札幌で初めて部屋探しをする人が注意すべきこと。住むべき地域からていねいにレクチャー。
かずーい(@kazuui81)です。
千葉から札幌に移住して1年が経ちました。
いろいろありましたが、思い返してみるといちばん大変だったのはアパート探し&賃貸契約だったなぁと感じます。
雪国未経験の自分がいきなり情報ゼロから賃貸契約までこぎつけるのにはかなりの苦労がありました。
まぁそんなワケで今回は、札幌でこれから部屋探し&賃貸契約(アパート)をする人向けに、注意すべき点を優先順位が高い順に書いていこうと思います。
地域選びでほぼすべて決まる
札幌での家探しでいちばん大事なのは何かというとズバリ地域選択です。
1に地域、2に地域、3、4がなくて5に地域です。
札幌市(中心部)は、地域によって住んでいる人のカラーがかなり違います。
たとえば、家族連れが住むなら豊平区(の中でも平岸)でファイナルアンサー。
小学生くらいのお子さんがいるサラリーマン10~15年目くらいの家庭が住むであろうちょとイイカンジの賃貸マンションがボコボコ建っていて、それに加えて
- 西友
- 奥様が多いフィットネスクラブ
- ファミリー向け飲食店
などがたくさんあるのです。
学生なら麻生付近がオススメ。
ひとり用物件が多く、家賃が安い上のに生活上不便なことはありません。交通の便も悪くないです。
・・・
とまぁこんな感じで札幌は中心部付近だけで考えても結構ハッキリと地域のカラーが違うので、自分に合った場所を選ぶというのが最も大事になります。
ここをミスるといざ住みだした後に、
「あれ、なんか違った・・・」
となってしまうのです。
ぼくは彼女とネコと3人暮らしなのでファミリー・・・といえばファミリーなのですが、圧倒的に貧乏を極めているので学生が多く住む地域を選択しました。
詳しくは言えませんがそういう場所です。
そしたら同じアパートの人みんな貧乏なカップル、貧乏な子連れだったんです(貧乏って言ってすまん隣人!)。
でも、これが快適快適。同じような人とかたまって住むと、別に交流がなくても安心感が違います。
たとえば何かの間違いで金持ちが集まる地域に住んでしまったら毎日劣等感を感じていたでしょうw
参考:住むならこの地域がおすすめ
- 子連れファミリー・・・豊平区、白石区、西区
- ひとり暮らしサラリーマン・・・大通、豊平区、白石区
- 学生・・・麻生
- お金持ち・・・円山公園、西区
- (ぼくみたいな)貧乏な人・・・豊平区、白石区
なんか並べてみたら豊平区と白石区最強感ありますね。ぜひ参考にしてみてください^^
地下鉄の駅が近いのか?
札幌中心部は地下鉄での移動が便利です。
(地下だから雪とか関係ねぇぜ。)
交通費も安く済むので積極的に利用したいところ。
家を探すなら地下鉄最寄り駅徒歩5~7分以内がおすすめですね。
ちなみにぼくは徒歩9分の物件を借りてしまったのでなかなかキツいです。。。
ぶっちゃけミスりましたね。徒歩5分だったらなんと楽なことか・・・と思っています。これだけで引っ越したいレベル。
地下鉄の駅が遠いと何かと車を使ってガソリン代やら駐車料金やらお金が消し飛んでいく(はい、ぼくです)のでここはほんとに注意ですね。
ガスの種類に注意せよ
暖房が心配だと思いますが、たいていの物件にはすでに暖房器具が付いているので心配ご無用です。
ぼくが住んでいるアパートも1LDK家賃6万円と安い物件ですが、立派なストーブ付いてました。さすが雪国。
(ストーブの写真。・・・ストーブのしゃしん!え?・・・ストーブのしゃしん!!!)
さて、問題は燃料です。
(天然ガスや石油の値段は日々変動するので絶対ではないのですが)
一般的に言って、
- プロパンガス
- 都市ガス
- 灯油
の順に高いです。
物件の内覧の時には、不動産業者にその物件はどのタイプなのかを絶対に聞いてください。
ぼくの住んでいるアパートはガスなしで、電気と灯油だけです。
電気 8097円
灯油 13374円
(2018年11月)
↑は冬場にかかった実際の料金です。
引きこもりなので暖房ガンガン使いまくり、毎日湯船に浸かってひと月この料金です。
・・・って言われてもピンとこないかもしれませんが、ガスよりかなり安いのは確かですね。
月々の料金をなるべく低く抑えたい人は最低でも都市ガスの物件を探してみるのをおすすめします。
(ちなみに、その他札幌暮らしの生活費については下記の記事に明細を公開しています)
⇒札幌二人暮らしの1ヶ月の生活費を公開。地方での同棲はいくらかかるのか?
その他細かいチェックポイント
部屋の向き
ぼくが住んでいるアパートはリビングが南向き、寝室が北向きなのですが、
10月以降は寒すぎて寝室で眠れません\(^o^)/
まぁでもこれは契約段階でわかっていたことで、リビング南向きのメリットを取ったのです。
これから家探しをする人は、部屋の向きにも注意しましょう。
駐車スペースのクオリティ
車がある方は駐車スペースも要チェック項目です。
冬は雪が果てしなくヤバいので、車庫があるとベスト。
なくても、駐車スペースの雪を解かしてくれる、いわゆるロードヒーティングがあるとストレスがかなり違いますね。
ぼくのアパートは車庫もなくロードヒーティングもないので、
こんなところに直接車を駐車しなければいけません。
車傾くし、降車時にツルンツルンにツルンツルンします。フォー!
ちなみに、向かいのアパートはロードヒーティング。うらやま。
自営業は借りにくい・・・?
アンパンマンみたいな名前の不動産屋のジャムおじさんみたいな顔のスタッフに教えてもらったのですが、
札幌市は家賃滞納ランキング日本2位
らしいです(1位は大阪らしいw)。
で、そんな状況なので、大家さんの審査も厳しいらしいのです。
まぁカンタンに言うと社会的信頼が低いと借りられないかもしれないということですな^^
普通に正社員のサラリーマンなら全く問題ないですが、
- 契約社員
- フリーター
- フリーランス
とかの人は、審査落ちのために、念のため2~3物件は候補を持っておいた方がいいでしょう。
「絶対にここに住みたい!」
とひとつの物件に絞って審査落ちした時のショックは大きいですよ・・・。
ちなみにぼくはニートですが彼女パワーで入居しました。
⇒27歳無職がアパート探しに成功して札幌に移住できた1つの理由。
おわりに
というわけで札幌で初めて部屋探しをする人向けの注意点でした。
いろいろ書きましたが、
- ロケーション
- 冬は大丈夫か?
この2つに気を付けさえすれば大きくミスることはないでしょう。
(こちらの記事もおすすめ)