勉強"以外"のTOEIC対策法3つ。これだけでスコアアップも可能!?
TOEIC4技能満点まであと40点のかずーい(@kazuui81)です。
「TOEICの対策って何してる?」
と聞かれたら何と答えますか?
おそらく多くの人が
- 問題集をひたすら解く
- 単語を覚える
- オンライン英会話をやる
みたいなのを答えると思います。
全部すごく大事ですね。良い対策方法だと思います。
しかし、実はこれらのいわゆる"英語の勉強"以外にも、TOEIC対策としてできることっていくつもあるんです。
今回は、英語の勉強"以外で"できるTOEIC対策法を3つ紹介していこうと思います!
①健康レベルを上げる
参考書なんかによくこんなことが書いてあります。
- TOEICのスコアは"どれだけ勉強したのか"で決まる!
- 努力した分だけスコアは上がる!
ん~、確かにその通りなんですが、実は勉強以外にもスコアに関係している要素があります。
まず、心身の健康レベルです。
実際にTOEICを受けたことのある方はわかると思いますが、試験当日の健康状態ってスコアにかなりひびくんですよ。
「試験当日、おなかを壊していて最悪の出来だった」
なんてことは普通によく聞きますし、もっとひどい話だと、ぼくは頭痛がひどくて途中退室した経験が過去に1回だけあります。。あの時はつらかった。
集中力アップも!
健康状態が良いと、試験中におかなが痛くなったりするトラブルがなくなるだけではなく、試験中の集中力もアップします。
TOEICは、めちゃくちゃ過酷なテストです。
受験したことのある方はわかると思いますが、読ませる英文の量がハンパなくて、上級者でも時間内になかなか終わりません。
しかもこれ、リスニングを100問も解いたあとにやるんです。
全力ですべてをこなすにはかなりの集中力を要します。
が、これも健康レベルを上げ、万全の状態で挑むことで対策になるんです。
食事は糖分の摂り過ぎに注意!
で、問題はどうやって心身の健康レベルを上げるかです。
巷では"ホニャララ健康法"みたいなのがたくさん紹介されていますが、難しいことは考えず、シンプルに
- 食事
- 睡眠
- 運動
この3つを大事にするのが基本です。
まず、食事ですが、
糖分の摂り過ぎに注意して、野菜とタンパク質を積極的に摂る
これです。
「頭を働かせるためには、糖分を取るのが大事」
そう思って勉強中にチョコレートをバクバク食べたり、緑の看板のカフェの某フラペチーなんとかを飲みながら勉強してませんか?
「頭を働かせるためには糖分が必要」これは正しいんですが、糖分は取りすぎると眠くなるので、過剰な摂取は勉強に悪影響です。
要するに、チョコひとくち、フラペチーなんとかひとくちならオッケーというわけです。
集中力を上げるためには、糖分は控えめにしてその代わりに野菜とタンパク質多めにするのがいちばんです。
実際、これは子どもの例ですが、糖質を控え、タンパク質を増やした食事を実践することで高い合格率を出している学習塾があります。
気になる方は『糖質制限で頭がいい子になる 三島塾のすごい子育て』という本をチェックしてみてください。
ちなみに、これはいわゆる"糖質制限"という食事ですが、全く糖質を摂らない、いわゆる"厳格な糖質制限"をやってしまうと、かえって健康の害になってしまう可能性があるので注意です。
ぼく自身糖質制限をがっつりやりすぎて身体を壊しました。。
(参考記事)
⇒糖質制限を試したら健康を害して大失敗した体験談。糖質制限は危険!?
スコアアップのためには寝るべし
続いて睡眠ですが、これについては何も難しいことはありません。
寝てください。
とにかく寝るんです。
もちろん、人によって睡眠事情が違うのはわかっています。
しかし、現代人は総じて睡眠不足です。
睡眠不足だとTOEICのスコアも伸びていきません。
試験の前日はもちろんのこと、普段も睡眠時間を十分に確保するように努力してください。
「いや努力ってどうやって?仕事忙しいんだけど?」
と思ったかもしれませんが、要するにダラダラとスマホ見てるなら寝たほうがいいってことですwww
あ、でもこの記事はぜひ最後まで読んでくださいよ。
人間の記憶って、主に寝てる間に脳に定着するんです。
勉強した知識も同じです。その日勉強したことは、寝れば寝るほど脳に刻まれていきます。
生活の無駄な時間を削って、とにかく寝ましょう。
運動しよう
運動もしましょう。
おすすめは散歩やランニング、軽い筋トレなどの、
負担の少ないリズム運動
です。
別に好きならサッカーやったり野球やったり、ウェイトリフティングやったりしてもいいんですが、勉強ありきの運動としては、「毎日20分散歩する」くらいでOKです。
リズム運動がおすすめなのは、その方が脳に刺激が行くからです。
実際、ランニングや散歩などによって脳の前頭葉という部分が刺激され、やる気・モチベーションがアップしたり、記憶するのに重要な海馬という部分が刺激されることなどがわかっています。
ぼく自身、ランニング・散歩・軽めの筋トレを続けていますが、やっていると頭から英語があふれ出してくることがあります。
(あくまで個人の体験)
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②テクニックを磨く
英語力をかなりの精度で測定できる(とぼくは思っている)TOEICですが、試験である以上、勉強とは関係のないテクニックでスコアを上げることができちゃいます。
「テクニックはどうやって習得すればいいの?」
という話ですが、専用の参考書などを買ったり、セミナーに参加したりする必要は特にありません。
基本どのTOEIC参考書にもテクニックは載っているからです。
個人的におすすめなのは、勉強に疲れた時などにその時使っているテキストをパラパラとめくりながら、テクニック面が書いてある部分だけを拾い読みしていく方法です。
これはやっていけばだんだんとコツがつかめるようになります。
テクニックは解答解説に載っていることも多いので積極的にチェックしてみてください。
使うのはオーソドックスでみんな使ってるようなテキストで大丈夫です。
文法なら『文法問題 でる1000問』、
模試問題集なら『至高の模試600問』とかがおすすめですね。
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これらはTOEICの勉強をしているならどのレベルの人でも買って損はないです。
時間のマネジメントもしっかり!
TOEICは時間に追われるテストです。
しっかりと事前に時間配分の計画を立てておかないと爆発します。
これも重要なテクニックですね。
比較的得意な方は以下の記事で書いた時間配分がおすすめです。
⇒新形式TOEICリーディングの時間配分をシミュレーションしてみた
「いつも全然時間が足りなくて配分とかそういうレベルじゃない」という人は下記の記事で時間が足りない対策を書いています。
③試験に申し込む
健康の他にも、勉強以外でTOEICスコアを大きく左右する要素があります。
それは、運です。
試験当日の運。
- 自分の知っている単語が多く出た
- たまたま知らない単語ばかりが出た
- 試験自体の難易度がたまたま鬼ムズだった
- 過去数回でも特に難しい選択肢構造の問題が出た
- リスニング音声が聞きにくい席だった
- ハプニングがあり、途中一回試験が止まった
適当にザっと書いてみてもこれだけの運要素が出てきます。
TOEICというテストは運要素だらけのテストなんです。
いくら勉強してもこの運要素だけはどうすることもできません。だって運ですから。
でも、この運要素を確実に味方につける方法があります。
それは、毎回受験することです。
毎回受験すれば、いつか絶対に運的にマックス状態の回に当たります。
幸い、TOEICは年に10回くらいやってるので(ご自身で必ず確認を!)、この"受けまくり戦略"ができちゃうわけです。
ダメだった回についてはすぐに忘れちゃって大丈夫です。またすぐに次がありますからね。
とにかく申し込みまくって運を味方につける。これも立派なTOEIC対策です。
まとめ:勉強が大事なのは当然
というわけで勉強"以外"で大事なTOEIC対策を3つ紹介してみました。
最後に注意ですが、これらは全て「ちゃんと勉強した上で実力をしっかり発揮したい人が最後の詰めとしてやる対策」です。
普段ろくに勉強していない人が
「今回ダメだったけどまぁ運悪かったからね~」
と言っていたら完全に間違っています。それは実力ですw
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