洋書初心者向けにおすすめされているからといって、『ハリーポッター』に手を出してはいけない!
初めて洋書を読むという人によくおすすめされるのが『ハリーポッター』シリーズ。
実は難しい単語だらけ!
下に挙げた単語のうち、いくつ意味がわかりますか?
- 作者: クリストファーベルトン,Christopher Belton,渡辺順子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/12
- メディア: 新書
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ちなみに先ほどの単語の意味は、
洋書初心者は、読書を通じて語彙をどんどん増やしていくことで、読むたびにわからない語彙によるストレスを減らしていくというのがひとつの戦略ですが、ハリポタシリーズは、初心者にとっては覚えてもあまりうまみがない単語が多いんです。
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簡単な本から始めよう!
洋書をほとんど読んだことのない初心者の人は、簡単な本を何冊か消化してから『ハリー・ポッター』に挑戦した方が途中で挫折する可能性が少ないでしょう。
イソップ物語 Aesop's Fables (ラダーシリーズ Level 1)
- 作者: イソップ
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これが読めたらレベル2の『オズの魔法使い』。
The Wizard of OZ オズの魔法使い ラダーシリーズ
- 作者: フランク・ボーム
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: Kindle版
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そして最終的には『オリエント急行殺人事件』。
オリエント急行殺人事件 Murder on The Orient Express (ラダーシリーズ Level 4)
- 作者: アガサ・クリスティー,ニーナ・ウェグナー
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2014/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このように段階を踏んでステップアップしてから『ハリーポッター』に挑戦するとかなりストレスが減ると思います。
洋書を読めるようになるには、とにかく"慣れ"が重要なんですが、ボリュームも少なく、語彙も制限されているラダーシリーズは、途中で挫折することも少ないですし、何より簡単に「洋書を一冊読んだ!」という満足感が得られるので、モチベーションも上がります。
(ラダーシリーズについて、詳しくはこちらの記事にまとめています。)
どうしてもいきなりハリーポッターが読みたいという人は
まぁ、そうは言ったものの、
「そんなめんどくさいことしたくない!自分は今すぐハリポタを英語で読みたいんだ!」
という人もいると思います。
いままで言ってきたことはなんだったのかという話にはなりますが、やはり語学はモチベーションがすべてなので、そういう人はハリーポッターをいきなり読んでも(本当にモチベーションが高ければ)読み終えることはできると思います。
ただし、ベストセラーの『ハリー・ポッターが英語で楽しく読める本』は手元に絶対に用意しておきましょう。
- 作者: クリストファーベルトン,Christopher Belton,渡辺順子
- 出版社/メーカー: コスモピア
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
- 購入: 13人 クリック: 158回
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単語や背景知識、洋書の読み方のコツなどがうまくまとめられていておすすめです。
とにかくぼくがこの記事で言いたかったのは、
「最終的にはネイティブの大人が読むような本をすらすら読めるようになるのが目標だけれど、いきなりは無理だから初心者向けのものにしよう。お、ハリーポッターは初心者向けなんだな、じゃあこれだ。」
まとめ
- 作者: J. K. Rowling,Jack Thorne,John Tiffany
- 出版社/メーカー: Little, Brown
- 発売日: 2016/07/31
- メディア: ハードカバー
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