ミニサイトを1ヶ月で作って1年間放置した結果いくら稼げるようになったのか?
北海道在住のブロガー(という名のニート)かずーい(@kazuui81)です。
2017年の7月に『はじめての電子ドラム』というミニサイトを作りました。
「ミニサイトって何?」
という方もいるかもしれないので説明すると、ミニサイトとはその名の通りミニサイズのサイトのことです。
ぼくがサイトを作った時期のちょっと前くらいに"ミニ"ブームがネット上であったのを覚えています。
火付け役となったのが『ミニサイトをつくって儲ける法』という1冊の本です。
この本にはミニサイトの特徴として
- ニッチ
- コンパクト
- 全体設計
の3つを挙げています。
ニッチとは要するにマニアックってことですね。
「マニアックな内容を扱っていて、サイズはコンパクト。全体設計がしっかり考えられていてすぐにサイトを巡回できる。」
これがミニサイトのイメージです。
ぼくもこの本を読んで、それを参考にして『はじめての電子ドラム』というサイトを作りました。
ぼくのミニサイトの宣伝目的でこの記事を書いているわけではないのでリンクは貼りませんが、一応スマホのスクショだけ載せておきます。
(こんな感じのサイト。)
電子ドラムという楽器をこれから始める人向けのページで、かなりマニアックだと思いますw
サイズも、全部でブログ記事18記事とコンパクトです。
(もし実物を閲覧してみたいという方がいましたら、「はじめての電子ドラム」でGoogle検索すればたぶん1番上に出てきます。)
今回は、このサイトを1年以上放置した結果を元に、
- アクセス数は?
- いくら稼げるようになったの?
- ミニサイトやるメリットは?
などなど書いていこうと思います。
アクセス数は?
上の画像が実際のアクセス数の推移になります。
詳しい数字は規約の関係上消していますが、一番高い山で200PVくらいです。
全体の推移を見てください。
最初の頃はず~とほどアクセスがほぼゼロでしたが、放置して3ヶ月くらい経ってから、ぐわぁ~っと伸びているのがわかると思います。
これは、検索順位に載るまでに時間がかかるからですね。
だいたい、いま書いているこのブログも検索に載って落ち着くまでは、書いてから3ヶ月くらいかかるかな~という感じです。
結局、1年経ってアクセスの伸びは落ち着き、現在は、
1ヵ月の総アクセスが約3000~5000PVくらいになっています。
もう記事も足していませんし、検索順位も落ち着いた感じがあるので、電子ドラムの大ブームでも来ない限りはこれ以上下がることはあっても上がることはないでしょう。
広告でいくら稼いでるの?
ぼくが作ったミニサイトでは、
- Google Adsense
- Amazon アフィリエイト
の2つを広告として載せています。
ひとつ目はグーグルの広告で、クリックさせると何十円とか入るやつです。
アマゾンアフィリエイトは、電子ドラムのアマゾンリンクを貼り、そこから購入されるとちょっとぼくにお金が入るシステムです。
で、ぼくの『はじめての電子ドラム』は、
グーグルアドセンスで月600~800円
アマゾンで月0~300円
くらい稼いでいます。
詳細な数字は規約上載せられませんが、
だいたい月に1000円前後稼いでいる
ことになります。
「すくねぇ~~~~~~~~」
って感じですかね?www
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"ほったらかしでも月10万円"ってマジ?
ぼくも参考にした『ミニサイトをつくって儲ける法』ですが、
この本のサブタイトルに"ほったらかしでも月10万円!"ってあるんですよ!!
これが結構ネットでも突っ込まれていてw、「嘘だろこれ!」っていう。
まぁでもこの本をよく読むと、
「ミニサイトで稼ぐのって現実問題かなり厳しいよ!」
的なことがちゃんと書いてあるんです。
これはぼくの想像ですけど、このサブタイトルは、本を売りたくて仕方ない出版社なり編集者が無理やりつけたもので、著者の本意ではないんじゃないですかねぇ。真実はわかりませんけど。
ぼくもいま書いているこの『4ヵ国語を勉強するブログ』を3年弱くらいずっとやっている経験から、
「ブログなんて稼げねぇよマジで!」
ってのは知ってたのでw、ミニサイトで月1000円もらえるだけでも大成功、めちゃくちゃ満足です。
ちなみに、サーバー代とドメイン代で月に約600円の維持費がかかっているので、儲けは1ヵ月400円くらいです。
ま、満足してるからな・・・。うん・・・。
稼げるかは広告次第です!
ミニサイトで稼げるかどうかは、ぶっちゃけ広告単価次第だと思っています。
つまり、1件あたりいくら入ってくるのか、って話ですね。
ぼくは今書書いている『4ヵ国語を勉強するブログ』も、『はじめての電子ドラム』も、Google広告は1クリック20~40円、アマゾンで本1冊紹介しても30円とかの収入なので、まぁ~稼げないですよ。
でも、「稼げるジャンル」というのがあって、それだとアクセスさえ集まれば結構稼げると思います。たとえば金融とかですね。
でも、他にもメリットあるよ!
そもそも、自分は「ミニサイトで稼ごう!」と思って作ったわけではないんですよね。
電子ドラムにハマって色々調べているうちに、
「今回たまった知識をサイトにまとめて公開したい!」
と純粋に思ったんです。
さっきもちらっと書きましたが、ミニサイトで稼ぐなんてのは無理ゲーに近いと言ってもいいほど難しいので、「稼ぎたい!」と思っている人も、このような別の動機でサイトを作ってみるのがおすすめです。
「後々になってワンチャン小銭でも稼げればいいなぁ・・・」
くらいの感じですね。
ちなみに、「人のためになる」以外にも、ミニサイトを作るモチベーションになるようなメリットがあるので3つほど紹介します。
①知識が付く
ミニサイトを作ると、書きたいテーマに関する知識をもう一度嫌でも整理しなければいけないですし、サイトを作成している途中でさらなるリサーチが必ず必要になってくるので、そのテーマの知識が深まります。
サイトを作りたい、と思うほど好きなテーマの知識が深まるのは嬉しいことですよね。
あと、人によってはWeb関係の知識も付くでしょう。
今回ミニサイトを作ってみて、自分はこのメリットが最も大きかったと感じています。
初めてWordPress(ブログのソフトウェア)を使ってのブログ作成に挑戦しました。
必死でググりながら試行錯誤してブログを開設した経験によって、関連知識が一気に付きましたね。
②マーケット感覚が身に付く
ブロガー/著作家のちきりん氏の言葉に"マーケット感覚"というのがあります。
一言では語れないんですが、無理やり簡単に言うと"正しく市場のニーズをくみ取る能力"みたいな感じです。
ミニサイトを作っている間は常に、
「これを読む人が知りたいことは?買いたい商品は?」
と考えまくることになるので、ミニサイト作りを通してこのマーケット感覚が確実に向上します。
マーケット感覚は、どの仕事をするにしても必要な能力です。
特に今後の世の中で必要とされるスキルだと思うので、自分自身の成長という意味でもミニサイト作りはおすすめですよ。
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
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(マーケット感覚についてはこちらの本をぜひ!めちゃくちゃ良書です。)
③楽しい
やっぱりこれですね。ミニサイト作りは楽しいです。
ぼく自身実際にミニサイトを作ってみて、好きなことに関するサイトを作っている時間がとても充実して楽しいものだったと感じています。
『はじめての電子ドラム』も、2017年の7月に1ヵ月で一気に作りました。
サイト作りを始めたら楽しくて楽しくて、ずっとそればっかりでしたねw
寝ても覚めてもずっとサイトのことを考えていた1ヵ月でした。
まとめ:興味がある人はとりあえず作ってみよう!
というわけで今回はミニサイトについて書いてみました。
もう一度ぼくが作ったミニサイトについてまとめます。
サイト作成期間:1ヵ月
月のアクセス:3000~5000PV
月の収入:約1000円(サイト自体の維持費は600円なので利益約400円)
こんな感じですね。
ミニサイト作りに興味のある方は、色々考えずにとりあえず作ってしまうのがいいと思います。
作り始めないことには何も始まりませんからね。
それで全然アクセスが集まらなかったり、ぼくみたいに全然稼げない結果に終わったとしても、記事中で言ったようなお金以外のメリットもたくさんあるのでムダにはなりませんよ。
ちなみに、ミニサイトの作り方については記事中でも何度か紹介した『ミニサイトをつくって儲ける法』に詳しく載っています。
- ミニサイトの企画の仕方
- ブログの作り方
- 記事を書くときの注意点
- 広告はどれを貼ればいい?
- アクセスが集まらない時は?
など一通りの知識が網羅されており、これだけ読んで、あとは適宜グーグル検索しながらやればそれだけでミニサイト作れちゃいます。
ぜひ参考にしてみてください!
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