4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200,中国語検定2級を達成。最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。

HelloTalkは正直ビミョー。っていうか使えない!その理由4つ【辛口レビュー】

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かずーい(@kazuui81)です。

 

HelloTalkっていうアプリが世界的に人気らしいのでちょっとさわってみました。

 

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(レビューの件数なんと2.4万w ヤバくないか?)

 

簡単に言うと、語学学習に特化したツイッターみたいなもので、世界中の人と交流しながら、外国語を勉強しようそうしようみたいなノリです。

 

めちゃくちゃ人気らしいので語学ブロガーとしてこれは見逃せないなと思って使ってみたのですが、

 

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猫の顔で表現するならこんなかんじでした。

 

というわけで(?)今回はHelloTalkがぶっちゃけビミョーな理由を4つ紹介していきます。

今後使う方の参考になれば!

 

①添削なんてやめた方がいいよ

HelloTalkで特徴的なのが、

 

ネイティブに自分の文章を添削してもらえる

 

ってところです。

 

ツイッターみたいにタイムラインに(選択言語が英語だったら)英文を投稿すると、それを見たネイティブが直してくれます。

(スルーされる場合もあるw)

 

  • 自分のミスがわかる!
  • ネイティブらしい表現を身につけることができる!

 

ってぇことなんですが、

 

添削とかやめた方がいいよ。

 

・・・

 

「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

って思う人、

 

「いやコイツマジか!」

 

と思ってこの記事を読むのをやめる人が8割だと思いますが、マジでそう。

 

添削自体が語学学習にそもそも必要ない理由については以前下記の記事に詳しく書いたのですが、

 

kazuuiword.hatenablog.com

 

ここで添削のいちばんの問題点をズバリ言うと、

 

ネガティブなイメージが植え付けられてしまう

 

ってことなんです。

 

添削って、

 

  • あなたはここを間違えました
  • あなたはここも間違えました
  • ここ、違うよ!
  • 間違えてるよ

 

という間違いの指摘の連続なわけですが、これがメンタル的、マインド的によくない。

 

多少間違えていても、

 

  • 十分伝わりますよ!
  • すごいですねぇ!
  • ここの表現いいですねぇ!

 

って褒められまくりんぐな勉強方法の方がポジティブなイメージが持てる分、モチベーションが上がって学習が成功しやすいんです。

 

・・・

 

ここで、ぼくがHelloTalkで実際に見た外国人の日本語を見てみましょう。

 

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・・・十分伝わるし、なんなら間違えてないって言ってもいいレベル。こんなの指摘されてたら勉強やめたくなるでしょ。

でも、添削してくれた人には「ありがとう」って返信しなければならない。これが時間のムダ。

 

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全然伝わるからこれでいいよ。

直さなくていいよ。いやむしろ直さないでくれ。そのうち自分で勝手に気付くからさ。

むしろ外国人っぽさがあってなんかかわいくないかい?

 

添削なんてやってたらキリがない

ネイティブっぽい表現ができるようになりたいなら、いちばん良い方法は、

 

  • 海外ドラマや洋書を大量に浴びてインプット
  • オンライン英会話などでアウトプットの機会をたまに作る

 

という2つを実行することです。

 

ネイティブの表現を大量に浴びる、というのがポイント。

 

そうすれば、アウトプットしているうちにだんだんとしっかりした英文に近づいていきます。

 

仮に間違えても、それを指摘されなくても、インプットをまた続けて、このサイクルを回していれば勝手に修正されていきます。

 

むしろ、間違いを指摘される勉強方法の方が、いちいち修正のために勉強が途切れるので効率も悪くなるんです。

 

ガーーッ!とインプットしてガーーッ!とアウトプット、間違いはスルー!

 

これがベストなんです。

 

疑う人もいるかもしれませんが、ぼくは一切の添削なしでTOEICのライティングテストで満点が取れました。実証済みでっせ^^

 

②素人が日本語を教えるのは不可能

HelloTalkの特徴のひとつは添削だと言いましたが、もうひとつあります。

 

言語交換

 

です。

 

要するに、こっち側も向こうに日本語を教えなきゃいけないってこと。

 

これが難しい。というかムリ!

今回ぼくもトライしてみましたが、いやほんとにムリ。

 

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やり取りしていた台湾人から送られてきたスクショ。

 

  • コーヒーはいいです(コーヒーは別にいらない)
  • コーヒーでいいです(家に招かれた時などに、控えめで丁寧な印象で頼むときなど)
  • コーヒーがいいです(とりわけコーヒーを欲している)

 

という違いの説明ですね。

 

その台湾人は、

 

「一文字で意味がこんなに変わるってマジ?」

 

っていう、日本語の構造自体を疑ってきましたwww

 

さすがに笑ったwww

 

いやでも真面目な話、日本語って難しいんだなと気付かされましたよ。

 

ぼくらネイティブって、こういう助詞とかって、な~んにも考えずに使い分けてるじゃないですか。

 

ちなみにこのあと、

 

「じゃあ、"コーヒーにいいです"だったらどういう意味?」

 

と聞かれて、

 

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「ハロートークや~めよっ☆」

 

と決めたのでした。

 

③出会い厨多し

出会いを求めてHelloTalkやってる奴があまりに多い。

 

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「うぇ~~~~~い!」

 

 ・・・じゃねぇんだってマジで!

 

こっちは真剣なんだっつの。

 

(いや冷静に考えたらオレもブログネタのために・・・おっと誰か来たようだ)

 

男も女も出会いを求めてる輩が大量にいるのですが、特に男はそういうのが多く、これってどういう意味なのかというと、女性ユーザーは特に、

 

相手が本当に真剣に勉強したいと思っているのか、それとも単なる出会い目的なのかをいちいち判断しなければならず、そこにムダなコストがかかる

 

ってことなんですわ。

 

冷静に考えてこれっておかしいって!

 

だって、ひとりで勉強してたらそんなこと絶対に考える必要ないし、

 

お金払ってやるオンライン英会話で、相手の先生がナンパしてくるなんてありえない

 

ですからね。

 

あ、念のため断っておきますが、ぼくは別にHelloTalkを出会い目的で使っている人が悪いと言っているわけです。

 

わけです。

 

そうなんです。

 

んー。

 

④SNS中毒になる

オレ、気付いちゃった。

 

  • いいね集め
  • 添削してくれた人へのお礼
  • なんちゃって日本語講師
  • 特に役に立たないメッセージのやりとり

 

これらにばっかり時間使って、肝心な語学力は全然上達してない人がいっぱいってこと☆

 

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムをやっている人はわかると思いますが、SNSって中毒性がハンパないんです。

 

ぼくの体感的に、HelloTalkも同じくらい中毒性ありますね。

 

スマホ画面からあふれ出るいいねの嵐・・・

 

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「いいねがほしい・・・もっといいねがほしい!!」

 

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「人間はバカだニャー」

 

おそろしい!

 

でも、他の人見てたらそういう人いっぱいいた。

 

コイツ、絶対上達してないだろwただの中毒者じゃんw

 

っていう。

 

まぁ、いいね集めて語学上達したら苦労しないっすわ。

 

まとめ

ブログネタのために潜入調査したとはいえ、ワンチャン使えれば活用していこうかなと少し思っていただけに残念でした。

 

4つのポイントを挙げましたが、特に気になったのが②の「日本語を教えないといけない」って点でしたね。

 

ホント、素人が日本語教えるのはムリです。

 

調べてみたんですが、日本語教師って、大学で専攻している人とか、420時間(マジ?)の養成講座を受講してしかも検定試験に合格しないとプロとして働けないみたいです。

 

当然ですが言語交換の相手も素人なので、間違った添削をされる可能性もあります。

 

HelloTalk、考え方は面白いし、ユーザーもめちゃくちゃ多くてすごいと思うんですが、ガチで語学力をアップさせたい人が使うツールとしてビミョーだというのがぼくの評価ですね。