“試験に出ない英語フレーズ集”おすすめ3冊&これらを絶対に読むべき理由。
悪い言葉ばかり覚えたいかずーい(@kazuui81)です。
『試験にでる英単語』って知ってますか?
昭和時代の受験生のバイブル的英単語帳です。
かなり有名な本ですね。っていうかいまだに売れ続けているのがすごい。
タイトルの通り、試験に頻出の英単語をまとめた本なのですが、実は世の中には、これとは全くコンセプトが逆の、
- 試験に出ない英単語集
- 試験に出ない英語フレーズ集
が何冊も出ていますw
「なんの役に立つの?」
「くだらねぇ!」
そう言って一蹴してしまう人も多いこれらのテキストですが、ぼくはこれらの"くだらねぇ"テキストを使うのをむしろ激おすすめします。
今回は、その中でもおすすめの本を3冊紹介しながら、これらを使って勉強するべき理由も説明していこうと思います。
『来世使える! ク〇みたいな英文』
1冊目に紹介するのは『来世使える! ク〇みたいな英文』(タイトル一部自主規制)です。
この本は、タイトルと同名のツイッターアカウントが書籍化したもので、最大の特徴は、ナンセンスな英文がイラストと共に掲載されているところです。
かくれんぼを始めた五年前から弟が見当たりません
— 来世使える!クソみたいな英文 (@yuumeijinbot) March 6, 2019
英文:My brother has be missing when we started playing hide and seek 5 years ago.
本の中からも面白かったのをひとつ引用してみます。
(『来世使える! ク〇みたいな英文』(タイトル一部自主規制)より一部引用)
こういうナンセンスなの、めっちゃツボですw
ゲラゲラ笑いながら、最後まで読んでしまいました。
楽しんで勉強できる
“試験に出ない英語フレーズ集”を使って勉強するひとつ目のメリットはここにあります。
楽しみながら勉強ができるんです。
英語学習において最もこわいのは、勉強をやめてしまうこと、つまり挫折してしまうことです。
で、挫折してしまう確率は、そのテキストが真面目なら真面目なほど高くなります。
たとえば、大学に行っていた方はわかると思いますが、大学の教科書ってマジで1ミリも面白くないじゃないですか。
あれは真面目を極めているからです。
『出ない順 試験に出ない英単語』
前で紹介したものと似ているテキストをもう1冊紹介します。
この本も、脱力系のイラストと共に試験に出ない英文が収録されています。
ひとつ前で紹介した本と比べ、「使えない」側にさらにもっと振り切っている感が好きですw
ほふく前進 army crawl
とか、
隠れ変態 closet pervert
とかw
「サンマ」「きのこの山」みたいな、マジで本当に使えない単語も入っていますw
きわどい単語が学べる
ではこの単語・フレーズ集が一体何の役に立つのかとい言うと、ずばり、
きわどい単語の収集
です。
さっき
隠れ変態 closet pervert
というのを引用しましたが、"pervert"(変態)という単語は、真面目な教科書にはまず出てきません。
出てきませんが、日常生活ではしょっちゅう聞きます。
日本語でも、
「この変態オヤジが!」
みたいなフレーズはよく聞くと思いますが、日本語を学ぶためのテキストに「変態」という2文字はまず載っていないでしょう。それと同じです。
高校生以下はダメ
そんな感じでこの本は下ネタが多いので(はっきり言ってしまった)、高校生以下は使用禁止です。
中学生・高校生のお子さんがいる方は間違ってもおみやげにこの本を買ってはいけませんし、もしもこの記事を読んでいる中高生の方がいても、この本に手を出すのは20歳を過ぎてからにしましょう。
いいか、絶対に買うなよ?絶対にな。おれは注意した。
『正しいFの使い方』
できればあまり口にしたくないし書きたくもない単語なので一度しか書きませんが、"Fuck"という単語なしに英語は語れないと思っています。
(自主規制として、以下、"F"と記載)
そんな"F"の使い方がわかる1冊がこちらです。
正しいFUCKの使い方-学校では教えてくれない、取扱注意のFuck、Shit、Damn、Hellを使った99フレーズ (TWJ books)
- 作者: 英語表現研究会,MADSAKI,NAIJEL GRAPH
- 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: 単行本
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"F"を使ったフレーズがこれでもかというくらい豊富に収録されており、これを読むだけで"F"の使い方がマスターできます。
本のサブタイトルに「学校では教えてくれない」とあるように、教科書ではまず使い方を教えてくれないし、よって試験にも絶対に出ないのですが、英語をマスターしたいなら避けては通れないのが"F"の理解です。
"F"は、日本語で言うと「ヤバい」とか「ク〇」にちょっと似ています。
「ク〇かっこよかった」
みたいに、何かを強調したい時に使うことが多いですが、"F"もまさにそんな感じです。
"F" off.
What the "f" are you talking about?
この本に載っているフレーズを2つ載せてみました。
ひとつ目は「失せろ!」ふたつ目は「お前何言ってんの?」という意味です。
教科書には出てきませんが、口語ではホント~によく耳にします。
こういう本は貴重
ぼく自身は、"F"やその他汚いスラングの使い方は海外ドラマやハリウッド映画から学びました。
こういう表現は教科書には載っていないので、勉強しようとしたら普通は、
- 海外ドラマ、洋画を視聴する
- 現地に行って生活する
の2つの方法しかありません。
が、海外ドラマを使って英語の勉強をするのは上級者向けですし、現地に行って生活するのも、費用や時間を考えたら、忙しい現代人にはそう簡単にできることではありませんよね。
そう考えると、『正しい"F"の使い方』(タイトル自主規制)は、非常に貴重なテキストだと言えます。
まとめ:ネタだけどネタじゃない
というわけで"試験に出ない英語フレーズ集"のおすすめと、これらを使うべき理由について書いてみました。
これらの本はどれもおちゃらけていて、ネタですよ~、笑って読んでくださいね~、という雰囲気を出しながらも、
ちゃんと読めばそれなりに力がつく
という意味でネタではないのです。
特に"試験にでる勉強"に偏っている人は、これらの本をザッと読んでみるだけでも得られるものがあるでしょう。
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『今日のタメ口英語』という本も、教科書には載っていないけれども現地では使われているフレーズの宝庫でおすすめです。
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