中国語の単語帳おすすめリスト!ランキング形式で紹介します!
中国語学習において、単語の勉強はかなり重要な位置を占めます。
中国語では、単語が英語のように語形変化しないので、文法は簡単です。
なので、 文法というよりは、ひたすら単語を覚え続けることで語彙力を増やすというのが学習の中心で、そしてそれが何より中国語上達の近道だと言えます。
今回は、中国語の単語学習におすすめの単語帳をランキング形式で紹介していきます。
選んだ際に基準にしたのは、
- 単語のチョイス
- レイアウトの見やすさ
- 例文、CDのクオリティ
の3つです。
それでは1位から発表していきます!
【1位】キクタン 中国語
- 作者: 内田慶市,沈国威,氷野善寛,紅粉芳惠,関西大学中国語教材研究会
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2008/05/27
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 11回
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一番おすすめなのが『キクタン』です。
見出し語と日本語訳、そして例文というシンプルな構成ですごく使いやすいです。
『キクタン』は全部で6種類出ています。これらはレベル別になっていて、全部やると中国語検定の準1級レベルまでマスターできるようになっています。
そこまで目指さないという人でも、500語か1000語ごとに巻が分かれているので、少しずつ確実にレベルアップしていくことができます。
中国語をはじめたばかりの人は、基本語約500語が載っている『入門編』を使いましょう。
中国語単語帳で迷ったらまずこれを買って間違いないです。
『入門編』の500単語を覚えたら次の『初級編』に進みましょう。
【2位】ゼロからスタート中国語単語 BASIC1400
初級〜中級レベルの1400語を収録。
この本は、前半と後半に分かれています。
前半は、「是」や「有」「喜欢」などの、まず絶対に押さえなければいけない基礎単語が品詞別に掲載されています。
例文と文法ポイントが載っているので、単語と同時に、基礎的な文法ポイントも学習することができます。
後半は、日常生活やファッション、観光など、ジャンル別に単語がまとめられています。
基礎単語と簡単な文法、ジャンル別関連単語が一冊に詰まっているので、「とにかく中国語を始めてみたい」と思っている全くの初心者には自信を持ってオススメできる単語帳です。
【3位】クラウン 中国語単語600
中国語の学習を始めたばかりの人が、まず覚えるべき基礎単語が約600語収録されています。
特徴的なのがレイアウトの良さです。
字が比較的大きく、シンプルな紙面でかなり見やすいです。
600語という多すぎない単語数とこのレイアウトの良さなら、挫折しないで最後まで進められると思います。
ちなみに、続編にあたる『中検4級対応 クラウン中国語単語700』も出ています。
この2冊目まで学習すれば、約1300語、中国語検定4級に楽々合格できるレベルまで語彙力をアップさせることができます。
【4位】耳タン 中国語 中検4級レベル
耳タン 中国語[単語] 初級/中検4級レベル (耳から覚える)
- 作者: 南勇,楊達,監修
- 出版社/メーカー: 学研マーケティング
- 発売日: 2012/04/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 1回
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中国語の基礎単語が736語、関連語を入れると890語収録されています。
この単語集の特徴は、なんといっても音声です。
中国語→日本語
はもちろんのこと、
日本語→中国語
中国語→日本語→例文→例文訳
の音声もついています。
ここまで音声が充実した単語集はありません。
とにかく耳から単語を覚える派の人はこの単語集を使いましょう。
【5位】これなら覚えられる! 中国語単語帳
コンパクトサイズで使いやすく、レイアウトも見やすいのが特徴の単語集。
中国語の基礎単語が約1500単語収録されており、そのうち800語には例文がついています。
基本語に加え、中国語において大事な量詞、呼応表現、四字熟語なども載っているので、初心者向けのオールラウンドな単語集という感じです。
【6位】HSK基本語彙 1級-4級
HSKとは中国政府が実施している中国語の検定試験です。
『HSK基本語彙』は、その1級~4級(数字が大きいほど難しい級)で出題される基本語彙1200語を収録しています。
HSKを受験したいという人はもちろんですが、HSKを受ける気が全くないという人にもおすすめできる単語帳です。
中国語単語とその意味、例文が載っているというオーソドックスなレイアウト。かなり見やすく、サクサク単語暗記を進めることができます。
これを終えることができたら、続編の『HSK基本語彙 5級-6級』に挑戦しましょう。
中~上級レベルの単語が掲載されています。
【7位】話す中国語の単語力
かなりボリュームのある単語帳です。
この本には、約2300語の見出し語と、約2000語の関連語、派生語が載っています。
かなりの単語数が収録されていますが、その分しっかりと覚えていけば到達できるレベルは高いです。
この単語集に載っている単語を覚えきれば、その時点で日常生活で使う単語なら8割程度をカバーできることになります。
【8位】実用中国語単語集
『実用中国語単語集』には、実際の生活で使われる頻度の高い単語が約1800語収録されています。
全体の5分の1程度の見出し語にしか例文はついていないので、どちらかというと例文というよりは単語のみでゴリゴリ覚えたい人向き。
ただ、観光、職場、人間関係、スポーツなど、ジャンル別に単語が載っているので例文がなくてもかなり覚えやすいです。
この単語集は、海外勤務などですぐに中国語が必要で、とにかく実際の生活で便利な単語を覚えまくりたいという人におすすめです。
まとめ
というわけで今回は、中国語単語帳おすすめランキングを紹介しました。
レイアウトや単語のチョイスなどからおすすめ順に並べましたが、やはり単語集ごとに特徴があるので、自分の好きな単語の覚え方なども考えて選ぶといいのかなと思います。
ちなみに中国語単語の効果的な覚え方については、第1位で紹介した『キクタン』を例に詳しく説明した記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。
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