語学ユーフォリア

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200,中国語検定2級を達成。最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。

英検2級のおすすめ参考書・テキストをまとめてみた【選び方ガイド付き】

Yusukeです。

 

今回は、"高校卒業レベル"と言われる英検2級のおすすめ参考書・テキストを紹介していこうと思います。

 

単語や長文、リスニングなど各分野に分けておすすめの本をピックアップした上で、その中から選ぶ際のガイドも付けました。

 

この記事を読むことで、どの本を使えばいいのかがわかるようになっています。

 

ちなみに、詳しい勉強方法については以前下記の記事で紹介しています。

 

社会人のための英検2級勉強法!大人はどうやって勉強すればいいの?

 

ぜひこの記事と合わせてお読みください。

 

単語がいちばん大事!

英検2級ではとにかく単語が大事です!

単語さえ覚えればなんとなる・・・と言ったら言い過ぎですが、高校卒業レベルまでインプットしておかないと、試験中何が何だかわからなくなってしまいます。

 

「英検2級では単語が最強の武器」

 

これを合言葉にゴリゴリ覚えていきましょう。

 

英検2級 でる順パス単

 

英検2級に頻出の英単語と熟語が1700語収録されています。

中を見てみると、実際に出題された単語や"今後出題されそうな単語"がうまくまとまっているなという印象です。

レイアウトも見やすく、サイズもコンパクトで取り組みやすいです。

これが定番ですね。

 

英単語ターゲット1900

 

2級の難易度は"高校卒業程度"です。

これはつまり、

 

大学入試と範囲がかぶる

 

ということでもあります。

 

この『ターゲット1900』は大学入試の定番単語集ですが、英検2級対策の単語帳としても優秀で、一通り必要な単語を押さえることができます。

 

ただし、注意点としては熟語が少ないことで、これを使う人は過去問やひとつ前で挙げた『パス単』の熟語部分を使って補強する必要があります。

 

DUO 3.0

DUO 3.0

DUO 3.0

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これも大学入試で有名な単語集ですが、ガチでやりたい人におすすめです。

見出し語の数は他の単語集とほとんど変わらないのですが、派生語がガンガンに詰め込まれていて、噛めば噛むほど味がする・・・そんな単語帳になっています。

 

2級取得後にさらなるステップアップを目指したい人はこれを選ぶとその後も継続して使えるので便利です。

 

選び方ガイド

この中から1冊を選んで試験までに8割以上のインプットを目指すプランがベストでしょう。

 

選び方としては、

  • 準2級をすでに持っていて、ステップアップとして2級にチャレンジする人
  • 学生時代の土台があり、久しぶりに勉強する社会人

『パス単』で頻出単語を集中的に。

 

頻出単語だけ狙い撃ちでは不安・・・という人は『ターゲット』、ガチでやりたい人は『DUO』を選べば間違いないです。

 

総合テキスト

1冊で総合的な対策ができる「オールインワン」なテキストを2冊紹介していきます。

 

英検2級 総合対策教本

 

英検2級に出題されるすべての問題の対策ができるテキストです。

 

・・・と言うと、

 

「じゃあこれだけやればオッケーじゃん!」

 

と思うかもしれませんが、1冊にまとめてある分、ひとつひとつの分野の密度は低いです。

 

また、解説が非常に丁寧で、問題傾向から問題の解き方まで説明されていますが、ある程度できる人からすると、

 

「別にそこまで説明してくれなくてもいいよ」

 

と思ってしまうかもしれません。

あまり勉強に慣れていない初心者向けですね。

 

英検2級 文で覚える単熟語

 

このテキストおすすめです。

 

短い文章の中に、2級で必要な単語・熟語がちりばめられています。

CDも付いているので、これ1冊で、

 

  • 単語熟語暗記
  • 長文対策
  • リスニング対策

 

の3つが同時にできてしまうという優れものです。

 

が、ひとつ前でも言った通り、詰め込んでいる分、それぞれの密度は低いので、わりと時間がない人向けです。

 

選び方ガイド

総合テキストは、ガッツリ対策の時間が取れる人は基本的に使わなくてオッケーです

 

ただ、勉強に慣れていない初心者や、時間がなくて、

 

「内容が多少薄くてもいいからざっと対策がしたい!」

 

という人にはおすすめです。

 

過去問をメインテキストに!

長文・リスニングの対策テキストについては、過去問がベストです。

 

過去問をゴリゴリ解いていくことによって正答率が上がっていきます。

 

おすすめは赤本の過去問で、理由はコスパが良いからです。

 

9回分も入っていてお値段2000円しません。

 

「9回分もいらねぇよ!!!」

 

という人は旺文社から3回分だけパックになったのも出ています。

 

試験日までにどれくらいこなせそうか考えて2つの中から選びましょう。

ちなみに、さきほど総合テキストは使わなくてもいいと言いましたが、過去問は必須です。

 

長文対策

英検2級リーディング問題

 

過去問よりも解説が詳しいのでやりやすいですが、

 

「そこまでガッツリやる必要もないな」

 

という人はこのテキストはパスして過去問に集中か、次に紹介する本を消化しましょう。

 

英検2級 予想問題ドリル

 

これ、おすすめです。

 

筆記試験は4回分入っています。

 

こうやってはっきりと分割されていると、学習計画が立てやすいので使いやすいですね。

 

時間とやる気がある人は本のタイトル通り7日間でやってもいいですし、「演習に1日、復習に1日」の2週間プランもおすすめです。

 

リスニングは過去問で!

リスニングについては、過去問と、この後で紹介する二次試験対策用のテキストのCDで対策するのがおすすめです。

 

一応、旺文社から『英検2級 リスニング問題』というのも出てはいます。

 

「本当にリスニングが苦手だ」

 

という人は使ってもいいと思いますが、これをやるとオーバーワーク(やりすぎ)だと思います。

 

合格・不合格はリスニングと筆記の両方の合計点で決まるので、多少失敗してもリカバリーがききます。

リスニングは過去問のみにして、単語暗記・長文読解に時間を割くのがベスト・・・というのがぼくの考えです。

 

ライティング・二次試験

英検2級 面接大特訓

 

神テキストなのでこれを選んで間違いないです。

二次試験(面接)の対策テキストですが、ライティング対策としても使えます。

 

英検2級 二次試験・面接完全予想問題

 

ひとつ前で紹介した本のボリュームを少なくしたような本がこのテキストです。

試験まで時間がない人は、この本を使って(かなり薄いです)、短期完成を目指して強引に突破するのがひとつの手ですね。

 

英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

 

英作文の書き方を学校でしっかりと習った人ってほとんどいないのではないでしょうか?

 

英語のエッセイには、

イントロ

主張

結論

という基本構成があり、各部分で使われる表現にもお決まりのフレーズがいくつかあります。

 

ここら辺を知っていないと過去問だけでは対策は厳しいので、時間を割けそうな人はこれを機会にちゃんと学んでみるのをおすすめします。

『英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』という本を使えば一通りエッセイの書き方が学べます。

 

その他、ライティングに興味がある方は、下記の記事にて初心者におすすめのテキストをまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

英語ライティング初心者がまず取り組むべきおすすめ参考書3冊と勉強法

 

選び方ガイド

ライティング・二次試験対策には、基本的に『面接大特訓』をおすすめします。

 

しかし、この本をこなすには時間がかかるので、サクッと終わらせたい人は旺文社の『完全予想問題』を使いましょう。

 

また、これを機会にアウトプット力を基礎の基礎からやっていきたい人は『英作文ハイパートレーニング』を使ってみるのがおすすめです。

が、これは本当に時間がある人向けで、「受かれば別にいい」という人はまず必要ありません。