私が実践して失敗した英語の勉強方法2つと、そこから抜け出せた方法1つ【失敗談】
かずーい(@kazuui81)です。
21歳の時に本格的に英語の勉強を始め、いまではペラペラになれた自分ですが、その前に、
英語を勉強しようと一念発起して大失敗
した経験があります^_^
しかも2回!
もう10年とか前のことなので忘れ去っていたのですが、最近どうしてあの時失敗したのかふと分かったので、シェアしていこうと思います。
TOEICのテキストを買い込んだ…だけ笑
10年前、19歳大学生の時だったと記憶していますが、
「将来のことを考えてTOEICで高得点を取ろう!」
と思い立ったことがありました。
ただの何も知らない19歳のバカだったんで(いまも29歳のバカだけど)、TOEICの何がどう将来の役に立つのかとかは考えてませんでした。
ふんわり感たっぷりで勉強を開始したわけです。
「評判の良いテキスト買ってそれやればいけるっすよね?」
と、これもまた軽いノリで考えて、ネットで調べてテキストを数冊買い込んだのでした。
その時のチョイスは、『TOEIC TEST 文法完全攻略』、
あとはJリサーチから出ている問題集、リスニングとリーディングそれぞれ1冊ずつでした。
(10年経っているのでさすがにNEW EDITIONになっていた!)
まず、1冊目の文法テキストは、内容以前に、
分厚すぎて全くやる気が起きなかったのです^_^
いや、買う時に気付けよ!
結局、この本はほとんど読まれずに部屋の隅でホコリ的なものをかぶる運命を辿ったのでした。
問題集も、3日坊主…
「あぁ、おれは英語とか向いてないんだ」
と絶望し、なんなら
「おれは何も達成できないんだ」
と、自尊心まで傷つけましたねw
聞き流すだけで満足していた
TOEIC問題集での失敗から約1年、
「やっぱり英語できるようになりてぇよ!」
と思いました。
この定期的に来る発作ループに終止符を打つべく採った戦略は、
「やっぱり英語はリスニングや!とにかく聞きまくる!」
というもの。もう失敗しそうな雰囲気やべぇだろ?笑
そして買ったのが『速読英熟語』とその音声CD。
これを、通学の時に自転車こぎながら聞いていたのです。
(危ないからゼッタイ真似しちゃダメ。ほんともういろいろアホだったな!)
さてさて、以前↓の記事でも書きましたが、聞き流しという勉強法が100パーセントウソのトンデモ勉強法というワケではありません。
しかし、英語の基礎も何もなかった当時の自分には、効果が出るワケもなく。。。
1ヶ月続けましたが、何も変化は起きませんでした^^
受験英語の呪縛が大きかった
ぼくは、高校生の時にワリとガッツリ受験勉強して、旧帝大に入学しています(まぁ、やめたんですけどね^^)。
その経験があってか、英語の勉強といえば、
- 文法を細かくしっかりやる
- 問題をひたすら解きまくる
- 英単語をひたすら覚える
みたいな方法しか知らなかったのです。
以前下記の記事でも詳しく説明しましたが、
受験英語、学校英語というのは、あくまで大学入試のペーパーテストをクリアするためのもので、
ペラペラになるためのものではない
のです。
ぶっちゃけ、おれは、ペラペラになりたかった!
それだけ!
英語ペラペラ、略して英ペになって、外人とかがいっぱいいるパーリーで
うぇーい!!!
したかっただけ(大学生だったから許してくれよな!)。
『速読英熟語』についても、どちらかというとしっかりとした文章を読むための語彙力とリーディング力をつけるためのテキスト・・・つまりゴリゴリの大学受験参考書で、ぼくの目的とはミスマッチだったのです。
方法論がなかった
英語の勉強方法ばかり調べていても肝心の勉強が抜けていたら意味ないんですが、それを考えても当時の自分は圧倒的に方法論の部分が欠けていたと思います。
たとえば音読ひとつとっても、ただ読むのではなく、いくつかちょっとしたことに注意するだけで、効果が何倍にも膨れ上がるのです。
(参考記事)
英語の音読をする時に気を付けるべき注意点3つを英検1級のぼくが書いてみる。
この方法論の部分をもっと固めてから勉強すれば、モチベーションだけはメラメラ燃えていたのでw、成功していたでしょうね・・・。
しかし! 瞬間英作文で大逆転ブレイクスルーをぶちかます!!!
2回失敗してもあきらめない男かずーい、21歳のときに運命を変える1冊に出会います。
瞬間英作文!
この本は、『英語上達完全マップ』という、英語の勉強方法が書かれている本で知りました。
要するに、
方法論を調べ出したことで、運命が変わり始めた・・・!
ということです。
瞬間英作文とは、日本語の文をみて、それをすぐさま英語に口頭で訳していくというシンプルな勉強方法ですが、受験英語に汚染されていたぼくにとっては、人生で初めての「英語を使う」トレーニングだったのです。
これが知識だけムダにたくわえていた自分の脳を"英語を使えるモード"にバシッと切り替えてくれて、この1冊だけで、
リーディングのスピードは上がるわ、リスニングはわかるわ、スピーキングもできるわ・・・
良いことが一気にドカッと起きたのです。
「なぁ~んだ、英語ができるってこういうことだったのか!」
という、一種の悟り、コペルニクス的転回、略してコペ転がブレイクスルーぶちかましてしまったのです。あとで日本語勉強しよ。
おれと同じ失敗をしないでくれ!
瞬間英作文のテキストは20回以上は回したと思います。
なかなか地味な特訓でしたが、どんどん英語ができるようになっていくので、そこまで苦痛はなく、むしろ自分に起こる変化にワクワクしながら続けられましたね^^
そこからは何をやっても効果が出ました。ぐんぐん吸収できる感じ。
おそらく、しっかりとした基礎が出来上がったからだと思います。
今回2つの失敗談を改めて文字にしてみて、
- ふんわりとした動機でふんわりとした勉強をふんわりとやらない
- いきなり分厚いテキストに手を出さない
- 目標・ゴールに合ったテキストを使用する
- 方法論はある程度調べる
- 知識がすでにある程度あるけど話せない人は、英語を"使う"トレーニングをやってみる(瞬間英作文がおすすめ!)
というのが大事なんだなと感じました。
これから英語をガチりたいという人や、やったけど失敗してやる気なくした!みたいな人はぜひ参考にしてみてください^^