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4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200を達成。「言語は楽しく学ぶべき」という方針の元、最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。中国語やドイツ語など、英語以外の言語も勉強中。

社会人は英検何級から受けるべき?大人の英語学習者におすすめの級を考えてみた。

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社会人の英語学習者が、勉強を効果的に進めていく上で、ぜひ活用すべきなのが英検です。

 

英検の受験を学習に組み込むことで目標ができ、短調になりがちな大人の英語学習にメリハリをつけることができます。

 

英検は問題の質がかなり高いというのもメリットです。対策をすることで効果的な英語の勉強ができます。

また、合格すると単純に嬉しいですし、周りからも「すごいね!」と言ってもらえたりするので、モチベーションアップにもなるんです。

 

ただ、そんなメリットの大きい英検ですが、

 

「何級を受ければいいのかわからない!」

「どの級を受けるのが勉強にとって効果的なの?」

「中学のときに3級を取ったんだけど、そのままひとつ上の準2級でいいのかな・・・」

 

など、受験する級で迷っている人も多いと思います。

 

というわけで今回は、英検1級のぼくが、英検の5~1級までの全級を吟味し、社会人学習者におすすめの級を選んでみました。

この記事を読めば、受験する級についての指針が立つようになっています。ぜひ活用してみてください! 

※この記事では、最近の英検の過去問から英文ひとつ、ふたつ程度のレベルで引用をしています。過去数回分の問題については公式HPで見ることができます。

試験内容・過去問 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会

 

 

 

5級、4級は物足りない!!

5級は最も簡単な級で、4級はそのひとつ上になります。

難易度としては、それぞれ中1、中2レベルくらいに対応しています。

 

ちょっと最近の問題を見てみましょう。

 

Jack is on the school tennis (   ).

1 team

2 pool

3 box

4 home

(5級)

I have a poster of my favorite tennis player on the (   ) in my bedroom.

1 face

2 wall

3 time

4 cloud

(4級)

 

答えはそれぞれ1,2です。

 

いかがですか?

「かなり簡単だった」「簡単すぎた」という人が多いのではないでしょうか。

 

もちろん、このような穴埋め以外にも、リスニングや、4級なら簡単な文章を読む問題も出題されますが、中学英語の基礎の基礎の基礎レベルの文法と、簡単な単語さえ覚えていればまず不合格になることはない、というレベルです。

 

中には「全然わからなかった」「難しい!」と思った人もいるとは思いますが、そういう人でもこのレベルは通過点として考え、もう少し上の級を目標にした方が、英語学習全体を考えると効果的だと言えます。

 

ちなみに「スピーキングがない」というのも5級と4級をおすすめしない理由です。

一応あることはあるんですが、ネットで3,4分程度で受ける簡易的なものです。

スピーキング(面接)試験があるというのが英検の大きなメリット。「話せる」「使える」英語力の習得を目指すという意味でも、二次の面接がある3級以上を受ける方がおすすめです。

 

3級は中学レベルの総まとめに

3級の問題は、中学卒業レベルです。

なので、

 

  • 社会人になってから久しぶりに英語の学習を始めた人で、中学レベルの知識がまだ頭に残っているのか確認したい人
  • 中学校のときに英語が苦手だった人で、中学レベルの英語から勉強をイチから始めたいという人

 

にはおすすめの級だと言えます。

 

5級、4級とは違い、二次試験があるのもおすすめポイントです。

二次試験は面接試験で、対策をすることでスピーキング力を鍛えることができます。

どうせ英語を勉強するなら、やっぱり話せるようになりたいですよね。

多くの日本人学習者は、かなり英語が得意になってもスピーキングのトレーニングがおろそかになりがちで、「資格は持っているのに話せない」という人が多いのが現状です。

 

そうならないためにも大事なのが、3級くらいのレベルからスピーキング、つまり「話すこと」を意識したトレーニングを積んでいくことなんです。

 

ちなみに、中学レベルの英語をマスターするための勉強方法については下記で詳しく説明しているので、ぜひ合わせてお読みください。

中学レベルの英語を復習するのにおすすめの参考書と勉強法を徹底解説してみた

 

この記事に書いてある方法で中学レベルの英語を一通り勉強した上で、過去問に取り組めば合格はまず間違いないです。

2017年度版 英検3級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

2017年度版 英検3級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)

 

 

2級がいちばんオススメ!!

ズバリ、社会人英語学習者にいちばんオススメしたいのが英検2級です。

 

A: How was Madeline's party last night?

B: Actually, I arrived late. The map she gave me wasn't very (   ), so I got lost on the way.

1 medical

2 peaceful

3 accurate

4 sentivite

(2級) 答えは3

 

高校卒業レベル

英検2級は高校卒業程度のレベルです。

高校卒業レベルとは具体的に言うと、実際の会話などで必要とされる英文法はすべて網羅され、英単語も全部で4000~5000くらい覚えているというレベルです。

中学・高校レベルの英語は、すべての基礎。

ここをしっかりと固められるのかが、その後の英語学習が上手くいくのかを左右します。かなり重要なんです。

 

実用的な英語の宝庫

英検2級で出題される英文は、とにかく実用的です。

実際に英語を使うときに頻繁に使用される表現がギュッと詰まっている感じです。

 

3級以下だと実用面ではすこし簡単すぎて、準1級、1級だと難しすぎるんですよね。

そういう意味で、英検2級は「実際に役に立つのか」という視点から考えると、全級の中で間違いなくベストです。

 

ライティングテストが優秀

2016年のテストから、英検2級にライティングテストが追加されたんですが、これが神問題です。

強調したいのでもう1回言わせてください。

 

英検2級のライティングは神問題です!

 

本当に良い問題なんですよ。

 

英検2級のライティングでは、あるトピックについて、80~100語程度で自分の意見を書くことが求められます。

出題されるトピックは

  • 日本でボランティア活動は今後広まっていくか
  • インターネットのメリットはデメリットを上回るのか

など、なかなか骨のあるものです。

日本語でも、これらトピックについてエッセイを書け、と言われたら結構困るのではないでしょうか?

 

英検2級のライティング対策をすることで、英語を発信する力をかなり鍛えることができます。

これも英検2級をおすすめする理由のひとつです。

(3級も2017年度試験からライティング問題が追加されることになりましたが、しっかりとした文章を書くことまでは求められないので、やはり2級がおすすめです)

 

すでに持っている人にも!

「英検2級は中学(高校)のときに取ちゃったから、もういいかな」

と思う人もいるかもしれませんが、そういう人ももう一度2級を受けてみるのをおすすめします。

 

当時わかっていたことでも、今は忘れてしまっているかもしれませんし、ライティング問題の追加など含め、2級のクオリティはどんどん上がってきています。

 

久しぶりに英語の勉強を始めたという人は特に、2級合格を最初の目標にして勉強するのを強くおすすめします。

英検2級予想問題ドリル 新試験対応版 (旺文社英検書)

英検2級予想問題ドリル 新試験対応版 (旺文社英検書)

 

 

ちなみに、3級と2級の間に準2級というのもあります。

2級同様、英文が実用的でおすすめです。ライティング問題もあります。

過去問を見て「3級は簡単そうだけど2級はムリっぽい」と思った人や、2級を目指す中で、途中で1回力試しをしたい人は準2級を受験してみてもいいでしょう。

 

 

準1級は学生時代英語が得意だった人向け

2級のひとつ上で、全級の中で2番目に難しいのが準1級です。

準1級を持っていると、周りから「英語ができる人」と思われ、会社や進学でも評価されます。

 

しかし、そういったうまみが多い分、難易度としては高いものとなっています。

 

実際、英検1級を持っているぼくでも、解くと数問間違えます。ケアレスミスとかではなく、普通にわからなくて間違えます。

具体的には、総単語数が5000~7000語程度、大学中級程度のレベルになります。

 

社会人学習者でいきなり英検準1級を受けるという人は、

  • 学生時代英語が得意科目だった人
  • 偏差値の高い大学に合格した経験のある人
  • 留学経験者

に限られるのではないかと思います。

 

そうではない人に関しては、まずはさきほどもおすすめした2級取得を第一の目標にし、準1級合格はその次の目標にするのが良いでしょう。

 

1級はヤバい!完全に別世界です。

The church requires its younger members to spend time (    ) their religion. Many of them are sent abroad as missionaries.

1 disseminating

2 misconstruing

3 perpetrating

4 traversing

(1級) 答えは1

 

1級は完全に異次元の難易度となっています。

 

学生時代英語が得意で、難関大学に合格したという人でも、かなり気合を入れて対策しないと合格できないでしょう。

 

準1級のひとつ上だと思って気軽に受けるとコテンパンにぶちのめされます。

準1級の総単語数5000~7000語に比べ、1級はグンと伸びて7000~15000語レベルの英単語が出題されます。

 

さらに、難関なのが二次試験で、

 

「ギャンブルは合法化されるべき?」

「宇宙開発をもっと進めるべきか?」

 

などの社会的トピックについて2分間スピーチしなければなりません。

かなり難しい試験だと言えるでしょう。

 

なので、社会人英語学習者は、とりあえず1級のことは考えないでOKです。

 

ただし、

  • アメリカのニュースや英字新聞を楽しみたい
  • 洋画を字幕なしで見たい
  • 仕事で英語をガツガツ使いたい

などの高い目標がある人は、将来的に英検1級は避けては通れない関門になります。

 

そのような人で興味のある方は、1級勉強法に関しては当ブログでは詳しく書いているのでぜひ参考にしてみてください。

英検1級勉強法 カテゴリーの記事一覧

 

まとめ:まずは2級レベルを目指そう!

いかがでしたか?

今書いたように、最もおすすめなのは2級です。

 

高校卒業レベルである英検2級はすべての基礎。このレベルをガッツリ勉強して、しっかりと基礎を固めるのが、大人の英語学習を成功させるための大事な第一歩なんです。

 

社会人学習者は、まずは2級レベルに達することを目標に勉強し、最終的な到達点として準1級を目指すというのがおすすめです。

 

もちろん、意識の高い学習者は1級を視野に入れて勉強していくのも良いでしょう。

 

それではまた!

 

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