英語は独学可能なのか?独学歴5年の私がズバリ結論を出します。
スタバでは牛乳を飲むかずーい(@kazuui81)です。
これから英語を勉強する方や、勉強を始めたての人が気になる疑問のひとつが、
「英語って独学でできるようになるの?」
だと思います。
もしも独学できるならそれに越したことはないですし、仮に独学できないとしたら、さっさと人に教わった方がトク・・・ですよね?
ぼくは、ほぼ独学で、また留学経験もなく、英語ペラペラになりました。資格としては、最高峰と言われる英検1級や、TOEIC900点を所持しています。
「じゃあ独学できるんだ」
と思ったかもしれません。
その通り!英語は独学できます!
って結論をいきなりもう言ってしまったんですがw、実は、ちょっとした注意点もあるんです。
そんなわけで今回は、まず最初に
- 英語が独学できる理由
を説明した後に、
- 独学する際の注意点
- 人から教わる際の注意点
なども書いていこうと思います。
何もかもが最高水準!
英語は独学でも楽々勉強できるような最高の教材が完全に揃っちゃってます。
これが独学できる理由です。
英語学習って日本では大人気のテーマで、市場規模もめちゃくちゃ大きいものになっています。
そうなると、出版社はこぞって教材を作るようになるんです。だって、ワンチャン売れればかなり儲かりますからねw
すると、英語テキスト市場は競争が過激なものになり、使う人の厳しい評価にもさらされながら、結果、
本屋の棚に残っているテキストは最高クオリティの本揃いになっている
というのが実際です。
たとえば、文法でわからないことがあれば『一億人の英文法』を引けばめちゃくちゃわかりやすい説明で解説されています。
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
- 作者: 大西泰斗,ポール・マクベイ
- 出版社/メーカー: ナガセ
- 発売日: 2011/09/09
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「中学レベルの英単語を学習したい」と思ったら『中学英単語ターゲット1800』という単語帳を買えばオッケーです。
中学で習う英単語がコンパクトな本1冊にすべてまとまっています。レイアウトもかなり見やすいです。
こんな感じで、
「こういうテキストが欲しいなぁ」
と思ったら調べてみるとまずたいていの場合あります。しかも最高クオリティで。
テキスト以外のツールに関してもそうです。
「日本からは簡単に英語圏に行けないから英語はちょっと無理だよね。。。」
と思っている人がいるかもしれませんが、DMM英会話などのオンライン英会話サービスを使えば、日本にいながら外国人と英語で会話ができます。
しかも格安で。DMM英会話などを使えば毎日やっても1ヵ月1万円以下です。
「でもどうやって勉強したらいいかわからない・・・」
それも問題ないですよ。
ネットで調べれば勉強方法なんていくらでも出てきます。
しかも、勉強方法を書いているブロガー・紹介してるYoutuberもいくらでもいるので、検索して上の方に出てくるのはこれもやはり最高水準の勉強方法なんです。
このように、「独学じゃムリ」なんて言い訳できないくらい英語学習のツールは揃っているんですよ。
あとはやるかやらないか、それだけだと思いますね。
モチベーションのキープは難しい
「最高の教材が安価で手に入るので、独学できますよ!」
と言いましたが、じゃあ実際問題みんな英語ができるのかというと、まぁみなさんもご存知の通りそうではありませんよね。
どうしてここまで最高の環境がそろっているのに失敗する人が多いのでしょうか?
これは、モチベーションのキープが難しいからだと思っています。
「英語できるといいよなぁ」
とみんな薄々思ってはいるのですが、日本にいる限り、英語が必要になることなんてほぼありませんよね?
ほとんどの人が英語とは無縁の生活をしているのが日本という国です。
つまり、
ベストな教材がそろっているという意味では最高の環境だが、英語を使う機会がないという意味では最悪の環境
というわけです。
じゃあどうすればいいのかって話ですが、これは簡単。モチベーションを上げていけばいいわけです。
「ってそんな簡単に言うけど・・・」
と思うかもしれませんが、色々と方法はあるんですよ。
たとえば以前、英語学習におけるモチベーションを上げるための3つの具体的な方法という記事で書いたのは、
目標(ゴール)を設定する
という方法です。
シンプルですがこれが重要なんです。
ぼく自身、
- 仕事で英語が使えるようになりたい
- 英検1級が欲しい
- 旅行中に出会った外国人と会話ができるようになりたい
- (英語の勉強方法を発信するブロガーになって多くの人に読んでもらいたい)
などなど、人生のステージによってさまざまではありますが、ゴールを設定して、
そのゴールまでのギャップ
を燃料にモチベーションをうまくキープし続けてきた歴史があります。
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人から習う"安心感"に注意せよ
人から習えば絶対に英語ができるようになるというわけでもありません。
むしろ、誰かから習うことで失敗する可能性が高くなってしまうこともあるんです。
ぼくは数年前に通訳者の養成スクールに通っていたことがあります。
半年間、周りの受講者を観察していて気付いたのが、
自分のアタマで考えて勉強している人は伸びるが、ただ先生の言う通りのことをやっている人は全然伸びない
ということでした。
「自分のアタマで考えて勉強する」というのは、
- 何かおすすめの勉強方法を授業で教えてもらったら、それを自分に最適化されたカタチにカスタマイズして実践したり
- 授業でやっていること以外にも、今の自分に必要なことが何かを考え、それを自分で補って学習する
このような方法のことです。
いくら優秀な先生から教わったとしても、思考停止しないで自分のアタマで考えて、考えて考えてやっていかないと伸びてはいかないんです。
実はこれは、理由がハッキリわかっています。
英語学習というのは、「これ!」という正解がありません。
なので、どんな優秀な先生の言うことでも、それが自分にピッタリ100%合った方法である可能性はゼロなのです。
80%自分に合った方法を教えてもらったら、あとの20%は自分で考えて補わなければいけないのです。
これは、"人から教わるのですら、実は何割かは独学である"という、一見矛盾した真理を示唆しています。
英会話教室や留学などで人から教わる場合でも、自分で考えて、独学的な考えを持って勉強するのを忘れないようにしないと伸びないです。
それに、人から教わっていると、
「先生に教わってるから大丈夫だ」
という謎の理論で安心感を得てしまい、自分で考えるのを放棄してしまう危険性もあるんです。
まとめ:たまにアドバイスをもらうのはおすすめです
というわけで今回は「英語はできるの?」というテーマで書いてみました。
結論、英語は全然楽勝で独学できます。
さっきも書いた通り、勉強するためのツールが揃っちゃってるんですよね。もう、何の言い訳もできないくらいの環境の良さです。
ひとつ前では、人から教わる際の注意点を書きました。
他にも、人から教わる場合、個人レッスンじゃないと自分のペースで学習できなかったりして、意外とデメリットが多いんです。
ただ、完全独学でやるのもそれはそれで偏ってしまいます。
そこでぼくがおすすめするのが、
基本独学で、たまに信頼できる人からアドバイスをもらう
という方法です。ぼくはずっとこのスタイルで学習しています。
普段はずっと独学でやって、たまにオンライン英会話をやってフィードバックをもらったり、あとは英語ができる人に相談したりして細かい修正を行っていくんです。
あとは、1日限りの単発セミナーみたいなのをやっている英会話スクールもあるので、たま~にそういうのに参加してみるのも全然いいですね。
では今日はこの辺で。
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