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2016年に発売された英語参考書・本おすすめランキングトップ10!【英検1級が独断と偏見で選ぶ】

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今回は、1年間を通して多くの英語参考書レビューを書いてきたぼくが、その締めくくりとして、

 

「2016年に発売された英語本おすすめランキングトップ10」

 

を発表していこうと思います。

 

自信を持っておすすめできる本を厳選したので、ぜひ読んでみてください!

※ランキングは売上データなどとは関係がなく、ぼくが独断と偏見で選んだものです

 

【10位】一流は、なぜシンプルな英単語で話すのか

一流は、なぜシンプルな英単語で話すのか (青春新書インテリジェンス)

一流は、なぜシンプルな英単語で話すのか (青春新書インテリジェンス)

 

『一流は、なぜシンプルな英単語で話すのか』はビジネス英語表現集です。

年に何回有給休暇を取れますか?

在宅勤務をしているスタッフはいますか?

このような表現を英語で言えるでしょうか?

仕事場でよく使われる表現にもかかわらず、英語だと言えないという人が多いのではないでしょうか。

この本ではそのような"かゆいところに手が届く"表現が85のテーマに分けられて載っています。

新書なので、サクッと読み切れるのも良いところです。

 

【9位】ジェイソン式英語トレーニング 覚えない英英単語400

ジェイソン式英語トレーニング 覚えない英英単語400

ジェイソン式英語トレーニング 覚えない英英単語400

 

ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人、厚切りジェイソンが出した英単語集です。

この本が出ると知ったとき、

 

「どうせ、よくある有名人のファンブックだろうな」

 

と思ったんですが、中身を見て驚きました。

 

完全にガチな英語参考書だったからです。

 

高校レベルの英単語が「英英」の形式で学べるのがこの本の特徴。

つまり、「check」という英単語なら、「~を調べる」という日本語ではなく、

find out information about something

という英語で意味が載っています。

この本をしっかりと読み込むことで英語同士のネットワークを頭の中に作ることができます。

 

【8位】TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 

2016年5月からTOEICテストの形式が変更になり、新形式問題へと変わりました。

それに先駆けて2月に発売されたのがこの『公式問題集』。

新形式の模試が2回分収録されている問題集です。

 

ぼくも発売日に買い、新形式問題について徹底分析したブログ記事を3日後にアップしました。

新形式TOEICの公式問題集を解いたので傾向と対策を含めいろいろまとめてみるよ

 

この問題集の後、新形式TOEIC対策ができる参考書が続々と発売されていますが、公式が出した問題集というだけあり、まだまだ売れ続けています。

 

【7位】なぜ、その英語では通じないのか?

なぜ、その英語では通じないのか?

なぜ、その英語では通じないのか?

 

『日本人の英語』で有名なマーク・ピーターセン氏の本です。

この本では、英語と日本語における表現の仕方の違いにフォーカスし、

「どうすれば英語でちゃんと伝えることができるのか」

について考察しています。

日本語を学んだ英語ネイティブの著者だからこそ気付くようなポイントがわかりやすく説明されています。

英語で話すときに、

 

「自分の言いたいことがうまく相手に伝わらない!」

 

という経験を多くする人には特におすすめです。

(詳しいレビューはこちらから)

『なぜ、その英語では通じないのか?』(マーク・ピーターセン)の感想&レビュー

 

【6位】本物の英語力

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

 

アポロ月面着陸の同時通訳で有名な鳥飼玖美子氏の英語学習本です。

役に立つ英語学習法が具体的に書かれています。

この本では、英語学習に関する最新の事情が書かれているのがおすすめポイントです。

  • 大学入試改革
  • 小学校での英語必修化
  • 企業が英語力を社員に求める傾向

などなど、現在の日本を取り巻く英語に関する状況を踏まえながら、「これからどうやって英語と接していけばいいのか」について深いレベルで論じられています。

この本はぜひ手元に置いておき、英語学習に迷ったときに参照するのがおすすめです。

 

 

【5位】英語は20の動詞で伝わる

英語は20の動詞で伝わる

英語は20の動詞で伝わる

 

get,come,turn,bring・・・

このような「簡単な単語」をしっかりと使いこなすことができますか?

単体ではある程度使えても、たとえばgetなら

get to

get out

get in

get up

など、前置詞とセットになると適切に使い分けることができない、という人が多いのではないでしょうか。

『英語は20の動詞で伝わる』では、このような簡単な単語にフォーカスし、これらを「使える」ようになる、というのをテーマにしています。

中学レベルの簡単な単語が、

 

「読んで意味はわかるけど、使えない」

 

という人におすすめです。

 

ちなみに、かわいい動物のイラスト付きで、紙面もポップな感じなので、読んでいて"勉強"という感じがしないのもおすすめポイントですw

 

【4位】TOEICテスト 非公式問題集 至高の400問

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R)テスト 非公式問題集 至高の400問

【新形式問題対応/CD-ROM付】 TOEIC(R)テスト 非公式問題集 至高の400問

 

TOEICテストの模試問題集です。

新形式のTOEIC2回分の問題と解説が収録されています。

タイトルに「至高の400問」とありますが、これは本当で、とにかく問題のクオリティが高いのが特徴です。

公式問題集(8位)よりも順位を上にした理由は、

  1. コスパが良い
  2. 解説が丁寧

の2つです。

公式問題集よりも1回あたりの値段が安く、解説も人気TOEIC講師によるもので、非常に丁寧でわかりやすいです。

数々の新形式TOEIC問題集が出ていますが、現時点で出ているTOEIC問題集の中ではこの『非公式問題集』が個人的ナンバーワンですね。

(詳しいレビューはこちらから)

『TOEICテスト 非公式問題集 至高の400問』が至高すぎるので紹介させてくれマジで

 

【3位】最強英語脳を作る

最強英語脳を作る (ベスト新書)

最強英語脳を作る (ベスト新書)

 

脳科学者で多数のテレビ出演でも有名な脳科学者・茂木健一郎氏の本です。

英語学習に関するヒントが書かれた本ですが、この本は普通の英語本とは違います。

というのも、

  • 単語の覚え方
  • モチベーションの上げ方

などといった内容ではなく、

 

「英語におけるマインドセットとは何か?」

 

といった、本質的なことが書かれているからです。

 

また、人工知能の学習過程を引き合いに出して英語学習について論じていたりと、茂木健一郎独特の切り口で英語について書かれているので、この本を読むことで新しい視点を得ることができるでしょう。

かなりおすすめの1冊です。

(詳しく書いたレビューはこちらから)

茂木健一郎著『最強英語脳を作る』が英語学習者必読の良書だったのでレビューしてみる

 

【2位】英検1級 面接大特訓

英検1級 面接大特訓

英検1級 面接大特訓

 

英検1級の二次試験の参考書です。

このテキストには、英検1級の面接で使えるモデルスピーチとQ&Aが収録されています。

なぜこの本を2位という高い順位にしたのかというと、今まで英検1級二次のサンプルスピーチをここまでのクオリティで載せた本が存在しなかったからです。

この本が出る以前は、類書はあることはあったんですが内容が足りなかったり、英文の質が低かったりとあまり使い物になりませんでした。

本当にちゃんと勉強したい人は10万くらい払ってスクールに行くしかなかったんです。

しかし、この本が2000円ちょっとで出てしまったことで、英検1級の二次試験が"民主化"されました。

ぼくが英検1級に合格したのは2015年ですが、この本が当時存在していればもっと楽に合格したのになと思います。

英検1級をめざす人にはマストアイテムです。

 

【1位】会話もメールも 英語は3語で伝わります

会話もメールも 英語は3語で伝わります

会話もメールも 英語は3語で伝わります

 

第1位は『英語は3語で伝わります』。

この本は一言で言うと、

 

「どうすれば"伝わる"英語を話す(書く)ことができるのか」

 

を解説した本です。

 

英語を自分から発信するときに、どのように頭を動かしていけばいいのかが非常にわかりやすく解説されています。

この本を1冊読み通すことで、英語を話す(書く)ために必要な考え方をそっくりそのまま頭にインストールできるんです。

濃い内容にもかかわらず、本のボリュームは少なく、字も大きめなのですぐに読み終えることができます。

本当におすすめの1冊です。

 

まとめ

というわけで2016年に発売された英語本ランキングトップ10でした。

英語の参考書・本の動向についてはここ何年かずっとウォッチしてきましたが、2016年は特に豊作の年だったなと感じています。

中でも英語を「発信する力」に焦点を当てた良い本が続々と出版されたなという印象です。

グローバル化に伴い、日本での英語事情もすごいスピードで変化しています。

長く売れているベストセラーの参考書を使うのも大事ですが、この記事で紹介したような最新の本を読むことで、新たな視点を得るのも重要です。

ぜひ読んでみてください!

 

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