プラハからブルノまでバスで移動した全過程。かかった時間や費用など。
かずーい(@kazuui81)です。
チェコの首都・プラハから、第2の都市・ブルノまでバスで移動したので、その全過程を写真付きで詳しく紹介していこうと思います。
プラハからブルノまでの行き方には、
- 鉄道を使う
- バスを利用する
の2通りの方法があります(タクシーという選択肢もありますが、お金持ちだけですね汗)。
いちばん安い席を選ぶなら鉄道の方が安いのですが、これからも詳しく述べる通り、
プラハ⇒ブルノはバスでの移動がかなり便利で快適だった
ので、コスパを考えるとバスの方が個人的にはおすすめです。
※この記事で書いてあるのは2019年4月現在での情報です。料金その他の情報について、時期によって変更されている可能性があります。
地下鉄でフローレンツへ
バスターミナルがあるのはフローレンツ(Florenc)という駅です。
プラハで最も大きな駅である「中央駅(Hlavní nádraží)」ではないので注意してください。
ぼくはノープランで適当に旅するバックパッカーなので、
「中央駅行けばブルノまで行けるバスあるっしょ」
みたいに考えていたのですが、直前でちゃんと調べてミス回避。危なかった。
プラハの地下鉄にはA,B,Cの3つの路線があるのですが、Florencに繋がっているのはBとCです。
A線の駅がホテルの最寄り駅の方は、乗り換えが必要なので注意してください。
ぼくはホテルの最寄り駅がBだったので一発で行けました。
出口からバスターミナルまでは距離的にはすぐ近くなのですが、「適当に歩けば見つかるでしょ」と思って適当に歩いても見つからないので、ちゃんと地図を見て行くのをおすすめします。
(バスターミナルは、GoogleMapにもiPhoneの地図にもちゃんと載っています)
参考までにぼくが辿った道を紹介すると、まず地下鉄出口から出たら右に行きます。
駅沿いに右に進んでいくと地下道があるのでそこに入り、ず~っと歩いていくと、
左側に、"BUS Terminal Florenc"と書かれた看板が見えます。
ここの階段を上って地上に出ます。
地上に出ると、すぐ左に見えるガラス張りの建物がバスターミナルです。
バスターミナルでチケットを買う
中に入ると各バス会社の窓口がずら~っと並んでいますが、
なんかよくわからなかったので、とりあえず中央にある電光掲示板まで行ってみました。
しかし、電光掲示板を見てもなんかイマイチよくわからず。
ふと下を見るとインフォメーションデスクがあって、案内のお姉さんが2人いました。
結局ここで、
I want to go to Brno today.
今日ブルノに行きたいんだけど。
と聞いて教えてもらいました。
英語は問題なく通じましたよ^^
時間的に一番早かった"STUDENT AGENCY"という会社のバスチケットを窓口で購入しました。
料金は大人2人で398コルナ(2019年4月現在)。
ひとり1000円くらいでしたね。
ターミナルには他にもブルノ行きのバスを出している会社がありましたが、"STUDENT AGENCY"が最も大きな会社なので、今回のぼくのように、初めてバスでプラハからブルノへ行く人は、大手で安心の"STUDENT AGENCY"を利用すべきだと思います。
いざ出発!
出発10分前くらいになったタイミングで乗り場へ行きました。
"STUDENT AGENCY"の乗り場は駅から見て奥側にあります。
黄色いバスです。
なんとなくボロいバスを想像していましたが、キレイでかっこいいバスでした。
(なんかよくない?)
見掛け倒しではなく、車内も充実していました。
ちょっと写真ではわかりにくいかもしれませんすみませんなのですが、シートが高級車かと思うくらいふんわりしていて座り心地最高です。
しかも、液晶パネル付きで、これで映画やドラマを視聴することができます。
そして更には機内・・・じゃない車内サービスまであり、ホットココアとか持ってきてくれるんです。
(やったぜ。)
すごいなと思って調べてみたところ、"STUDENT AGENCY"はプラハからパリやアムステルダム(オランダ)とかまでの長距離バスも出しているとのことでした。
確かにプラハからパリまでバスって言ったら飛行機並みのサービスが必要だなと思いますね。何時間かかるのか想像したくもないですw
ただ、値段は安いようで、プラハからパリまで5000円もしないみたいでした(2019年4月現在)。
田舎の風景を楽しむ
美しい中世の建築物がずら~っと並ぶプラハですが、中心部から少し出ると何もない田舎でした。
(田舎。なんもねぇ。)
(うん。田舎。)
見ていただいた通り、完全なるただの田舎なんですが、日本とは違って雑木林が少なく、パァーっと広がる自然の風景は見ていて癒されました。
たまに小さな町が見えたりしてこれも楽しかったです。
2枚目の写真はヴェルケーメズィジーチーという街。きれいでしょ?
基本的に何もない風景が続きますが、たまに「おっ!」と思う景色が出てくるので飽きません。
ブルノに到着!
景色を見ていたらあっという間にブルノに到着です。
14時に出発して、予定通り16時55分に着きました。
2時間55分のバスの旅でした。
到着はグランドホテルの前で、ブルノ中央駅へは徒歩5分以内くらいでした。
注意点!!
予約した方がいい
一緒に旅行中の彼女と2人での移動でしたが、チケットを買った段階でほとんど席は埋まっており、隣同士の席が取れませんでした。
プラハからブルノまでバスで移動する場合は、
- ネットで席を予約しておく
- 前日までに窓口でチケットを購入しておく
のどちらかを強くおすすめします。
"STUDENT AGENCY"の英語版サイトはこちらです。
https://www.studentagency.eu/en/
途中で降りないように
バスは途中一度停車しますが、これは休憩ではなく、途中のバス停に普通に止まっただけなので注意してください。
ぼくらが乗った時は英語のアナウンスがなく、
「え、これ何?休憩?それともバス停で止まった?」
とテンパってしまいました。
ブルノのロッカーはホームにある
- ホテルのチェックインまで何時間もある
- ちょっと駅前を探索してからホテルに行きたい
こういう場合はスーツケースやバックパックをコインロッカーに預けるのが便利です。
が!
このコインロッカーがま~~~~~~~ぁわかりにくいところにあります。
まず、中央駅に入ったら、駅のホームの方まで歩いていき、そのままホームに入ってしまいます。
改札を通らずにホームに行くという発想がまず日本人にはないですよねぇ・・・。
続いて、右にず~っと歩くとコインロッカーがあります。
(右にひたすら歩く)
これを見つけるのにマジで苦労しました。地下道を歩き回って聞きまくりでやっと見つけたのです。。
これから利用する方には同じ苦労をして欲しくないと思い、注意点として紹介させていただきました。
どうでもいい余談
というわけでプラハからブルノまでバスで移動した全記録でした。
どうでもいい話なんですが、プラハの地下鉄のエスカレーターがめちゃくちゃこわくていつも心臓バクバクさせながら乗っています。
この写真、苦手な人からしたらマジで恐怖写真だと思います。
コンベアーの速度も激速で、よくこれでケガ人が出ないな(出てるのか?)と思います。
プラハの地下鉄をこれから利用する方でこういうのが苦手な方は注意ですね。
ちなみに、はじめてのチェコ・プラハ旅行で絶対に注意すべき点についてはこちらの記事に詳しくまとめています。