今回はホリエモンの『英語の多動力』を英検1級・TOEIC900点のぼくがレビューしてみました。

 

『多動力』をはじめとする今までの堀江氏の著作に、英語学習のエッセンスが見事に加えられていて、

  • ホリエモンの本
  • 英語学習

どちらも好きな自分にとっては最高の本でしたね。

 

もちろん、どちらか1つのみが好きだ・・・という人にもこの本はおすすめです。

普段得ることのできない視点を持てるようになるでしょう。

英語の多動力

英語の多動力

 

 

おすすめ関連記事

個人的にホリエモンの本の中で圧倒的におすすめなのは『本音で生きる』という本です。この本が最もホリエモンの思想を濃縮させている感があります。

レビュー記事はこちらから。

kazuuiword.hatenablog.com

タダで英語を勉強する方法を英検1級の無職が教えます。この方法ならお金がかからず無料!

英検1級・TOEIC900点ニートのかずーい(@kazuui81)です。

 

「タダで英語を勉強する方法があればいいのになぁ~」

 

みたいな都合の良いことを考えているあなた!

 

あ・り・ま・す!

 

タダで!無料で!英語を勉強する方法があります!

 

というわけで今回は、独学でしかも留学も一切せずに自分の力だけで英検1級を取った金のない無職の自分が、タダで英語を勉強する方法を3つ紹介していこうと思います

 

①外国人の恋人を作る

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180820002645j:plain

 

いきなりゲスいですが、タダで英語を勉強したかったら外国人の彼氏・彼女を作ってしまうのがいちばんですよ。

 

日本語ができない外国人の恋人を作れば、コミュニケーションはだいたい英語になると思うので、付き合っているうちにどんどん上達していきます。

できればネイティブ、それか非ネイティブでも英語が得意な人を恋人にして教えてもらいましょう。

 

もちろん、本当に好きな人と付き合うというのは大前提ですよ。英語のために恋人作ったら、ぼくはちょっとだけ尊敬しますが、普通に考えたら人格どうかしてますw

 

  • 外国人の友達作ればいいじゃん
  • 言語交換でよくね?

 

と思った方もいるかもしれませんが、友達ではダメです

 

理由は、友達だとモチベーションが湧きにくいから。

 

相手が恋人なら「なんとかして相手と円滑なコミュニケーションが取りたい!」と必死になりますよね?

その必死さがそのままモチベーションになるわけです。

 

実際、ぼくが観察する限りでも外国人の恋人ができた人の成長スピードはすごいです。

みんなあっと言う間に上達していきます。上達しないのは、相手が日本語堪能なパターンですね。

 

ちなみに、言語交換についても、同じく必死さがないという理由でダメです。

というか、そもそも言語交換自体があんまりおすすめできるものではありません。

(理由は下記の記事に詳しく書きました。)

kazuuiword.hatenablog.com

 

あ、あと一応ですが、

 

「彼氏・彼女でもタダで英語教えてくれるとは限らなくね?」

 

と思った方。それは恋人とは呼びません。

彼氏彼女の定義が世間一般の人とずれている可能性があります。普段自分がカレシ・カノジョと呼んでいる人に頻繁に金品を渡し続けていないか確認するのをおすすめします。

 

それと、

 

「恋人作るのにも金がかかるからタダじゃねーじゃん」

 

と思った人は思考停止だと思います。

ぼくはわかりませんが、タダで外国人の恋人を作る方法を考えてください。

たとえばの話ですが、街で1000人くらいに声をかければ、見た目がよければ1人くらい付き合ってくれるのではないでしょうか。いや、やっぱりやめた方が良さそうですね。

スポンサーリンク

 

②外人に話しかける

外国人に話かけてみるのもタダで勉強する方法のひとつです。

 

空港や観光地が狙い目です。

 

適当に話かけてみてあわよくば友達になっちゃいましょう。

 

ただ、いきなり見知らぬ人に声をかけられるのが嫌だと言う人もか~なり多いので、そこはよく考えて実践するようにしてください。

 

・・・と一応は建前上言ったのですが、結構普通に話しかけてしまっていいのではないかと思います。

 

最近みんなここら辺気にしすぎですよ。マジで。

 

景色の良い観光地で

  • きれいですね It's beautiful, isn't it?

みたいな簡単なフレーズで話かけてみればオッケーです。

 

それで、

 

「お、おう。」

 

とか

 

「そうだね(苦笑い)」

 

みたいな反応だったらウザがられているので引けばいいわけです。

 

家族連れとか、大人数でワイワイやっている人は邪魔されたくないと思っているので、単身で旅行に来ているヒマそうなバックパッカーがいいと思います。

 

一応もう一度注意しておきますが、ほどほどにしてくださいね。

 

③人に頼ってみる

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180820010024p:plain

 

ほんとーにお金がなくて、それでもどうしても英語が勉強したかったら、プライドを捨てて人に色々と頼ってみればいいんじゃないでしょうか?

 

たとえば、英語なんか参考書・テキストを買って挫折する人が山ほどいるので、

 

「英語のテキスト余ってたら自分にくれ!」

 

と言ってまわれば誰かしらくれるでしょう。

 

ツイッターアカウントを作って英語やってそうな人に絡んで、頼んでみるのも一つの手だと思います。

 

また、誰かから英語を教わりたいという場合でも、

 

「本当に英語が勉強したいんだけど金が全くない。頼むから自分にタダで英語を教えてくれ。」

 

と毎日言い続ければ、さすがに全く無視されるということはないでしょう。

何人にも頼み込めば誰かほんとうにタダで教えてくれるかもしれませんよ。

 

ちなみに、仮にぼく自身がこういう人に教えてくれと頼まれたら、最初は無視しますが、あまりにしつこければ、

 

「英語を教えることはできないけれど、勉強の相談くらいなら乗ってもいいですよ」

 

となるかもしれません。

この記事を読んでいる人の相談には乗りませんよw

いやわからないですけど。

 

ん~、なんか、こういう風に考えるとあらゆる勉強手段がタダでできるような気がしてきて、ちょっとルール違反の「それ言い出したら何でもタダじゃん」感ありますね。

でもまぁ、参考書もらったりちょっと教えてもらうことくらいまでならかなり現実的でしょう。

 

ただ実際、金がめっちゃかかる留学とかでも、たとえばクラウドファンディングで、

 

「留学費用出してください!出してくれた人には現地のレポート送ります。」

 

みたいに募集をかけたらタダでいけるかもしれません。

 

やっぱりそう考えると全部タダでいけるのかもしれませんね・・・。

 

ネット上の教材を使うのは微妙!?

「英語 無料教材」とかでググったり、Youtubeで検索すればタダで手に入る教材がいくらでも出てきます。

このような、ネット上で手に入る無料学習ツールを使うのもひとつの手ですが、あえてこれを4つ目の手段にしなかったのには理由があります。

 

というのも、無料学習ツールって正直ビミョーだからです。

 

 いや、確かに使えるのもあるんですけど、

 

「それなら本屋で1000円とか2000円出して普通のテキスト買った方がよくね?」

 

という場合がほとんどです。というかぼくの経験上は100パーそうです。

 

学校の英語の授業なんていらない!自習した方が全然マシ!独学ペラペラからの新提案。

 

という記事では『一億人の英文法』『瞬間英作文』の2冊で全部できるようになるよ!と書きました。

 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

 

 

この2冊でだいたい4000円弱くらいです。

 

タダで勉強するのと比べれば当然高いんですが、このような質の良いテキストを使って勉強した方が圧倒的に早く上達するので、タダの方がむしろ割りに合いません

 

だいたい初心者レベルで、ネット上の無料テキストの活用を考えている人は、多少お金がかかっても市販のテキストを使った方が最終的にはトクですよ。

 

中上級者は別!

「ネット上の教材はビミョー」と書いたんですが、実はぼく自身はほとんどネットでしか勉強してません(!?)

 

どうやって勉強しているのかというと、TIMEなどの英字新聞を閲覧したり、Youtubeで適当に好きな動画を英語でそのまま見ています。

 

もうおわかりだと思いますが、これって学習者向けの教材ではなく、ネイティブが普通に見て楽しむためのコンテンツです。

 

もし、このようなコンテンツを普通に楽しむくらいの英語力があれば、ネットで勉強するのが最も効果的な勉強方法になります。

 

ただ、やっぱり結構な英語力を要するので多くの人にとって厳しいでしょう。

CNNみたいなアメリカのニュースを楽しめるようになるには、TOEIC830点を取ってから頑張っても1年はかかります。

 

無料で使えるネットコンテンツと言うと、いつも話題に上がるのがTEDですが、

 

www.ted.com

(TEDのサイトでは無料で英語のプレゼンが聞き放題なのだ。)

 

これを使って英語の勉強をするにはTOEIC900点は必要だと思います。

それ以下でもできることはできると思いますが、めちゃくちゃ時間がかかって効率が悪くなってしまうでしょう。やはりこのレベルの人は素直に市販の教材を使った方がいいですね。

 

まとめ:タダより高いものはない

というわけで、

  • 外人の恋人を作る
  • 街で外人に話しかける
  • 人に頼み込む

この3つが英語をタダで勉強する方法です。

 

どれもうまくいけばちゃんと英語力がついていきます。これは自信を持って言えます。ちゃんと上達します。

 

が!

 

冷静に見ると、普通に金出して勉強するよりも色々と超えなければいけないハードルがありますね。

 

お金を出してオンライン英会話を受けるのよりも恋人を作る方が難しいですし、道で話しかけるのも外に出る手間がかかる上に話せるかは運です。人に頼むのもプライドを捨てなければいけません。

 

「タダより高いものはない」と言いますが、その通りなのかもしれませんね。。

 

ちなみに、月に5980円払う経済力があれば、オンライン英会話をやるのはコスパかなり良いですよ。恋人を作らなくても、道で話しかけなくても、毎日英会話ができます。

 

個人的におすすめなのは大手のDMM英会話です(1日1レッスンプランが月5980円)。無料体験レッスンが2回受けられるので、ぜひ試してみてください!

 

おすすめ関連記事

読むだけで英語の勉強方法がわかるおすすめのハウツー本3冊はこちらの記事にまとめました。

kazuuiword.hatenablog.com

 

記事中では中上級者向けのオンライン学習ツールとしてTEDを話題に挙げましたが、ある程度できる方ならWikipediaを使うのもおすすめです。

詳しい勉強法はこちらの記事から。

kazuuiword.hatenablog.com

27歳無職がコスパの良い趣味を5つ紹介していきますよ。

27歳無職ニートのかずーい(@kazuui81)です。

 

無職ニート期間をいかに有意義なものにするかは、趣味が充実しているのかに結構かかっている気がします。

無職って時間が腐るほどありますからね。

再就職を狙うなら忙しいかもしれませんが、ぼくみたいにとりあえず何もする予定がないニートは、何か趣味で時間をつぶしていかないとヒマでヒマで仕方ありません。

 

でも、無職にとって

  • ゴルフ
  • 釣り
  • キャンプ
  • 飲酒

みたいな金のかかる趣味は絶対ナシですw

 

しかも、どうせ時間を使うなら自分のためになることがしたい・・・!と思ってしまいます。

 

そんな感じで、

  1. お金がかからず
  2. ためになる

要するにコスパの良い趣味を考えていった結果、5つ「これだ!」というものに絞れたので、今回はそれらを紹介していこうと思います。

 

①語学

語学は最強コスパだと思います。

 

  • フランス料理が好きだからフランス語
  • 韓国アイドルが好きだから韓国語
  • ヨーグルトが好きだからブルガリア語

 

・・・まぁなんでもいいんですが、コスパの"パフォーパンス"の方を考えるとやっぱり英語がベストです。

 

「英語勉強するって金かかりそうだけど・・・」

 

と思った方がいるかもしれませんが、おそらくそういう人は留学とか駅前の語学スクールを想像しているのではないでしょうか?

 

実は、お金をかけなくても、安くてかつ質の良い参考書がいくらでも出ているので、それらを使えば全然問題なく独学できます。

 

たとえば、『中学3年間の英語を10時間で復習する本』を使えば、この1冊だけで中学校レベルの英語を全て復習することができます。

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

 

 

この本1冊をやるのには1ヵ月くらいかかると思うので、

  • 2000円以下の本1冊で
  • 1ヵ月で
  • 中学英語を全復習できる

ということになります。

 

つぶせる時間と費用・効果を考えるとか~なり良い感じじゃないですか?

 

(参考記事)

中学レベルの英語を復習するのにおすすめの参考書と勉強法を徹底解説してみた

 

オンライン英会話はコスパ良すぎ!

オンライン英会話を利用するのも良いでしょう。

オンライン英会話とは、スカイプなどを通してネット上で受けられる英語のレッスンです。

 

英語ネイティブのレッスンを受けると1時間2000円とか3000円とかするのでコスパ微妙ですが、DMM英会話のような非ネイティブのレッスンなら、格安で受けることができます

DMM英会話だと、1日1レッスン毎日受けても月5980円(税込)というプランがあります(2018年8月現在)。

 

毎日受けたら1レッスンあたり200円です。

非ネイティブと言っても、よっっっっっぽど英語ができる人以外はネイティブのレッスンを受けるのと対して変わらないので、ほとんどの人にとって十分な効果が期待できるでしょう。

 

ちなみに、いまあなたが無職なら絶対に英語を勉強すべきだと思います。詳しい理由については下記の記事をぜひお読みください。

無職は絶対に英語を勉強した方がいいと思う3つの理由を英語ペラペラのニートが語る。

 

②ブログ

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180818231650j:plain

 

ブログを書いてみるのもおすすめです。

 

まず、費用ですが、無料でブログを書けるサービスがいくらでもあります。

いまぼくがこのブログのために使っている"はてなブログ"も、無料のプランがあります。

より快適に使える有料版にしても、月600円とかでできます(はてなブログの場合)。

 

費用についてはほぼゼロだと考えて大丈夫なレベルですね。

 

「いやブログなんて書いて何の得になるの?」

 

と思った方もいるかもしれませんが、これが結構いいんですよ、ブログ。

 

まず、継続して書くことで嫌でも文章力がついてきます。

普段生活していて、文章力って結構大事です。

たとえば、ぼくなんか書くのにはかなり慣れているので、仕事でのメールや報告書はあっという間に書けちゃいます。

まぁ無職なのでそんな場面ないんですけどね。

 

ふざけてしまいましたが、真面目な話、文章が書けるってかなりのスキルですよ

実際どんな仕事でも役に立つと思いますし、極端な話そのままライターとしてやっていける可能性もあります。

 

お金が稼げる(かも)

ブログにある程度アクセスが集まれば、広告を貼って小銭稼ぎができる可能性もあるんです。

 

このブログにもGoogleの広告を貼っていて、規約上詳しい金額は言えないんですが、毎日500円~700円くらいチャリンチャリンとお金が入っています。

700円とか入ったらぼくにとっては1日の食費です。とにかく無職には嬉しいですね。

 

「そんなにうまくいくわけない」

 

と思いましたか?

 

正解ですw

 

実際、1ヵ月1000円稼ぐのもめっちゃ難しいです。

ぼくも自分自身マジでたまたまだと思ってます。この先激減することも全然あり得るでしょう。

 

でもまぁ、趣味でやってほんのちょっとでも小銭が入ったら嬉しいですよ。

さっきも書きましたが、ブログを始めるだけなら無料なので、ぜひとりあえず始めてみて1記事でも2記事でも書いてみてください。

 

③料理

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180819122605j:plain

 

料理もいいですね。

よっぽど金をかけて作らない限り、外食に比べて自炊の方が安く済むので、料理を趣味にして自炊の割合を増やしていけば、大きな節約になります

 

料理は、金がかからないどころか「やればやるほど金が貯まる趣味」と言ってもいいですね。

 

それに、続ければ料理スキルもどんどん上がっていきます。

料理スキルが上がれば単純に普段食うメシがどんどん美味くなっていくので生活の満足度が上がります。同居人がいれば感謝される存在にもなるでしょう。

コストだけではなく、パフォーマンス面でも優れていると言えますね。

 

ただ、

  • 料理とかめんどくさい
  • 料理は苦手
  • 料理は嫌いだ

 

そういう人もいるかもしれません。

 

まず、「めんどくさい」という人は料理に対するハードルを自分で高くしているのではないでしょうか?

創作料理を作るとか、仕込みに時間がかかる料理とか、高度な包丁さばきが必要な料理とか・・・。

 

でも、まずは簡単なものから始めていけばいいんですよ。

 

たとえば、"もやしニラミックス"みたいなカット済みの野菜をコンビニで買ってきてそれを洗って、

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180818223016j:plain

 

フライパンで炒めてめんつゆと塩をかけて完成。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180818223115j:plain

 

みたいな。

 

あと、料理が「苦手だ」「嫌いだ」という人は、騙されたと思って『世界一美味しい煮卵の作り方』という本を買ってこの本のレシピ通りに1品何か作ってみてください。

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

世界一美味しい煮卵の作り方 家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ (光文社新書)

 

 

『世界一美味しい煮卵の作り方』は、

  • 作るのが簡単
  • おいしい
  • 材料が全て普通のスーパーで手に入る

そんなレシピだけが紹介されている本です。

すべての料理が1人分で書かれているのもわかりやすいです。2人前とか4人前で書かれているレシピ本は多いですからね。

 

これを見ながら、そのままその通り作れば苦手な人でも絶対作れます。

1品何かおいしいのができれば、料理が嫌いな人も好きになるかもしれません。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180818223212j:plain

(122ページの"激安もやしお好み焼き"はうまかった。ビールから溢れ出る底辺感。)

 

④散歩

散歩は道さえあればお金が一切かからないので最高です。

服と靴は買ったほうがいいと思いますけどね。

 

運動になるので健康になれるのはもちろん、散歩のようなリズム運動は脳の前頭葉というよくわからないですけど大事なところが活性化するので、頭の働きも良くなるらしいです。

 

特に家にひきもこりがちな人は散歩を趣味にすると外に出るようになるのでいいと思います。

 

⑤筋トレ

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180818221917j:plain

 

筋トレもコスパ良くておすすめです。

 

ぼくも結構やっていますが、筋トレをすると体つきが変わるだけでなく、思考も前向きになってすべてがうまくいくような気分になってきてかなりいい感じです。

 

最近はジムに行って筋トレするのが流行っていますが、ぼくがおすすめするのは自宅で自重系のトレーニングを行うことです。

※自重系トレーニング・・・腕立て伏せなど、自分の体重のみで負荷をかけるトレーニングのこと

 

ジムに行って全営業時間使えるプランにしても、だいたい1ヵ月6000円~15000円くらいなので、

 

「ジム行っても全然安いじゃん!」

 

と思う方も結構いるかもしれませんが、毎月毎月1万円前後のお金がなくなっていくのは、いざ払い始めると結構大きいです。

それに、ジムに行くまでの時間的・心理的コストもあるので、自宅で行えるならそれに越したことはないでしょう。

 

参考までに、ぼくが実際にやっているのは、ぶら下がり健康器腹筋ローラーを使ってのトレーニングです。

 

 

2つ買って1万円前後(購入前に必ずご自身で価格の確認を!)です。

高いと思う人もいるかもしれませんが、毎月毎月ジムに1万円払うよりは全然安いですよね?

 

ぶら下がり健康器ではひたすら懸垂をします。

懸垂をすることで背中の筋肉や、腕の筋肉を鍛えることができます。

また、ぼく自身やってみた感じ、バランス感覚なんかも養うことができると感じましたね。

 

腹筋ローラーでは、名前からもわかる通り腹筋を鍛えることができますが、実はその他にも腕や腰の筋肉も強化できます。

 

この2つを基本とした上で、あとは

  • 腕立て伏せ
  • スクワット

などの自重系のトレーニングをしていきましょう。

 

自重系のやり方は、『メトロンブログ』というYoutubeチャンネルの動画を見るのがおすすめです。

 


胸を大きくする3分間6種類の最強自重胸トレメニュー!【効かない訳が無いトレ】大胸筋トレーニング 筋トレ

 

自重系のトレーニング方法がわかりやすく説明されています。

いま貼ったのは腕立て伏せのやり方ですが、他にもスクワットなどのバージョンもあるのでぜひチェックしてみてください。

 

まとめ

というわけで27歳無職のぼくがコスパの良い趣味を5つ紹介してみました。

どれも簡単に始められる趣味ばかりなのでぜひやってみてください!

 

ちなみに、このブログでは英語や中国語の勉強法について、3ヵ国語を話せるぼくが詳しく紹介しています。

英語学習に関する記事はこちらから、中国語学習についてはこちらから一覧を見ていただくことができます。

興味のある方はぜひのぞいてみてください!

無職は絶対に英語を勉強した方がいいと思う3つの理由を英語ペラペラのニートが語る。

英語ペラペラニートのかずーい(@kazuui81)です。

 

ぼくは今月から仕事がなくなってしまい、無職ニートと化したのですが、特に不安感などはなく、楽観的に楽しく暮らしています。

いくつもの原因が重なって楽しく暮らせていると思うんですが、中でも大きいのが英語の存在だなと感じるんです。

英語ができると次の仕事に対して謎の安心感がありますし、毎日の英語の勉強が単純に楽しいんです。

 

現在、ぼくは無職のくせに英検1級でTOEICでは980点(あと10点で満点)、英語ペラペラでさらに上を目指すべく勉強中です。

今回はそんなぼくが無職ニートが英語を勉強すべき理由を3つ、熱く語っていこうと思います。

 

①次の仕事へのプラス材料になる

英語ができるようになると、次にまた就職なりなんなりで働くことになった際に、有利に働く可能性があります。

 

実際ぼく自身、前の前の仕事に就く前は高卒職歴ほぼなしの「こんなやつ誰が雇うんだ」状態ヤッホー人生楽しいね!だったんですが、外国人の相手をしそうな職場の派遣社員に応募したら1社目で採用されました

 

「この先どうしようか・・・」

 

と結構真剣に悩んでいたので、一瞬でニート脱出できたのは自分自身あっけにとられた感じでしたね。

 

詳しい採用理由は聞けなかったんですが、英語ができるというのがかなり大きかったようです。

働いてみて、人手が不足していた感じは全くありませんでしたし、ブラック企業でもありませんでした。ただ、英語が必要な職場なのに英語ができる人が皆無で、かなり大変だったのはすぐにわかりましたね。

やっぱりどう考えても自分が採用されたのは英語ペラペラが理由だったとしか思えません。

 

そんなにできなくても大丈夫

 

「いやいやいや、お前その時点ですでに英語かなりできたんでしょ?相当な英語力がないと英語を使う仕事なんてできるわけがない!そんなんで無職は英語勉強しろだなんていくらなんでも暴論すぎるわニート就職しろ!」

 

そんな声が聞こえてきそうです。一理ありますがそうでもないと思います。

 

まず、"英語を使う仕事"と言うと、通訳者だとか外資系勤務とかそういう「ザ・英語を使うジョブ」を想像する人が多いと思うんですが、もっと柔軟に考えれば選択肢はいくらでもあります。

 

極端な話、スーパーのレジ打ちのバイトでもたまに外国人が来るならそれは立派な"英語を使う仕事"なんです。

 

(参考記事。柔軟に考えればいくらでも英語ジョブはありますよという内容です。)

kazuuiword.hatenablog.com

 

こういう風に柔軟に考えると、「実は英語を必要としているけれども、その職場には全くできない人しかいない仕事」って意外とあります。

 

こういう所を狙えば、ちょっと英語かじってます程度の実力でも、採用する側としてはかなり嬉しいわけです。

 

努力家である証明にもなる!

日本人って、英語ができる人に対する尊敬の念がハンパないです。

 

「自分で勉強して英語がきるようになりました」

 

と言うと

  • すごい!
  • 努力家なんですね!
  • そんな人周りにいない!

などなど、いきなりめっちゃ褒めてくれます。

 

たまたま英語が好きで楽しく勉強してできるようになったぼくとしては、正直オイシすぎます。。

 

就職面接の際も、「勉強して英語を習得した」と言うと、企業側は放っておいても勝手に勉強してくれる努力家だと判断してくれます。

 

・・・このように、英語ができると次のステップに進む際にそれがさまざまな面でプラスに働くわけです。

スポンサーリンク

 

②勉強自体が生きがいになる

ひとつ前では、英語ができるようになると次のステップで有利に働く、と言いました。

「ちょっと英語ができる」程度でも十分・・・と書いたのですが、それでもやはりこれはある程度勉強してからの話です。

 

「やっぱり大変そうだし英語の勉強はパス・・・」

 

そう思ってしまった人もいるかもしれません。

 

でも、ちょっと待ってください!

 

実は、無職にとって英語の勉強は、始めるだけでメリットがあるんです。

 

一言で無職と言っても、人によって状況は色々だというのはわかっています。

が、無職になった途端に急にやることがなくなってしまい、何もしていない日々が続いた結果無気力になってしまう・・・というパターンはよくあるのではないかと思うんです。

これといった趣味がなく、「仕事しかしてない!」みたいな感じだった人には特に多いでしょう。

 

そんな人に、英語学習は生きがいを与えてくれるかもしれません。

 

ひとつ前で書いた通り、英語学習をすることは「次への希望」になります。

英語を勉強することで「自分は次のステップに向かって着実に進んでいる」と思えるわけです。

 

これが他の趣味、たとえばラーメン屋めぐりだったらどうでしょうか?

ラーメン食べまくりで最高かもしれませんが、次への希望を前提とした生きがいにはなりませんよね。

もちろんラーメンに詳しくなってブロガーやYoutuberになる道はあるかもしれませんが、英語を使った仕事と比べると現実感がないですよね。

ずっと続けていれば間違いなく健康も害するでしょう。

 

英語は自由へのチケットである

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180817161716j:plain

まぁラーメン屋めぐりは極端で例として挙げたのはズルかったかもしれませんが、それでも他の趣味と比べて英語学習は次への希望という意味で特別だなと思います。

 

英語ができるようになればなるほど、コミュニケーションが取れる人間の数が世界レベルでどんどん増えていきます。

手に入れる情報の範囲も広がります。ツイッターなどのSNSで英語でそのまま情報を手に入れることができます。

 

日本語だけで生活していて手に入る情報に加え、海外からの情報を得ることで、多角的な視点を手に入れられるのは大きなメリットです。

 

それでなくても無職になると閉塞感が増し、物事を一面的にとらえてしまいがちです。

 

英語を勉強し、海外の情報に多く触れることは、そういった閉塞感を打開し、自由な視点を手に入れるためのチケットなんです。

 

英語を勉強しながら、英語ができてより自由になった自分を大いに想像しましょう。妄想しましょう。

 

現実逃避と言われても・・・

「無職ニートは勉強しよう」

 

みたいな話になると絶対に出てくるのが、

 

「それは現実逃避でしかない!さっさと次の仕事をみつけろニート!」

 

って言ってくるヤツです。

 

いや~ウザい。マジでウザい。

 

こういうこと言う人って、普段やってる仕事がよっぽどつまらなくて、ストレスまみれなんでしょうね。それで他人も苦労しろっていう負の怨念をひしひしと感じます。迷惑でしかない。

 

とりあえず今何らかの手段で生活できているなら、現実逃避でもなんでもいいのではないでしょうか?

 

いま書いた通り、英語学習には希望があります。

それによってメンタル的に安定する部分もあるでしょう。

 

「勉強は現実逃避でしかないから、英語に興味はあるけど就活しよう・・・」

 

ってもうなんか暗い未来しか想像できなくないですか?

 

無職にとって最も大事なのはまず精神面での安定なのではないでしょうか。

 

③無職は留学しやすい

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180817163922j:plain

 

無職は時間があるので、お金があるなら留学も簡単に行けちゃいます。

 

日本の会社というのはまとまった期間の休みが取りにくいので、普通に働いていれば

 

「1ヵ月アメリカ行ってきます」

 

みたいなのはまず許されないでしょう。

 

もしもあなたが「留学したいかも」と思っているなら、無職のうちに留学に行かないともったいないです。

 

お金がない人は・・・

ただ、やはりネックになるのは費用の問題でしょう。

無職期間は、誰でも節約生活に入ると思います。仮に貯金がある程度あったとしても、留学で大金を一度に使うのは避けたいですよね。

 

費用が比較的安いと言われるフィリピン留学でも、1ヵ月行けば約29万円の費用がかかるそうです。これは痛い・・・。

 

お金をかけたくない人は独学するしかないと思いますが、幸い市販の英語の参考書でも安価で質の良いものがいくつも出ているので、お金をかけなくても十分勉強できます。

実際、ぼくは一度も留学しないどころか英語圏に行った経験すらなしに英検1級を取りました。

 

ちなみに、市販されているテキストで最もコスパが良いのは何か・・・と聞かれたらぼくはNHKのラジオ講座だと即答します。

 

種類もかなり豊富なので、絶対に自分のレベルに合った1冊が見つかると思います。

(レベル別にNHK講座を紹介した記事を書いたのでぜひこちらも合わせてお読みください)

kazuuiword.hatenablog.com

 

余裕がない人は仕事しながらで

というわけで無職が英語を勉強すべきである理由を3つ紹介してみました。

最後に全てをくつがえすわけではないんですが、これらは基本的に

  • 最低限生活できるだけのお金
  • 継続して勉強するだけの精神的余裕

の2つがある人に限られます。

 

全くお金に余裕がないという人は、最優先事項は再就職で、バイトでもなんでもいいので仕事をしながら勉強した方がいいでしょう。

 

どうしても留学したいからといって、

  • 大きな借金をして留学を強行したり
  • (結婚していて子どももいて)家族に反対されながら英語の勉強に集中する・・・

みたいなのは、リスクとコストを考えると釣り合わないです。

 

今回ぼくが書いたのは、

 

「無職になって暇だしなんかしたいなぁ」

 

くらいの割と切羽詰まってない人が主な対象です。

 

無職は英検・TOEICを受けよう

再就職する際に、

 

「英語を半年勉強していました」

 

みたいなことを言ったところで何の意味もありません。

 

やっぱり、英検やTOEICなどの資格試験を取得していないとアピールにはならないでしょう。

 

英検のおすすめの級はこちらの記事、

kazuuiword.hatenablog.com

 

TOEIC受験のメリットについてはこちらの記事に詳しく書きましたのでぜひお読みください。

kazuuiword.hatenablog.com

NHKラジオの中国語講座をレベル・難易度別に紹介します!どれがおすすめ?

中国語検定2級のかずーい(@kazuui81)です!

 

「中国語を勉強したいけど、どの教材を使って勉強すればいいのかわからない!」

 

そういう人には、「NHKのラジオ講座はどう?」とすすめるようにしています。

 

NHKのラジオ講座を使うのにはたくさんのメリットがあるんです。

 

まず、お金をあまりかけずに中国語レッスンを聞くことができます。

NHKのテキストはどれもだいたい500円か高くても1000円以下で買えます。ラジオを聞くのはタダですし、音声CDを買ったとしても1500~2000円程度。

語学スクールに行くのと比べるとほぼお金がかからないと言ってもいいくらいです。

 

また、NHK講座の中国語はクセがなく、お手本のような文章なので、学習効果が高いです。

中国語検定2級のぼくから見ても、他の普通の参考書よりも例文のクオリティが高いなと感じます。さすが語学講座を何十年もやってきたNHK・・・という感じですね。

 

NHKラジオの中国語講座は全部で3つあります(2018年前期現在)。

今回は、これら3つの講座すべてについて、

  • レベル・難易度は?
  • 内容は?
  • どんな人におすすめ?

など、詳しく紹介していこうと思います。

NHKのラジオ講座で中国語を勉強しようかなと思っている方はぜひ参考にしてみてください!

 

初心者は『まいにち中国語』

  • ゼロから中国語の勉強を始める人
  • 一度中国語学習をスタートさせたけどすぐに挫折した人
  • 簡単な日常会話フレーズを習得したい人

 

このような初心者の方におすすめなのが『まいにち中国語』です。

 

 

『まいにち中国語』は月~金で1回15分放送されている講座で、全部受けると6ヵ月で終了します。

 

中国語の基礎の基礎であり、

 

「これをしっかりできるのかがすべてのカギを握っている」

 

とも言えるくらい大事な"発音"のしっかりとした解説から始まり、最終的には簡単な日常会話フレーズの習得を目指します。

 

テキストのレベル的にもそうなんですが、ラジオ番組の解説がわかりやすい&詳しいという意味でも、全くのゼロから始める初心者におすすめできます。

 

もちろん、ある程度学習が進んでいるという人でもためになる内容となっています。

 

特に、

  • 文法ばかりやってきて実際のフレーズが弱い
  • 単語ばかりやってきたので文法がよくわからない

など、ある1分野に偏って学習してきた人には、総合的に中国語の基礎を固めてくれる『まいにち中国語』は驚異的な効果をもたらすでしょう。

 

ちなみに、この講座について、おすすめの使い方など、もっとくわしく書いた記事があるので、興味のある方はこちらもぜひ合わせてお読みください。

NHKラジオ『まいにち中国語』のレベルと勉強法まとめ!初心者におすすめです。

 

基礎レベル完成後は『レベルアップ中国語』

ひとつ前で紹介した『まいにち中国語』よりも難易度が高いのが『レベルアップ中国語』です。

 

NHKラジオ レベルアップ中国語 2018年 10 月号 [雑誌]

NHKラジオ レベルアップ中国語 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

この講座、初心者にはちょっと難しいです。

 

A:欸,您是从哪年开始上网的?

B:我想想,退休前几年吧。

A:ええと、何年ごろからインターネットを使い始めたのですか。

B:ちょっと考えさせてください。定年になる数年前ですね。

(2018年7-9月号114ページより引用)

 

実際のテキストから少し引用してみました。

日常会話の範囲ではありますが、初心者にはちょっと難しいレベルですね。

 

我们在调查中发现,老年人上网的人的人数比年轻人少多了。

我々の調査でわかったのですが、年配者のインターネット利用人数は若者よりかなり少ないようです。

((2018年7-9月号118ページより)

 

このような本格的な中国語も含まれます。

 

ひとつ前の『まいにち中国語』を終えたレベルだと少し厳しいので、スムーズに繋げるためには『キクタン 初級編』などの基本単語集を1冊消化する必要がありますね。

 

キクタン中国語【初級編】中検4級レベル

キクタン中国語【初級編】中検4級レベル

 

 

ただ、難しいことは難しいんですが、しっかりとやれば相応の実力が付きます。

 

半年分取り組めば、基礎レベルの完成と言われる中国語検定の3級合格の可能性も十分あるでしょう。

 

(中検3級の具体的な難易度についてはこちらから)

kazuuiword.hatenablog.com

 

また、『レベルアップ中国語』では、中国ネタを多く知ることができるのも魅力です。

 

中国ネタとは、要するに最近の中国の事情とか、文化的な背景などです。

ひとつ前の『まいにち中国語』では、文法の解説などが忙しく、中国ネタの説明をする余裕がないんです。。

中国自体に興味があって勉強をしたい、という人にはうってつけの教材だと言えますね。

 

内容がちょっと古い

おすすめのテキストなんですが、ひとつだけ注意点があります。

 

中国ネタが多いと言ったのですが、2018年8月現在、新しい講座に更新されておらず、再放送の繰り返しなんです。

 

なので、中国の事情と言っても、3年とか前の話で、最新のものではありません。

全然使える範囲には入りますが、どうしても最新のテキストが良いという人はパスした方がいいですね。

 

使えるフレーズが満載の『おもてなしの中国語』

『おもてなしの中国語』には、その名の通りおもてなしフレーズが詰まっています。

 

これ、めちゃくちゃおすすめです。ヤバイです。

NHK ラジオ おもてなしの中国語 2018年10月~2019年3月 (語学シリーズ)

NHK ラジオ おもてなしの中国語 2018年10月~2019年3月 (語学シリーズ)

 

 

この講座で学べるフレーズをいくつか紹介してみます。

 

我要确认一下您的护照。

私はあなたのパスポートをちょっと確認したいです。

(2018年4-9月号67ページより)

 

このような、接客で中国語を使う際に役立ちそうなフレーズや、

 

到十字路口网右拐

交差点で右に曲がってください。

(2018年4-9月号70ページより)

 

道を聞かれた時に使えそうなフレーズ、

 

进屋的时候请脱鞋

部屋に入るときは靴を脱いでください。

(2018年4-9月号126ページより)

 

中国人を家に招いた時にそのままそっくりマネして使えそうな一言など、覚えるだけで即戦力になりそうなフレーズをたくさん学ぶことができるんです

 

(接客で使える中国語が学べる本と勉強法はこちらから)

接客で役立つ中国語が学べる本と勉強法をまとめてみた!

 

ラジオ講座は微妙・・・

テキストの内容は文句なしの満点なんですが、ラジオ番組は正直言って微妙でした。

 

番組が全体的にくどくどしていて、

 

「もっと早いペースでやってくれ!」

 

と思ってしまうんですよね。

 

これは別にぼくがもう中国語ができるから・・・というわけではないと思います。

説明に時間を取りすぎていてダルいです。

 

車の中や、家事をしている時などに「半分BGM・半分勉強」として流しておくのはいいと思いますが、机に向かって勉強する時に無理に聞く必要はないなと思いますね。

 

これを使う場合は、テキストだけを買ってひたすら音読するのがおすすめです。

 

通訳案内士対策にも

通訳ガイドをやりたい人にはもってこいのテキストです。

国家試験である通訳案内士の対策としても十分使えます。

  • 京都
  • 富士山
  • お茶
  • 落語

各課の最後では、このような日本特有のテーマについての簡単な文章も載っていて、覚えれば面接試験でそのまま使えるレベルです。

 

まとめ:とにかく音読!

というわけでNHKラジオの中国語講座、全3講座をすべて紹介してみました。

  • 『まいにち中国語』・・・初心者向け
  • 『レベルアップ中国語』・・・基礎ができている人
  • 『おもてなしの中国語』・・・おもてなしフレーズを学びたい人

という認識で間違いないです。

 

ちなみに、おすすめの勉強法はとにかくテキストを音読しまくることです!

 

冒頭でも書きましたが、NHKの語学テキストはフレーズのクオリティが高いです。

なので、何度も音読してフレーズをそのまま自分のものにしてしまうくらいが良いでしょう。

NHK ラジオ おもてなしの中国語 2018年10月~2019年3月 (語学シリーズ)

NHK ラジオ おもてなしの中国語 2018年10月~2019年3月 (語学シリーズ)

 

 

おすすめ関連記事

中国語はディクテーションで勉強すると大きな効果があります。詳しいやり方などについてはこちら。

kazuuiword.hatenablog.com

 

中国語の発音が勉強できる市販のテキストおすすめ3冊を厳選しました。

kazuuiword.hatenablog.com

『イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880』のレビュー。"英語嫌い"でもできるTOEIC単語集です。

TOEIC980点のかずーい(@kazuui81)です。

 

TOEICテストでスコアアップするためには、英単語をどんどん覚えていくトレーニングは必須です。

文法やリスニングなど、他にも勉強しなければいけないことはいくつもありますが、単語を知らないとそもそも何も始まらないんです。

 

しかしそうは言っても、

 

単語覚えるのってめちゃくちゃめんどくさくないですか?

 

そうなんです。単語を覚えるのはめんどくさい。そこが問題なんですよね。

 

特に、英語に対して苦手意識を持っている人、いやこの際はっきり言いましょう、

 

「英語がキライ!・・・だけどTOEICを受けるハメになってマジでどうしよう単語とかやりたくねぇぇぇぇぇぇぇ!」

 

という人!

 

そういう人は普通にやってもムリです。続きません。覚えられません。

そこで、この単語集を使うのがおすすめです。

イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880

イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880

  • 作者: 吉野邦昭,永井堂元,佐藤文昭
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2017/02/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

『イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880』という単語集です。

この本なら英語が嫌いだという人でも1880語、本当の本当に苦手な人でも1122個のTOEIC頻出単語を覚えることができます。

 

イラストとゴロ合わせで楽々暗記

いきなりですが、

 

terrible (読み方:テリブル)

恐ろしい

 

という単語をこの単語集の方式で覚えてみましょう。

(すでに知っている人も、この暗記方法を試してみてください)

 

まず、次のゴロ合わせを3回くらい口に出して読んでみてください。

 

照り焼きにされたブルドッグの顔は、恐ろしい。

 

照り(テリ)焼きにされた"ブル"ドッグの顔は恐ろしい・・・

テリブル=恐ろしい・・・

 

照り焼きにされたブルドッグの顔なんてぜったいに恐ろしいですよねw

 

続いて、下のイラストを見ながらイメージと共に先ほどのゴロ合わせをまた3回唱えてください。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180815120735j:plain

(14ページより)

 

はい。

 

では改めて聞きますが、

 

terribleの意味ってなんですか?

 

・・・ってもう100人いたら100人がterrible=恐ろしいと答えられると思います。

 

『イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880』は、このようにゴロ合わせとイラストによって楽しく簡単に大量の単語を覚えられるようになっている単語集なんです。

 

短期間で大量に暗記可能

個人的な話なんですが、高校生の時、英語は比較的好きで得意でもあったので、塾で適当に配られたつまらない単語集を使っても暗記を進めることができました。

 

でも、国語の古文単語については一切興味がなく、正直言って大嫌いだったので1ミリも頭に入ってこなかったんです。

 

そこで、「こうなったら最終手段だ!」と思って、ゴロ合わせとイラストで覚える『ゴロゴ』という単語集を使って古文単語の暗記に挑戦してみました。

古文単語ゴロゴ

古文単語ゴロゴ

 

 

そうしたらびっくり、どう頑張っても全く覚えられなかった古文単語がスルスルと頭に入ってくるんです。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180815181822j:plain

(よくわからないゴロ合わせも多いが、なぜか頭に残る。。)

 

この時、ゴロ合わせとイラストの驚異的な効果を実感しましたね。

 

で、話は戻りますが、『イラスト記憶法1880』を使えば、英単語の暗記が苦手な人でも、高校のときにぼくが苦手な古文単語を暗記できたのと同じように、楽に学習ができると思うんです。

 

レベル・難易度はどのくらい?

この単語集のレベルについてです。

『イラスト記憶法1880』に収録されている単語はほとんどが高校生レベルで、TOEICスコアで言うと、

 

現時点で400~500点台で、600~700点以上を目指していきたい人

 

がレベル的にはドンピシャになるのではないかと思います。

 

ちょっとこの本をパラパラとめくりながら、適当に10単語書き出してみます。

 

forbid

mimic

confidential

splendid

vanish

recite

invest

firsthand

outlet

appetizer

 

どうでしょうか?

 

「ほとんどわかった」という人はこの単語集は必要ないですが、意味がすぐに出てこない単語が5個以上あるとすれば、ぜひこの本を使って補強をした方がいいですね。

 

ちなみに、「全くわからなかった」という人についても、この本を使って大丈夫です。

というのも、『イラスト記憶法1880』には、イラスト付きの1880単語の他に、1120個の中学レベル基本単語が掲載されているからです(イラストは無し)。

 

これらの簡単な単語から覚え始めれば、その後無理なく本編の学習に入っていけます。

スポンサーリンク

 

おすすめの使い方・勉強方法

先ほども説明したように、まずはゴロ合わせのみを3回音読します。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180815181944j:plain

(260ページより)

 

苦労の老人が年代順に並んでいる。

苦労の老人が年代順に並んでいる。

苦労の老人が年代順に並んでいる。

 

ぶつぶつと唱えるわけです。

 

続いて、イラストを見ながらゴロ合わせをまた3回唱えます。

イメージを頭の中でふくらませ、「絵」として刻み込むようにするのがコツです。

 

このトレーニング後、"chronological"を見て「年代順の」という日本語訳がすぐに出て来ればオッケーです。

出てこなければまた最初のステップに戻ってください。

 

ちなみに、すべての単語について絵とゴロ合わせどちらもやらなければいけないわけではありません。

イラストだけでなんとかなればそれでもいいですし、ゴロ合わせだけで覚えてしまったら無理にイラストを見る必要もありません。

 

目的はあくまで単語を覚えることです。

イラストやゴロが面白いのでつい見てしまうんですが(そこがいいところだけど)、覚えたら次、覚えたら次・・・とどんどん進めていきましょう。

 

短期集中がコツ

この手のテキストはダラダラやると挫折するのが相場です。

 

「あ、この本ゴロとかイラストがあって面白い!これで勉強してみたい!」

 

そう思ったらその熱が冷めないうちに、短期集中で一気に制覇してしまうのがおすすめです。

 

他にやっているテキストがあるという人も、1ヵ月これだけに集中してマスターしてしまいましょう。

1000何単語と聞くと「ムリ」と思うかもしれませんが、イラストとゴロがあればできますよ!

 

2つの注意点

①音声CDはない

単語の音声はないので注意してください。

発音については、単語の横にカタカナで読み方が書いてあるだけです。

 

「それで意味あるの?」

 

と思う人がいるかもしれませんが、発音がカタカナでも、単語を見て意味さえわかればTOEICのリーディングで700点以上はまず問題なく狙えるので安心してこの本に取り組んでください

 

②ゴロ・イラストがない単語もある

ゴロ合わせとイラストが載っている単語は最初の1122個だけです。

残りの758個はイラストだけで、おまけとしてついている基本単語1120個は文字のみです。

 

この本を買ったら、まずはゴロとイラストで1122個を覚えきるのに集中しましょう。

これだけでもかなり効果があります。

 

ただ、終わったらすぐさま残りの758個の暗記に移ってください。

1122個を覚えた勢いが残っているので、イラストだけでも十分深いレベルで制覇できるでしょう。

イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880

イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880

  • 作者: 吉野邦昭,永井堂元,佐藤文昭
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2017/02/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

公式問題集も解いてみよう!

この単語集を使った単語学習が進んできたら、実際のTOEICの問題も解いてみるのがおすすめです。

色々出ていますが、公式が出しているものがとりあえずは無難でしょう。

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 3

 

 

単語対策だけで本番に挑むのだけは避けてください。

実際に出題される形式でトレーニングするだけでスコアが全く変わってきますよ!

 

TOEIC関連記事

英語の資格試験はとりあえず受けてみるのがいちばん!その理由について詳しく書いた記事がこちら。

kazuuiword.hatenablog.com

 

英語学習の方法がわかるおすすめハウツー本を3冊厳選して紹介している記事がこちらになります。

kazuuiword.hatenablog.com

学校の英語の授業なんていらない!自習した方が全然マシ!独学ペラペラからの新提案。

独学で英語ペラペラのかずーい(@kazuui81)です。

いきなりですが、

 

学校の英語の授業って全部ムダじゃないですか?

 

いまこの記事を読んでいただいている方は中学校から始まり、高校、人によっては大学と英語の授業を受けたというパターンが多いと思いますが、

 

中学、高校、大学、これらの英語の授業、基本全部いらないとぼくは思っています

 

小学校から正式な教科になる動きも進んでいますが、こんなのも絶対いらないですね。

 

今回は、

 

学校の英語の授業、ここがダメすぎる!

とさんざんディスりまくった挙句、

こうすればマシじゃないの?

という新提案をしていこうと思います。

 

中3で高校文法までマスター!?

「学校の英語の授業ってムダだよなぁ」とはっきり思ったのは大人になって英語を勉強し直してからですが、よくよく考えてみるとこれに関連した原体験がありました。

 

ぼくは中学生の時、英語は学校と塾の授業を真面目に聞き、テスト前も対策をしっかりとやって、毎回テストで90点以上は取っていた優秀な生徒でした。

 

ただ、それでも「自分は英語が得意だ!」という意識は全くなかったんですよね。

 

むしろ、学校の英語教育に対して次の2つの疑問を抱いていました。

 

①なんで話せないの?話さないの?

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180813153255j:plain

 

「ちゃんと勉強していて成績もいいのに、なんで話せるようにならないんだろう?」

 

というのは常に疑問に思っていました。

自分含めて、テストで良い点数を取っているはずの生徒が誰も英語で会話ができなかったんです。

 

一応、アメリカ、カナダから来た先生がいましたが、授業外で生徒と絡むことはあっても、ほぼ100%生徒側がふざけたりイジったり(日本語で!)するだけのコミュニケーションで、彼らには悪いですが、何の役にも立っていませんでしたね。

 

英会話ができるように!

そのころからなんとなく自分の中で

 

「英語が話せるようになりたい」

 

とは思っていたので、とりあえずそのアメリカ人の先生にめちゃくちゃな英語で積極的に絡んでいくことにしましたw

 

最初はほとんどコミュニケーションが取れなかったんですが、試行錯誤していくうちに、

 

会話

言いたかったけど言えなかったことを日本語で記録

家に帰って言い方を調べてメモ

次の日に実際に使ってみる

 

というサイクルがうまい具合に回り出し、数ヶ月後には、簡単な英会話ならできるようになっていました

いま振り返ってみると、発音は悪かったし、ミスも多かったですが、十分コミュニケーションは取れていたと思いますね。

 

②勉強の順番おかしくね?

中学1年生のとき、「一般動詞の過去形」というのを学習しました。

これは簡単に言うと、「歩く(ウォーク)」「取る(ゲット)」みたいな普通の動詞の過去形のことです。

 

「なるほどこういうことなのね」

 

という感じで順調に勉強していたのですが、ふと、

 

「っていうかamとかisみたいなbe動詞の過去形は何なの?」

 

と疑問になって先生に聞いたんです。

 

そうしたら、

 

「それは中2で習う」

 

と言われたんです。

 

・・・オカシイダロウ!!イマオシエテクレヨ!!!!

 

ワーイジャパニーズピーポーなわけです(自分も日本人)。

 

仕方なく先輩に聞いて「それはwasとwereだよ」と教えてもらいました。

 

『Forest』で悟りを開く・・・!

中学3年生のある日、塾の本棚にあるのをたまたま見つけた『総合英語 Forest』という参考書をパラパラめくってみて驚愕したんです。

衝撃が強すぎて、あの日のことは一生忘れないでしょう。

 

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

 

「え、これ読めば全部終わりじゃん!」

 

・・・と思ったんです。

 

どういうことかというと、『Forest』というのは、英文法の総合テキストで、わかりやすい説明によって必要な英文法の解説が網羅されているんですが、当然学習の順番も最も合理的になっています

 

いや、順番が合理的なんて本当は当たり前のことなんですが、めちゃくちゃな順番で学習させられていた当時の自分にとってはものすごい衝撃だったわけです。

 

しかも、『Forest』の説明のわかりやすさは、自分がそれまで授業を受けたことのあるどの学校の先生、塾の先生よりもわかりやすかったんです。

 

「今までのはなんだったんだ!」

 

というショックは本当に忘れられません。

 

その時の衝撃と感動でどんどんどんどん『Forest』を読み進めていき、はっきりとは覚えていませんが大体数週間程度で、中3同時のぼくはなんと「分詞構文」や「関係副詞」といった高3までの範囲まですべて独学してしまったんです

 

「まさか」

 

と思った方もいるかもしれませんが、中3時点でネタでなんとなく解いたセンター試験の過去問で7割以上の得点(地方国立大レベル)が取れたので、結構定着していたのではないかと思っています。

 

※『Forest』は現在絶版になってしまいました(詳しい事情は下記の記事参照)。

 ⇒『総合英語 Forest』(桐原書店)が販売終了!大ベストセラーの英語テキストが姿を消すその理由とは?

 

現在、これに代わるテキストは『一億人の英文法』が定番となっています。こちらも同じかそれ以上優秀な本です。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 

 

できる生徒は自習の方がマシでは?

自分の中学校時代の体験を書いてみました。

要するに、

 

学校の授業なんて受けたって全然英語話せるようにはならないんだし、先生の説明よりもわかりやすい参考書がいくらでもあるんだから、やる意味なくね?

 

ってことなんです。

 

「じゃあどうすればいいの?」

 

という話ですが、ここで「こうした方がまだマシじゃね?」という提案があります。

 

①クラスを3つに分ける

詳しい基準はここでは考えませんが、中1の、そうですね、7月くらいの時点で、英語の得意・不得意で生徒全員を3つのクラスに分けます。

A・・・めっちゃ得意

B・・・結構得意

C・・・その他

ざっくりしていますがこんな感じです。

 

これは自己申告制でいいでしょう。

「やっぱり違った」と思った時の途中変更ももちろんオッケーです。

 

そして、その上で別々のカリキュラムを進めていきます。

 

A、Bは完全放置

Aの生徒には『一億人の英文法』『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の2冊を渡します。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

 
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

 

 

『一億人』については前述した通りです。

『瞬間英作文』は、簡単に言うと中学レベルの短い文章、たとえば、

 

わたしは生徒です。

I am a student.

 

みたいなのを日本語⇒英語にどんどん訳していくトレーニングができるテキストです(詳しくは下記の記事をぜひ)。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で英文法を感覚レベルで身に付ける!

 

できる生徒には、この2冊だけを渡した上で、

 

「この2冊に全部書いてあるから。授業には出なくていいから図書室でずっと自習してなさい。」

 

と言って放置します。

 

Bについてもほとんど同じですが、Bの生徒には『一億人の英文法』の代わりに『中学3年間の英語を10時間で復習する本』を渡します。

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

 

 

『一億人』よりもグッとやさしい難易度になっています。

あとはAと同じく、ひたすら自習です。

 

Cは会話フレーズの丸暗記

Cの生徒には会話フレーズの丸暗記をさせます。やるのはこれだけで、文字通り丸暗記です。

 

自分のスマホで音声を聞きながら

 

会話フレーズの暗記

生徒同士でお互いに練習

 

というトレーニングを続けていきます。

 

英文法なんてやっても英語がキライになるだけなので、絶対に教えてはいけません。

単語をひたすら暗記・・・これも英語がキライになるだけなのでやりません。

 

こういうの全部抜きにして、会話で即役立つようなフレーズを丸暗記させるんです。

 

最初は『海外旅行ひとこと英会話CD-BOOK』かなんかで、旅行フレーズ集を覚えるのがいいのではないでしょうか。

相手が話す英語もCDに収録! 海外旅行ひとこと英会話CD-BOOK

相手が話す英語もCDに収録! 海外旅行ひとこと英会話CD-BOOK

  • 作者: 藤田英時
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2011/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 20人 クリック: 95回
  • この商品を含むブログを見る
 

 

「いくらなんでもめちゃくちゃすぎる」

 

と思った方もいるかと思いますが、じゃあ現状の英語の授業はどうなのかって話ですよ。

 

みんな英語の授業を受けたはずなのに、ほとんど全員簡単な会話フレーズもぜんっぜん出てこないじゃないですか?

 

それなら、海外旅行で役立つフレーズでも丸暗記した方が全然マシじゃないですか?

 

「英語は全く・・・」という方、もしCの教育を受けていて、いま現在旅行会話をいくつか知っている、という状況だったらめちゃくちゃよくないですか?

スポンサーリンク

 

海外のマネしても無理!

「お前が中学生だったのって何年前よ?いま、英語教育が変わってきてるの知らんの?授業自体を英語でやったり、実用的な例文が多く入った参考書へのシフトも進んでるよ!」

 

という意見もありそうですね。

 

授業を全て英語でやったり、実用重視の例文チョイスというのは、英語教育がうまくいっている海外の国のパクりなんですが、他の条件を無視して授業のスタイルだけ取り入れてもうまくいかないでしょう。

 

たとえば、日本と同じアジアで英語力が高いのは、

 

シンガポール

マレーシア

フィリピン

香港

 

などですが、シンガポールなんかは超多民族という背景があり、それに金持ちが多く、教育にかけられるコストも高いんです。

 

また、マレーシア、フィリピン、香港はいずれもイギリスの支配に置かれていたという歴史があり、英語自体が身近な存在なんです。

 

さらに、フィリピンを除く3国家はどれも人口が少ないので、内需が少なく、

 

「外貨を稼ぐしか生き残る道はない!」

 

という意識から、英語教育に対する熱意がまるで違います。

 

これらの国家の人口は、

シンガポール 561万人

マレーシア 3205万人

香港 741万人

(2017年)

 となっています。日本は1憶2675万人です。

 

「そもそもネイティブの数が多い」など、他にもいくつも違いがありますが、とにかく「日本とは環境がまるで違う」というのは事実です。

 

どこに行っても共通語として日本語が通じるし、内需が大きく外貨を稼ぐ意識の低い日本では、そもそも英語に対する必死感がないんです。

そんな中でいくら英語英語言っても無理ですよ。

 

できる生徒には勝手にやらせるのがいちばん

学校の授業とか本当に意味ないんで、そんなのやるくらいなら自習の方が全然マシです!

 

日本の英語学習市場というのは本当に成熟しきっていて、最高のクオリティのテキストが安価でいくらでも手に入ります

 

英語が比較的得意な生徒には、それらをポンと渡して勝手に勉強させた方がいいです。

 

学校で渡されるテキストって、あえてわかりにくく作られているんです。

 

たとえば、教科書の英文には基本的に日本語訳が付いていません。

生徒は予習で自分なりに訳を作り、それから授業を受け、必死に正しい訳を学習するというパターンが多いです。

こんな効率の悪い方法・・・効率の良い語学学習方法を日々考えているぼくとしてはもう見てられないですよ。

 

できる生徒は、その人が好きなタイミングで日本語訳を見られるようにした方がいいに決まってます。訳がすぐそばに載っている市販のテキストがどう考えてもいちばんなんです。

 

可能性があるのに、わざわざやりにくい方法で勉強させるとか・・・いや本当にもったいないです。

 

関連記事

いわゆる"学校英語"の弊害について書いた記事はこちら。

kazuuiword.hatenablog.com

 

英語の先生とか絶対にやりたくない!というコラム。

kazuuiword.hatenablog.com

多言語学習のメリットとデメリットまとめ。トリリンガルが真面目に語ってみた。

トリリンガルブロガーのかずーい(@kazuui81)です!

ぼくは、ネイティブ言語である日本語の他に英語と中国語が話せます。

レベルがどのくらいなのか説明が難しいのですが、他の人が見たら、

 

「普通にペラペラだなこの人」

 

と思うくらいのレベルではこの1母語+2外国語を操ることができます。

 

で、その他にも台湾語とたまにドイツ語なども学習しているんですが、勉強が進むにつれて最近思うのが、

 

多言語学習ってメリットも大きいけど、大変なことも多い!!

 

ってことです。

 

良いことはもちろんたくさんあるんですが、複数の外国語を勉強するのって、やっぱりそれ自体かなり大変で、やってみて初めて見えてくるデメリットもあります。

 

というわけで今回は、何年も多言語学習を続けてきたぼくが、そのメリットとデメリットを書いていこうと思います。

※ここでは、2つ以上の外国語を勉強することを"多言語学習"と呼ぶことにします。

 

多言語学習のメリット

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180809201803p:plain

①掛け算で貴重な人材に

「100万分の1の人材」の話って知ってますか?

ぼくがこれを知ったのはネットニュースで著述家の藤原和博氏がインタビューで語っていた内容を読んだ時でした。

 

希少性を高めるために重要なのは、次のステップだ。ある分野で100分の1になったら、次は営業ならマーケティング、経理なら財務というように、隣り合う分野にシフトして100分の1を目指す。2つの分野で100分の1の人材は、100分の1×100分の1=1万分の1の希少性を持つ。このかけ算が重要なのだ。

(https://president.jp/articles/-/12057?page=2より引用)

 

100万分の1の人材というと、これはオリンピックの代表選手くらいの希少性らしいです。

オリンピック選手のようにこれをひとつの分野で達成するのは凡人には不可能ですが、100分の1の人材ならある程度の期間努力すればなれそうですよね?

で、これを3つ持てば、掛け算で100万分の1の人材に・・・。

これが100万分の1の人材の話です。

 

で、話は戻りますが、細かい数字は置いておくとして、外国語を複数習得すると、この100万分の1の話のように、掛け算で貴重な人材になれるんです

 

ぼくは、ずっと英語だけを勉強していて、世間的に言えば"ペラペラ"のレベルに達することができました。

 

でも、英語を話せる日本人って結構いるんですよ。

 

なので、英語を話せる、それ自体すごいことだとは思いますが、市場において貴重な人材かと言われれば、

 

「すごいっちゃすごいけど、結構普通にいるよね」

 

くらいなわけです。

 

しかし、そこに中国語が加わったらどうでしょうか?

 

英語と中国語がどちらもできる日本人・・・周りにどのくらいいますか?

浮かんでもせいぜい1人か2人なのではないでしょうか?

 

正確な数字は知らないので適当ですが、仮に日本人のうち、英語ができる人が10人に1人だとします。

これは、20人の職場なら2人英語ができる計算になります。

 

では、中国語を加えて考えてみましょう。

中国語ができる人が20人に1人の場合。

20人の職場に1人中国語を話せる人がいることになります。

 

しかしこれが、「英語も中国語も話せる人」になると、0.1×0.05=0.005、1000人に5人、つまり200人に1人の人材です。

 

ひとつの外国語ができるだけなら1つの職場に1人2人ちらほらいる程度ですが、2言語どちらもできるなら、その会社の支店10か所トータルで考えても1人しかいない超~~~貴重な人材になれるわけです。

 

・・・とまぁ、はい。

わかります。わかりますよ。

いま出した数字は適当ですし、その他にもさまざまな要因があり、それを全無視したシミュレーションなのはわかっています。

 

ただ、複数言語ができるとかなりレアな人材になれる、それは理解していただけたかなと思います。

 

ちなみに、100万分の1の人材の話に興味がある方は、藤原和博氏のこちらの本に詳しく書かれているのでぜひ読んでみてください。

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

 

 

②世界が広がる

外国語を学ぶと、どんなことが得られるのでしょうか。

その外国語の単語・文法・発音などを習得して、話せるようになる・聞けるようになる・・・

 

もちろんそれはそうですが、それ以外にも、外国語を学ぶと、その言葉の背景にある考え方、文化や思想を学習することになります。

 

たとえば英語は、日本語よりも理論明快で、はっきりとしたものの言い方をする傾向にあります。

なるべく本音は隠して、建前で生きるのが善いとされている文化を持つ日本語ネイティブは、このようなコミュニケーション方式に最初は戸惑うでしょう。

 

どっちがいいのか、みたいな話は別にして、少なくとも、英語を学ぶことで、このような考え方の違いを身を持ってリアルに知ることができます。

もちろんいま挙げたのはほんの一例で、英語を学ぶことで見つかる新しい発見はまだまだいくつもあるでしょう。

 

要するに、外国語を学習することは、新しい世界を知ることなんです。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180409205644j:plain

 

・・・と、なんだかスケールがでかすぎる話になってしまいましたが、

 

「英語を勉強したらドナルド・トランプのツイートが読めるようになった」

 

くらいのレベルでも十分「世界が広がった」と言えますよね。

 

いや、この話をすると、

 

「それって英語だけできれば別にいーじゃん。世界の情報の7割以上は英語で発信されてるんだし、他の国に行っても英語を話せる人はいっぱいいるわけで。」

 

と思う方もいるかもかもしれません。

 

一理あると思いますが、どこかの場所をマックス鮮度で感じたかったら、やはりその土地の地元の言葉を学習する必要があると思います。

 

たとえば中国のことをよく知りたかったら中国語を勉強すべきですし、英語が話せる人が多いドイツなんかで考えても、その文化を本当に深く知りたかったら、ドイツ語は必須でしょう。

 

多言語学習をすると、その言語の数だけ新しい世界を知ることができます。これは本当に大きなメリットです。

 

スポンサーリンク

 

③相互に良い影響

多言語学習をすると、勉強しているそれぞれの言語同士で良い影響があります

 

たとえば、ぼくは英語をある程度学習してから、続いてドイツ語の学習を始めたんですが、ドイツ語の文法を勉強することで、英文法の理解がグッっと深まりました

ドイツ語と英語は先祖が同じ、言ってみれば兄弟のような言語です。

で、ドイツ語の方が原型となる特徴を多く残しているので、それを学ぶことで英語に対する理解も深まっていったわけです。

 

これは、単に英語だけを学習しているだけではずっと得ることのできない感覚でした。

 

ちなみに、英語とは何の関係もない言語、たとえば中国語なんかを勉強しても、お互いの言語にとって非常に良い影響があります。

 

ドイツ語のあとに本格的に勉強したのが中国語でしたが、中国語を勉強していても、

 

「これって英語でいうところのあれだよな」

 

というのを"嫌でも"考えてしまいます。

 

たとえば、中国語ではあいさつ代わりに「メシ食った?」と聞くことがよくあります。

これを学習すると、もし英語も勉強していたなら、

 

これって、英語で言うところの「ハウアーユー?(調子はどう?)」だよな

 

と嫌でも思い出すでしょう。

 

"嫌でも"というのがポイントだったりします。

多言語学習をしていると、勉強中にその時勉強していない別の外国語のことを思い出す瞬間が絶対にあるんです。

これは、もう止めることができません。

 

こういう風にして、勉強している複数の外国語同士で知識の横のつながりができると、その知識は強烈に頭に固定され、簡単には忘れないようになります。

 

これは本当に大きなメリットだと思いますね。

 

ただし!!

 

こういうメリットがあるからといって第二外国語に手を出すのはコスパ悪すぎなので、おすすめしません。

 

たとえば、

 

「ドイツ語は英語に似ているから、英語のためにドイツ語もやってみよう」

 

というケースです。

英語のレベルを上げたいなら素直に英語だけを頑張った方が絶対に伸びますw

 

・・・とまぁなんか暗い話になってきたところで、デメリットいってみましょう。。

スポンサーリンク

 

デメリット:メンテナンスが大変

多言語学習のデメリットは、メンテナンスが大変すぎるということです。

複数の外国語をある程度の水準で保つのは、かなりのメンテナンスコストを要します。

ぼくが考えうる限り、デメリットはこのひとつだけなんですが、このひとつのデメリットが本当に大きく、人によっては

 

「じゃあやっぱり1外国語特化にしよう・・・」

 

と思ってしまうレベルかもしれません。

では、この"メンテナンス"とは何のメンテナンスなのか、具体的に見ていきましょう。

 

やればやるほど単語を忘れる

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180809221413j:plain

 

多言語学習は、ずばり忘却との闘いです。

 

何かの言語を勉強すると、その間に放置している他の言語の知識を忘れていく・・・。

 

悲しいですがこれがリアルです。

 

ひとつ前のメリットのところで、「多言語学習によって勉強している外国語それぞれに相互に良い影響がある」と書きました。

たしかにそれはそうなんですが、さっき書いたのは文法体系みたいなスケールの大きい知識の話で、その他の細かい知識、たとえば単語なんかは、新しい単語を3つ覚えたら別の言語の単語を1つ忘れるみたいな感じです

 

ぼくがいま力を入れて学習しているのは英語と中国語ですが、2つの外国語だけでも凡人にはものすごくキツイです

 

(参考記事)

kazuuiword.hatenablog.com

 

これが3つ、4つ、5つとなっていったらもう本当に大変だと思います。

 

「ちょっと勉強しない間に文法の知識を丸ごと忘れてしまった!」

 

なんてことはまずないとは思いますが、問題は語彙で、3つ4つ、それ以上の数の外国語をある程度のレベルで維持しようと思ったら、いつも単語帳の復習をしていないといけなくなるでしょう

 

こうなったら、あえて最悪の言い方をしますが"外国語学習の奴隷"です。

 

発音も劣化する

単語をどんどん忘れていってしまうこと以外に、放置しているとすぐに劣化してしまうのが発音です。

 

ぼくは日本語ネイティブにしては英語・中国語の発音が良い方だと思います。

行ったことすらないのに、アメリカ人に「君はアメリカに留学してたよね?現地の発音だもん。」と言われたり、上海出身の人に「訛りがない」と言われたことがあります。

 

とにかく、そのくらいのレベルで発音は身に付いているんですが、それでも、

 

英語をやり込むと中国語の発音が悪くなり、中国語をやり込むと英語の発音が悪くなります。

 

なんか、舌が上手く回らなくなるんですよね。スムーズに言葉が発音されないんです。

 

英語だけずっとやっていればそんな状態になることはないので、やはりこれは多言語学習の大きなデメリットだと言えるでしょう。

 

朗報:リスニングはあまり落ちない

このように、メンテナンスが大変で、ごちゃごちゃ色々勉強しているうちに

 

結局全部中途半端!!

 

みたいになってしまうおそれすらあるのが多言語学習のデメリットです。

 

ただ、ここでひとつだけ良いニュースがあります。

 

ぼくの経験上、多言語学習をして、何かの言語をある程度の期間放置してしまったとしても、リスニング力だけはなかなか落ちません。

 

理由はぶっちゃけわかりません!w

 

でもこれは、周りを見てもほとんどの人に当てはまるようです。

 

会話なんかは、相手の言っていることがわかりさえすれば、こっちがたどたどしい外国語で話したとしても何とか成立するので、

 

多言語学習をすると、放置してた外国語を使って会話ができなくなる!

・・・という心配はないわけです。

スポンサーリンク

 

まぁ、結局やるんだけどね!

長くなってしまいましたが、多言語学習のメリットとデメリットについて書いてみました。

 

簡単にまとめると、

 

メリットいっぱいあるけど維持するのが大変だよ!

 

ということなんですが、これを読んでくださったあなたはどう思いましたか?

 

ぼくも改めてメリットデメリットを書いてみて、やっぱり多言語学習大変だなとは思ったんですが、「やっぱりデメリット大きいし英語に特化しようかな」とかは全く思いませんでした。

 

だって、楽しいから。

 

多言語学習、こんな楽しいことやめられるわけないじゃないですか!

 

さっきあえて"外国語学習の奴隷"という言葉を使いましたが、

 

外国語学習の奴隷で何が悪いの?

 

全然いいじゃないですか。全然いいんですよ。だって楽しいんだから。楽しくてやってるんだから。

 

他の人を見ても、多言語学習をしている人は、ほぼ例外なくそれ自体を楽しんでいて、「勉強せずにはいられない、それを止めることはできない」みたいな感じです。

 

なので、長々と記事を書いて最後にひどいなぁとは思うんですが、多言語学習のメリットとかデメリットとか真剣に考えている人は、多言語学習には向いていないのでやめた方がいいです!w

 

もし、色んな言語勉強していて楽しさしかない!という方がいましたらお友達になりたいのでぜひツイッターのフォローをお願いします!

 

おすすめ関連記事

英語の次に勉強する外国語は何がおすすめなのか?

・・・について書いた記事はこちら。

kazuuiword.hatenablog.com

 

マイナー言語のおすすめ勉強方法について詳しく書いた記事はこちらから。

kazuuiword.hatenablog.com

NHKラジオ『遠山顕の英会話楽習』のレベルとおすすめの使い方。『ラジオ英会話』との違いは?

NHKラジオ講座 『遠山顕の英会話楽習』がおすすめです!

 

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

この講座は、2018年の4月から始まったラジオ英語講座で、講師は遠山顕という人です。

遠山顕氏は、有名な英語講師で、NHKのラジオ講座を10年以上担当しているベテラン。

 

特に、2018年3月まで担当していた『ラジオ英会話』でこの人のファンになった人は多いでしょう。

軽快なトークによるノリの良いレッスンスタイルは、ラジオを聞いているだけでモチベーションがあがります。

 

3月で『ラジオ英会話』の担当を降り、新たにスタートしたのが、自分の名を冠したこの『遠山顕の英会話楽習』なんですが、新しい講座にもかかわらず、ベテラン講師がやっているだけあって、

 

かなり使えておすすめです。

 

というわけで今回はこの『遠山顕の英会話楽習』の

  • レベル
  • メリット
  • おすすめの使い方

また、内容が似ている『ラジオ英会話』との違いも詳しく書いていこうと思います。

 

テキストの内容

紙面の構成としては、左側に英語本文、右側にその日本語訳が載っています。

見開き1ページで英語と日本語訳が確認できるのはNHKテキストの良いところですね。

 

扱われているテーマは、日常生活におけるリアルな会話です。

たとえば、いまぼくの手元にあるのは2018年の8月号ですが、メインのテーマは「買い物」です。

 

  • メガネ屋での店員との会話
  • デパートの洋服売り場にて
  • スポーツ用品店での親子の会話
  • 買い物後の後悔

 

こんな感じの、実生活にリアルにフォーカスしたテキストが収録されています。

 

Hi! Can I help you find something?

No, thanks. I'm just looking.

こんにちは! 何かお探しでしたらお手伝いしましょうか?

結構です。見ているだけですので。

(2018年8月号24,25ページより)

 

テキストから一部引用してみましたが、そのままそっくり実生活で使えそうな英文ですね。

 

レベル・難易度は?

この講座のレベルは、中学校3年生~高校2年生レベルくらいです。

 

「いや中途半端!」

 

と思ったかもしれませんが、要するに、

 

中学校で習う英語の基本知識は最低限必要なので持っておいてください、でも、大学入試レベルほど難しいことはしませんよ

 

くらいの難易度だということです。

 

ちょっとまたテキストから一部引用してみます。

 

I'd like to return these bottles of nail polish.

May I ask why you're returning them?

I'm afraid I bought them on an impulse.

このマニキュアを返品したいのですが。

返品される理由をお伺いしてもよろしいですか?

衝動買いしてしまったようです。

(2018年8月号56,57ページより)

 

最初の2文は中学~高校初級くらいですが、続く1文の最後「on an impulse (=衝動的に)」は明らかに中学レベルを超えています。

 

こんな感じで、中学~高校初級レベルをが基本で、1課に1つか2つ、それを超えた応用表現が入っているくらい、これがこの講座の難易度のイメージです。

 

「中学レベルがまだちょっとアヤシイ・・・」

 

という人はこのテキストはまだ早いですね。

そういう人は、同じNHKテキストで『基礎英語3』というのが出ているので、これをまずは半年分くらい消化してみてください。

NHKラジオ 基礎英語3 2018年 11月号 [雑誌] (NHKテキスト)

NHKラジオ 基礎英語3 2018年 11月号 [雑誌] (NHKテキスト)

 

 

 

ここがおすすめ!

番組が楽しい!

『遠山顕の英会話楽習』のおすすめポイントですが、なんといってもこの講座は

 

ラジオ番組がいい!!!

 

です。

 

ぼくはこのブログでいままで何回もNHK講座をおすすめしてきたんですが、テキスト中心主義で、「ラジオは最初に聞き流す程度でいいですよ」と毎回説明してきました。

が、この『遠山顕の英会話楽習』に関しては、

 

ラジオ音声がとにかく良いので、使う人はがっつり聞いてください。

 

何が良いって、番組全体の軽快さ、ノリの良さです。

演劇を鑑賞しているような気分になります。

 

番組には遠山顕と2人のネイティブが出演しているんですが、3人そろってパリーピーポーばりのテンションの高さで、

 

「レッツエンジョーーーイ!!!さあ、ダイアローーーグ!!!!イヤッホーーーゥ!!!」

 

男:明日映画を見に行くのはどうだ~い??

女:あら!!!ちょ~うど映画を見たかったのよ!!あなた最高だわ!

男:ハッハッハッハー!グレイトだねぇ、グレイトだよ!ハッハッハ~!

 

くらいのノリです(マジで)。

 

ラジオ講座って、聞いていて途中で飽きてしまうことがどうしてもあると思うんです。

でも、この『遠山顕の英会話楽習』に関しては、そのテンションに引き込まれていくうちに気付いたら終わっているのでw、飽きずに聞き続けることができます。

 

ラジオ講座で英語を勉強する際に最も重要なことって、やっぱり"継続"だと思うんです。要するにやめないこと。

そういう意味で、番組が純粋に面白いというのは、かなり大きなメリットだと言えますね。

 

英文の質も良い

収録されている英文はどれもかなり練られた質の良い文ばかりです。

レベル的には中学~高校初級と言いましたが、だからといって英文が学校の教科書のように堅苦しいというわけではなく、しかしそれでいて難しすぎない、絶妙なところを突いています。

 

I got carried away shopping!

つい買い物に夢中になっちゃったわ!

2018年8月号52,53ページより

 

おすすめの活用法・勉強法

テキストは必ず買いましょう。毎月買わなければいけませんが、500円しないです。

書店でもいいですが、Amazonで買うのも便利ですね。

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

テキストのクオリティが高いので、ある程度英語ができる方は、この本だけでも正直全然勉強できちゃいます。

しかし、前述した通りこの講座を活用する最大のメリットはラジオ音声が良いことなので、必ず音声も聞くようにしてください。

 

ラジオを聞く以外には、1ヵ月分まとまったCDも売られているのでこれを購入するのも便利でしょう。

NHK CD ラジオ 遠山顕の英会話楽習 2018年10月号

NHK CD ラジオ 遠山顕の英会話楽習 2018年10月号

 

 

CDを買うのも面倒だという人については、「NHKサービスセンター ダウンロードストア」というホームページからダウンロードすることもできます。

 

とにかく聞いて、読む!

ラジオ講座では、テキスト本文が何度も何度もスピードを変えながら読まれます。

この度に音声を止めて自分なりにマネして繰り返してみてください。

 

「ひたすらに練習を繰り返す」

 

これは、この講座のある意味テーマになっています。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20180808202020j:plain

 

Keep listening,

keep practicing and

keep on smiling!!

遠山顕

 

これは「聞き続けろ、練習し続けろ、楽しみ続けろ」という意味です(訳が下手ですみません)。

 

ちょっと堅苦しい精神論に聞こえた人もいるかもしれませんが、これは理にかなっています。

このレベルの日常会話フレーズは、そっくりそのまま何度も口に出すしか習得する方法はないからです。

とにかくどんどん読む、どんどん聞く、これを原則にしてトレーニングしてみてください。

 

発音本と併用するのもアリ

このラジオ講座を聞いていると、「細かいことよりとにかく声に出して練習」という方針だ伝わってきます。

音声を何度も繰り返すことや、聞くための英文が豊富なことからもこのテーマを感じますね。

 

ただ、音声を流して、「では繰り返してください」といきなり言われても、

 

英語の発音に自信のない方は結構キツイですよね?

 

そういう場合は、英語の発音が練習できるテキストを1冊別に用意して、『遠山顕の英会話楽習』との2冊コンボで学習すると最大限の効果を得られるでしょう。

 

個人的におすすめなのは『英語耳』という参考書です。

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

 

 

このテキストでは、英語において使われるすべての発音が個別で練習できるようになっています。

この本で個々の発音をトレーニングしつつ『遠山顕の英会話楽習』で日常フレーズをひたすら音読、この組み合わせはかなりおすすめです。

(参考記事)

英語の発音ができるようになりたいなら『英語耳』!ネイティブばりの発音を身につけよう!

 

『ラジオ英会話』との違いは?

 他のNHKのラジオ講座で、この『遠山顕の英会話楽習』とレベル的にも内容的にも非常によく似ているのが『ラジオ英会話』です。

NHKラジオラジオ英会話 2018年 11 月号 [雑誌]

NHKラジオラジオ英会話 2018年 11 月号 [雑誌]

 

 

この2冊でどちらにするか迷っている方もいると思うので、違いを説明します。

 

まず、NHK公式的には『遠山顕の英会話楽習』の方が『ラジオ英会話』よりも一段階難しいとされていますが、ぼく(英検1級)が読んだ限りでは、

 

テキスト本文の難易度自体はそこまで変わりません。

 

強いて違いを言うならば、『遠山顕の英会話楽習』の方が、高校レベルの単語を多く使っているかな、というくらいです。『ラジオ英会話』はほぼ中学レベルまでの単語で構成されています。

 

ただ、文法事項の説明が『ラジオ英会話』の方が詳しく書かれています。

『遠山顕の英会話楽習』に関しては、

 

「中学レベルの文法はもう知ってるよね」

 

という前提なので、基本文法に関しては詳しい説明がありません。

 

なので、この2冊で迷った場合は、「中学校レベルの文法が9割理解できているのか」を基準にしてください。9割理解できていれば『遠山顕の英会話楽習』は楽についていけます。

 

ただ、そうは言っても、

 

「中学文法に自信がないけど、どうしても『遠山顕の英会話楽習』に取り組んでみたい・・・」

 

という方がいるかもしれません。

そういう人は、『中学3年間の英語を10時間で復習する本』などの、1冊で中学文法が復習できるわかりやすいテキストを同時進行で進めていけばなんとかなります。

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

 

 

あと、『ラジオ英会話』は月~金で週5で放送されていますが、『遠山顕の英会話楽習』は月~水の週3です。

なので、ラジオを平日毎日聞いて生活のリズムにしたい・・・という方は『ラジオ英会話』の方がいいでしょう。

 

まとめ

今回は『遠山顕の英会話楽習』についてまとめてみました。

繰り返しになりますが、この講座はとにかくラジオ音声がいいので、興味がある方はまず音声をとりあえず聞いてみてください!

きっとやる気が出てくるはずです。

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

NHKラジオ遠山顕の英会話楽習 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

おすすめ関連記事

その他、NHK英語講座については、レベル別におすすめをまとめました。

kazuuiword.hatenablog.com

 

中学英語の効率の良い勉強方法については下記の記事でわかりやすくまとめているので、ぜひこちらも合わせてお読みください。

kazuuiword.hatenablog.com