英語力は絶対に他人と比べてはいけない!劣等感で勉強できなくなりますよ。
フェイスブックでのリア充アピール合戦に疲れてしまったみなさんこんにちは、かずーい(@kazuui81)です。
英語の勉強をする上で絶対にやってはいけないのが、
人と自分の英語力を比較すること
です。
絶対にダメです。絶対。もう絶対の絶対。
今回はその理由などについて書いていこうと思います。
劣等感でやる気がなくなるよ!
一般人が一芸を披露、それに審査員が値段をつけて賞金が出る・・・みたいなテレビ番組を何年か前に見ていて、それに天才キッズ歌手が出ていました。
※画像はイメージです。とにかくうまかったのを覚えている。
「へぇ~、たいしたもんだなぁ」
と、ばかうけ食べながらバカみたいな顔で見ていたのですが、その時ちょうど歌手を目指していた友達が、
「もう歌やめよ・・・」
とミクシィ(懐かシィ)に投稿していたのです。
後から聞いた話、どうやらその番組を見てそのキッズと自分を比べてしまい、モチベーションを失ったのだそうです。
こんな感じで、他人と自分を比べて、
「自分なんかダメだ・・・。やる価値ない。」
と劣等感を感じてしまい、自滅してしまうパターンというのはどんな分野でもありえます。
英語学習もそうで、勉強している人は気を付けなければいけません。
SNSはほどほどに
この現象がよく起きている場がSNSだと思います。ツイッターとかフェイスブック。
英語学習のモチベーション維持のために英語学習ツイッターアカウントを作成、何人かそれっぽい人をフォローしてみたけど、
(ツイッターにて底辺語学ブロガーをたまたま発見。)
「と、といっく980点・・・?」
「英検1級・・・?」
こういう謎にスゴそうな人がドヤ顔でウザウザアピール決めこんでいて、
「自分なんてそこら辺のダンゴ虫くらいのレベルだわ・・・」
と劣等感を感じてしまい、
モチベーションアップのために作ったはずのツイッターで逆にモチベーションを下げてしまう
なんてのはよくあることなんですよ。
・・・
ハッキリ言いましょう。
ツイッターの世界が異常なのです。
ツイッターに棲息して何やら英語学習に関する講釈を垂れている人々側がおかしいのであって、あなたはそれに対して、
「ああ、さぞ私生活がつまんなくて、ここでしかイキれないんだろうなぁ。。。」
と憐れむことはあっても、自分が劣等感を感じてモチベーションを下げて損をするなんてことは絶対にあってはならないのです。
いやぁほんとうにツイッターはすごい人が多すぎます。
平均的な英語学習者をヒトカゲ(Lv.5)とすると、ツイッターにいる人の平均はチャンピオンロードのゴーリキーくらいですよ。え?
英会話スクールも
ネット上に限らず、英会話スクールや英会話サークル、セミナーなどで出会った人に関しても同じです。
そういう人と自分を比べるのは全くの無意味。
だって考えてみてくださいよ奥さん。
英会話スクールって、
- 仕事で忙しいのにそれでも英語が勉強したいと思って眠い目こすりながら来る人
- 本当は家でゴロゴロしていたいが休みの日返上で勉強に励む人
が来る場所です(偏見?)。
・・・ってまぁ全員がそうではありませんが、そういう意識高い人が多いのは確かですよね?
意識高い人の中で自分と他人を比べ出すともう悲劇ですよ。
モチベーションが下がるだけです。
自分の学習を見失ってしまう
- あ、この人は音読が良いって言ってる!やってみよう。
- 「単語さえできれば英語はできる」・・・? そうか、英単語だ!
- オンライン英会話が大事なのかぁ。やってみよ。
と、このような具合に、
自分よりスゴイ人が提唱している勉強法は無条件にスゴイと思ってしまう
という現象があります。
これは、最悪ですね^^
語学学習というのは、
いま、自分が何を本当にやるべきなのか?
を、時間をかけてしっかりと吟味して考え、それを1ヶ月とか3ヶ月、場合によっては半年くらい継続して愚直に愚直に地味に地味に継続していく、そういう努力の先にやっと成長があるものです。
(英語の勉強ではやるべきことを徹底的にブラッシュアップして実践していくのが大事。"やるべきこと"はその人その人で全く違うのです。)
他人と自分の英語力を比較すると、どうしてもその勉強法まで影響を受けてしまうものです。
誰かコーチのコンサルを受けているというのなら話は別ですが、ネットで見つけた知らない人に影響を受けてコロコロコロコロと勉強法を変えていたらいつまでたっても伸びませんよ。
疑問「切磋琢磨できるのでは?」
「でもさ、ライバルを作って切磋琢磨的な雰囲気も十分ありえるくねぇ~~~?ウェ~イ!」
と思った方もいるかもしれませんが、そういう人は何かに洗脳されていると思います^^
考えられるのは学校教育とか競争社会ですね。
学校の勉強で大事なのが偏差値ですが、これはもろに他人と比べた自分のレベルです。
日本人というのは総じて他人と自分を比べがちで、それはそういう教育システム、社会システムを考えるとある意味当然ともいえます。
でもこれはただの洗脳です。
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(ホリエモンの『すべての教育は「洗脳」である』は名著なのでぜひ一読を。)
・・・
大人になって趣味でやってる英語学習なら、もう誰とも比べなくていいんですよ。
競争は疲れます。自分のペースでやればいいんです。
それにそれに、自分と同じくらいかちょっと上・・・という、ライバルとして理想的な英語力を持っている人を見つけるのってかなり無理ゲーです。
そんな都合の良いライバルが見つかるわけないんです。ポケモンじゃないんだから。
(よきライバルが欲しかったらポケモンでもやろう。)
ベタベタのベタですけど、やっぱり最高のライバルは自分ということになりますね。
他人と比較するのはやめよう!
中国語をほぼゼロからはじめて、2年くらいでビジネスレベルと言われる中国語検定2級を取得するまでいったのですが、その間、意識的に周りの学習者が目に入らないようにしました。
この戦略は、大いに成功したと思っています。
もし、ヒトカゲ(Lv.5)くらいだったときから、周りのすごい人たちを見てしまったら、
- 自分はダメだという劣等感
- はやくそのレベルに達したいという焦り
のれんぞくパンチ(威力:18)で、学習がこんなにうまくいくことはなかったでしょう。
周りと自分を比較しなければ、
ずっしりと腰を据えて、焦りなく、地道にコツコツと勉強できます。
「でもやっぱり・・・」
そう思ってしまう人のためにもう一度念を押しておきます。
他人と自分の英語力を比べて良いことは何一つありません。ほんとに何一つないのです。
(その他、英語学習に役立つコラム記事は↓からお読みいだたけます)
50記事弱くらいあってもちろん全部タダで読めます~。ぜひお願いします。