札幌から千葉まで車とフェリーで猫と移動しました。かかった時間や費用など。
無職ブロガーのかずーい(@kazuui81)です。
空路を一切使わずに、札幌から千葉まで移動した話を書こうと思います。
いろいろとやってらんないので彼女と1ヶ月海外逃亡することにしたのですが、
この人↓
をどうするか問題があったんですよね。
家に放置することはもちろん無理、ペットホテルに預けるという選択肢もあったのですが、ペットホテルは、
- お金がものすごくかかる
- ちゃんとした環境で飼育してくれるのか心配
というデメリットがあるので避けたかったんです。
そこで、猫を千葉の成田にある実家で世話してもらうことに。
で、飛行機でも大手巨大航空会社は猫も預けられるのですが、LCCはすべてペットNG。お金をかけたくないので、
フェリー+車で札幌から千葉まで移動する!!!
と決めたのです。
今回は、その旅でかかった費用や時間など含めいろいろ書いていこうと思います。
ルート
決行したのは2019年3/21です。
使ったルートはこちら。
札幌の家→苫小牧港 車
苫小牧港→仙台港 フェリー
仙台港→千葉(成田) 車
フェリーは"太平洋フェリー"、車はできる限り高速道路を使いました。
札幌の家→苫小牧港 (車)
13:33に家を出発しました。
Googleマップ的には高速(道央道)で苫小牧港まで1時間11分で到着とのこと。
(高速を使わない場合、プラス35分かかるらしい。)
祝日でしたが、全く混んでいませんでした。
道央道初めて利用しましたが、走りやすいですね。やっぱり北海道はどこも道路がキレイです。
苫小牧港に到着したのは14:54でした。
かかった時間は1時間21分。高速料金は700円。
80キロ以下をしっかり守って運転したのでGoogleマップの計算よりも少し多く時間がかかったのかもしれません。
苫小牧港→仙台港 (フェリー)
苫小牧西フェリーターミナルに到着すると、
ドーン!
これから乗るフェリー"いしかり"が待っていました。でかい。
19時出航でしたが、受付は15:30から。
早く行動しすぎだと思うかもしれませんが、
「車を船に乗せたい人は出航2時間前までに手続きしとけよ?」
的なことが公式HPに書いてあったので、このくらい早く行動してちょうど良いくらいなんです。
フェリーターミナルの中は?
とはいえ、手続きが終わったらヒマ。
ターミナルの中をうろうろしていました。
あったのはおみやげや軽食が売っている売店や、
カフェ的なレストランなどでした。
やたらアピってる"白い恋人ソフト"を頼んでみたのですが、
こんな感じで、全く普通のソフトクリームでした。
白い恋人が突き刺さったりしてるのかなと期待していたので残念でしたねw
フェリーの中は?
17:30搭乗開始。
太平洋フェリー"いしかり"、初めて乗りました。
中はこんな感じで、すごく清潔感があります。
まぁ、ぼくらが取った部屋はいちばん安い2等客室なんですけどねw
いわゆる雑魚寝です。
広めの部屋にこんな感じのマットレスが16個置いてあります。
ぼくは全然気にならなかったのですが、隣との距離がかなり近く、少し手を横に出すと隣に当たるくらいの距離なので、そこら辺がムリな人にはムリでしょう。
プライベートな空間を確保したい人は、お金を出して個室を取るべきです。
猫には専用のケージがあります(予約が必要)。
このケージに、
こんな感じで収まってもらったのですが、
せまい部屋のせまいケージで知らない他のペットと10時間以上過ごさせることに対する罪悪感
がこの期に及んでこみあげてきて、泣きたい気持ちになりました・・・。
1等客室なら部屋にペット持ち込み可能なので、「頑張ってお金稼ごう・・・!」と彼女と決意を固めたのでした。
フェリーの時間と費用
21日の19時に出航し、仙台港に着いたのは翌日22日の10時、つまり
15時間の船旅
でした。
費用ですが、2等客室の雑魚寝が1人8000円です。
ただ、車を乗せる場合は、運転者は車の分の料金だけで乗船することができます。
車の料金は23000円でした。
その他にペットのケージ代1000円を合わせ、
32000円
がフェリー代としてかかりました。
あとは、軽食スタンドみたいなところで食べたカレーが510円。
レストランで盛大にバイキングやってましたが、ディナー2000円だったのでパス。
朝食バイキングもあり、1000円でした(これもパス)。
食の誘惑に勝てない人はプラス3000円かかるのを頭に入れておくといいかもですw
※2019年3月21日の料金です。フェリーの料金は時期や割引の有無によって変わります。
仙台港→千葉(成田) (車)
15時間の船旅を終え(ほとんど寝てた)、9:45に下船開始。
人間はすぐに下船できたのですが、車を出すのに時間がかかり、結局仙台港を出発したのは10:15でした。
いちばん近いICは仙台港北ICです。
フェリーターミナルから考えると、途中のローソン仙台中野店に寄っていろいろと買うといいかもです。
さて、仙台から車で首都圏に行くには、大きく分けて、
- 東北自動車道
- 常磐自動車道
の2つのルートがあります。
どちらを使うのかは目的地によります。
東京に行くのなら確実に東北道ですが、成田など、千葉県の中央~東側に行く場合は常磐道の方が断然早いです。
(常磐道だと成田まで4時間18分)
(東北道を使うと遠回り。)
同じ千葉県内でも、場所によって東北道を使った方が早い場合と常磐道の方が早い場合で分かれるので、出発前に必ず2通り検討すべきですね。
10:42仙台港出発。
ナビ的には4時間18分で到着らしいです。
常磐道上り、初めて乗ったんですがが片側1車線が多くて走りにくかったです。
時々追い越し2車線ゾーンがあるのですが、そのたびにみんなワンチャン前を抜かそうとするので危ないったらないです。
海沿いなので風も強く、ハンドルを取られやすいのでこれもまた危ないんですよね。
走りやすさで言ったら東北自動車道に軍配が上がります。
2時間ほど走り、四倉PAで休憩です。
船旅後の疲れもあり、ガッツリ1時間休憩してしまいました。
ちなみにこの四倉PA(上り)ですが、食堂のメニューが充実していてかなり良さげでした。
ぜひ一度立ち寄ってみてください。
千葉に到着!
稲敷東ICでおりました。高速料金6180円。
そして16:40、無事に成田の実家に到着です。
仙台港から6時間かかったことになります。
ナビの時間よりも長いのはパーキングでガッツリ休憩したのと、風が強くてスピードが全く出せなかったことだと思います。
かかった全部の時間とお金
札幌から千葉まで、27時間かけて移動しました。
費用は、
フェリー 32000円
高速料金 6880円
ガソリン代 約3500円
42380円(大人2人+猫1匹)
という結果に。
食事代を入れるともう数千円プラスという感じです。
まとめ:体調管理がいちばん大事
というわけで札幌から千葉まで空路を一切使わずに移動した話でした。
旅を終えて思うのが、
いちばん大事なのは体調管理
だということです。
ぼくは大丈夫でしたが、彼女は船酔いで大変そうでした。
酔い止めを飲んでおくのは必須です。
あとは、ずっと同じ体勢でいると身体が凝ってくるので、自分でマッサージやストレッチをしたりするのも大切です。
今回重宝したのは"どつぼ"っていう、腰とか首に当てて凝りをほぐすリラックスアイテムです。
安価でリラックス効果は大きいので旅のお供におすすめですよ。