札幌移住前にやっておいてよかったこと&やっておけばよかったことを書いてみる。
千葉から札幌に移住した27歳ニートのかずーい(@kazuui81)です。
ぼくは2018年の10月から札幌に住んでいます。
住む場所も仕事も何もない状態からいきなり来て住んでしまったのですが(ちなみに仕事は今もないw)、住むまでに色々と準備的なことはわりとやりました。
今回は、札幌移住をする前にやっておいてよかったことを紹介し、そのあとに、
「今考えるとこれもやっておけばよかった!失敗した!」
と思っていることも書いていこうと思います。
ぼくが移住したのは札幌ですが、札幌に限らず、移住全般に興味のある方の参考になると信じています。
やっておいてよかった事
①一度生活してみた
移住のために札幌に来たのは10月ですが、その前の8月に、1か月弱ほど北海道に滞在していました。
最初の1週間は札幌、残りはずっと室蘭付近にある彼女の前の家にいたんです。
この時はまだ札幌に住むことは考えていなかったのですが、結果的にこの滞在で
「いや~、いいじゃん北海道!」
と感じたことが決め手となったんですよね。
1ヵ月くらいそこに滞在して現地の人と同じような生活をしてみれば、だいたいのことはわかります。
もちろん、
何もわからない"あこがれの地"にいきなり移住する・・・
それも悪くはないと思いますが、「住んでみたらなんかイメージと違った」というミスマッチングが起きる可能性があります。
移住を成功させたいなら、事前にある程度の期間、そうですね、最低2週間くらいは滞在してみるのを強くおすすめします。
ちなみに、ホテルに泊まるのはやめた方がいいです。
ホテルだと、実際に生活するイメージが全く湧いてこないんですよね。
できれば、アットホームなゲストハウスで、旅人や現地の人の話を聞きながら、また、メシはスーパーで買ってきたものをキッチンで調理して、なるべくリアルな生活をすべきです。
ぼくはこの点、いまは同棲している彼女の当時の家に住んでリアル生活を経験できたのでよかったと思っていますね。
地元の人の話を聞こう
できれば地元の人の話を直接聞いて、移住後の生活を想像してみましょう。これは本当に大事です。
結局、本とかネットでいくら移住先の情報を調べたところで、あんまり意味ないんですよね。
重要なことは地元の人とのリアルな会話の中に全て入っています。
たとえば、北海道移住で心配なのが寒さだと思いますが、これは彼女の行きつけのバーで、そこにいる北海道民の方々に
「っていうか寒さがマジで心配なんですけど大丈夫ですかね・・・」
と相談したら色々教えてくれました。
②モノを捨てまくった
移住する前に、徹底的に身軽になっておくべきです。
ぼくも、移住前にモノをかなり捨てました。
冷蔵庫や洗濯機などの家電は、彼女が使っていたものをそのまま使うことにしたので、
「究極、服とスマホさえあればいいや」
というノリで、どんどん捨てていったんです。
最終的に、
- ダンボール3個(服)
- ゴルフバッグ
- スケボー
だけになりました。
今考えると、ゴルフバッグもスケボーも必要ありませんでしたねw
移住すると、新しい趣味とか結構簡単に見つかるので、好きな趣味のものでも思い切って処分してしまうのがいいと思います。よっぽど好きなら別ですけどね。
捨てる時のコツは、「迷ったら捨てる」です。
「これいつか使うかもしれないなぁ・・・」みたいに迷ったら捨てるのがまぁ正解ですよ。絶対使わないです。万が一使うとしてもまた買えばオッケーです。
たくさんモノがある人は、移住を良い機会だと思って身軽になってみてはいかがでしょうか?
正直もう、所有の時代は終わってますよ。
モノを持ってるのって、ぶっちゃけそれだけでもうダサいです。
身軽になって必要なものはできるだけシェア。
「所有」よりも「体験」を重視するのがこれからの時代で幸せに生きていくカギだと思います。
ちなみに、
「片付けが苦手で苦手で。。。」
という人もいるかもしれません。
そういう方は佐々木典士氏の『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んでみてください。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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「モノを捨てる方法」とか「モノを捨てたらこんなに良いことがあった!」みたいな内容が実体験と共に書かれていてめっちゃ面白いです。
片付けが苦手な人は人生が変わる可能性すらあります。激おすすめですよ。
③現地の知り合いを作っておく
いま同棲している彼女がいたことは本当に大きかったです。
ぼくは、移住前は北海道には縁もゆかりもない人間で、北海道には彼女を除いて知っている人が誰もいない状態でした。
もし、彼女がいなかったら、
知っている人が誰もいないところに急に行って住む
ことになっていました。
- 自分はすべての人間関係から逃れて新天地に行きたいんだ!
- 知り合いなんか行ったあといくらでも作ればいいじゃん
・・・こういう方もいるかもしれません。
本当にそう思っているならいいのですが、知ってる人が誰もいないところにいきなり行くのって結構キツいものがありますよ。
ぼくはノリで2年間くらい大学生をやっていた時がありましたが、その時は縁もゆかりもない仙台にいきなり一人で行きました。
楽しかった部分もありましたが、「自分マジでひとりだな・・・」と引っ越し直後に激しい孤独感におそわれたのをはっきりと覚えています。
別に「恋人作れ!」と言っているのではありません。一人でも知り合いがいれば楽ですよって話です。
④運動はしておこう
趣味でよく走ったり筋トレをしたりしているのですが、これが移住に地味に役立ったなと感じています。
移住って結構体力使いますよ。
引っ越しのための荷物整理、家の掃除、賃貸契約、長距離の移動・・・etc
移住完了までに体力を消耗するタスクがいくつも控えています。
それに、慣れない環境ってそれだけで体力使います。
ぼくは移住が落ち着いた後にすぐ風邪ひきました。
とにかく、体力は付けといて損はありません。
1日20分走るだけでも全然違うと思います。
ちなみにこれは移住後の話なのですが、スナック菓子を食べるのをやめたら体調良くなりました。
参考:スナック菓子をやめたらメリットしかなかった!得られた5つの効果とやめるコツを紹介。
健康な体あっての移住です。
当たり前かもしれませんが、健康第一を心がけるのを忘れないようにしたいですね。
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やっておけばよかった唯一の事:貯金
もっと貯金しておけばよかった~~~~~~!!!!
ってまぁ言っても仕方ないんですけどねw
いやでもマジで、ちょっとでも貯金意識高めておけばよかったです。
賃貸契約の初期費用とか、新しく買った洗濯機とかで、
いきなり15万円消し飛びましたよ\(^o^)/
もうほとんどお金ないです。無一文ニートでかなり詰んでる感あります。やばいですよ。。
まぁ貯金してこなかった自分が悪いのでいいんですが、これから移住をする方にはぜひ貯金をすすめておきたいと思います。
一体いくら必要なのかって話ですが、日本国内なら
- 諸々の移動費2万円
- 住宅の初期費用25万円
の計約27万円に加え、移住後に仕事を探す人は、これにプラスして半年分の生活費を蓄えておくと万全だと思います。
地方なら月12万円だとして60万円ですね。
(ほんとにざっくりの計算です。場所や条件によってかなり変動するので事前にリサーチしておきましょう。)
合計87万円!!
人にもよると思いますがぼくにとってはめちゃくちゃな大金ですね\(^o^)/
まとめ
というわけで今回は札幌に移住する前にやっておいてよかったこと&やっておけばよかったことを書いてみました。
「やっておけばよかった事」では、お金の話しか頭に浮かびませんでしたねw
ほんと、もっと安く済むと思っていたんですが・・・。
完全に愚痴になってしまいますが、日本の不動産契約って謎の金が多すぎます。
敷金礼金がまず意味不明だし、洗浄費とかペット礼金みたいなのまであってマジで勘弁してくれって感じですよ。
これから移住する方は、賃貸契約にかかる金には備えておいた方がいいですよ。平気で20万くらいいきなり消えるので。。
ちなみに、ぼくはずっとニートなんですが、アパート探しを成功させることができました。その理由については下記の記事に書いています。ぜひこちらも合わせてお読みください。