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【麻雀】一切オリないで手なりだけで10半荘打ってみた結果がこちらwww

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へっぽこ麻雀打ちのかずーい(@kazuui81)です。

 

よく行く雀荘にめちゃくちゃ強いオジサンがいるのですが、ある日その人に、

 

「お前はオリるから弱いんだ」

 

と言われました。

 

たしかにそのおっちゃんは基本的にオリない。そして強い。

待ちを1点~3点くらいでかなりの精度で読んでいて、それ以外を通して巻き返してくる。

 

でも、ぼく(麻雀歴ゆるく3年の初心者)なんかには当然そんな芸当はできませぬ。

 

ただ、

 

「自分は守りすぎで、押しが弱いから麻雀上達しないんじゃないか・・・・?」

 

というのはなんとなーく心の隅にずっとあったので、おっちゃんの言葉がすごく引っかかったのです。

 

そこで、

 

「よっしゃ、じゃあ一切オリないで10半荘打ってみよ!」

 

となった次第です(流れ的に論理破綻してますがそう思ったのだから仕方ない)。

 

この記事は、その10半荘を通して気付いたことなどの記録です。

 

ルール

・シャンテン数を上げてテンパイをひたすら一直線に目指していく。あがり役とかもそんなに深く考えない。とにかく攻め!攻め!攻め!

 

・・・というのが今回の企画のルールです。

 

「いらないと思った牌を切れ」

 

『超攻撃麻雀ヒサトノート』という名著を書いている佐々木寿人プロがサイン色紙にこう書いたとか書かなかったとか。

 

超攻撃麻雀ヒサトノート (MYCOM麻雀ブックス)

超攻撃麻雀ヒサトノート (MYCOM麻雀ブックス)

 

 

人によっては、

 

「お前頭ダイジョブか?」

 

と思われるかもしれませんが、今回ぼくもいらないと思った牌をただ切り続けてみたのです。

 

ちなみに、全く守りに入らなかったというわけではありません。

 

シャンテン数を下げての守りなどは当然しませんでしたが、手作りにはさほど影響しない範囲の2択で、安全そうな牌を選択して回していく・・・くらいの守りはしました。

 

が、たとえ自分が5シャンテンで親リーが入ったとしても勝負からはオリない(狂気の沙汰である)。

 

といったように、「最後まで絶対にその局の勝負をあきらめない」というのを原則にして打ちました。

 

あ、今回なるべく多くの人と打つことを考えて、何日にも分けてフリー雀荘に行きました。15人以上とは打ったと思いますね。

 

驚きの戦績がこちら

さてさてここから本題ですが、何がともあれ10半荘の成績をまずはドーン!

 

(以下着順です)

 

4

2

2

4

3

3

1

2

3

3

 

平均順位 2.7 という結果でした。

 

と言われてもわからないと思いますがw、普段の自分は激よわ点棒吐き出しマシーン君で、今回の成績は普段より良かったのです

(たかだか10回の半荘で平均着順を出すのに意味なんてほとんどないのですが、ひどい麻雀にならなかったのは少なくとも事実でした。)

 

振り込みマシーンと化してハコりまくりだと予想していた自分としてはビックリです。

ハコっていたのはむしろ守りを意識していた普段の方が多かったという^^

 

他家の反応は?

高そうな親リーに一発目ド真ん中切ったり、見え見えの染め手のいちばん危険筋ノータイム切りとかするので、

 

他家からは、「こいつ気狂ってんのか?」って思われてましたwwwまぁ当然ですね^^

 

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「あのぉ・・・これ親リーなんだけどわかってますぅ?」

 

 

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「強いねぇ・・・ほんとに強いねぇ。若いってのはいいねぇ。」

(訳:勢いだけの若造が。守りくらい覚えてから来いよ。)

 

どちらも実際に言われたことですw

 

が、

 

こっちはルールとして決めて腹くくってやってるので、その後も淡々と攻めるだけ^^

 

今回"オリない10半荘チャレンジ"をしてみて、麻雀メンタルが非常~~~に強くなりました。これは大きな収穫でしたね。

 

言葉で揺さぶってくる人以外にも、

 

「コイツはカモだ」

 

と思って愚形でもバシバシリーチ切ってきたりとかもやられましたが

 

そんなのでひるむことはなくなりました。

 

気持ちよく麻雀が打てた

オリないで打つ麻雀は、いつもより楽しく、そして気持ち良かったです。

 

普段の自分は

  • タンピンのできるだけ早いリーチを目指し
  • 他家リーチ入ったらベタオリ
  • 他家が染め手やってたら絶対にアガらせない

 みたいなスタイルで、かなり落ち着いた麻雀です。

 

悪く言えばつまんないスタイルですね。

 

でも今回は不利でもツッパるので、ひともんちゃくふたもんちゃく、何かしらがもんちゃくする展開になるのです。

 

ある日の1局。

 

上家から親リーチ。

 

ワタクシ、安定のゴミ手牌。

 

しかしオリず・・・いやオリないどころか遠いホンイツを狙う。

 

チー!

 

ポン!

 

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5ソー、3ピンどちらも通る気がしない。

 

ちなみに対面はというと、

 

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こいつもなんかやってる^^

 

7万ツモからの無表情でド危険牌3ピンを切った俺氏、さらに7万を立て続けにツモる。

 

「麻雀の神はオレにアガれと言っている・・・(世界一危険な思考回路)」

 

しかしなぜか通る赤5ソー。

 

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(なんかしらんけどテンパったぞおい!)

 

上家のアタりは2-5万あたりだろう、ハイテイは自分。

 

ツモっちゃうのかい!?

 

振り込んじゃうのかい!?

 

どっちなんだい!?

 

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ツー!

 

モー!

 

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ん?

 

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ツモるーーーー!!!

 

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(脳内快楽物質ジュンジュワ~~~)

 

「2000,4000です」

 

と無表情で申告するワタクシ。

 

しかし心の中のエキサイティングは止まらず。

 

中途半端にオリてたら、こんな熱い展開はなかったでしょう。

 

後悔がなくなる

麻雀につきものなのが、

 

「あのときああしていれば・・・」

 

というタラレバですよね。

 

ひとつ前で熱い展開を書きましたが、こんなにうまくいくことなんて実際はほとんどなく、実際は放銃することの方が多かったです

 

でも、オリないで打ってる方が放銃後の後悔レベルが低いということが今回わかりました。

 

攻めた上での放銃は後悔しないどころかある種の清々しさすら覚えるのです。

 

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(ツモ牌は赤5万)

 

タンヤオで明らかにテンパってる相手がいても赤5万を即切りするのが今回の企画。

 

親に放銃しましたが、

 

まぁ仕方ないか

 

と思ったのです。

 

「(うえーん、親リーが来たよ~、安全牌ないよ~、まぁこの中だったらこれがいちばん安全かなぁ、うぇーいうぇいうぇーい)」

 

バシン!(強打。ビビってる気持ちを隠してるだけ。)

 

「ロン。」

 

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このパターンがいちばん後悔するのですよ旦那。

 

ちなみに、さっきの手牌で出来メンツから現物を抜いてオリたとしましょう。

 

その後下家が無表情で5万切って、

 

「いやそこ通ったんかい!!!」

 

からの次に有効牌入り、

 

「いや押してたらテンパってたんかい!」

 

ってのはベタオリあるあるですよね?

 

オリないとそういう事態も発生しないので、全体としてやはり気持ちよく、スカッとした麻雀を打つことができました。

 

攻めると流れが良くなる!?

配牌がメチャクチャで、「もうこれどうしようもないな・・・」って時は、もうアガれない前提で放銃を避けて打つみたいなことをしていた自分でしたが、そういうことをするとたいてい次の配牌もめちゃくちゃで、なんならその日ずっとダメなんですよね。

 

でも今回はそういう時もオリずに地道にシャンテン数を上げて"勝負"していました。

 

ゴミ手牌からのスタートなので当然アガれないことの方が多いのですが、"勝負"すると不思議と次の配牌は回復しているんですよね

 

・・・

 

ってこういう話をすると

 

「オカルトだ!」

 

って言う人がいるんですけどw、ぼくはこういう"流れ"みたいなものはあると信じています。

 

桜井章一の『ツキの正体』という本にこれに関連したことが書かれていたので少し引用してみます。

 

ツキの正体―運を引き寄せる技術 (幻冬舎新書)

ツキの正体―運を引き寄せる技術 (幻冬舎新書)

 

(全麻雀打ち必読。マジで。)

 

麻雀は、降りたら負けです。手が悪くても、それなりに対応して、いろいろと工夫をしながら攻め続け、いい手が来るような流れを作っていかなければならない。

(中略)

そうやって、闘い続けることが、ツキを呼び込むことにつながっていくのです。

(中略)

同じ振り込みでも、流れを悪くしてしまう振り込みも確かにあります。いわゆる"降り打ち"などはその最たるもの。降りようと決めて打った牌が当たってしまう"降り打ち"は、点数以上のものを奪います。

 

1回やってみるのおすすめです

10半荘オリないチャレンジをやってみて、かなりの収穫がありました。

 

今後もオリないスタイルを継続していこう・・・

 

とは絶対に思いませんが笑、

 

今後は以前よりも攻めと守りのバランスをうまく調節できるのではないか、という自信があります。

 

この記事を読んでくださっている方で、もし「守備に偏りすぎてるかなぁ」という人がいたら、一度オリないチャレンジをやってみるのをおすすめします。

 

偏ったバランスを調節していくには、一度極端に走ってみるのがいちばんだと今回気付きました。

 

あ、試してみて負った損害は当ブログは一切保障できませんけどねwww

 

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