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英作文で語数が足りなくなってしまう人がやるべきたった2つの対策。

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TOEICライティングテスト200点満点のかずーい(@kazuui81)です。

 

最近はライティング(英作文とか)の力が重視されるようになってきました。

 

「英語って読めるのも大事だけど、やっぱり書けるかって大切だよね~。英語は使えてナンボ!」

 

という流れですね。

 

実際、英検なんかでも以前はライティングを課していなかった級で英作文問題が追加されたり、TOEICのSW(スピーキング・ライティング)テストの受験者も年々増加しています。

 

ただ、ライティングってやってみると結構難しくて、「はい、じゃあ英語で文章書いて!」といきなり言われてスラスラ書ける人はなかなかいません。

良い文章を書くのなんて絶対ムリだし、

 

「そもそも決められた語数を満たすことすらできない!」

 

という人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、ほとんどのライティングテストはちゃんと語数を書いていないと高い点数はゲットできません。

 

でも、大丈夫です。語数を稼ぐのはちょっとしたコツさえ意識してトレーニングすれば比較的簡単に克服できます。

今回は、英作文で語数が稼げない人がやるべき対策を2つ紹介していこうと思います。

 

対策①:ひな形を意識する

英作文を書く、となった時に、全くゼロの状態から毎回毎回完璧に違った文章を創作していたら、どんなに上手い人でもなかなか語数は稼げません

 

まず大事なのは、英語の文章のひな型(要するにテンプレのことです)を頭に入れることなんです。

 

英語の文章というのは、ざっくり言うとたいていが

 

主張

理由

結論(主張の再確認)

 

という構成になっています。

 

わかりにくくなってしまいましたね。すみません。

 

簡単にもう1回言うと、

 

これはこうでしょ!

だってこうだから!

ね、やっぱりそうでしょ?

 

ってことです。

 

もちろん、これは応用しながら臨機応変に使います。

数十語程度の英作文なら主張の再確認を削ったり、逆に300語とか長い文章を書かなければいけないときは理由を3つくらいに増やしたりするわけです。

 

ひな形を意識すれば、考えなければいけない部分が少なくなるので、自然と語数は増えていきます。

 

例として日々の仕事を考えてみましょう。

仕事のメールって、いちいち内容をゼロから考えていたら確実に残業コースですよね?

内容ごとにだいたいのテンプレを作っておいて、考える部分を少なくするからこそ、それっぽい量のちゃんとしたメールがたくさん送れるわけです。

 

このテキストを使おう!

じゃあ英作文のひな形はどうやって勉強すればいいのって話ですが、これには『英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』というテキストを使うのがベストです。

 

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

 

 

めちゃくちゃ優秀な本です。

 

このテキストでは、英語の文章の書き方を基礎の基礎からこれでもかってくらい丁寧に解説しています。

 

これを1冊こなすだけで英語の文章の基本的な書き方がわかります。ひな形をしっかりと頭にインプットできるんです。

 

大学入試の参考書ではありますが、あらゆる英作文対策に使えます。マジです。

 

このテキストに書いてあるような基本がわかっていないと、たとえば英検なら英検、TOEICならTOEICの専用対策テキストをやったところで効果は薄くなってしまいます。

必修テキストとしてぜひこなしておきましょう。

 

"長いお決まりフレーズ"を記憶しておこう

ひな形を覚える際、"お決まりのフレーズ"というのも一緒に勉強していくことになります。

 

たとえば、一番最初の"主張"の部分で使うのは、

I think~.

I beieve~.

(どちらも「私は~だと思う」の意味)

とかです。

 

で、これはちょっとしたコツなのですが、"長めのおきまりフレーズ"を積極的に覚えていくことで、語数が稼げるようになります。

 

どういうことかというと、たとえば「その上、~なのである」みたいに言いたいときの「その上」は"besides"とか言ったりしますが、同じ意味で

 

in addition to that,~

 

とか言えたりします。

この2つ、意味的には別に変わらないのですが語数には4倍の違いがあります。

意味が同じなら長い方を使ったほうが語数が稼げてトクですよね?

 

まぁこんな感じで、できるだけ長いお決まりフレーズを積極的に覚えていくのが語数を稼ぐコツになります。ぜひ意識してみてください。

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対策②:個人の体験談を書こう

「クレジットカードで買い物をすべきかどうか?」

というお題を想定して考えていこうと思います。英語だとあれなので、わかりやすいように日本語で書いてみます。

 

先ほども紹介した

主張

理由

主張の再確認

 

の流れで書いてみると、

 

クレジットカードで買い物をすべきです。

なぜなら、ポイントがたまるからです。

そんなわけでクレジットカードを使った買い物はすべきだと考えます。

 

・・・となります。

なんてひどい作文なんでしょうか笑。語数も足りなすぎですね。

 

この作文を改善しようとしたら最も大事なのが"肉付け"です。

肉付けとは、理由をさらにサポートする形で文章を足していくことです。

 

実は、主張とか理由って、引き延ばして語数を稼ぐことが難しいんです。ダラダラと書いたらわかりにくいと判断されて減点まであり得ます。

とにかく、語数を稼ぐなら肉付けをしていくことです。

 

そして、肉付けに最もおすすめなのが「個人の体験談」なんです。

ちょっとさっきのひどい作文に個人の体験を肉付けしてみましょう。

 

クレジットカードで買い物をすべきです。

なぜなら、ポイントがたまるからです。

ぼく自身、前は現金派だったのですが、ある日、クレジットカードのポイントで買ったという友人の良い感じの腕時計を見て、「ポイントもばかにならないなぁ」と思ったんです。

その日からカードで色々と払い始めたんですが、今ではポイントで月に1回はリッチな外食を楽しんでいてウハウハです。

そんなわけでクレジットカードを使った買い物はすべきだと考えます。

 

相変わらずひどい作文ですが、少なくとも語数は稼げていて、それっぽいものにでっち上げることに成功しているのではないでしょうか?

個人体験の肉付けが偉大なのがわかっていただけたと思います。

 

妄想上の友達の話を書こう!

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個人の体験は自分の体験でもいいですが、友人の体験を書くとより語数が稼げます

ちょっといまぼくが思い付きで考えたテンプレを日本語訳付きで載せてみます。

 

This kind of thing often happens in our daily life.

Actually, I have a friend who has experienced a similar situation, so let me share it with you here.

My best friend, Sheldon, is~.

But it turned out that~.

From this, we can learn the fact that~.

 

こういうことは私たちの日常生活ではよくあることです。

実際、私にも同じような状況を経験した友人がいるのでちょっとその話をシェアしてみようと思います。

私の親友のシェルダンは~。

でもふたを開ければ~だったんです。

この話から~ということが学べます。

 

これだけで47語です。

 

友達の体験談を出すと、自分の体験談とは違い、語数を稼げるだけでなく他の部分との整合性を気にしないでいいのでおすすめです。

 

ちなみに、友達と言っても架空の友達の話を妄想全開で書けばオッケーですよ。

真面目にリアルエピソードを探して書く必要はありません。

 

まとめ

英作文で語数を稼ぐためには、まずひな形を習得して頭で考える部分をできるだけ少なくすることです。

ひな形の習得には『英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』がベスト。

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

 

 

お決まりフレーズはより長いものを積極的に覚え、あとは個人の体験談を混ぜればさらに語数は増えていきます。繰り返しになりますが、体験談はウソでオッケーです。

 

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