何万円もする高額な英語教材は一切買わなくて大丈夫だと独学英語ペラペラが断言する。
かずーい(@kazuui81)です。
テレビのCMとかネット広告を見てると何万円もするようなたか~い英語教材の宣伝を見かけたりしますが、断言します。
ああいうの一切買わなくていいから^^
買おうかなとか迷っていた人、迷ったことがある人、
「買わなくていいよ~~~」
うん。ウチの猫もそう言ってる。
今回は、高い英語教材に手を出してしまう人の心理を説明しながら、お金かけなくても別に英語って勉強できますよっていう話をしていこうと思います。
魔法の方法はありません!
高い英語教材に手を出してしまう人の心理としてまずあるのが、
- 高い教材はそれなりにクオリティが高いのではないか?
- あまり知られていないような最新の学習法が詰まっているのではないか?
みたいな考えだと思いますが、
そんなことは一切ありません^^
なぜそう言い切れるのか。
だって、仮にそんな魔法の方法があったとしても、
すぐに他の業者にマネされる
↓
あっという間に広まる
↓
価格競争が起きる
↓
結局2000円弱くらいのテキストとして本屋で売られ始める
っていう流れをたどるはずなんですもん。
高い教材だけにしか載っていない超貴重おトク情報なんて、あらゆるメソッドがすぐに広まってしまうこのネット時代、あり得ないんです。
そこら辺の安いテキストに答えアリ
ぼくは留学なしで、独学で、高額な塾や教材には一切手を出すことなく英語ペラペラリーンになりましたが、勉強してきた中で、いちばん効果があったと感じているのが、
瞬間英作文
という勉強法です。
これは、日本語を見てそれをパッと口頭で英語に直すという非常にシンプルなトレーニング方法なんですが、多くの人の英語力に革命を起こした最強テクノロジーです(いや大げさかよ)。
んで、これって『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』っていう、
本屋さんでふっつーに売ってるやつを
ふっつーに手に取って
ふっつーにレジに持って行って
ふっつーの日本円をふっつーの財布から出して
ふっつーの店員さんに
ふっつーに渡す
だけでゲットできるふっつーの本です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 80人 クリック: 383回
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¥2000程度ですよ。ふっつー!
これ、5万円の教材があったら、う~ん、ちょっと文系なので50000÷2000の計算ができないんですけど、とにかく何冊分やねん、何人の迷える英語子羊たちをレスキューできんの?え?メェ~~~!!!
って感じなわけ。
ちなみに、多くの学習者を悩ませる英文法ですが、これについても、『一億人の英文法』という、これまったふっつー(以下略)な本を手元に置いておけば、文法の問題はたいてい解決してしまいます。
説明も宇宙イチ、いや銀河イチ、いやミスユニバース級にわかりやすいのです。
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
- 作者: 大西泰斗,ポール・マクベイ
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2011/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 68回
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「ネットの広告で見たんだけど、なんかめちゃくちゃ良い英単語集があるらしい。3万円だって。」
・・・いやちょっと待てぇ!!!
2000円以下で買える『DUO』で全然いいよ?
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 197人 クリック: 3,012回
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むしろ、これが至高だよ?
・・・
とにかく!
高額教材に魔法の勉強方法が載っているワケではないってことだけ、ワタクシはみなさんにわかっていただきたい。
っていうかむしろ、高額な教材に限って、「聞き流すだけで英語ペラペラに!」みたいな、ぼくからすると、「ふぅ~ん()」みたいなのがありがちなんです。
(ちなみに、聞き流しに意味があるのか?についてはこちらの記事に詳しく書きました。)
ノウハウについても同じ
高額英語教材の中には、
「この教材を買えば、ものすご~~~い効果のある勉強方法がわかりますよ!」
みたいに、学習ノウハウに価値があると宣伝しているものも多いですが、これについてもさっきと同じで、そんなのがあったらあっという間に広まってますわ。
しかも、英語の学習ノウハウについては、最高のものが無料で公開されています。
だって、英語学習ノウハウ解説してる動画、Youtubeにいくらでもありますもん。
その道のプロがどんどん進出してきてバンバン動画出してるんで、それ見れば学習の方針は立ちます。
(あ、このブログもよろしく)
安心のためだけにお金を出そうとしていないか?
高額な英語教材に手を出してしまう人っていったいどういう人なのでしょうか?
考えられるのは、
- 昇進のためにどうしてもTOEIC800点が必要になった人
- いきなりロンドン転勤が決まった人
- 急に会社で英語のテストを受けさせられるハメになった人(いままでそんなのなかったのに!)
みたいな人です。
この人たちに共通しているのは、
緊急で英語力を上げる必要が出てきてしまって、めちゃくちゃ焦っている
という点です。
高額な英語教材の宣伝文句としてよくあるのが、
- 3ヶ月でペラペラに!
- あっという間に英語マスター!
みたいなキャッチ☆フレイズですが、実は、英語が必要になって焦っている人を明確に狙って、そこにつけこんできているのです。いやこっわ!
当然ですが、英語が3ヶ月でペラペラになるなんてあり得ません。
いや、こんなのある程度もののわかる大人ならちょっと考えればすぐにわかることですが、焦っている人というのはこの当たり前なこともわからなくなってしまうものなのです。いやこっわ!
結局、その焦る気持ちを落ち着かせるためだけに高額な教材を買ってしまう。
当~然、できるようにはなりません。
英語がちゃんとできるようになるためには、数年スパンの計画で毎日地味~な、マジで地味~な勉強をコツコツ継続するしかないんですよ。
モチベーションが上がるのは一瞬だけ
「高い英語教材を買うとモチベーションが上がる!自分を勉強しないといけない状況に追い込むこともできるし。」
そう考える人もいるかもしれませんが、これもぶっちゃけビミョーです。
買った直後1週間くらいはやる気満々かもしれませんが、モチベーションは徐々に減っていくでしょう。
だって、同じ教材やるのって飽きるもん。
毎日毎日同じテキストを見て、同じような音声を聞いていたら、
「よっしゃ今日も勉強するぞ!」
↓
「あぁ、また今日も勉強しなきゃ・・・」
といった具合にだんだんと変わっていくのは自明です。
↑の記事でも以前書きましたが、英語のテキストは適度に変えてやるのがいいんです。
いちばん高くても"格安"英会話!?
英語の勉強は、高額な教材を買わなくても、そこらに売ってるテキストを買って真面目に地道にしっかりちゃっきりばっしり勉強すれば全然大丈夫です。
ものっすごくありきたりなセリフになってしまいますが、大事なのはやる気と継続ですからね。
もし、3万円とか5万円とかの教材を買おうか迷っている人は、『DUO』っていう2000円以下で買える単語集を買って、全力で1ヶ月取り組んでみてください。
- 作者: 鈴木陽一
- 出版社/メーカー: アイシーピー
- 発売日: 2000/03/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それでもやっぱり高額教材が必要だと思ったら買えばいいと思いますけど、まぁたぶん、
「あれ、普通に売ってるテキストでもいけそうじゃん・・・?」
ってなるハズです。
ぼくの感覚としては、格安のオンライン英会話が、英語教材の中で金出してもいい上限かなと思っています。
たとえばDMM英会話は、毎日1レッスン受けて月6480円。
2000円前後のテキスト2冊くらいに取り組みつつ、オンライン英会話をやる。
このくらいがコスパ最強なのかな~と思います。
"格安"がいちばん"高い"ってなんか変な感じなんですけどねw