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4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200を達成。「言語は楽しく学ぶべき」という方針の元、最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。中国語やドイツ語など、英語以外の言語も勉強中。

「何回復習しても覚えられない英単語」の正体とは?

英語
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いつの間にか忘れてる・・・。

「なんでかわからないけど何回復習しても全然記憶に定着しない英単語」ってありませんか?

単語集を使って英単語を覚えていると、たいていの単語は適度に間隔をあけて3回も復習すれば最低限英単語を見て意味がわかり、あとは意味が出てくるまでの時間の短縮という段階になるものです。
しかしその一方で、もう5回も復習してるのに意味すら全く思い出せない、というような単語がちらほら出てきます。
 
これって一体どういうことなんでしょうか?
 
今回はこの問題について考えられる原因とその対処法についてまとめてみたいと思います。
 

 

 

単語のイメージがつかめていない

「apple」という単語を覚える場合を考えてみましょう。
このとき、「りんご」という日本語訳を見れば暗記終了です。これは、「apple」という語の意味を理解するのには、「りんご」という日本語ひとつで事足りるからです。
「りんご」という言葉を聞けば誰でもあの赤くて丸い果物を容易に想像することができます。
では、「adapt / 順応する」はどうでしょうか。すでにこの単語を知っている人は多いと思いますが、初めてこの単語を見る気持ちで考えてみてください。
単語集で「adapt / 順応する」と書かれていた場合、先ほどの「apple」と比べて、単語の意味をイメージするのが段違いに難しくないですか?
「順応する」とだけ言われても、日本語の範囲でさまざまな意味が考えられるので、うまく意味をつかめないのです。
このように、単語をなかなか覚えられないときによくあるのが、覚えるべき単語の意味をよくつかめていないというパターンです。
この場合の対策は、覚える際にしっかりと意味をつかんで覚えるということになります。
具体的には、まず意味をつかみにくい単語があったら、例文を見て意味を自分の中でしっかりイメージしましょう
先ほどの例でいえば、
 
「adapt / 順応する」
例) Her children adapted quickly to life in a small town.
     彼女の子供たちは小さな街での生活にすぐになじんだ。
 
と例文もセットで覚える(もしくは覚えなくても例文を利用して単語のイメージを自分の中に作る)わけです。
ちなみに『ロングマン』の英和辞典の例文は質がよいのでおすすめ。
ロングマン英和辞典

ロングマン英和辞典

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もうひとつ有効な方法は、英英辞典でなかなか覚えられない単語の意味をひいてみることです。ぼく自身、基本的にわからない単語に出くわしたらすぐさまiPhoneを取り出し、『ロングマン』の英和辞典で意味を調べますが、その辞典で単語のイメージがうまくつかめなかったら英英辞典をひきます(これも『ロングマン』のiPhoneアプリ)。
ためしに「adapt」をひいてみましょう。
 
adapt・・・to gradually change your behaviour and attitudes in order to be successful in a new situation
 
例文と覚える方法と英英辞典をひいてみることの2つを紹介しましたが、この他にも使えるものはなんでもつかいましょう。人によって好き嫌いありますが、たとえば語源を調べてみるなど。
要するに、覚えたい単語のイメージを自分の中で作るための助けになるものならなんでもいいのです
appleはわかっても「zucchini」と言われたら「?」となってしまう人がいるかもしれません。そういうときはGoogleの画像検索かなんかでズッキーニを検索してそれを頭の中に焼き付けましょう。

 

つづりが似ている別の単語とごちゃごちゃになっている

さっきの例でいうと、「adapt」の他にも「adopt」という単語があります。どちらも最重要な単語で絶対知らなきゃいけないんですが、慣れるまで結構紛らわしいです。
覚えている単語の数は上級者ほど多いので、単純に考えて、この紛らわしい単語とごちゃごちゃになる現象は、学習が進めば進むほど増えていきます。これは、勉強を続けていく限り逃れられないことなのです。
しかし、一応対策はあります。思い付くのは2つです。
 
まず、正しい発音と共に覚えること。日本語なんかはそもそもの音の数が少ないので(母音の数5つという数字は、アラビア語に次いで全言語で2番目の少なさらしいです)、同音異義語が多くなるんですが、英語は単語が違うならば発音もまず違うので(もちろん例外もあります)、発音と覚えれば紛らわしい単語同士の混同を防ぐことができます
もちろん、これができるようになるためには英語の正しい発音ができなければなりません。「adapt」も「adopt」も日本語で無理矢理言えばどちらも「アダプト」になってしまいます。ここで注意してほしいのは、別にネイティブ級の発音を身につけろと言っているわけではないということです。最低限発音の違いさえ認識できればオッケー。発音のトレーニングについて詳しく書いたエントリーを載せておきます。

kazuuiword.hatenablog.com

 

もうひとつ思いつく対策としては、混同しやすい単語を書き出して並べて一緒に覚えることです。そんなことをしたら余計混乱してしまうのではないか、と思う人がいるかもしれませんが、これが意外と効果を発揮するんです。同じようなつづりの単語をバラバラに覚えていくと、記憶があいまいな状態で似てる単語に遭遇するので、なかなか区別をはっきりさせて覚えることができません。一方で似てる単語を並べた場合、それらの違いをはっきり意識しながら覚えられるので、区別されて記憶に定着するのです。

 以前、『英語をマスターするのに必要な2つの才能』で紹介した、17歳で20ヵ国語を話すTim Doner氏も、TEDでのスピーチ(youtubeにあるので下に貼っておきます)で同じようなつづりの語を意識して覚えるという事を話しています。


Breaking the language barrier | Tim Doner ...

20世紀を代表するポリグロット、ロンブカトーもその著書『わたしの外国語学習法』で同じようなことを書いていました。

慣れていないと最初は少し戸惑うかもしれませんが、効果的なのでぜひ試してみてください。
 
 

最終手段はこれだ!

以上、単語がなかなか覚えられない場合に考えられる原因として2つを上げました。いまいち覚えられない理由はだいたいこれらのどちらかなのではないかと思います。対策法も具体的に示しました。しかし、時にはこれらを実践しても、やっぱり覚えられない、もうどうすればいいんだという場合も出てくるかもしれません。
そのときは最終手段、語呂合わせを使いましょう笑
その際、語呂合わせは必ず自分で考えてください。よく語呂合わせが載っている単語集が売られていますが、あれは正直全く有効ではないです。自分で語呂合わせを考えないとうまく頭の中にひっかかっていてくれないので。
 

まとめ

単語が記憶に定着させるために重要なことは
  1. 単語のもつイメージをつかむ。その際英英辞典はかなり使える。
  2. つづりが似ている単語との混同を避けるために、正しい発音を押さえる
の2点。
ただし、どうしてもお手上げだというときは語呂合わせを最終手段として利用するのもアリ。
 
それではまた明日からも勉強がんばっていきましょう!
 
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