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韓国語知識ゼロが『1時間でハングルが読めるようになる本』を1時間読んでみた

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ハングルが読めるようになりたい!

いきなり変なこと言いますが

 

文字が好きなんですよね

 

単純に文字が。

 

ぼくらが普段使う日本語の漢字はもちろん、ロシア語などで使われるキリル文字、また、全く読めないんですがスリランカの公用語であるシンハラ語で使われるシンハラ文字などもよく見て楽しんでいます。

 

で、ずっと面白そうだなと思っていたのがハングル

 

形が面白いですし、どういうシステムになってるんだろうと気になっていたんです。

 

で、そんな中たまたま本屋でこんな本を見かけたんです。

1時間でハングルが読めるようになる本

1時間でハングルが読めるようになる本

  • 作者: チョ・ヒチョル
  • 出版社/メーカー: 学研マーケティング
  • 発売日: 2011/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 4人 クリック: 37回
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『1時間でハングルが読めるようになる本』という本。

 

正直タイトルを最初みたときは「嘘だ」と反射的に思ってしまったんですが、

それと同時に「たったの1時間でハングルが読めるようになるならやってみたい」とも思い、勢いで購入してしまいました。

今回は、せっかくなのでストップウォッチで1時間測ってこの本を読み、1時間後にハングルが本当に読めるのかどうか検証してみようと思います。

 

ではスタートです!

 

覚えるための工夫

この本を読み始めてすぐに気づいたことなんですが、この本ではハングルの読み方を覚えるための工夫があちこちに散りばめられているんです。

たとえば「싱」という時の左上の部分(漢字の「人」みたいな部分)は「s」の音を表すんですが、この本では「サクランボのs」と覚えます。

形がサクランボにそっくりだからですね。

実際、この記事を読んでいるあなたも、もう「s」を表すハングルを覚えてしまったと思います。

こんな調子でどんどんハングルの読み方がわかってきます。

 

ハングルは「組み合わせ」

日本語のひらがなや英語で使われるラテン文字と違うのが、ハングルは「組み合わせ」だということです。

先ほどの「싱」を見てもらえればわかると思いますが、サクランボに似ている左上の部分以外にも、縦線と丸のパーツがありますね。

これらそれぞれの要素に読み方のルールがあり、その組み合わせによって読み方が決まるシステムになっているようです。

 

これはどういうことかというと、ひとつの読み方を覚えれば芋づる式に読めるハングルが増えていくということ。

文字をひとつずつ暗記するのかと思っていたんですが、これなら1時間でハングルが読めるようになるかもしれないという期待が持ててきました。

 

サクサク読める

語呂合わせなどもいくつも載っていて、どんどん楽しくハングルを覚えていくうちに、

 

なんと30分ですべて読み終わってしまいました。

 

読み始める前は1時間で読み切れるかどうかも不安だったので、これは意外でした。

ただ、本の中で新しい読み方を覚える度に載っている例をほとんど読まないで読み進めたので、残り30分で例をひたすら読んで練習してみることにします。

 

1時間終了

というわけで1時間が経ちました。

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この本の感想はとりあえず置いておくとして、とにかくハングルを読んでみようと思います。

検証のために使うのは韓国語の初級テキスト『ニューエクスプレス韓国語』です。

ニューエクスプレス韓国語

ニューエクスプレス韓国語

 

 

カタカナで読み方が書いてない第12課の文を読んでみようと思います。

 

「여름휴가때뭐하고싶으세요?」

 

これを読んでぼくが書いた読み方は

 

「ヨルムヒョカテムォハコシプセヨ?」

 

でした。

果たして本当に読めているのか・・・。全く自信はありません。だって1時間前まで知識ゼロだったわけですから。

さて、CDの音声を聞いてみます。緊張の一瞬です。

 

CDの音声は、

 

「ヨルムヒョカテムォアゴシプセヨ?」

 

感動。

 

感動です。

 

ほとんど合ってる!!笑

 

その後もテキストを使って書き取りをやったんですが、ほとんど読めるようになっていたことがわかりました。

もちろん、一切何も見ていません。1時間で詰め込んだ知識のみで読みました。

 

結論

結論としては、『1時間でハングルが読めるようになる本』を1時間読むと、ハングルが9割程度読めるようになります。

じゃあ残りの1割は何なのかという話ですが、これはハングルの細かい発音規則によるものです。

さっきぼくが書きとった例でも、濁音になるべきところがなっていないというミスがありましたが、そのような濁るのか濁らないのかはさすがに1時間では習得できません。

 

また、音と音とが連結するのかどうか、どう連結するのか、という規則についても1時間でマスターは無理ですね。

これについては『韓国語の発音変化完全マスター』という本が出ているらしいので読んでみようと思います。

韓国語の発音変化完全マスター【CD付き】

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個別の発音強化が必要

また、さきほど日本語のカタカナでハングルの読み方を表しましたが、これも本来は不可能なことです。

日本語の音とは根本的に韓国語の音は違うので、個別の発音ごとに、それっぽくなるようにトレーニングする必要があるでしょう。

 

まぁ、そういう細かい話はいろいろとあるものの、やはりこの『1時間でハングルが読めるようになる本』は超優秀な本だと言えるでしょう。

 

これから韓国語をやろうと思っている人は絶対にまず買ったほうがいいと思いますし、ちょっと韓国に旅行に行こうと思っている人も、ハングルが読めると楽しさが増すと思います。

『1時間でハングルが読めるようになる本』、おすすめです!

1時間でハングルが読めるようになる本

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