器用貧乏は全然悪いことじゃないしむしろ長所じゃね?って思います。
かずーい(@kazuui81)です。
(自称)器用貧乏な自分。
- 英語(英検1級)
- 中国語(中検2級)
- ロックドラム歴10年以上(中の上くらい)
- ギター・ベース弾き(下の上くらい)
- Webライティング(ブログ10万PV)
- ゴルフその他得意なスポーツ多数
- 麻雀
色々なことに手を出していますが、どれも、
「人からみればまぁすごいと言われるけどそれで食えるほどのプロレベルではない」
くらいで、簡単に言うと、
器用貧乏
なのです。
(ワタシっていろいろ抱えて器用にやるタイプ。)
器用貧乏についての辞書的な定義とか、この使い方は間違ってる!とかはここではとにかく置いておくとしますが、少なくとも器用貧乏はネガティブな意味で使われます。
「自分器用貧乏なんすよ」(自虐)
「お前って器用貧乏だよな」(←うるせぇ)
的な。
でも、
器用貧乏って、悪くないしむしろ良いことなのでは?
と思うのですよ。
今回はその理由について書いていきます。
器用貧乏は何事にも興味を持つ
器用貧乏な人って興味の対象が普通の人に比べて広いんです。
いろんなことに興味を持つ人が多いですね。
ぼくもそうなんですが、もう興味を止められないって感じに近い。
あれもこれも楽しそうだと思ってすぐに手を出すけど、あれもこれも興味があるからすぐに飽きてまた別のことをやっている。
周りからは、
「どうしようもねぇなあいつは」
って反応をされがちなのですが、
興味を持たないで何もやらない人間よりは70億万倍(当社比)マシ
だと思うのです。
だって、何事もまずは興味を持つことから始まるわけじゃないですか。
そして、興味があるからこそ頑張れる。行動に移せる。
これって大きなメリットだと思うんです。
人生は有限
「人生って有限だから、いろんなことに興味を持って実際にやって、多方面を楽しんでから死ぬ方がよくね~?」
とも思っています。
器用貧乏は何かひとつのことでは大成しないんですけど、いろいろやってる分いろいろ楽しめて人生トクしてますよ。
ん~、そう考えると器用貧乏って欲張りな人が多いのかもしれない。
ぼくなんかも釈迦が見たら卒倒するほどの欲張りだと思いますが、いろいろ欲張って手を出す千手観音スタイルを崩すつもりありませぬ。
(何言ってんの?)
仏教好きな人怒らないでください。
・・・あ、ぼくも釈迦の原始仏教がすごく好きでかなり詳しいんですよ。
学者になれるほどではないんですけどね(器用貧乏)。
器用貧乏こそが活躍する時代になった!
いまの時代、活躍している人を見ると、器用貧乏・・・と言うと厳密には違うのかもしれませんが、
ひとつの技能に特化した人ではなく、複数のワザを持った人が活躍している
ような気がします。
器用貧乏"的"複数技能マン
ですね(なにそれ)。
たとえばタレントの武井壮氏。
痩せよう。。 pic.twitter.com/vZ7EXsvQeI
— 武井壮 (@sosotakei) 2019年9月10日
ツイッターで以前自分のことを、
器用貧乏界の王者
って自称してましたw
陸上がやっべぇのはご存知の通り。
野球、ゴルフ、その他多数のスポーツもやっべぇ。
ビリヤードとかも得意らしい。
そしてもちろんタレントとして、トーク・お笑いのセンスも抜群。
この人が売れてるのは、いろいろできるからこそだと思うんですよね。そこが面白いっていう。
イチローから本田圭佑へ
器用貧乏の真逆と言ったらイチローが思い浮かびます。
ひとつの技能をキレッキレの最高峰まで極めた人間。
イチローも最近引退しましたが、それも時代の変化を象徴していると思います。
同じ野球選手として、(2019年)現在猛烈に活躍しているのはダルビッシュですが、この人はYoutubeチャンネルで筋トレ動画とかを出しています。
最高峰の野球選手が同時進行でユーチューバーをやるなんて、これまでの価値観からするとあり得なかったでしょう。
あと、サッカーの本田圭佑なんかも、サッカースクールのプロデュースとかその他海外での社会活動をしていて、サッカーのプレイだけに特化しているわけではありません。
ダルビッシュとか本田圭佑はもちろん器用貧乏ではないんですけど、少なくとも複数のスキル型の人間が活躍する時代になってきていると言えるのではないでしょうか。
100万分の1の人材になる方法
以前、↓の記事でも紹介したのですが、
⇒多言語学習のメリットとデメリットまとめ。トリリンガルが真面目に語ってみた。
"100万分の1の人材"の話というのがあります。
これは、
2つの分野で100分の1の人材は、100分の1×100分の1=1万分の1の希少性を持つ。
って話です。
100人に1人のスキルを2つ持っていれば、掛け算で1万分の1の人材になれる。
100分の1のスキルをもうひとつ持てば、さらに掛け算で100万人に1人・・・!
100万人に1人と言ったら、オリンピック選手くらいの割合らしいです。
最高峰のレベルではなくても、「ある程度すごい」っていうスキルを複数持てば、希少な人材になれるんです。
- 時代の変化がとてつもなく激しい
- "すごい人"なんてネットでいくらでも探せる
こんな時代で必要とされるのは、むしろ器用貧乏型、複数のことがある程度できる人なのではないかと思うのですよ。
焼き鳥でたとえるなら、最高の"とりもも"を目指すのではなく、"ねぎま"とか、そういういろんな野菜がはさまった焼き鳥を目指すべきなのです。
(ブロガー失格レベルのよくわからないたとえである。)
注意:器用貧乏が陥りがちなワナ
ぼくは英語も中国語もビジネスレベルで話せますが、これが、
- 英検4級
- 中国語検定4級
くらいだったらちょっとパンチに欠けます。
要するに、「器用貧乏は器用じゃなくちゃいけない」ってことです。
いろいろなことに興味があって取り組んでいても、そのすべてが低レベルだったらそれはただの"貧乏"です。
さっきの100万分の1の人材の話で言うと、1つのスキルが100人に1人・・・まではいかなくても、30人に1人、つまり、
(学校の)クラスでいちばん
くらいのレベルまでは持っていきたいです。
これまで書いてきた通り器用貧乏は長所なのですが、ただの貧乏にはならないように注意ですね。