英語のテキスト入力は音声入力が圧倒的に便利!その絶大なるメリットをどうしても語りたい。
普段スマホやPCで英語のテキストを入力する機会があるという人、どういう方法で入力してますか?
もしも100%手で入力しているとしたら、かなりの時間とエネルギーを無駄にしている可能性があります。
英語での文章入力は、音声入力が圧倒的に便利です。
ぼくも普段英語でメールの文章を作成したり、日⇒英の翻訳をしたりしていますが、音声入力で済ませることがかなり多いです。一度慣れてしまうと離れられなくなってしまうくらい便利なんですよね。
今回は、英語テキストを音声入力するメリット(とデメリット)について書いていこうと思います。
※音声入力の設定の仕方については、お持ちのスマホごとに設定の方法が違うので各自ググってください。ここでは「英語の音声入力のメリットデメリット」を書いていきます。
英語音声入力のメリット
速くて省エネ
音声入力は手で打つのにくらべて速いです。とにかく速い。めちゃくちゃ速い。
ぼくもそうなんですが、仕事で英語を使っている人なんかは、仕事の効率を上げるという意味でも、絶対に音声入力を活用すべきです。
音声入力を使って入力のスピードが速くなった分、肝心な内容の方を考えたり、別のタスクをこなしたりする余裕が生まれてくるんです。
また、音声入力は省エネだというのも大きなメリット。
ここでいう「エネルギー」はスマホのバッテリーのことではありません。人間のバッテリーの方です。
スマホの画面をじっと見て、手でちまちま文字を打っていくのと、時にはよそ見でもしがら声でペラペラッと入力するのでは、使うエネルギーに大きな差があるのは自明ですよね。
要するに、音声入力の方が疲れないってことです。
スペルのミスがなくなる
手で英語の文章を打っているとき、
「あれ、この単語のスペルなんだっけ?」
と思う瞬間って誰でもあると思います。
予測機能がある程度助けてはくれますが、それでもわからなくなってしまうことはよくあるのではないでしょうか。
英語という言語は発音とつづりの間にはっきりとしたルールがないので、手で入力できるようになりたいと思ったら、単語のスペルをひとつひとつ覚えていくしかありません。
これは英語という言語の本当に厄介な点で、ネイティブですら簡単な単語のスペルがあやふやだという人がうじゃうじゃいます。ぼくも英検1級を持っていますが、超基礎的な単語でも、たとえば「2月」を表す「フェブラリー」や「成功」という意味の「サクセス」などのスペルは書けません笑。
そしてこの点でも音声入力が非常に優秀なんです。
音声入力なら、違った単語として認識されたりしない限り、スペルの間違いはゼロになります。
「あれ、この単語のスペル、なんだっけ?」
というあの現象から解放されるわけです。意図した単語が正しいスペルでどんどん入力されていくのを見るのは一種の爽快感すらあります。
なぜ「英語の」音声入力だけゴリ押しするのか
「音声入力がめちゃくちゃ便利だ!」
みたいな話って、ここ数年ずっと言われてきたことなんですけど、日本語での入力の場合はびっくりするくらい普及していないなと感じます。
普段日本語でLINEなどをするとき、音声入力を使っている人ってどのくらいいますか?
おそらくほとんどの人は手でフリック入力しているのではないでしょうか。
でもそれもそのはずで、日本語の音声入力って、"なんか微妙"なんです。
まず、漢字の問題があります。
日本語で音声入力すると、意図した漢字とは違う漢字で変換されてしまうことがよくあるんです。で、それを直すのは手でやることになります。めんど!
めんどくさいし、手を使うことによる"負けた感"がすごい・・・。
これは、日本語という言語は、使われる音の種類が少なく、その代わり漢字によって複数の意味を区別する、という性質から来ています。
それに対して英語では、基本的にひとつの読み方に対して1種類の単語が対応していますし、当たり前ですが漢字もないので、このような問題は発生しないんです。
次に、日本語の場合は手でテキストが入力しやすいというのも大きいです。
スマホのフリック入力は本当に優秀で、慣れればPCのキーボードでズバババッと打つのに負けないくらいのスピードで入力することができるようになります。
また、日本語は手で素早く打っても打ち間違いが少ないんです。
ちょっと下の2枚の画像を見てください。
これらは、iPhoneのキーボードで、上が日本語、下が英語。
注目してもらいたいのがそれぞれのキーの大きさです。
日本語は大きく、英語はかなり小さいのがわかると思います。
英語はちまちましているので、高速で打つと、結構間違えるんですよ。
しかし、日本語はひとつひとつのキーが大きいので、速いスピードで打っても間違えることはほぼないでしょう。
このように、日本語の場合は手での入力が優秀すぎるがために、音声入力に変えるモチベーションが生まれてこないんです。
さらにさらに、日本語の音声入力は、まだまだ認識の精度がイマイチです。
日本語を音声入力してみて、意図したものとはまるで違う言葉が表示された、という経験がある人は多いのではないでしょうか?
効率を上げるために音声入力を使っているのに、いちいちやり直したら意味ないですよね。
英語音声入力のデメリット
発音ができないとムリ
今まで説明してきたとおり、絶大なメリットがある英語の音声入力ですが、その反面、デメリットもあります。
まずは、やはり「発音がしっかりしていないと認識してもらえない」点ですね。
これはたしかに大きな壁だと思います。
しかし、これは完全にぼくの経験則でしかありませんが、日本語よりも英語の方が認識の精度が高いです。
ぼくは日本語ネイティブで、英語の発音は日本語なまりが混じっていますが、それでもほぼ100発100中で認識してくれます。
これは、ぼくの発音力というよりは、認識の精度がすごいというのが理由だと思っています。
なので、恐れることはありません。
もしも、本当に全然意図した単語が認識されないという場合は、専用のテキストで発音を練習してみましょう。
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(参考記事)
英語の発音ができるようになりたいなら『英語耳』!ネイティブばりの発音を身につけよう!
場所を選ぶ
静かにしなければいけない公共の場では声が出せないので、音声入力ができません。
移動中の電車内など、スキマ時間を使ってスマホで仕事をする人は多いはずです。
そういう時に使えないというのはデメリットだなと感じています。
職場で使う場合でも、ざわざわと活気のあるところならいいですが、みんなが静かに黙々と仕事に取り組む職場の場合は、音声入力をするのは難しいでしょうね。
声を出すのがキツい時がある
朝起きて数時間以内などは、ハキハキとしゃべることが不可能なので(ぼくだけ?)、音声入力が厳しいです。
あと、これも人にもよるとは思いますが、「なんとなく声を出したくないテンションの時」ってありませんか?笑
静かにしていたい・・・というか。
そういう時にちょっとダルいというのも音声入力のデメリットかなと思います。
まとめ
というわけで今回は英語のテキスト入力は音声入力がかなり優秀ですよ、という話でした。
記事中でも書きましたが、現在日本語の音声入力がイマイチなので、その延長として、英語を入力するときも手で打っているという人は結構いると思います。
しかし、そういう人はかなりもったいないと思います。
英語を入力するときは音声入力をぜひ活用してみてください。
慣れれば本当に離れられなくなりますよ!
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