『難しいことはわかりませんが、英語~』はとにかくおすすめなのでみんな読んでください【レビュー】
かずーい(@kazuui81)です。
「なんか最近売れてるらしいね」
という理由だけで最初は買う気もなく手に取ったこの本。
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
- 作者: スティーブ・ソレイシィ,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』
「タイトルなげぇ・・・」
と思ったのが最初の感想でしたが、パラパラめくってるうちに、
気付いたら買ってたよね。
結論 of 結論を言うと、これ本当に良いのでみんな買って読むべきです。
もうね、最初から最後まで納得しっぱなし。
ぼくもこのブログで英語学習については100記事以上書いていますが、全部合わせても勝てないんじゃないかと絶望したほどでしたw
学校英語からの解放・・・!
「無駄な努力ははぶいて、最短ルートで英語を身に付けようよ」
(本の内容より一部引用。以下、これで囲った部分はすべてこの本からの引用です。)
と言うのはソレイシィ先生。アメリカ出身で、日本で英語教育に関わること10年以上のベテラン。
この人すごいよマジで。
言ってることがものすごく的を得てるから。
この本のすごい所は、
学校英語の呪縛から学習者を解放しながら、新しい考え方・勉強方法を教えてくれる
ってところです。
学校の先生は『教科書の英語全部覚えろ』としか言わなかったし、ソレイシィ先生は知らないかもしれませんが、日本の学校は巻き舌のいい発音したらバカにされるんですよ。
これが日本の学校英語の実態。
⇒受験英語は今すぐ忘れろ!その弊害についてどうしても語りたい。
↑の記事でも書いたのですが、学校の英語ってミスを許しません。もうガッチガチ。
義務教育でパズルのような英語の問題を解かされてきたので、正しい一つの答えを導き出すことがしみついてしまっている。
そうそう。
自分の言った英語にマルをもらうことよりも、自分の思っていることを相手に伝えることの方がはるかに大切だということ。
・・・そうそうそうそう!!!
社会人になっても"マルをもらうための英語学習"をしていて、実際全然話せない人が多すぎるってのが日本の実態なのです。わかりますよね?^^
ド正論。
・・・ド正論なんですけど、学校英語にガチガチに固められて、それが理由で成果が出ていない社会人学習者って多いんですよマジで。
この『難しいことはわかりませんが、英語~』は、そういう人をガチガチに固めている呪縛を全部解放してくれる作用があるのです。
(いままでわたしを縛っていたものサヨウナラ!これからは真に使える英語を目指すわ・・・!)
英会話の裏ワザが多数収録!
「学校の英語ってマジでダメだよねぇ」
そう言って終わってしまったらただの批判本ですが、この本は、
「じゃあどうすればいいのよ?」
ってとこまで深く突っ込んでいます。
具体的に、英会話で使える裏ワザが多数紹介されているのです。
これらは、英語学習歴5年以上のぼく視点で言っても新鮮なものが多くて、マ~~~ジで裏ワザでした。
ここに座ってもいいですか?
電車の自由席で、
「ここに座ってもいいですか?」
って英語で言いたいときなんていいますか?
正解は・・・
これだけよw
「席は・・・シートだよなぁ。してもいいですかって・・・えっと・・・。」
とかやってアウト~~~な人多いハズ。
で、この「May I ?」って、日本語で言う「大丈夫ですか?」「ちょっといいですか?」みたいなノリでいろんな場面で使えます。
こういう「汎用性が高いフレーズ」が、その考え方と共にいくつも紹介されているんです。
これはwwwwヤバイwww
目からウロコポロポロ、「これはヤベェwwwけどめっちゃ使えるwww」って思ったのがこれ。
「a」と「the」の使い分けに自信がない時は「ん」って言え!
「ん」ですよ「ん」
日本語やんけ!
って思うんですけど、冠詞なんて適当にごまかしても結構いけちゃうのですよ実際。
これは超超超裏ワザで、学校英語の考え方が1ミリでもあったら思いつかないワザです。
この本で知ってからはぼくもたまに使ってますw
いやほんとにやべぇよこの本。
難しいことは"わからなくていい"
この本のタイトルは、
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』
なんですけど、
むずかしいことをわかろうとするから話せないんだなってことがこの本を読むとわかります。
むずかしいことなんて、わかんなくていいんですよ。
さっきの「May I ?」も「ん」もそうですけど、むずかしく考えたらドツボにはまって全然話せなくなります。
「ん」は特にそう。
冠詞なんて上級者でもマスターしてる人少ないですよ。ぼくもよくわかりませんw
そこで「冠詞を完全マスターするぞ!」とか意気込んで難しい解説書とか読んじゃうからダメなわけです。
とりあえず「ん」で済ませて、会話ができるようになってから、それから冠詞をちゃんとやるかは決めませんか?それからでも遅くはないよね?
・・・という考え方。
そっちの方が成果がわかるから勉強してて楽しいしお得じゃあないですかね。
読みやすいよ
この本は、大橋さん(誰?)とソレイシィ先生との対話形式になってるので、マンガみたいな感覚でスラスラ読めちゃいます。
(これが読みやすいったらない)
スラスラサクッっと読めちゃって英語学習のオトク情報をガッツリ吸収できちゃうので、かなりおすすめですね。
もし、それでも読むのがめんどくさいっていう人がいたら、各テーマの最後に「まとめ」ってとこがあるので、そこだけ拾い読みしても十分効果はあると思います。
(この部分を拾い読みするだけでも十分効果アリなのだ。)
まぁとにかくおすすめなのでぜひ読んでみてくださいってか英語学習者全員読んでください。いや読め。いいから読め!!!!!
ってくらいおすすめ。
あ、この本の中では、
この2つをやれば、ハードな勉強をしたりしなくても、必ず英語が話せるようになる
っていう2つのツールが紹介されていますが、これも完全同意で納得しました。
その内容はぜひ本を購入して確認してみてドウゾ。
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
- 作者: スティーブ・ソレイシィ,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: Kindle版
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