4ヵ国語を勉強するブログ

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英語の勉強時間は1日何時間がベストなのか?学習効果が最も高い勉強時間について考えてみた。

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どうも!かずーいです。

ありがたいことに英語の勉強方法についての質問をよくいただくのですが、その中でも多いのが、

 

「英語は1日に何時間勉強すればいいですか?」

「単語学習は1日どれくらいやればいいですか?」

「何時間勉強されてますか?」

 

などの、勉強時間に関する質問です。

 

ただ、これらの質問をいただく度に、実はちょっと困っています

 

というのも、「勉強時間は~時間がベストですよ!」というようにバシッと答えるのが非常に難しいからです。

 

学習効果が高くなる理想の勉強時間というのは確かにあるんです。あることはあるんですが、それは人によってかなり変わってきます。

たとえば、ぼくは普段の勉強時間は1~3時間で、平均すると2時間くらいです。ただ、疲れている時は20分だけ勉強して「まぁゼロよりはましか」という日もあります。

しかし、これがそのまま別の人にも当てはまるわけではありません。

もっと長い時間を勉強に充てた方がいい人もいるでしょう。短い方がいい人もいるかもしれません。

 

こんな感じで、一概には言えないのが勉強時間です。

しかし、"個人個人の理想の勉強時間の見つけ方"というのはあるので今回はそれを紹介していこうと思います。

ポイントは、

  • 継続
  • 集中力

の2つです。

 

継続できるのか?を考えよう

勉強時間をあまりに長い時間に設定してしまうと、継続できなくなってしまうので注意です。

 

「よし、明日から6時間勉強するぞ!」

 

などと意気込んで勉強をスタートさせる人は結構多いのですが、1日に6時間も勉強するのはかなりの負担です。それに、仮に社会人の場合、これだけの勉強時間を捻出するためには、帰宅後だけではなく出社前や昼休憩も勉強する必要が出てくるでしょう。

 

こんな無茶な勉強が続くわけがありません。

 

語学学習において重要なのはなんといっても継続です。

ドカンと8時間勉強して、3日休む・・・このような勉強をするよりは、1日2時間の勉強を4日続けた方が効率良く実力を伸ばすことができるんです。

 

これは、睡眠という観点からも説明できます。

人間の記憶が定着するのは寝ている時です。

勉強した直後から、勉強したことが記憶に定着し始めるわけではありません。その後に寝ることで、やっとバッチリ頭に残るわけです。

1回の睡眠で記憶に定着できる情報量にも限界があるので、一気にガッと勉強して休むよりは、毎日継続させた方が結果として伸びるというわけですね。

 

話を戻すと、1日の勉強時間は、

 

自分がムリなく毎日継続できるくらいの時間

 

をまずは目安にするのがおすすめです。

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集中が続く時間内で設定しよう

勉強時間を考えていく上でもう一つ大切なのが「集中力」です。

具体的には、

 

集中力が続く時間内で勉強時間を設定する

 

ということです。

 

以前、「リスニングはとにかく集中力が大事!」という内容の記事を書きましたが、

 

(参考記事)

リスニング上達のカギは「集中力」!高い集中レベルでリスニングに取り組める勉強法を紹介します。

 

リスニングに限らず、語学学習では勉強中いかに集中できているのかが重要です。

「密度の濃い学習をするのが大事」という言い方をしてもいいかもしれません。

 

勉強時間を決める上では、

 

ガッと集中して取り組んで、その集中が途切れるまで

 

を目安にするのがおすすめです。

 

何年も勉強しているのにイマイチ結果が出ないという人によくあるのが、集中せずにダラダラと長い時間勉強しているパターンです。

はっきり言って、集中せずにダラダラやる勉強にはほとんど意味がありません。

集中して取り組み、集中力が切れたらそこでパッとやめる、これが理想なんです。

 

ちょっとぼく自身の勉強を例に挙げてみます。

ぼくは、経験的に1日に覚えられる単語数の限界は20個だとわかっているので、それ以上覚えることはしません。

21個目以降の単語暗記は、集中力が著しく低下してしまうので、別のことをやった方が自分の場合は生産的だからです。

ただ、そのかわり、その日に覚える20個には全集中力をもって取り組みます。

 

このように、その日に集中して取り組める量に対して全力で取り組み、あとはパッとやめる、このスタンスで勉強した時の総勉強時間が理想の勉強時間です。

 

記事冒頭でも書いた通り、これは人によって大きく変わります。実際に勉強を続けていく中で自分で見つけてみてください。ぼくの場合は平均2時間くらいでした。

 

勉強時間ゼロの日を作らない

これは、先ほど書いた「継続」とも関連しているんですが、

 

勉強時間が普段より短くなっても、ゼロの日は絶対に作らない

 

というのはルールにしましょう。

 

ここまで説明してきた2つのポイントに従って勉強時間を設定したとしても、時には仕事や遊びでめちゃくちゃ疲れて今日はもう勉強時間を確保できそうにない・・・という日もあると思います。

ただ、そういう日でも、5分でも10分でもいいので勉強をするようにしてください。

 

理由は、継続して勉強する習慣をつけるには何十日もかかるのに対し、「勉強しない習慣」は1日でついてしまうからです。

誰でも経験があるかと思いますが、勉強って、サボると本当にすぐやらなくなってしまうんですよ。

 

「勉強時間ゼロ」に対しては、とにかく恐怖心を持っておくべきです。

本当に疲れてムリ・・・という日でも、頑張って5分だけ集中して勉強してみてください。

 

まとめ

というわけで今回は勉強時間についてごちゃごちゃと書いてみました。

まとめると、勉強時間は

  1. 毎日ムリなく継続でき
  2. 集中して勉強に取り組める

時間がベストです。

 

ぼくの場合は平均2時間でしたが、人によって変わるので、日々の勉強を通して探っていくしかありません。

ただ、この2点を考えて試行錯誤を繰り返せば、必ずしっくりくる勉強時間がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。

それでは!

 

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