食べる系Youtuberは大変!健康に悪いし見てる側もマネしないようにしたいすね。
かずーい(@kazuui81)です。
食べる系Youtuberっているじゃないですか。
たとえば『SUSURU TV.』は登録者75万人を超える人気チャンネルですが、
大注目!帰ってきた最強ガッツリラーメンをすする自家製麺NO11【飯テロ】 SUSURU TV.第1431回
人気ラーメン店のラーメンを食べる動画を毎日アップロードしています。
他にも、
- コンビニの新商品・珍商品を中心に紹介
- 食べ歩きチャンネル
- デカ盛りをひたすら大食いする
などなど、数えたらキリがないくらい存在するのが食べる系のチャンネルです。
彼ら彼女らはこれで生計を立てているのですが、
「こいつら、メシ食ってそれ動画にして金もらえるなんて最高やんけ・・・」
・・・と、多くの人が思っているのではないでしょうか?
ぼくもそう思っていました。
が!しかし!
いまぼくは札幌のラーメンを食べてひたすらレビューしまくるブログ記事を作成中なのですが、
食べる系の企画って色々とマジでキツい
というのをひしひしと感じています。超ひっしひしです。
そんなワケで今回は食べる系Youtuberについて思うことを書いていこうと思います。
「ブロガーのお前に何がわかんねん」
と思うかもしれませんが、むしろブロガーのぼくじゃないとこういうことは言えないのかなと思っています。
だって、食べる系Youtuberは、そういう闇の部分、ウラの部分、
「今日はあんま食う気分じゃねぇんだよなぁ~」
とか言えませんからねw
「うわおいしい~~~~」
「チョウメェ~~~~」
ってコメントするしかないんです。
身体に負担がかかる
食べる系Youtuberが食ってるのって、だいたい全部カラダに悪いジャンキーなものばかりですよね。
こってりラーメン・・・
カツカレー・・・
ファストフード・・・
あとはコンビニ商品なんかもそうですね。
ぼくの好きなYoutuberであるもこう先生も最近食べ歩き動画をいくつか出していますが、
- アイスキャンディー
- からあげ
- 肉巻きおにぎり
- カレーパン
などを爆食w
いやこれ絶対健康に悪すぎるって!!!
はいじぃ炎上事件
2016年にとある炎上事件がありました。
『はいじぃ迷作劇場』という食べる系チャンネルがあるのですが、コンビニのタルトを食べる動画で、
口に含んだタルトを、ジップロックに「ペッ」と吐き出すシーン
が入っちゃってたんですよねw
(編集ミスちゃったんですねw)
で、それ以前に出していた動画に"飲み込むシーン"がなかったことや、家に大量のジップロックも発見されたりして・・・
「はいじぃお前食ってなかったんかーい!食ったフリだったんかーい!」
と大炎上したのでした。
視聴者側にも責任がある
炎上コメントは、
「食ったフリで今まで俺たちをだましてたのか!!!」
みたいな口調が多かったと記憶していますが、
いやいやいや
見てる側にも責任あるっしょ実際?
というのがぼくの感想でした。
たまに田舎に帰ったときに、田舎のおばあちゃんに、
「いっぱい食っていってけろぉ」
と言われ、
「(いやあんまり腹減ってないんだけどな。てか腹減っててもその量はムリ。)」
と思いながらも、無理して食べちゃった経験はありませんか?
あとは、部活の先輩とか会社の上司の、
「今日はオレのおごりだからお前らいっぱい食え!」
「あざーす!(そんな食えねぇけどな)」
という経験も誰しも一度はあるはず。
Youtubeの視聴者(つまりぼくら)は、その動画を再生することで、こういう人と同じことを実はやってしまっているということです。
「お、いいぞ!面白いぞ!もっと食えもっと食え!」
ってことですね。
そういうことをやっておいて、いざ食ってなかったことがわかったら激怒するってまぁちょっとオカシイすよね^^
メシ食っただけで金もらえる・・・という認識
はいじぃ氏を叩いていた人の心理として、
「メシ食ってそれ見せて金もらえるとか最高じゃん」
というのもあって、それが炎上のガソリンになっていたのではないかと思っています。
が、この認識自体が間違っているんですよ。
食べる系Youtuberは、
- 何をどのタイミングで食べれば再生数が稼げるのかを徹底的に考える
- 店側との打ち合わせ
- 撮影の準備
- 食べる際も、うまくカメラに映るように配慮
- 的確なコメントのために頭フル回転
という、とんでもないストレス環境でメシを食っています。
「メシ食っただけで金もらえていいね」
これは、視聴者はみんな好きなものを好きなタイミングで好きな量を食べているからそう思うのであって、こんなセリフを言ってしまう人は正直言って想像力が足りていません。
まぁハッキリ言ってバカですね^^
マネする人も出てくる
大食い系の企画をマネして、それでカラダを壊す人が出てくるっていう危険性もあります。
(期間限定のマックのバーガーを食べる。それはわかる。でも、どうして10個食べる必要があるんだ・・・。ヒント:再生数)
大食い系の動画はわんさかあります。
「うまぁ!いくらでも食えちゃいますね!」
そんな文言を聞いてマネしちゃうバカが絶対いるんですよ。
食べ過ぎて吐いても、食べたフリをしていても、動画だから編集でなんとでもなるのに、やっぱりそれをわかっていない人が一定数いるわけです。
結局、誰がトクするのか?
- 食べる系Youtuberは食べ過ぎでカラダを壊す
- 大食い企画をバカな視聴者はマネしてしまう(場合も中にはある)
こうなってくると、じゃあ一体誰がトクするのかって話です。
カラダを張ってるとはいえ、Youtuberにも広告料が入ってくるのでまぁトクと言えばトクでしょう。
でも、いちばんトクしてるのはその広告を出してる側、要するにスポンサーですよ。
Youtuberが勝手にレビューしている場合もありますが、有名になると、店側からオファーがあって、ギャラをもらって食レポをするようです。
いやぁ、何年か前、食レポ系Youtuberが出てきた時は、
「本当にうまいかどうか言ってくれる人が出てきてくれた!」
と期待しましたよ。
だって、テレビの食レポっていかにも嘘くさいじゃないですか。
キングコングの西野氏も、著書『新世界』で、グルメ番組でうまくもない料理を「美味しい」とコメントしたことがあるとハッキリと書いています。
たとえば、グルメ番組でマズイ料理が出たとしても、ボクたちタレントは「美味しい」と言わなくちゃいけない。
(中略)
オンエアでカットされちゃうと仕事にならないので、ボクたちタレントは、これまで、場合によっては「美味しい」という嘘をついてきた。
(『新世界』より一部引用)
でも、いまとなってはYoutubeもテレビと全く同じになってしまいましたからね。
「だから何?」
というおばあちゃんのツッコミが聞こえてきますが、
まぁ別にそれでぼくは、
「Youtube見るのをやめよう!」
とか
「食レポYoutuberは絶滅しろ!」
などと言うつもりは全くないです。こうなっちゃったものは仕方ないですからね。
ぼくは、
ただただこの状況が・・・
なんて言いますかね・・・・
悲しい。
うん。
あ、ちなみに、このブログ記事はロッテの『クランキー』っていうチョコレートを食べながら書きました。
めちゃくちゃおいしくて止まりません。最高です。うまうま。おすすめです。ぜひコンビニで買ってみてね!ブログの読者登録もよろしくぅ!
・・・じゃねんだよボケ!!!