自宅でのプチ断食を成功させるコツをデトックスマニアが語る。
かずーい(@kazuui81)です。
世は飽食の時代・・・
「おなかいっっっぱい食べる」
これは人類の長年の夢であったわけですが、それが達成されたいま、
「それで結局、みんな幸せになったのか?」
というと、全くそんなことはありません。
肥満!
糖尿病!
心臓病・・・。
生活習慣病を患う人の数は世界的にみて増え続けています。
そんな中注目されているのが"断食(ファスティング)"で、実践しようという方も増えていますが、
- 1日断食
- 半日断食
- 1日1食
こういった初心者向けなライトな断食でも、食を断つというのは簡単なことではありません。
そこで今回は、ライトな断食を定期的に続けているデトックスマニアのぼくが、自宅でのプチ断食を成功させるためのコツを4つ紹介していこうと思います。
※3日を超える断食については、自宅ではなく断食道場など、専門家の指導の下で行うのを強くおすすめします。
①ジュースはオッケールールでやる
断食と言えば、水だけを口にするいわゆる"水断食"が一般的でしたが、いまは野菜やフルーツのジュースを飲みながらの断食がむしろ主流になってきています。
野菜や果物に含まれる酵素は腸内環境を整えてくれるので、飲むことで断食の効果をむしろ底上げしてくれます。
そして何よりも、
- うわぁハラへってしぬぅ~~~!
- 頭いてぇ!
- 腹痛がヒドい・・・
といった断食後に出てくる反応を抑えることができるのです。
ぼくが1日断食をやる時は、野菜ジュースを朝晩でコップ2杯くらい飲みます。
(伊藤園の充実野菜は味が良いのにしっかり野菜フルーツが入っていておすすめ。コンビニでもたまに売ってます。)
これがあるだけで本当にラクですよ。
時間に余裕がある時は、自分でミキサーを使ってジュースを作ることもあります。
お気に入りはバナナと豆乳と氷を混ぜて作るジュースです。
その他、しっかりとした断食用ドリンクについては、作り方のレシピが『若返る!健康少食』という本にいくつも載っています。
断食の知識をつけることもできるので、手元に置いておくのをおすすめします^^
②メシを視界に入れない
「よっしゃ断食だ。メシ食わないぞ~。気合い入れてメシ食わないぞ~。よ~し。」
って気合いを入れれば入れるほどメシに意識がいって食ってしまうという罠です。
正しい戦略は"食べるのををなるべく意識しないこと"、要するにいったんご飯のことは忘れましょうってことです。
世の中食の誘惑だらけ
「じゃあ気晴らしに散歩でもしようかな」
良い戦略ですね!
でも、いざ外に出てみると、目の前に𠮷野家が・・・
頭に浮かぶ牛丼・・・
じゅるり・・・
あ、いままさに断食中の人、閲覧注意!
って遅かったすまん^^
・・・
こんな感じで、外の世界はメシの誘惑にあふれている!
𠮷野家がスルーできたところで、隣はマクドナルドである。その隣はファミレスだ!
「この道があかんのじゃ」と思って入った路地は飲み屋街、至福の焼き鳥ビールタイムは必至。
だ・か・ら!
できれば外に出ない、出るにしても図書館とか、職場でひたすら仕事に打ち込むとかでもよし、とにかく食い物が視界に入らないようにするのがコツです。
テレビもダメ
家で過ごすのがベストですが、テレビには注意です。
- 焼肉食べ放題特集
- ラーメン特集
- 全メニュー食べ終わるまで帰れません
もうこんな番組ばかりですよ。
わかりますよね?^^
断食中は、テレビもつけちゃダメです。
③気晴らしで時間消費
断食中だからといって、別にじっとしていなければいけないわけではありません。
じっとしていると時間が経つのが遅く感じるので、なんでもいいから自分が没頭できる、時間を忘れられるようなことをするのがプチ断食成功のコツです。
もちろん、メシが近くにない環境でできる趣味ですよ!!
ぼくの場合は雀荘で麻雀すると時間を忘れられるのでイイ感じです。
あと、ぼくはしませんが、最高なのがウォーキングで、自然の中を歩くと時間を忘れられますし、断食中に軽い運動をすると、得られる効果が高まるのがわかっていて良いことしかないのです。
(もちろん、自分が歩ける範囲で。気分が悪くなったらすぐに中断しよう。)
とにかく、"自分が断食中なのを忘れてしまうくらい没頭できることをする"ということです。
変な話、仕事がカツカツで1日何も食べられず。家に帰ってバタンキュー。あ、そういえば昨日何も食ってねぇな。はい1日断食成功。
これでもいいわけです。
④本を読んでモチベーションを上げる
ハラが減って断念しちゃう以外にも、
「っていうか断食って本当に効果あるんだろうか。キケンとか言う人もいるしなぁ。」
みたいなネガティブなイメージが出てきてやめちゃうパターンがあります。
これを防ぐ方法が、
- 断食はいいぞ!
- 集中力が上がるぞ!
- 風邪をひかなくなるぞ!
- タモリもやってるぞ!
・・・などと、断食を礼賛している本を読むことです。
おすすめなのが船瀬俊介氏の本。
中でも特におすすめなのが『3日食べなきゃ、7割治る!』です。
(複数の断食の専門家のコメントが載っているので根拠が濃い。)
不安を感じたらすぐにやめよう
本を読んでモチベーションを上げよう!!
・・・と言いましたが、もし断食中に、
- あぁほんとうにこんなんで健康になれるのか不安だ
- ちょっとこれ逆に不健康になってるんじゃないか
- 大丈夫かなぁ、うまくいくかなぁ
みたいな不安な気持ちとか、恐怖心が出てきたら、
すぐに断食を中断しましょう。
先ほど紹介した船瀬俊介氏の『若返る!健康少食』にも、
「空腹感」を「幸福感」として感じることが、もっとも大切になるのです。
だから、不安感、恐怖感を覚えた状態でファスティングを始めてはいけません。
また、途中で不安や恐怖を感じたら、その時点で一時中止して心身をゆっくり休ませます。
このように書かれています。
この記事ではプチ断食中を成功させる工夫を4つ紹介しましたが、「なんか今回は違う」と感じたら、すぐに止める判断をするのも、成功させるのと同じくらい重要なんです。
プチ断食は、1日、もっとライトなものだと半日あればできます。
人生これから長いので、断食するチャンスなんていくらでもあるわけです。
一にも二にも「気軽に」「ポジティブな気持ちで」やるのが大事ですね。
(関連記事:1日断食したら頭が冴えて集中力が上がった体験談)