4ヵ国語を勉強するブログ

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単語はぜっっったいに毎日やろう!1日も語彙暗記をサボってはいけないその理由とは?

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かずーい(@kazuui81)です。

 

英語の勉強、「毎日欠かさず」続けることができていますか?

 

語学上達のカギは"継続"、これはよく言われることですが、

  • 仕事で疲れ切っていても
  • どこかに遊びに出かけた日も

本当に文字通り"毎日"できているのか・・・と聞かれたら、

 

「毎日はできでいないな・・・」

 

という人がほとんどなのではないでしょうか?

 

・・・大丈夫です(!?)

 

勉強しない日があっても別に大丈夫です。

 

ただし!

 

リスニング、英会話、シャドーイング・・・などなど数多くのトレーニングがある中で、

 

単語の暗記(語彙学習)だけは絶対に毎日やるべきです。

 

「単語だけは何があっても必ず毎日やる」

 

語学学習者は、これを自分の中のルールにするのを強くおすすめします。

 

理由①:単語は単純な足し算

どうして単語暗記だけは毎日やらなければいけないのか?

 

まず、単語学習は、リスニングや英会話といった他のトレーニングとは違い「単純な足し算」だからです。

 

たとえば英会話は、10日連続でやったからといって、右肩上がりに実力が10段階プラスされていくわけではありません。

それに対して単語学習は、10日続けると10日間、毎日毎日ちょっとずつ実力がプラスされていきます。

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「人間の記憶のメカニズムを知らないのかお前は!そんな単純に記憶されていくものではないぞ!」

 

と思った方もいるかもしれません。

なんちゃらの忘却曲線とかの話ですかね。

 

たしかにそうかもしれませんが、たとえ単語を忘れたとしても、記憶の定着に時間を要するとしても、1日やった分が少しでもプラスになる、確実なプラスになる、それは単語学習特有の性質だと思うんです。

 

正直な話、リスニングや英会話は多少不規則に勉強したとしても、ちゃんと勉強すれば伸びていきます。

が、単語は今言ったように本当に単純な足し算です。

毎日やらない理由はないんです。

 

理由②:寝るのは1日1回

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人間の記憶というのは、寝ている間に固定されます。

起きている間に見たもの、聞いたもの、感じたもの、それらの記憶は寝ている間に脳に記憶として整理され、保管されていくわけです。

 

勉強した単語ももちろん同じで、寝ている間に長く残る記憶として頭に固定されていきます。

 

で、多少回数の前後はあるかもしれませんが、普通寝る回数は1日1回ですよね?

 

そう考えると、その日に勉強した単語が全く頭にない状態で寝るのは、ものすごくもったいないことだと思いませんか?

 

せっかく脳が勝手に記憶の整理をしてくれるわけですから、どうせなら毎回単語を頭の中に"浮かせた"状態で寝た方がなんだかお得感ありますよね?

 

これが実は単語だけは毎日やるべきである最大の理由です。

 

ちなみに:やりすぎても意味がない

「寝ている間に記憶は固定される」と言いました。

これは「暗記学習において睡眠は欠かせないプロセス」だということであり、見方を変えると、

 

睡眠を挟まなければ単語学習は進まない

 

ということでもあります。

 

こう考えると、単語学習には限界というものがあり、1日に何時間もやったって仕方ないということがわかります。

 

記憶が得意な人とそうではない人で個人差があるとは思いますが、大体普通の人だと1日に覚えられる単語の数は10~40単語程度に収まるのではないでしょうか?

ぼくはかなり頑張っても1日に30~35単語が限界ですね・・・。

 

とにかく、睡眠なしでは単語学習は進まず、1日の限界の数もあるので、集中して数十単語覚えたら、あとは

 

「睡眠任せた!また明日!」

 

で全然オッケーというわけです。

 

この考え方をすると単語帳1冊の単語数にビビることもなくなります。

高校卒業レベル程度までの単語集でベストセラーとなっている『DUO』や、

DUO 3.0

DUO 3.0

 

 

ぼくが使ったものだと『システム英単語』なんかは、どちらも収録されている単語が2000~3000くらいありますが、

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

システム英単語 (駿台受験シリーズ)

 

 

このような大量の単語を前にしても、その日1日分の単語を覚えるだけ、この原則に何も変わりはないんです。

大量の単語暗記にも臆さず挑むことができるのでこの考え方を取り入れるのはおすすめです。

 

理由③:自分との信頼関係

単語を毎日学習することで、だんだん不思議と自信がついてきます。

 

「自分はできるようになるはずだ」

「自分の学習は順調!」

「目標が達成できるに決まってる」

 

そういう気持ちが大きくなってくるんです。

 

毎日単語を勉強することで、「今日もやった」「今日もできた」という小さな積み重ねが発生し、それが自信になります。

 

逆に、ちょっとしたことでサボってしまい、学習が途切れ途切れになってしまうと、

  • 今日もやらなかった
  • 今日もできなかった

という負の積み重ねが発生してしまいます。

 

継続は、自分との信頼関係を作っていくことにつながります。

 

単語を毎日覚える・・・これはただ単に単語の知識が増えるということだけではなく、毎日の積み重ねにより自信を生み出すこともできるというわけです。

 

1日の単語学習は1日分以上の収穫があり、1日のサボりは1日のサボり分以上の損失(=自分との信頼関係が破られること)がある

 

そう考えて自分は継続できるようにしていますね。

 

まとめ:毎日やれば何とかなります

というわけで単語は毎日覚えるべきである理由を3つに分けて紹介してみました!

単語の暗記には

  • どの単語帳を使うか?
  • どうやって記憶するのか?

など、効率を上げるためのコツはありますが、「毎日やる」というのは成功させるためには絶対の前提です。

 

単語帳を覚える際に

 

「1日30単語覚えて2ヵ月で覚えきるぞ!」

 

というような目標を掲げて失敗した経験は誰にでもあると思いますが、失敗した原因は1日のサボりがすべての発端だったのではないでしょうか?

 

このような目標を掲げる際に、「1日サボったらどうなるか?」を考える人はいません。

が、よく考えてみると、1日サボったらその帳尻を合わせるためには次の日に60単語覚えなければなりません。

ここまでならまだ挽回可能かもしれませんが、次の日に「観たいテレビがあるから今日もいいや」となってしまったら次の日に90単語です。

常人にこれは不可能。最短3日でこの計画は破綻するわけです。

 

ただ、毎日やればとりあえず何とかなります。

30単語覚えられない日があっても、自分との信頼関係が後押しして、何とかゴールまでたどり着けます。

 

「単語は毎日やる!」

 

これはぜひルール化してみてください。

 

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