『ドラえもん』の英語版コミックが勉強に超使える!メリットとおすすめの読み方。
マンガ・アニメで英語を勉強するのが好きなかずーい(@kazuui81)です。
『ドラえもん』の英語版コミックが出てるのって知ってますか?
DORAEMON セレクション1 感動する話 (SHOGAKUKAN ENGLISH COMICS)
- 作者: 藤子 F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
はい、みなさんご存知のあのドラえもんです。
ぼくはドラえもんの英語版コミックを読むのが好きで、定期的に読みたくなります。
今日も電車で読んでいて、
「やっぱりいいな」
と思ったので、勢いでブログ記事にしてその良さについて語っていこうと思います。
- 英語版『ドラえもん』を読むメリットは?
- いちばんおすすめの読み方はこれ!
という2点について書いていきます。
メリット①:面白いから継続できる
『ドラえもん』は面白いので、英語にもかかわらず、飽きずにず~っと読めちゃいます。
英語学習で大事なのは何といっても継続です。
「これ読んでてもつまらないなぁ」と思う教材はモチベーションが上がらないので継続しませんし、無理矢理に読んだとしても面白くない教材を使った勉強は、学習効果が低くなってしまうんです。
「いや、でも何が面白くて何が面白くないかはその人の好みの問題だよね?お前がドラえもん好きなだけじゃね?」
・・・と思った方もいるかもしれません。
そんなことなーい!!
だって『ドラえもん』ですよ?あのドラえもんですよ?「はい、タケコプター」ですよ?空自由に飛んじゃうんですよ?のび太には悪いけど3人乗りなんですよ?
全人類にとってもれなく面白いのは絶対の真理ですよね?(無理矢理)
・・・取り乱してしまいました。
まぁとにかく、ドラえもん面白いじゃないですか(ゴリ押し)。
しかも、英語版コミックは、それならではの面白ポイントがあるんです。
英語版コミック『ドラえもん』は、現在書店で普通に入手できるものはどれもエピソードがピックアップされて編集されたものなので、入っている話はどれも名作ぞろい。
面白くないわけがないんですよ。
個人的にも良いチョイスだなぁといつも思っています。
たとえば「感動する話」の巻では、傑作中の傑作とも言える「さようなら、ドラえもん」が収録されています。
DORAEMON セレクション1 感動する話 (SHOGAKUKAN ENGLISH COMICS)
- 作者: 藤子 F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/10/18
- メディア: 単行本
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ぶっちゃけるとぼく、今日電車でこのエピソード読んで泣きましたw
ドラえもんが急に未来の世界に帰ると言い出す。のび太はその時どうするか・・・という話。
ドラえもんが安心して未来に帰れるように、ジャイアンに立ち向かうのび太は最高に泣けるポイントのひとつです。
勝負はこれからだ。
This is where the fight really begins.
かっこいいぞのび太。
ちなみに、アニメしか見たことがなく、日本語版のコミックを読んだこともない人にとっては、原作のキャラクター設定がアニメとは少し違って面白いと思います。
原作ではドラえもんが鬼畜というか、ぶっ飛んでるサイコだなと感じるのはぼくだけでしょうか?笑
(都合が悪い時に警官に見つかると、タケコプターを付けて空に飛ばしてしまうドラえもん)
メリット②:日常で使えるフレーズが学べる
普通に売ってる英語のテキストって堅苦しい例文が載っているものが本当に多くて、
「もっと日常会話で使うようなカジュアルなフレーズ教えてよ!」
と思ってしまいます。
英語版コミック『ドラえもん』はその点非常に優秀な教材と言えます。小学生の会話なんて良質な日常フレーズの宝庫ですからね。
英語ペラペラの自分が読んでも「クオリティ高いな」って思います。
中でも「とっさの一言フレーズ」は勉強になります。
へんなやつ。
What a weirdo.
知らないよ。
Beats me.
だから言ったのに!
I told you.
また、他にも、漫画ならではの効果音・擬音なんかも上手く英語に略されていて勉強になります。ちょっと下の画像を見てください。
「ジャアン」の上に"Tada!"と載っていますよね。
サプライズで何かを人に見せるときの「ジャーン!」は英語だと「タダー!」なんです。
よく使いそうな効果音ですが、意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか。
メリット③:記憶に残りやすい
いわゆる"英語のテキスト"で勉強している場合に比べて、『ドラえもん』で勉強した英語表現の方が頭により残りやすいです。
理由は、日本語のセリフにあります。
コミック版『ドラえもん』では、コマの外に元の日本語も載っているんです。
いくらぼくでも、できることと、できないことがあるよ。
これなんかお馴染みのセリフで、昔アニメで何回も何回も聞いたフレーズですよね。
読む時に英語だけでなく日本語のセリフも読むことで、日本語のセリフが"記憶を引っ掛けるためのフック"となり、頭により残りやすくなるわけです。
子どもの時の記憶なんてましてや強烈すぎるイメージとなって頭に残っています。それと英語を結び付ければ、なかなか忘れませんよ。
他にも英語版コミックはいろいろ出ていますが、その中でも『ドラえもん』をぼくがおすすめする理由は実はここにあるんです。
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おすすめの読み方はこれだ!
原則:わからない表現はスルー
まず、大原則として
「これ何?」って英語表現があったらとりあえずスルーして次を読む
ようにしてください。
辞書を引いたりググったりするのは「どうしても意味が知りたい」「気になって仕方がない」という場合だけにしましょう。
わからない表現は必ず出てきます。が、そこばかりに気を取られていると"お勉強感"がどうしても出てしまうんです。
とりあえずスルーして、"読めてる感"を楽しむようにするのがコツです。
①日本語→英語の順に読む
日本語を読んでからそのあとに英語を読むことで、先ほど書いた「メリット③」を十分に活かせます。
イメージとしては、"日本語に英語のセリフを貼り付ける"感じです。
このような意識ひとつで学習効果は大きく変わりますよ。マジです。
②英語だけで読む
2回目は英語のセリフだけを読んでいきましょう。
1回日本語と共に読んでいるので、びっくりするくらいスラスラ読めると思います。
日本語の記憶がまだ新しいうちにやった方がいいです。各エピソードごとに2回読んでから次に進むのがおすすめですね。
③キャラクターになりきって音読
余裕がある人は「キャラクターになりきって音読」をしてみてください。
これめっちゃ効果あります。ヤバいです。
キャラクターのマネをすると、自然なリズムで話そうと努力するようになります。
これが話すためのトレーニングになるんです。
スピーキング力を重点的に鍛えたい人はぜひ試してみてください。
まとめ:他のコミックも読んでみよう
というわけで英語版コミック『ドラえもん』が英語学習におすすめですよって話でした。
ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1) Shogakukan English comics
- 作者: 藤子・F・不二雄,ジャレックス
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/02/01
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 77回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
さっきもちょっとだけ触れましたが、英語版コミック(英語と日本語のセリフが両方載っているものを"バイリンガル版"と言うそうです)は『ドラえもん』以外にもいくつか出ています。
最近出たのだと『君の名は』なんかおすすめです。
映画が好きだった人はぜひ読んでみてください。
ちなみに、アニメも英語学習におすすめです。
勉強方法について詳しく書いた記事はこちらから。