4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200,中国語検定2級を達成。最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。

『バンバン話すための瞬間英作文』のレビュー!基本動詞で"ネイティブっぽい英語"が身に付く!

スポンサーリンク

動画配信にハマっているかずーい(@kazuui81)です。

 

瞬間英作文の新作が出ましたー!

 

バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング CD BOOK

バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング CD BOOK

 

 

『バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング』という本です。

 

すでに知っている方も多いとは思いますが、一応軽く説明すると、瞬間英作文というのは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』という本で紹介されている英語トレーニング方法で、その名が示す通り、

 

わたしは学生です。

I am a student.

 

のように、一瞬で日本語の文を英語に訳していく訓練方法のことを言います。

 

これがめ~ちゃくちゃ効果あるんですよ。め~ちゃくちゃです。ヤ~バヤバです。

 

ぼくの英語学習に革命を起こしてしまった1冊と言ってもいいくらいの神テキストで、これをやり込んでやり込んで、やり込みまくることで英語を話す回路が頭の中に出来上がったんですよね

 

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

 

(神テキスト。本当に神棚に飾りたい。)

 

今回はこれの新作が出たということで早速購入。

 

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20181118201732j:plain

(表紙ゴールドってなんかよくない?)

 

使ってみたところかなりいい感じだったので、レビューしていこうと思います。

 

正直あまり期待していなかった

本屋でいつものように英語テキストチェック(みんなもするよね?)をしていたら、たまたまこの新作を見つけたのですが、超正直な気持ちを言うと、

 

最初はあんまり期待していなかった

 

んですよねw

 

というのも、瞬間英作文っていままで続編が何冊も出ているのですが、ぶっちゃけどれも微妙で、たとえば『おかわり! どんどん話すための~』については、1冊目と内容がかぶるので、

 

「1冊目何回もやった方がよくね?」

 

となってしまいますし、

 

おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)

おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)

 

 

『シャッフルトレーニング』という、順番がバラバラになった難易度高めのものも出ていますが、

 

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング

 

 

「シャッフルでも1作目使って、適当にページ開いてやればいいもんな・・・」

 

と思ってしまうわけです。

 

やっぱり1作目が原点にして頂点過ぎちゃってるんですよね。

まさに英語テキスト界のスターウォーズですよ。いやぼくは続編も好きですけど。

 

基本動詞のパターン練習ができる!

しかし!

 

今回の『バンバン話すための瞬間英作文』は、良い意味で新しいコンセプトとなっており、ファンとしては待望の1冊と言えるでしょう。

 

内容は、

 

基本動詞を使ったトレーニングができる

 

というものです。

 

基本動詞というのは、

 

get

keep

make

put

give

 

みたいなやつのことです。

英語を少しでも勉強している方ならこれらの単語を知っていると思いますが、こういう単語って、

 

使われ方のバリエーションがめちゃくちゃ多く、そしてよくネイティブが使う

 

ので、か~なり重要なわけです。

 

たとえば"get"なら、

 

すみませんがお名前を聞き取れませんでした。

I'm sorry, I didn't get your name.

 

我々はやられる前に敵をやっつけた。

We got the enemy before they got us.

(本の中から一部引用。わかりやすいように基本動詞を赤くしていますが、実際の本は白黒の2色刷りです。)

 

のような文が載っています。

 

「名前を聞き取れない」の「聞き取れない」の部分は、もちろん「聞く」という意味の"hear"を使ってもオッケーです。

 

I'm sorry, I couldn't hear your name.

 

でもいいんですが、"get"を使って本に載っているように言うと、

 

  • すごく"それっぽい"
  • 小慣れていて、なんだかネイティブっぽい

 

という印象になります。

 

2つ目に例として出した文も、「やっつける」という意味で"get"を使っていますが、これも「打ち負かす」という意味の"defeat"を使って、

 

We defeated the enemy.

(我々は敵をやっつけた)

 

と言っても全っ然オッケーなわけです。

オッケーだけどでも、"get"を使った言い方もありますよ・・・という話ですね。

 

ちなみにこれと同じ使い方の"get"には、

 

You got me.

 

というのがあり、意味は「一本取られたな / やられたよ etc」の意味になります。

 

やはり基本動詞を使ったフレーズというのは、ネイティブっぽい小慣れた表現だなと思いますね。

 

こういうフレーズを学習することで、ネイティブと話していて、

 

「(お、この日本人デキルな・・・)」

 

と思われるようになりますし、知っている表現の数が単純に増えるので、ちょっとした日常会話のリスニング力も上がります

スポンサーリンク

 

ありそうでなかった1冊

実は、基本動詞の使い方が練習できるテキストは今まで何冊も出ています。

 

『英語は20の動詞で伝わる』とかは中でもおすすめで、基本動詞にフォーカスした本の中では群を抜いて優秀です。

 

英語は20の動詞で伝わる

英語は20の動詞で伝わる

 

 

この本については当ブログでも以前レビューしています。

参考:『英語は20の動詞で伝わる』のレビュー!簡単な句動詞がマスターできる1冊!

 

ただ、基本動詞についてうまく説明された本はいままであったものの、今回の『バンバン話すための瞬間英作文』のように、

 

基本動詞を使ったフレーズが大量に練習できるテキストは(ぼくが確認した限り)ありません。

 

だって、この本、全部で800文も載ってるんですよ(°▽°)

 

でも結局、基本動詞って使えないことには始まらないわけですから、それを考えると、このくらいの量を確保してひたすら体に覚え込ませるのが必要なのではないかと思いますね

 

コツ:丸暗記しない!

使い方としては、紙かなんかで英語の文を隠して、

 

日本語⇒英語

 

の変換をひたすらやっていくのが基本です。

 

慣れてきたら、付属のCDを使って、

 

音声を聞いて、それを口頭でそのまますぐに訳す

 

トレーニングをやっていきましょう。

 

コツとしては、丸暗記しないのが大事です。

 

あくまで目的は「自分の頭で考えて英文を作ること」です。

英語訳をただ丸暗記してそれを再生するだけではなんのトレーニングにもなりません。

 

1回1回、日本語を見たらそれを変換するのにちゃんと頭を使ってやっていくとより大きな効果が期待できるでしょう。

 

ちなみに、このテキストを使いながら勉強する生配信をやった時に、ここら辺については詳しく説明しました。ぜひ下のツイートからリプレイ再生してみてください。

 

まとめ:基本動詞表現は使えるとカッコイイですよ!

というわけで今回は『バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング』のレビューをしてみました。

 

瞬間英作文の続編でクオリティの高いものは正直もう出ないと思っていたので、嬉しい驚きがありましたね。

 

この本に載っているような基本動詞フレーズが言えるようになると、本当に英会話が楽しくなりますよ

 

バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング CD BOOK

バンバン話すための瞬間英作文「基本動詞」トレーニング CD BOOK

 

 

1作目の瞬間英作文のレビューについては下記の記事からお読みいただけます。こちらもぜひ。

参考:『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で英文法を感覚レベルで身に付ける!