賭け麻雀依存・中毒を克服する方法を考えてみました。
かずーい(@kazuui81)です。
「うおぉ麻雀やりてぇ!!!」
そんな時に便利なのがフリー雀荘ですが、フリーってだいたい賭け麻雀ですよね。
そうなると怖いのがギャンブル依存症になってしまうことです。
節度を守ってできる人も中にはいると思いますが、賭け麻雀をやりだすと、どんどん高いレートに手を出してしまうパターンが非常に多いのです。
詳しくは後で書きますが、フリー麻雀で儲けるのは基本的に不可能で、やればやるほどお金がなくなっていくようにできています。
あなたが石油王なら別ですが、そうでもないなら、すでに中毒状態の人はもちろん、なりそうな人も今すぐに対策をすべきです。
そんなわけで今回は賭け麻雀依存から抜け出す方法を4つほど紹介していこうと思います。
※この記事の内容は、医師や心理カウンセラーなどの専門家ではなく、ただの素人が書いたものです。ご了承の上お読みください。
ギャンブル依存の末路を知る
賭け麻雀中毒を克服するのに有効なのが、
"ギャンブル依存症の末路"的な動画をYoutubeで見まくる
これです。
「ギャンブル 依存 末路」みたいなワードでYoutube検索すると、↑みたいな動画がわんさか出てくるので、これらを見まくりましょう。
コツとしては、
「ギャンブル中毒を克服したらこんなに良いことがありました!」
という内容ではなく、
「ギャンブル中毒になったら人生詰みました・・・」
みたいな、ある種の恐怖感を与えるような動画をチョイスすることです。
これら2つでは効果がまるで違うんですよね。
例として肥満で考えてみましょう。
- ダイエットすれば体調が良くなるよ
- モテるよ
- 少食になるから食費が浮くよ
こういう風に言われて一念発起する肥満の人はほとんどいません。
肥満の人が一念発起して運動、食事制限をやり出すのは、
「このままだとあと10年で死にますよ」
と医師に言われた時なのです。
脳機能科学者の苫米地英人氏、テレビにも多く出演しているので知っている方も多いと思いますが、
(本を大量に出版している。どれも面白い。)
この人は昔タバコ依存だったときに、タバコをイメージするだけで強烈に気持ち悪くなる催眠をかけてもらうことで簡単に禁煙に成功したそうです。
極端な例でしたが、とにかく、何かの依存から脱出するためには、それに対して悪いイメージ、つまり麻雀なら
麻雀 = ハマると人生オワるもの
くらいのイメージを頭に刷り込むのが有効なのです。そのためにYoutube動画を活用していきましょう。
フリー雀荘で儲けるのはムリだと知る
『フリー麻雀で食う超実践打法』という本があります。
これが結構売れているようで、Amazonでの評価も高いです。
この本ぼくも読んだことがあるのですが、麻雀の指南書としては超使えるものの、
タイトルが大げさすぎます。
というのも、超高レートの闇☆麻☆雀でもない限り、麻雀で儲けるのは不可能に近いからです。
↑の本の著者も、超高レートで打ち続けて儲けたことをハッキリと本の中で書いています。
そこら辺の雀荘のレートは1000円50円、高くて1000円100円だと聞きますが(それ以上だと摘発されるらしい)、このくらいのレートだと、平均着順が最強クラスでもほとんど儲けられません。
フリー麻雀でどのくらい稼ぐことができるのかをシミュレーションしているブログ記事が見つかったのでシェアしておきます。
これによると、平均順位2.3(最強クラス)でも、テンゴなら赤字、テンピンでも時給75円程度だそうです。
最強クラスで時給75円。
麻雀でお金を儲けるのは不可能だといまここで頭で理解しましょう。
それどころか、賭け麻雀は、打てば打つほどお金がどんどんなくなっていくのです。
この事実を知っているだけで賭け麻雀をやるのがバカバカしくなりますよ。
エンジョイ勢になれ
賭け麻雀依存症になっている人は、麻雀というゲームを純粋に楽しめていない状態にあります。
好配牌がドーンと来た時・・・
(メンチンダブリーwww地和まであるwww)
自分が勝った時にポンポン投げ入れられる千円札・・・
※イメージ画像
こういう時に脳内快楽物質・ドーパミンがじゅんじゅわ~になっているだけなのです。
(というかこの状態が依存症の定義とも言える。)
・・・
麻雀中毒を克服した状態として、「一切麻雀を打つのをやめる」のを目指すのもアリですが・・・
中毒から抜け出し、純粋に麻雀を楽しめる状態を目指すというのもひとつの手です。
つまり、麻雀自体はやるけれども、友達とセットか、フリーでもノーレートの店に行って、麻雀というゲーム自体を楽しむエンジョイ勢になることです。
勉強・稽古しよう
さて、そのための方法として有効なのが
麻雀の勉強・研究・稽古をすること
です。
賭け麻雀依存症になって雀荘に入り浸っている人のほとんどは、家でしっかりと稽古することを怠っている状態だと思います。
本を読んで勉強したり、
二階堂亜樹の勝てる麻雀 守りの基本 (日本プロ麻雀連盟BOOKS)
- 作者: 二階堂亜樹
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2016/12/26
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
(どちらもおすすめ。牌効率でテンパイスピードを上げて、守りで放銃率を下げよう!)
あとは、Youtubeで名人戦などのレベルの高い対局を見るのも勉強になりますね。
【麻雀】小島武夫×近藤誠一×土田浩翔×新津潔- 第10回名人戦 第1戦
勉強・稽古をしっかりとやることで、だんだんと麻雀自体がエンジョイできるようになってきて、
麻雀=ただのギャンブル
だったのが、
麻雀=純粋に楽しいゲーム
に変化します。
こうなれば、ノーレートでも友達とのセットでも満足できるようになりますよ。
スリルではなく強さを求めてみましょう。
ご褒美にする
これも、麻雀自体をスパッとやめるのではなく、依存状態からゆるやかに脱出する方法です。
1週間頑張ったご褒美として3半荘だけ打ちましょう。
「いやいや、それができないから苦労しとるのじゃ!」
という声が聞こえてきそうですが、1回試しにやってみてください。
1週間頑張ったあとのご褒美としての麻雀
これって至福の時間ですよ。
人間って、ご褒美っていうスパイスがかかるととんでもない快感を得るようにできているんです。
たとえば、毎日温泉に浸かっている人と、1週間のご褒美として温泉に行く人では、後者の方が満足度は圧倒的に高くなるでしょう。
(たまらん。)
これと同じです。
ご褒美としての麻雀・・・これに移行できれば、少なくとも中毒状態からは抜け出すことができます。
仮に完全に麻雀をやめたい場合でも、途中段階としてこの段階を踏むのもいいでしょう。
まとめ:本当にヤバかったら・・・
というわけで賭け麻雀依存を克服する方法を4つ紹介してみました。
が、冒頭でも言った通り、この記事は素人が書いた記事なので・・・
マジで末期な人は心理カウンセラーに相談を!!!
というのは強調しておきたいと思います。
「カウンセリングなんてちょっと気が引ける」
という人もいるかもしれませんが、カウンセリングに行く事で、家族がいれば家族に
「自分は麻雀依存から抜け出そうとしている」
という意志表示ができますし、プロに任せることで、思わぬ解決策が見つかる可能性もあります。
「人に相談なんてしたところで俺の依存症は治らねぇよ」
そう思っている人こそ行ってみてください。