捨てられないノートを業者に頼んで電子化してみたので、口コミと注意点を書いていくぞ。
かずーい(@kazuui81)です。
英語と中国語を学習していく中で、たまりにたまってしまった手書きの単語ノートがもっさり本棚のスペースを埋めているのにストレスを感じ、
「いっちょ電子化すっか」
と決めたのが1か月前。
1か月かけて3冊のノートを2社の代行業者に頼んで電子化してもらいました。
そんなわけで今回は、
- 今回頼んだ自炊(※)代行業者2社の口コミ
- 実感した注意点
を書いていこうと思います。
※自炊・・・本などを個人の使用する範囲で電子化すること。
代行業者2社に依頼!
ノートを電子化するには
- 本を裁断するための裁断機
- データ化するためのスキャナー
が必要になりますが、当然そんなものは持っていません^^
そこで利用したのが本の自炊を代行している業者です。
これら自炊代行業者は、基本的には売られている書籍のデータ化をしているイメージだったのですが、大手はだいたいどこでも、個人的に作ったノートの電子化もやっているようでした。
今回ぼくが利用したのは、
- 未来BOOK
- スキャンピー
という2社。
選んだのは、
↑って検索して1位2位に出たから・・・という安直な理由からですw
まぁ検索エンジンがおすすめしてるなら間違いないっしょ!っていう。
業者に頼めば簡単!
「業者に頼んで電子化する」と聞いて、
「なんかすげぇめんどくさそう・・・」
と思う方がいるかもしれませんが、めちゃくちゃ簡単です。
まず、業者の問い合わせフォームにメールアドレスなどを入力し、電子化したいノートをダンボールや封筒などで送ります。
到着後、見積もりがメールで送られてくるので、それをPaypalで支払ったらあとは作業終了を待つだけです。
未来BOOKを利用してみたけど・・・
とりあえず、検索1位で出てきた"未来BOOK"に試しに1冊頼んでみました。
頼んだのは、無印で買ったB5サイズのノートです。
計120ページくらいのノートで、これに中国語の単語がダァーっと書いてあります。
この会社では、普通サイズの書籍をカバー丸ごとスキャンして280円/冊らしいので、ノートもそのくらいかなと思っていたのですが、見積もりが来てびっくり、
1冊の電子化に800円かかりました^^
(2019年7月現在)
・・・高くね?^^
というのがその時のホンネですが、まぁ書籍じゃなくてノートだから仕方ないのだろうと納得しました。
仕上がりには大満足
値段はちょっと高いな~と思ったのですが、仕上がりのクオリティにはかなり満足できました。
PCに表示したやつがこちらです。
いやぁ~、わかりにくくてすみませんw
一応参考程度ってことでw
タブレット持ってないんですよ(電子化したところで別に復習する気ないのバレバレ)
これからノートの電子化をする方でタブレットを持っていない方は、買っておくのをおすすめします。
ノートの閲覧だと10インチくらいが見やすいと思いますね。
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話が逸れました。
クオリティの話でしたね。
「こんなにキレイにできるんだ」
ってくらいちゃんとスキャンされてました。
で、しかも、ノートって使い込むと独特の黄ばみみたいなのができると思うのですが、それに関しては薄まってるんですよ(個人の感想)。
なんか知らんけどキレイになって帰ってきた
という感想でしたね。
"スキャンピー"がおすすめ!!
検索で2番目に出てきたスキャンピーという業者にも2冊同じ形式のノートを頼んでみました。
請求書を見てうれしい驚きが!
2冊で合計281円、つまり、
1冊あたり約140円でできたのです!!
(2019年7月現在)
内訳は、
- 300ページまでの基本作業料 80円
- フルカラー代金 50円
(1冊あたり)
とのこと。
やっすー!
っていうか未来BOOKたっかー!
ちなみに、スキャンのクオリティについては、未来BOOKより少しだけ荒いのかな・・・?という気がしたものの(あくまで個人の感想)、十分満足できるレベルでした。
料金について問い合わせてみた
「なんでこんなに料金違うの?」
と思って未来BOOKに問い合わせカチコリガッシリ決め込んできました(クレーマーじゃないよ)。
で、聞いたところ、
「ノートには特殊な裁断技術を使っているので、その分普通の書籍よりは高めの値段設定になっています」
とのこと。
ぼくが送ったノートが特別だったわけではなく、ノートなら全般が高いということでした。
さらに、担当の方は、
「今後ノートを頼むのなら、別の業者さんの方がいいかもしれません。会社によって得手不得手があるんですよ。たとえばウチはページ数無制限で料金を出しているので分厚い本がお得に電子化できます。同じように、ノートが得意な他社さんもいるんです。」
・・・マジで納得ーーーー!!
いや勉強になった。
っていうかこれ、料金たけぇたけぇ言ってましたけど、
ちゃんと調べないで頼んだぼくが全部悪いすからね^^
確かに、未来BOOKさんはページ無制限での料金設定で、その点スキャンピーさんはページ数の追加料金があるみたいです。
まぁまぁとにかく、担当の方の説明にある通り、自炊代行業者にもカラーがあるってことですね。
注意点
①送るまで料金がわからない
ノートの自炊を頼んでみてわかった注意点を3点ほど書いていこうと思います。
まず、そのノートの見積もり額がいくらになるのかは、送ってみないとわからないということです。
で、未来BOOKの場合は料金が気に食わない場合は、送り返してもらうことができますが、その分の送料はもちろん自分負担です。当然ですね。
スキャンピーに関しては、スキャン後に料金が提示され、その金額を払ったら納品されるシステムです。
いずれにせよ、
一度送ってしまったら、「やっぱやめた」は基本ナイ
と考えた方がいいです。
②本当にいいの?
いちばん気を付けるべきなのはこれです。
そのノート、ほんとうに電子化しちゃっていいの?
ってことです。
書籍ならまた買いなおせばいいですが、ノートとなると話は別。
自分の手で書き込んで出来上がったそのノートは世界に1冊しかありません。
後になって「実物を残しておけばよかった」となっても遅いのです。
ホントーに愛着のある1冊なら、リアルノートとして残しておいた方がいいかもしれません。
ぼくも今回中国語の単語ノートを3冊電子化しましたが、
本棚にはまだまだノートが何冊も残っています。
これらはすべて英語の単語ノートで、スペース取って邪魔だなとは思いつつ、愛着があってまだ電子化する気にはなれません・・・。
③お急ぎのオプションがおすすめ!
これはぼくが北海道に住んでいるというのも大きいと思いますが、電子化の全過程が終わるまでに各社2週間くらいはかかりました。
別に何日かかってもよかったのですが、いざ本を送ったとなると、
「(いつ終わるのか・・・いつ終わるのか・・・)」
とめっちゃ気になっていましたw
「納品は本当にいつでもいい」という人以外は、代行業者には今回ぼくが使った2社含め、たいてい「お急ぎオプション」みたいなのがあるので、それを使った方がいいでしょう。
まとめ
というわけで勉強用のノートを電子化してみてわかったことでした。
今回ぼくが利用させてもらったところ以外にもいくつも業者はあるのですが、ぼくの中では今後はずっとスキャンピーを利用していこうかな、という感じです。
あ、未来BOOKをディスってるわけじゃないですよ。
さっきも書きましたが、未来BOOKさんはページ数が無制限で料金設定されているので、分厚い書籍の電子化には最高です。断捨離の時などにはかなり役立ちますね!