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4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200を達成。「言語は楽しく学ぶべき」という方針の元、最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。中国語やドイツ語など、英語以外の言語も勉強中。

英語初心者こそ「生の英語に触れる」のが大事!

英語学習に役立つコラム
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いきなり質問なんですが

 

英語学習の最終的な目標は何ですか?

 

この質問に対する答えは、もちろん人によって様々だと思います。

  • 英語でコミュニケーションが取れるようになりたい
  • 海外ドラマやハリウッド映画をもっと楽しみたい
  • CNNなどのニュースを理解できるようになりたい 

などなど。

ぼくが想像もつかないような目的を持っている人もいるでしょう。

しかし、それがなんであれ、

 

生の英語と関連している

 

ということは共通事項なのではないでしょうか?

英語でコミュニケーションを取る相手が話す英語、ハリウッド映画のセリフ、CNNでキャスターが話す英語・・・

これらはすべて書店で売られているような教材とは違う「生の英語」です。

生の英語が教材のCDに吹き込まれている英語と違う点は、「一切の容赦がないところ」。これは当然ですね。ハリウッド映画にしてもCNNにしても、ネイティブの大人に向けて作られているわけですから、ぼくらのような非ネイティブにとってはものすごく難しいわけです。

今言ったことはただの当たり前の事実なんですが、実はここにひとつ問題があります。

 

それは、一般的な教材の英語と最終目標としている英語に大きすぎる隔たりがあることです。

 

日本の英語学習市場はものすごく発達していて、良い教材が大量にあります。

しかし、実際に英語を使う、という最終目標のレベルが高すぎるために、教材を使って徐々にステップアップしていっても、「使う」という最も大事な段階に入る前に挫折してしまう人がすごく多いのです。

今回は、

  • 英語を勉強する本来の目標である「生の英語を理解する・使う」という段階に達するための最も効率的な勉強方法

について考えていこうと思います。

 

 

多くの学習者がしている"勘違い"

生の英語を使うレベルを目指して英語学習をしていくにあたって、多くの学習者が勘違いしていることがあります。

下の図を見てください。

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20160804133958p:plain

英語の勉強は積み重ねが大事とよく言いますね。上の図は、下からどんどん実力を積み上げていき、最終的に生の英語がわかるレベルに到達する、というのをイメージして作りました。

多くの人はこのようなイメージで、コツコツ頑張っているのではないかと思います。

しかし、これは間違いなんですよ。

本当は下の図のようになっています。

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20160804135022p:plain

 

つまり、学習者向けの教材や、TOEIC、英検などのメジャーな資格試験の積み重ねの頂点よりも、はるか上に存在するのが生の英語なのです。

これは、2つが別次元にある、といってもいいかもしれません。

 

教材マニア・資格マニアになるな!

さて、上で示したような認識を持つと何がマズイのでしょうか。

それは、目標とするレベルが今の地道な基礎訓練の延長にあると考えて勉強を続けたとしても、到達したいラインが今の学習と地続きになっていないわけですから、いつまでたっても目標が達成できなくなってしまうことです。

下の階段だけを上がっていっていちばん上まで上がったとしても、自分が最終的に到達したいと心の底では思っているレベルには到達していないという状況になってしまうのも大きな問題ですね。

図では便宜上、積み上げのいちばん上を英検1級、TOEIC900点としましたが、TOEICが900点なのに全く自分の言いたいことを英語で言えない人はまさにこの罠に陥っていると言えるでしょう。

教材の問題が完璧にできるようになったり、資格試験では点数を取れるものの、それだけになってしまい、本来自分が達成したいと思っている目標がないがしろになってしまっているわけです。

 

"行ったり来たり"が正解

じゃあどうすればいいのよ?

という話ですが、生の英語を理解し、使えるようになるための学習戦略としては、

 

生の英語に触れる

 

ということに尽きます。

しかもここで大事なのは、英検5級~3級のような、初心者レベルから、ガンガン生の容赦ない英語に触れていくことです。

もちろん、英検3級レベルで級に海外ドラマを見ても、ほとんどわからないでしょう。でも、それでいいんです。なんとか聞き取れた1フレーズ、1単語があればいいんです。いや、たとえ1単語も聞き取れなくても、生の英語を頑張って理解しようとする、それが大事なんです。

生の英語に触れる練習をしたら、また教材・資格試験の勉強に戻ってまた実力をつけて生の英語に再挑戦、ということを繰り返していきましょう。

この"繰り返し"というのが大事です。

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20160804141741p:plain

このように、生の英語に触れていく、ということを随時はさみながら、階段を徐々に上がっていく、という戦略が最も効率的なんです。

 

生の英語に触れていくメリット

初心者が生の英語にどんどん触れていく具体的なメリットについて書いていこうと思います。

まず、信じられない話かもしれませんが、生の英語に触れるだけで、脳の処理スピードが上がります。

これは、教材に入っている英語のスピードが遅いからです。英検1級のリスニングですら結構遅いです。

それが、生の英語に触れることで、本来話される英語のスピードに慣れるので、教材を使った学習に戻った後も、素早く英文を処理しようという意識が勝手に働き、学習効率が向上するわけです。

遅いスピードというぬるま湯ぬつかっていてもいつまでたっても早い英語は聞けるようになりません。生の英語にどんどん触れていくことで、脳の処理スピードをどんどん上げていきましょう。

また、生の英語に触れる学習のもう一つのメリットとして、単純に楽しい、というのがあります。

これは当たり前ですよね。教材を使ってひたすら英単語を覚えたり、例文を丸暗記したりするのより、海外ドラマを見たり、実際に英会話をやってみたりする方が楽しいに決まってます。

初心者の段階ではわからないことがほとんどですが、だからこそちょっとわかたっときの喜びは大きいものです。

外国語学習においていちばん大事なことはモチベーションです。そして、モチベーションを維持する有効な方法は、楽しむこと。生の英語は、とにかく楽しいので、モチベーション維持にも効果を発揮するのです。

 

素振りだけしていても仕方がない

さて、今回書いたことをまとめてみましょう。

 

英語学習は、

①教材を使った勉強や資格試験などの勉強

②生の英語を理解する・使う(CNN,洋画,海外ドラマ,英会話・・・)

の2つに分けて考えることができるが、

これら2つを行ったり来たりするのが最も効率が良い。

たとえ初心者だとしても、早い段階でどんどん生の英語に触れていこう!

 

ということでした。

ちなみにぼくは資格アンチとかではありません。むしろ、英語の資格は好きですし、英語力を上げるための有効な手段だと思っています。

ここで問題にしているのは、あくまで上で挙げた①と②のどちらかに過剰に偏ってしまうことです。どっちも大事なんです。

①ばかりやっていると、資格だけできて実用がまったく伴わない人になってしまいますし、②ばかりやっていても基礎がしっかりしていないので実力は上がって行きません(とりあえず留学したはいいけど全く英語力が上がらず帰国する人がこのパターン)。

 

でもよく考えてみると、これって当たり前のことなんですよ。

だって、たとえば野球とかテニスをやっている人で、素振りを徹底的に極めて、ルールブックを完璧に覚えてからやっと試合をする、という人はいませんよね?

ある程度練習をしたら試合をすることで、練習では見えなかった課題が見つかったり、あぁ、世の中にはこんな上手い選手がいるんだな、といった気づきがあったりして、そこを踏まえてまた練習して、そしたらまた試合をして・・・の繰り返しが上達の一番の方法のはずです。

英語学習でもそれは同じ。究極の目標は、生の英語を理解する・使うことで、教材を極めることではないはずなんです。

多くの英語学習者は、外国人とどんどん英語で会話をしていきたい、とか海外ドラマを字幕なしで見られるようになりたい、と心の底では思っているのに、じゃあそれを実際にやってみようとはならないんです。

できないと思っているからなのかもしれませんが、その考え方がもう全然うまくいかない考え方なんです。

英会話ができるようになりたいなら英会話フレーズ集みたいなのを買ってずっとそればかりやっているのではなく、とりあえず英会話をやってみましょう。

その上でやっぱり会話の引き出しが少ないなと思えばそれを改善する方法を考え、それが英語フレーズ集を覚えることなら、それを頑張ってやればいいんです。

英会話フレーズ集ばかり暗記している人と、どんどん実戦で英会話をしながら基礎に戻って・・・を繰り返している人。どっちが目標を達成できるのかは明白ですよね。

自分はまだ初心者だから生の英語はまだ早い、などとは思わず、どんどんぶつかっていきましょう。

 

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