洋書は紙と電子書籍(Kindle)、どっちで読むのがおすすめ?メリットとデメリットを考えてみた。
洋書を読むとなると、
- 紙の本で読むのか
- Kindleなどの電子書籍で読むのか
の2つの選択肢がありますよね。
最近は電子書籍が爆発的に普及していることもあり、実際ぼくの周りでもiPhoneや、電子書籍の読書に特化したデバイス『Kindle Paperwhite』などを使って洋書読書を楽しんでいる人が増えたなという印象があります。
こういう状況もありますし、何より電子書籍はとにかく便利なので、
「いやいや、もはや紙で読書するとかありえないでしょ?」
という人も多いと思います。
しかし!どちらかというと紙で洋書を読みたいぼくとしては、
「紙で読むのも悪くないよ!」
と声を高々に主張したい部分もあるんです笑。
そんなわけで今回は洋書読書について、紙VS電子書籍という切り口からいろいろ考えていこうと思います。
※電子書籍には色々ありますが、もっとも普及しているのはKindleなので、以下電子書籍という言葉はなるべく使わず、"Kindle"と書いていきます。以下Kindle=電子書籍という前提でお願いします。
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電子書籍の方が圧倒的に便利!
さて、紙で読む良さを伝えたい!と大見得を切って発進したは良いのですが、実際問題、紙とKindleを比べると、Kindleの方が圧倒的に便利でおすすめである、という結論に達してしまいます。
手軽!
Kindleの場合、リアル書店に行く必要はなく、家でダウンロードすればOKなので、めちゃくちゃ手軽なんです。
しかも、洋書の場合、
本屋に行っても種類が少なかったり、そもそも洋書自体が置いてなかったりする
といった事が往々にしてあるので、本のバリエーションの面を考慮しても、Kindleの方が優れていると言えますね。
安い!
本にもよりますが、たいていの場合、洋書の値段は、
リアル書店 > ネット通販 > Kindle
の順番に高いです。
ぼくの経験上、どの本も、リアル書店で買うより少なくとも数百円程度Kindleの方が安く買えますね。
場所を取らない
紙の本って意外とかさばりますよね。
その点、Kindleだと場所を取らないので便利です。
スマホで読む場合は、洋書が占めるスペースゼロですし、さきほど冒頭で紹介した『Kindle paperwhite』にしても、洋書1冊と比べても圧倒的に薄く、カバンに入れてもほとんどスペースを取りません。
さまざまな設定ができる
Kindleだと、好きなように画面をカスタマイズできます。
文字の色や背景の色もそうですし、個人的に一番うれしいのは文字のサイズが変更できることです。
「スマホで読んだら字が小さくて嫌になりそう・・・」
と思っている人もいるかもしれませんが、文字サイズを変えれば問題ありません。
例えば、下の画像くらい大きな文字にすることも可能です。
(画像をスマホの画面サイズだと仮定してください)
紙の洋書って、文字サイズがめちゃくちゃ小さいのが結構あるんですよ。
ぼくはそれで購入を断念したことが何度もあります。
その点Kindleでは文字サイズを気にする必要がないので非常に便利ですね。
紙の本も良いぞ!!
というわけでとりあえずKindleのメリットをざっと挙げたんですが、こうやって見てみると、紙の本からするとぐうの音も出ないというか、
「いやKindle一択じゃん!」
となってしまいそうです。
が、紙でも洋書読書にもメリットはあるんです。
どのくらい読んだのかがわかりやすい
紙の場合、途中でどこまで読んだのかすぐにわかりますよね。
もちろんKindleでもわかるんですが、下の画像のように
- 何パーセント読んだのか
- バーで表示
されるので、実際に手に取って感じることができる紙と比べると、わかりにくいです。
日本語の本とほぼ同じくらいのスピードでガンガン読める人は話は別ですが、おそらくたいていの人は洋書は頑張ってちょっとずつ読んでいく・・・という感じではないでしょうか?
そうなると、「どこまで読んだのか」がすぐに実感できるのかは、非常に重要なポイントだと言えます。
それに、紙の本だとページを指で実際に繰っていくたびに、「読んでる!」という実感がわいてくるので、英語学習の一環として洋書読書を取り入れている人は紙で読むのが特におすすめだと思うんです。
書き込みやすい
これは英語の勉強として※ラダーリシーズなどの簡単な洋書を使って勉強している人限定なんですが、このような場合、紙の方が圧倒的に書き込みやページを折ったりがしやすいので便利です。
もちろんこれもKindleでもできることはできるんですが、書き込み自体もそうですし、あとで参照する作業も含めて紙の方がやりやすいです。
※ラダーシリーズ・・・IBCパプリッシングから出版されている、英語学習者向けに語彙・分量が制限された洋書。初心者に絶大な人気がある。詳しくは下記の記事にまとめました。
⇒初めての洋書にはラダーシリーズのレベル1とレベル2がおすすめ!
洋書って、なんか良い
洋書って、なんかわからないですけど不思議な魅力がありませんか?
すごく主観的な話なんですが、ぼくの中では
「洋書=かっこいい」
というイメージがあります。
電車や公園で洋書を楽しんでいる人の姿とか、素直に良いなと思いますし、本棚に並ぶ洋書も見てかっこいいなと思います。
所有する喜びもあるんですよね。
また、リアル書店で洋書を買って帰る帰り道とか、
「よっしゃ洋書買ったぞ~読むぞ~!」
みたいな謎の高揚感もあります。
これは、Kindleでダウンロードした時には得られない感覚です。
「うわ~、しょーもな!」
と思った人も多いかもしれませんが笑、実際、洋書に対してぼくのような感覚を持っている人は少なくないのではないかと勝手に想像しています。
まとめ
というわけで今回は洋書について、紙VS電子書籍という観点から記事を書いてみました。
最後はちょっと主観的な話になってしまったのですが笑、そうは言いつつも結構共感してくれる人がいるのではないかと勝手に思っています。
だって、紙の洋書ってなんかテンション上がるじゃないですか!
ぼくは、リアル書店(新宿紀伊国屋は洋書が多いのでよく行く)で洋書はなるべく買い。読みたいのがなかったり、文字サイズが小さかったりしたらKindleで読むようにしています。
非合理的なのは頭ではわかっているんですけどね。人間ってそんな単純じゃないってことですかね。
それでは!
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