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単語帳を"使わない"英語勉強法のメリット!単語集なしでも英語は勉強できます。

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英単語を2万語以上覚えたかずーい(@kazuui81)です。

 

英語の勉強の4割くらいは単語暗記が占めているのではないか・・・と言えるくらい単語を覚えるのは重要です。

 

だって、単語をそもそも知らないと聞くも話すも何もできませんからね。

 

このブログでも単語学習の大切さについては何回も書いてきました。

 

しかし!

 

最近は、単語が大事だからといって別に英単語がずら~っと並んだ単語帳を使ってゴリゴリと単語暗記を進めなくてもいいのではないか・・・と思い始めています。

 

ここで言っているのは、↓こういう、英単語が何千とか収録された単語帳のことです。

 

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こう思ったきっかけは、チェコ語の勉強です。

 

最近チェコ語を始めたのですが、チェコ語はマイナーすぎてちゃんとした単語帳がないんです。そもそもが存在していないっていう。

 

で、最初は「これもう無理じゃね」と思ったのですが、やってみたら別に単語帳なしでも全然勉強できましたし、なんなら

 

単語帳を使わない勉強法のメリット

 

すらも発見してしまったのです。

 

そんなわけで今回は、単語帳・単語集を使わなくても英語は勉強できますよ!という話です。

 

記憶力には限界がある

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英単語、1日にいくつ覚えることができますか?

 

多い人で10個くらいなのではないでしょうか?

 

「いやいや、自分は1日に20単語勉強してますよ」

 

そういう人もいるかもしれませんが、じゃあその20単語がちゃんと頭に定着しているのかと言われたら正直ビミョーなのではないかと思います。

 

ぼくの場合は、1日に10個知らない単語に出会ったとして、次の日も覚えているのはせいぜい2~3個です。

 

このように、人間の記憶力には限界があり、しかも(ぼくのような)凡人の場合は、1日に覚えられる量なんて本当にたかが知れているわけです。

 

そう考えると、何千もある単語帳を使ってゴリゴリと無理に暗記を進めなくても、普通の会話テキストみたいなのだけをやった方が全体の英語力アップにつながるので効率が良くなるのです

 

NHKラジオテキストみたいな総合テキストのみを使って、実際の文例にバシバシ触れる。

自分のレベルに合ったテキストを選べば、知らない単語に10個くらいは嫌でも出会う。

その中から2~3個頭に定着すればいいや!

 

こういう勉強法も全然アリだと思うのです。

 

(NHKラジオテキストの選び方については下記の記事に詳しくまとめています)

kazuuiword.hatenablog.com

 

単語に偏りすぎるのは良くない

単語の勉強ばかりやって、"英語できる風"にはなっているけど、実のところ全然話せない・聞けない

 

という人があまりに多いなと感じています。

 

そいう人は思い切って単語帳を使った暗記をやめてしまうことで、

 

単語偏重からの脱出

 

ができるのです。

 

全国英単語クイズ大会(注意:そんなの実際はない)に出るのなら話は別ですが、たいていの人は、英語を勉強することで、英語が

 

  • 話せるようになりたい!
  • 聞けるようになりたい!
  • 読めるようになりたい!

 

という目標を持っているはずです。

 

単語帳はつまらない

「よっしゃ英語ガッツリ勉強するぞ!」

 

そう思って2000語くらい入った単語帳をドーンと買って始めたはいいが、すぐにやめてしまって挫折・・・!

 

そういう経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか?

 

英語の勉強は忍耐が必要なので、挫折しやすいのですが、そんなもともと挫折しやすい英語学習の中でも、単語帳はいちばん挫折しやすいです。

 

だって、単語リストを延々と暗記するなんてめちゃくちゃつまらないじゃないですか!

 

単語帳を開くと、5分後には、

 

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「ちょっと眠くなってきたから横になるか・・・」

 

からの、

 

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「飽きた。」

 

これが鉄板パターンです。

 

単語をゴリゴリ暗記できればそれに越したことはないですけど、それで挫折してしまうくらいなら、最初から使わないというのも選択肢としてアリですよ。

 

注意1:単語を覚えないわけではない

注意点なのですが、

 

"単語帳は使わなくても別に勉強は可能"

 

と言っているだけで、"単語は覚えなくて大丈夫"と言っているわけではありません。

 

普段使っているテキストで知らない単語が出てきたら、ラインマーカーを引いた上で3回くらいは口に出してみましょう

 

(ラインマーカーは消せるタイプが最もおすすめです。)

 

で、その場で覚える努力はしますが、忘れる前提でかまいません。

次の日に3つ覚えているくらいを目標にやっていけば継続できますよ。

 

注意2:単語帳が必要な場合もある

単語帳を使うべき人もいます。

 

次の2パターンです。

 

単語だけ極端にできない

「実力がめちゃくちゃアンバランスで、単語だけ全然できない」

 

こういう人は単語帳を使ってゴリゴリと暗記を進めるべきです。

 

学生時代にたまたま先生が文法しか教えてくれない人だったとか、あとは文法にハマりにハマってやり込んだはいいが、単語はサッパリ・・・みたいな人です。

 

英検・TOEICのための勉強がしたい人

  • 英検が取りたい
  • TOEICで〇〇点を取得したい

 

みたいな、資格が欲しい人は、そのテストに頻出の単語集を買って暗記を進めるべきです。

 

たとえば、英検なら『パス単』という有名な単語帳があります。

 

英検3級 でる順パス単 (旺文社英検書)

英検3級 でる順パス単 (旺文社英検書)

 

 

↑は3級のものですが、すべての級で出版されています。

 

これらを使えば、ピンポイントでその資格に頻出の単語を学ぶことができるので、単語帳を使った方が絶対に良いです。

 

まとめ:1日3単語でも・・・

というわけで、単語帳を使わないという選択肢もアリですよっていう話でした。

 

「1日3単語覚えればいい」

 

と聞いて、

 

「少なすぎない?」

 

と思った方もいるかもしれませんが、

 

1日3単語でも、毎日続けることができれば、1年で1095単語も覚えることができるんですよね。

 

とにかく、単語偏重の学習をしている人や、単語帳の暗記が嫌で勉強を避けている人は、一度単語帳なしの勉強法も試してみてください。

 

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英語は独学できるのか?について結論を出した記事はこちらから。

kazuuiword.hatenablog.com