地方都市に移住するメリットを語りたい。大都市・田舎に住むより全然良いぞ!
かずーい(@kazuui81)です。
最近札幌に移住した自分ですが、それまでは千葉の実家(田舎)と東京の社宅のダブル拠点で、東京で仕事をしていました。
- 大都市(東京)
- 田舎
- 地方都市(札幌)
この3つへの居住を短期間で体験したところ、
札幌(地方都市)に住むのががいちばん良い。良い。とにかく良い。
という結論に至りました。
そんなわけで今回は、地方都市に移住するメリットについて語っていこうと思います。
「札幌に住んだだけで判断するな!」
と怒られそうですが、一応札幌以外にも、地方都市だと仙台に3年間住んでいたこともあります。
家賃が安い!
地方都市は総じて家賃が安いです。
ぼくが住んでいるアパートは1LDKで築年数5年以内、札幌中心部へのアクセスも良い場所で家賃6万円です。
ここに彼女と猫1匹と住んでいます。
結構広くて、他の住人を見る限り4人家族とかも普通に住んでいます。
まぁ4人家族だとさすがに狭いかなとは思うんですが、頑張れば6万円~でファミリーもオッケーですよくらいの感覚が地方都市の家賃相場でしょう。
東京で同じくらいの条件で調べると、だいたい15~20万円くらいは覚悟しないといけません。
これ、相当稼いでないとキツいのではないかと思うんですよね。
生活費の3割が家賃だとして、手取り50万円くらい必要。これって年収800万円です。。。
いや、ムリムリ!
他にもいろいろ安い
家賃以外にも、
- 外食の値段
- コインパーキングの価格
こういった細かい部分でも東京は色々と高すぎます。
いやもう東京は別の国だと考えた方がいいんじゃないかと思うくらいです。
「東京は仕事が多く、給料も高い」
と言う人もいると思います。
確かにその通りですが、時給が高い分生活費も高いのが東京ですし、地方都市でもそれなりに仕事はあります。
それに、最近はリモートワーク、ノマドワーキングの動きも広がってきているので、
- Webエンジニア
- Webライター
- Youtuber
こういった、場所に縛られずに仕事をしている人は地方都市に移住するのがベストだと思います。
人に会わないで済む
これをメリットと感じるかどうかはぶっちゃけ人によりますが、
地方に住めば人と頻繁に会わないで済む
というのは大きいなとぼくは感じています。
首都圏ってみんないるんですよ。マジでみんないる。
だから、仕事にしてもプライベートにしても、何かとすぐに「会いましょう」みたいな話になります。
これがめんどくさい!
・・・って気持ち、わかりますかね?
首都圏に住んでいると、物理的に簡単に会えるから会うみたいな機会がやたら増えて、それによってどれだけ生産的なことができているのかってのがわからなくなってくるんですよね。
- 平日は仕事の打ち合わせで人と会いまくり
- 仕事終わりは毎日誰かしらの友達と飲み会
- 休日も誰かしらにつかまって遊び
これは極端かもしれないですけど、東京に住んでいると、人と会いまくることによるコミュニケーションストレスみたいなのがどんどんたまっていって疲れていくんです。
これがたとえば博多とかに住んでいれば、首都圏にいる人からは遊びに誘われません。
物理的に会えなくなると、不思議とLINEとかも来なくなります。
既読スルーがどうとかの、デジタルコミュニケーションストレス(ぼくの造語です)もないです。
で、本当に会いたい人がいれば自分から会いにいけばいいんです。
これについては個人的にかなり好きなテーマなので、別の記事でくわしく書いてみました:人となるべく会いたくない人は首都圏を離れて地方移住すればいいと思うよ。
別の生活を体験できる
移住をすることで、違った生活様式を体験できます。
地方都市で育つ
↓
東京に就職
↓
地方都市に戻る
みたいな、Uターン移住は別ですが、これまでずっと大都市でしか生活してこなかった・・・という人にとっては新しい発見が多いと思います。
ぼくも、札幌の冬を体験して、「雪国の寒さ対策ってすげぇな」と心底感動しました。
「日本はどこに行っても同じ」
こんなことを言う人をたまに見ますが、同じ日本と言えども、生活スタイルって結構違うものです。
地方移住をすると視野が広がりますし、その違いを発見すること自体が楽しかったりします。
「毎日ずっと同じことの繰り返しで、生活に刺激がない」
こんなことを思って東京で消耗している人は選択肢として地方都市移住してみてはいかがでしょうか。
身軽になる
札幌に移住する前は、
「ちゃんと全部できるんだろうか」
という不安があったのですが、
- 住宅の契約
- 生活環境を整える
- そこでの暮らしに慣れる
これらを全部こなした今、
「なんかもう今後いつでもどこにでも行けるな」
という強気な気持ちになっています。
「いつでもやめられる」ことこそ強者の特権 - Chikirinの日記
これは最近読んだ文筆家のちきりん氏のブログ記事です。
この記事に、
現状に執着してしまう人は、ストレスがたまり、さらに弱い立場に追い込まれてしまう。反対に、すぐに止められる、変化できる人が強者。
的なことが書いてあるのですが、本当にその通りだと思います。
ぼくは、東京に執着せず、一度地方に移住し、低コストで満足できる生活を経験することで、身軽になれました。
「地方」というワードを聞くだけでアレルギー的に「地方に住むなんてありえない!」と反応する人もいますが、そういう人は自分で自分を縛っています。
大都市から一度離れ、身軽になってみる。そうすることで得られるものが絶対にあります。
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田舎よりも地方都市!
ここまで挙げたメリット、
- 家賃が安い
- 人と頻繁に会わないで済む
- 別の生活スタイルが体験できる
これらは、地方都市ではなく、田舎に移住しても得られるものです。
家賃に関しては田舎だとさらに安いでしょう。
しかし、ぼくは田舎よりも地方都市に移住するのをおすすめします。
理由は、田舎は何かと不便だからです。
札幌に移住する前、家が決まってから入居までの期間、北海道のド田舎に1か月滞在していました。
家のドアを開けると↑みたいな景色が広がっているレベルの田舎です。
写真では見えにくいかもしれませんが、川をふと見たらサケが登っててマジかと驚いたこともありました。
このような自然が楽しめるのは良かったです。
良かったんですが、生活面ではあまりに不便でした。
スーパーまで車で20分以上かかるし、娯楽面ではもう何もありません。
特に、本が好きな自分にとって、大きい本屋がなかったのは致命的でした。
地方都市なら、生活面では東京と変わらないくらい便利です。
それどころか、東京よりも人が少ない分、より快適だと言えるかもしれないです。
地方都市は、生活コストが低いのにも関わらず生活が便利・・・という、
田舎と大都会の良いところ取り
な部分があるということです。
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