『カリフォルニアダウン』は日本公開しないべき!!
津波の描写がエグすぎる
台湾の映画館で『San Andreas(中:加州大地震、日:カリフォルニアダウン)』を見ました。
この映画、実は日本では公開が延期されています。そしていつ公開されるかについてはまだわかっていないんです(2015/6/5現在)。
(→2015年7月に日本公開が発表され、同年9月12日から日本で公開されました)
自分は今台湾にいるのでこれはチャンスだなと思い、公開日に見てきました。映画の内容についてですが、、簡単に言うとパニック映画です。
ある日突然カリフォルニアを大地震が襲う。ドウェインジョンソン扮する主人公のレイはレスキュー隊。レイは娘のブレイクを救出するべくサンフランシスコへと向かう。
果たして主人公は家族を救うことができるのか・・・?
といった内容。
実は、日本公開延期の理由については公式には何も発表されていないんです。でも、理由はおそらく「大地震」が日本において非常に繊細な話題だからだろうと思います。
公開の是非については賛否両論らしいですが、自分はこの映画の日本公開には反対です。反対というか、公開できなくないかこれ?という感じ。
理由は、リアルな地震、もっと言えば津波の描写です。
予告編はこんな感じ↓
San Andreas - Official Trailer 2 [HD] - YouTube
雰囲気だけでもつかんでいただけましたか。
正直公開すべきなのかということを考えた場合、地震が起こるところは問題がないと思います。
しかし、津波に襲われるシーンはとにかく強烈でした。
暗い部屋で大きなスクリーンで見たからなおさらだったのだと思いますが、まさに自分が津波に襲われているような感覚になったんです。
東日本大震災において、津波を経験した人はもちろんのこと、ただニュースで映像を見ただけの人にもPTSDになった人は多いと聞きます。
この映画は一定数の人に強烈なフラッシュバックを起こす可能性があるんです。
もし公開することになった場合、収入を増やすためにテレビでもCMを流すことになると思われますが、これもかなりやばい。
仮にCMでは強烈な描写をカットしたとしても、それはそれで予期せず映画を見てしまう人が増えてしまうことになります。
人に与える精神的なダメージを考えると、日本での公開は控えたほうがいいと思います。
ぼくのような意見を持つ人に対して
「過剰反応してるだけだ!」
という人がいるかもしれません。
しかし、今回ばかりは「これやばくないか?」と思ったので書き留めておくことにしました。
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