“作業”を減らせば英語学習は効率化しますよって話。
かずーい(@kazuui81)です。
現代人、めちゃくちゃ忙しいですよね。
- 英語やれ! by社会
- TOEICで700点取れば昇給です by英語できない上司
みたいな圧力がある一方で、
- SNSはチェックしないといけないし
- ネットフリックスは見ないといけないし
- ダイエットしないといけないし
- 婚活恋活しないといけないし
- ネットフリックス見ないといけないし
- ネッ(以下略)
・・・と、やることが盛りだくさんなのです。
そこで大事なのが、
英語の勉強は効率を求めてやること
これに尽きます。
「回り道が大事なんだよ。それが最終的に資産になるんだよ。無駄が大事。」
と言う人もいますが、これってもうすでに英語ができる人の"余裕発言"です。
俺たちにそんなことを言ってられる余裕はねぇっつの!
まぁそんなわけで今回は、
英語学習を効率化するためのヒント
として、
"作業"を減らそう!
というのを提案していこうと思います。
それは勉強ではない!
緑色の看板のカフェで勉強していたら、隣の受験生風の人が英単語の勉強をしていました。
興味があったのでチラッとのぞいてみたら(良い子はマネしないように)、単語集の単語をひたすらノートに書いてたんですよね。
これ自体はまぁ悪い勉強方法ではないのですが、その人は
- 日本語訳も書き写し!
- 色もペンで丁寧に分けて!
- めちゃくちゃきれいな字で!
やってたんです(っていうか人の勉強見過ぎ)。
せっかく『システム英単語』っていう良い単語集使ってるのにもったいないなと。
日本語訳を書くのとか、ペンでわざわざ色分けするとか・・・
時間の無駄。
これは、
"勉強"ではなく"作業"です。
"作業"は、勉強をしているうちには入りません。
この受験生は、今すぐ家に帰って、単語帳の英単語を大きな声で音読すべきなのです。これは、100%"勉強"です。
こんな人いませんか?
- 毎日3時間勉強してるのに英語ができるようになりません!
こんな人をたまに見かけます。
他には、「毎日めちゃくちゃ勉強してます。今日も5時間勉強した!」とか言ってるのに、大したことない人。
こういう人は、たぶん"作業"ばっかりして、"勉強してる雰囲気を出してるだけ"になっているのではないかと想像できます。
"満足感"という落とし穴
実は、ぼく自身も、かつては勉強ではなく"作業"に大きな時間を割いていました。
たとえば、単語ノートの作成です。
知らない英単語があった時に、それをノートにすべてきちんとていねいな字でメモっていました。
それが10冊とかあります。
でも、これあんまり復習してないんですよね。
なんか、単語ノートって作るとそれだけで満足しちゃうんです。
自分もずっと、本棚の単語ノートを見て、
「努力の結晶だな(ドヤ顔)」
とか独り言を言ってニヤニヤしてました。ヤバイ人!
でもね、こういう"作業"ってすごく満足感があるんです。
「あーおれ勉強した!勉強したわぁ~。」
という快感ですよ。
これが落とし穴。
当たり前ですが、こんな作業的なことをやっていても英語力は全く伸びないわけです。
学校の勉強は忘れよう!
"無駄な作業"をしてしまう人がいる理由は、ぼくは学校のせいだと思っています。
学校の英語の授業を思い出してみてください。
ティーチャー「明日までにノートに教科書の文をすべて書き写しておいてください」
こんな具合で英語の授業が進んではいませんでしたか?
コンナノムダデシカナイダロウ!ワーイジャパニーズピーポー!
(ぼくも日本人)
いやほんとね、こんなの作業でしかなくてムダだからw
教科書の文を全部書き写す時間があれば、20回音読できます。
「教科書の該当部分を20回音読してきてください」
っていう教育なら、日本人はもっと英語できるハズなんすよ。マジで。
これはほんの一例にすぎず、学校の英語の授業は作業であふれています。
黒板に先生が書いた文法の表をひたすら生徒に書き写させるとかねwwwバカじゃねぇの!!!
文法の表がプリントされた紙渡して授業50分ずーっと音読させた方が427倍マシです。マシマシです。
とにかくぼくらが経験した学校の英語の授業というものはオワっているので、忘れて効率を求める勉強に変えていきましょう!
(参考記事)
具体的には何をどうすればいいの??
単語ノートはほどほどに
じゃあ具体的にはどんな作業をやめればいいのかって話ですが、まず先ほどもちょっと触れた"単語ノート"の類です。
単語ノートを作ること自体は悪いとは思いませんが、
- 単語帳まるまる1冊全部ノートに写す
- 取捨選択せず、あれこれすべて書き留める
といったことをしている人は今すぐやめましょう。
単語ノートは、
- この単語、今度実際に使ってみたいから書いておこう。
- この表現、やたら会話に出てくるから書いておくか。
みたいな感じで、重要なものだけを書くようにしましょう。
ポータブルCDプレーヤーの導入
リスニングの音声ってたぶんみんなスマホで聞いてると思うんですけど、
「CDをPCに取り込み、それをさらにスマホに移す」
っていう"作業"、めちゃくちゃめんどくさくないですか?
で、これって結構満足感あるんですよ。
「よーし、CD全部パソコンに取り込み終わった。さてさてネットフリックスでも見るか。」
・・・ってお前勉強どこいった!!!
っていうね。
あと、取り込んだCDを、
- TOEIC用
- 英検用
- 会話CD
みたいに、スマホ内でていねいにフォルダ分けしてたりwwwもうこれは救いようがない!
ぼくは最近、ポータブルCDブレーヤーを買ってこの作業時間をゼロにしちゃいました。
(参考記事)
スマホで音楽が聴けるようになった時代、もはや誰も使っていないポータブルCDプレーヤーですが、語学用に使える機能がつまったモデルがまだ生き残っているんですよ。
おすすめはTY-P2というモデルです。
辞書の引きすぎに注意
意外と盲点なのが、"辞書の引きすぎ"です。
あの単語がわからない、この単語もわからない・・・
ってずっと辞書引いてると、勉強の効率が劇的に下がります。
辞書を引いて、
「あ、この単語ってこういう意味だったんだ」
とわかった瞬間は"勉強"ですが、電子辞書をポチポチしてる時間は"作業"です。
え、紙の辞書を使ってるって?そういう人はおれはしらねぇすまん。
数秒の時間ですが蓄積すれば大きいですし、それに辞書を引くと、
いったん英語の文章から注意が離れる
↓
集中力が低下する
↓
結果的に効率が悪くなる
というデメリットもあるのです。
辞書を引きすぎてしまう人は、「重要っぽくない単語は勇気を持ってスルーする」というのを頭に置いて勉強してみてください。
ちなみにぼくは、もう辞書自体ほとんど使わなくなってしまいました。
わからない単語は基本スルー、本当に重要そうなものだけ"仕方なく"引いています。
⇒知らない英単語はスルーして辞書引かなくてOK!単語学習の意識改革を提案します。
ムダがないか考えてみよう
再三になりますが、"勉強した雰囲気"だけ作って満足感を得ているだけでは、いつまで経っても上達しません。
でも、ぼくが観察する限り、"作業"ばっかりやってしまっている学習者は結構多いんです。
"作業"を限界まで減らして、"勉強"をすれば、短い勉強時間でも英語力は確実に伸びていきます。
「普段の勉強で、ムダなことはしていないか?」
もう一度考えてみるといいかもです^^