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相手が聞き取りやすい英語の話し方・話すコツを教えます。

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かずーい(@kazuui81)です。

 

いきなりですが、自分がアメリカ人と英会話をしている場面を想像してください。

 

で、自分が「これをど~しても伝えたい!」ということを言った時に、相手に、

 

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「(えっと・・・君は何を言っているのかな)」

 

こんな顔をされてしまったらどういう気持ちになるでしょうか。

 

要するに、「自分が言ったことが全然伝わってねー!やべぇ!」って状況。

 

キツいですよね。

 

英会話って、相手が何を言っているのかを理解する、つまりリスニングの力も重要なんですが、それと同じくらい、

 

相手にとってわかりやすい英語を話す力

 

も重要なんです。

 

そんなわけで今回は、TOEICのスピーキングテストで発音レベルの最高スコア、ライティング満点を取った自分が、相手が聞き取りやすい英語を話すコツを書いていこうと思います。

 

英語っぽく話す

まず大事なのは、英語っぽく話すということです。

 

英語っぽく話すってどういうこと?って話なんですが、まず、英語はうねっている・・・ということを理解する必要があります。

 

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(イメージ図。)

 

↑は、英語の話し方のイメージ図です。

 

ドカーッと駆け上がったかと思ったら、スゥーと力を抜いて下がっていく、かと思ったらまた上がる・・・

 

こういう風に、うねっているような抑揚をつけると、一気に英語っぽくなるんです

 

例を出しましょう。

 

サンプル英文として、下のような文章を用意しました。

 

One day, a man was enjoying jogging at the park. On the way back home, he saw volunteers cleaning up the park. He thought, "I want to do the volunteer work, too."

ある日、男性は公園でジョギングを楽しんでいました。家へ戻る途中で、彼はボランティアたちが公園を掃除する姿を見かけました。彼は「自分もボランティアをしたい」と思いました。

 

(この英文は、『英検2級 面接大特訓』101ページより引用したものです。)

英検2級 面接大特訓

英検2級 面接大特訓

 

 

One day, a man was enjoying jogging at the park.

 

ここまでは一気に駆け上がります。

特に、"at the park"の部分は、「アット・ザ・パーク」みたいに区切り区切りで読んでしまうと全然駆け上がり感が出ないので、

 

「アッダパー」

 

くらいにキュキュッっとまとめて読み上げます。

 

続く、

 

On the way back home,

 

ではスゥーっと下がる部分。ゆっくり目で力を抜いて話します。

 

日本人は、これらをすべてワントーンで全部スーっと話してしまいがちなんです。

 

なぜか。

 

これは理由ははっきりしていて、日本語がそうだからです。

 

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(イメージ図)

 

英語がうねった道なのに対して、日本語は平坦な道なんです。

 

これを英語を話す時もやってしまうと、めちゃくちゃ聞き取りにくい英語になるので注意しましょう。

 

間・強調を意識しよう

全体にうねりをつけることに加え、

 

  • 間を意識すること
  • 強調する部分はしっかり強調すること

 

この2点も英語っぽく話す上で重要です。

 

さきほどの文章の後半を見てみます。

 

On the way back home, he saw volunteers cleaning up the park. He thought, "I want to do the volunteer work, too."

 

この部分は、

 

On the way back home,   ( 間 )   he saw volunteers cleaning up the park.   ( 間 )   He thought,   ( 間 )   "I want to do the volunteer work, too."

 

↑のように間を入れると相手が聞き取りやすい英語になります。

 

カンマの部分や、意味的に切れることろは一呼吸おいてください。

 

続いて、強調ですが、

 

On the way back home, he saw volunteers cleaning up the park. He thought, "I want to do the volunteer work, too."

 

上の文の赤で示した部分は、この文章で一番強調して、力を込めて、何がなんでも伝えなければいけない重要な部分です。

いちばんの盛り上がりです。

 

この文章は、

 

  1. ジョギングをしていた
  2. ボランティアの人が公園を掃除しているのを見た
  3. 自分もやろうと思った

 

の3つに分けられますが、いちばん強調すべきは2です。

3だと思う人もいるかもしれませんが、3は2の結果思ったことなので、2ありきの展開なのです。

 

volunteers cleaning up the park

 

ここは、

  • ドヤ顔で
  • 強調して
  • なんなら眉毛とかも上げちゃって

読んでください。

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わかりやすい英語を話す

英語っぽくなるように話し方を工夫する

 

これが大事なんだと説明してきましたが、そもそもの話、話している英語がわかりにくかったら相手も聞き取るのが大変です

 

ここからは、わかりやすい英文の作り方を3つのポイントに分けて解説していきます。

 

①あいまいな表現を避ける

言いたいことをハッキリ言う。

 

これを意識しましょう。

 

日本語の会話は基本あいまいなので、意識しすぎるくらいがちょうどいいです。

 

あと、具体的な話になりますが、

  • would
  • could
  • might

みたいな助動詞を使いすぎない

 

これもあいまい表現を避けるコツです。

 

ぼくは、以前アメリカ人に、

 

「かずーいの英語はやたらwouldばっかり使ってあいまいすぎるよ」

 

とダメ出しされたことがあります。

 

あとは"maybe"とかも使いすぎ注意ですね。

 

②論理展開をしっかり

論理がめちゃくちゃだと相手も聞き取りにくいです。

 

・・・とは言いましたが、あまり難しく考える必要はありません。

 

"because"とかをちゃんと使えているのか・・・くらいのレベルの話です。

 

たとえば、

 

Do you want to go for a drink?

飲みにいかない?

 

と聞かれたら、

 

I can't, because I have to work.

仕事あるんで無理です。

 

ちゃんとbecauseを使って論理展開をハッキリさせる。

 

このくらいのレベルからちゃんとbecauseなどの、論理をはっきりさせるワードを使っていれば、相手が聞き取りやすい英語も自然と話せるようになっていきます。

 

③短い要素を前に出す

短い要素はどんどん前に出した方が相手は聞き取りやすいです。

 

One day, a man was enjoying jogging at the park.

 

の"one day"は最初に置きましょうということです。

 

A man was jogging at the park one day.

A man was jogging, one day, at the park.

 

これだと超絶わかりにくいですよね。

 

まとめ

というわけで今回は相手が聞き取りやすい英語を話すコツについて具体的に書いてみました。

この記事に書いたことは基本で、細かいことを言い出すと実はまだまだあります。

 

が、

 

相手の立場になって、相手が聞き取りやすいのかを考える

 

これを実践していけば、どんどんブラッシュアップされていくでしょう。

 

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