はじめてのチェコ旅行におすすめのガイドブック2冊+αを歴戦のバックパッカーが紹介します。
歴戦のバックパッカー、かずーい(@kazuui81)です。
3週間のチェコ旅行(主にプラハ)に行ったのですが、
ガイドブックは必須
だったなと感じています。
今回は、特に人生で初めてチェコに行く人を対象に、
自分が実際に買って持っていったおすすめの本2冊と、「買っていればよかったな」と後悔している1冊を紹介していこうと思います。
『地球の歩き方』は必須!
『地球の歩き方』は「海外旅行のガイドブックといったらコレ!」というくらい定番中の定番なんですが、結局やっぱりこれがいちばんです。
A26 地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア 2019~2020
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2019/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
チェコ・ポーランド・スロバキアの3か国分がまとめて収録されているのですが、
チェコ 50%
ポーランド 40%
スロバキア 10%
くらいの割合でページが割かれているので、ほとんどチェコのガイドブックと言ってもいいです。情報のボリューム的には買って損することはないでしょう。
この『地球の歩き方』には、
- 主な見どころ(観光名所など)
- ホテル・レストランリスト
- ショッピング情報
が写真付きで、しかも首都のプラハだけではなく主要な各都市について掲載されているので便利です。
特に、ホテル・レストラン・ショップリストについては、ぼったくり店や詐欺も(少ないけれども)まぁまぁあるチェコを旅行する上で、信頼できる場所を知ることができるので役に立ちます。
でも本当に役立つのは・・・
観光名所やホテル・レストランリストも役に立つのですが、これからチェコを旅行する人が本当に欲しいのは、
旅行を安全・快適にサバイブするための知識
ですよね?
極端な話、観光名所に行けなくても別に死ぬわけじゃないですし、メシも最悪そこら辺のケバブ屋に行って(チェコにはケバブ屋がたくさんあります)ワシャワシャ食えばいいんですw
『地球の歩き方』が他のガイドブックに比べて優秀なのは、旅を安全・快適なものにするための知識が一通り詰まっている点です。
- 入国・出国の手続き
- 治安はいいの?
- トラブルにあったときの対処法
- お金の持っていき方
- 両替は?
- 予算はどのくらい必要?
- チェコの気候は?
などなどなどなど、旅行前の不安をだいたい解消してくれるのが『地球の歩き方』なのです。
プラハを見て回る場合、地下鉄や路面電車(トラム)をかなりの頻度で利用することになると思いますが、この本には路線図も載っていて、
それに加え乗車券の買い方まで写真付きで丁寧に説明しています。
注意:観光名所で開かないように!
これは完全なる余談なのですが、ガイドブックを観光名所で堂々と開くのは避けましょう。
「自分はこの土地を何も知らない旅行者ですよー!」
と積極的に周りに教えているようなものです。
チェコの首都・プラハでは両替詐欺が横行していて問題になっています。
そいつらに狙われないためにも、地元民よりも堂々としているくらいがちょうどいいのです。
また、やり手の詐欺師は『地球の歩き方』の表紙のデザインくらいは覚えています。
一応表紙にはカバーを付けていった方がいいですね。
(今回の旅でぼくが実際に持っていったやーつ。)
『愛しのプラハへ』もおすすめ!
首都・プラハに行くという人には『愛しのプラハへ』という本もめちゃくちゃおすすめです。
新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ (旅のヒントBOOK)
- 作者: 横山佳美
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2015/07/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
本書ではあまり観光スポットにこだわらず、プラハ生活のなかで見つけた私のお気に入りの場所、「飾らない普段のプラハ・チェコ」の姿をより多く紹介しています。地元の人たちがよく利用するスポットや、プラハっ子に人気の新しい情報もたくさん掲載したつもりです。
(3ページより一部引用)
プラハ在住の日本人が現地生活の中で発見したおすすめスポットを紹介した本です。
この本の良いところは、写真がたくさん載っている点で、プラハの良い景色の写真や、
うまそうなものの写真や、
イイ感じのグッズの写真も載っていて、
うわプラハ行きてぇーーーーー!
となるのですw
この本は、『地球の歩き方』のように「旅行の時に持っていって逐一参照する」というよりは、
"旅行前に読んで気持ちを高める"
という使い方がおすすめです。
読みすぎると遠足前日の小学生よろしく眠れなくなるので注意してください。いや、時差ボケ対策にいいかもしれません。冗談です。
いや、でも真面目な話、プラハについてここまで地域密着型な情報をまとめている本はこの本以外にないと思います。
『地球の歩き方』で一般的な情報を一通り押さえ、『愛しのプラハ』で地域密着な情報を得る・・・
この2冊でガイドブックは間違いないです。
『タビトモ会話 チェコ』
チェコ語の旅行会話集『タビトモ会話』も使えます。
この本、単なる会話集ではないんです。
お店に入ったときは「ドブリーデン(こんにちは)」と声をかけよう。無言で品物を見ているには失礼にあたる。
(50ページより一部引用)
みたいな、旅で役立つひとくちコラムが載っていたりします。
マンガで描かれたお役立ち情報もあり、「会計の時は小銭をきっちり出すと喜ばれる」みたいなミニ情報は旅をする上でかなり役立ちます。
(掲載のマンガより一部引用)
↑このセリフは会計時にマジで何回も言われました。
この会話帳の存在を知ったのは旅行後だったので、
「旅行前に知っていれば絶対買ったのに・・・!」
と少し後悔しています。
旅行会話フレーズ集としても優秀で、対話形式で簡単なチェコ語が学べます。
会話フレーズだけでなく、旅行先で使えそうな単語も厳選されて載っています。
チェコ語は英単語から類推できる単語が少なく、たとえばアイスは「ズムルズリナ」だったりするので、食べたいものとかをチェコ語でいくつか覚えておいたりすると旅の充実度が増すでしょう。
参考記事:日本人にとってチェコ語は難しいのか?簡単なのか?【難易度】
紙のガイドブックをあえて使う意味とは?
「全部ネット検索すればいいからガイドブックいらなくね?」
という人もいると思いますが、あえて紙のガイドブックを用意するのを強くおすすめします。
特に、最初におすすめした『地球の歩き方』はバッグに絶対に入れておくべきです。
A26 地球の歩き方 チェコ ポーランド スロヴァキア 2019~2020
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2019/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
ネットでも旅情報は手に入るかもしれませんが、それは
- ネットがつながり
- スマホの充電がある
という状況での話。
チェコという遠く離れた異国で、ネットの電波が確保できて、スマホの充電もある・・・という状況にいつもいるという保証はありません。
いつでも使えるという意味で紙のガイドブックは重宝しますよ。
それに、ネットでの情報収集はいろいろな情報を自分で取捨選択する必要があるので手間がかかります。
その点を考えても、紙のガイドブックを1冊用意してそれを完全に信用してしまうのがいちばん楽です。
・・・ってブログで言うのもどうかなと思いますけどねw
そのツッコミはナシでw
そして、これもこの流れで言うのはおかしいんですが、初めてのチェコ・プラハ旅行で注意することをまとめた記事もあるのでぜひお読みください。