台湾で英語は通じるのか?日本語は?
台湾で英語は通じる?
最近、旅行先として台湾の人気がものすごく高くなっています。
有名な夜市をはじめとするグルメなどはもちろんですが、飛行機で約3~4時間という近さや、LCCの発達によって航空券もかなり安くなっており、その気軽さも人気が出ている大きな理由のようです。
さて、そんな人気のある台湾ですが、日本人の旅行者にとっては、
現地で英語や日本語は通じるのか?
というのはかなり気になるところだと思います。
もちろん中国語ができれば文句なしなんですが、多くの旅行者にとってそうはいかないのが現実だと思います。
ぼくは以前、約3週間かけて台湾の北に位置する台北から台中、高雄、最後は台湾最南端に位置するリゾート地である墾丁、と台湾を北から南まで縦断しました。
今回は、中国語は全くできず、日本語と英語だけができるぼくが、台湾を北から南まで移動した経験をもとに、台湾で英語・日本語は通じるのかについて書こうと思います。
もちろん、「通じる」と一言でいってもかなり程度の差があると思います。
が、今回は普通に旅行する際に想定される会話(レストランでの注文、各種チケットを買うとき、道を尋ねるときなど)が問題なくできれば「通じる」ということにします。
台北は英語がかなり通じる!
まず、台湾の首都・台北ですが、観光客が多く訪れるということもあり、英語がかなり通じます。
「地球の歩き方」や「Lonely Planet」などのガイドブックに載っている場所を見て回る分にはまったく問題はないです。
ホテルについても、有名なホテルで英語が通じることは当然として、ぼくが主な宿泊手段として使っていた一泊1200円~2500円くらいの安宿でも英語ができるスタッフが常にいました。
ただし、やはり少々複雑なことを言うと伝わらないことが多いので注意。また、ネイティブっぽい発音を意識して発音したりしてもかえって通じません。
ここでのコツは、文法とかはどうでもいいからとにかく自分の言いたいことが伝わればいいと割り切って話すことです。
たとえば、1(one)から10(ten)くらいの数字ならわかってもらえますが、203(two hundred and three)はわかってもらえないかもしれません。そういうときは、ジャスチャーも交えて203(ツー・ゼロ・スリー)と言ってみるなどすると伝わったりします。
台北より南の地域は通じない!
次に台北から南の地域ですが、
台北と比べるとびっくりするくらい通じないので注意です。
本当に簡単な単語を並べればなんとか通じることがあるというくらいで、大体どのくらい英語が通じるのかといえば、日本を想像していただければ間違いないと思います。そのくらいひどいということですw
ぼくは台中に着いたときにポケットWi-Fiが壊れてしまい、なんとかタクシーの運転手や人に聞いたりしてホテルまでたどり着こうと思ったのですが、英語が通じなくてほんとうに苦労しました。「OK」「Yes」「No」だけがかろうじて通じるレベルだったんです。
台湾南部の高雄についても、台湾で最大の経済都市だと言われますが英語はほとんど通じないと考えていいと思います。
マクドナルドの店員に通じなかったし、ホテルのスタッフもほとんどできませんでした。
若者はできる人が多い
さて、ここまでで地域別に英語が通じるのかについて述べましたが、年代によっても大きな差があるのを感じました。
どういうことかというと、若い人のほうが圧倒的に英語ができます。
台北にて一度ロッカーのカギをなくしてしまったときに、40代くらいの女性スタッフが全く英語を理解してくれなかったということがありましたが、その時近くにいた大学生が助けてくれました。台湾人優しい・・・!
現地の人に道を聞きたい時や、レストランで注文をする時は、比較的若い人を狙って話しかければ、英語が通じる可能性が高いでしょう。
日本語は通じるの?
最後に日本語が通じるのかについてですが、有名なガイドブックに載っているような観光スポットでたまに日本語を話す人がいる、という程度です。
これから台湾に旅行に行く人は
まったく日本語は通じない
と思ったほうがいいと思います。
よく、台湾では日本語が結構通じるという人がいますが、『地球の歩き方』の中でも大きく取り上げられているような、本当に有名で日本人が好んで観光するような場所にしか行かなかった人だと思います。
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日本語と簡単な英語ができるという場合は英語で話しかけたほうがわかってくれる場合は多いでしょう。
まとめ:地域と年齢によって大きな差がある
台北ではホテルやお店など含め、英語は問題なく伝わりますが、台北を離れてしまうと一気に英語が伝わらなくなります。
また、年齢層によっても差があり、若い人のほうが年配のひとに比べて圧倒的に英語ができるので、困ったときは、若い人を狙って話しかけるといいかもしれません。
ちなみに、台湾へ行くにあたってちょっと英語に自信がないという人は、オンライン英会話のレッスンを10回くらい受けてから行くだけでかなり違うと思います。
実際、ぼくも台湾へ行く前に、CMでもお馴染みのDMM英会話で旅行フレーズをちょっと練習してから渡航しました。
ちなみに:台湾で使うWi-Fiの準備は大丈夫ですか?
今持っているスマホをそのまま台湾に持っていっても、LINEやYoutube、インターネットなどを使うことはできません!
「これ、英語で何て言うんだろう?」
そう思ってスマホで調べようと思ってもできないのは不便ですよね。
そこで、台湾でもインターネットを使うために、ポケットWi-Fiをレンタルするのがおすすめです。
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などについて、下記の記事にわかりやすくまとめたので、ぜひ合わせてお読みください。
⇒台湾旅行には国内の空港で受け取りができるWi-Fiレンタルがおすすめ!メリットや注意点をまとめました