保護猫の里親になるまでにやったこと&かかったお金を全部公開します。
札幌に移住したかずーい(@kazuui81)です。
猫を飼い始めました~!
ずっと飼いたいと思っていたのでやっと・・・という感じです。
この猫は保護団体から譲渡してもらいました。
今回は、保護猫の里親になった体験を元に、やったことなど色々書いていこうと思います。
かかったお金も詳細に公開します。
これから里親になりたいなと思っている方の参考になれば幸いです。
飼える環境を整える
猫が飼える家なのかをちゃんとチェックするのが最初の最初にやることです。
ぼくは最近札幌に移住したのですが、移住前から猫を飼いたいと思っていたので、「ペットOK」を絶対の条件にアパート探しをしていました。
結局なんとか良い賃貸を見つけることができたのですが、賃貸物件は基本ペットNGなのでかなり苦労しました。
これから猫を飼う方は、持ち家なら問題ないですが、賃貸ならペットOKかどうかチェックするのを忘れずに。
ペットOKでも、「犬はOKだけど猫はNG」みたいな物件もあるのでしっかりと確認しましょう
(猫の方が家を傷つけるリスクが大きいからだそうです。謎すぎる。)
知識をつける
飼う前に一通りの知識はつけておきました。
・・・と言っても、本を1冊パラパラと読んで、あとは気になったことをネット検索しただけなんですけどね。
読んだ本は『猫を飼う前に読む本』です。
猫ちゃんの写真が豊富で読みやすく、しっかり一通りの知識も付けられるのでこれがベストです。
今でもわからないことがあったら適宜参照しています。
猫を飼うならぜひ1冊家に置いておくべきですね。
受け入れ前に必要なものリスト
知識を付けたら、必需品を買って受け入れの態勢を整えました。
ここでは、猫を迎え入れる前に絶対にそろえておかなければいけないものをリスト化しておきます。
キャリーケース
猫を運ぶためのケースは最初に買いました。
保護団体によっては一時的に貸してくれるところもありますが(ぼくが譲ってもらった団体はそうでした)、返すのが面倒ですし、飼ったら必ず動物病院に連れていくことになるので結局買うことになります。
いろいろなタイプがありますが、ぼくが買ったのはAmazonで評価が高かったものです。
丈夫で持ちやすく、中も広いのでおすすめですよ。
値段も手ごろなので、どれを買ったらいいかわからない方はとりあえずこれでオッケーです。
トイレ&猫砂
猫用のトイレも必須です。
これもAmazonで購入しました。
アイリスオーヤマのやつです。
これで十分満足しているのですが、猫はトイレをする時に中の砂をぶちまけるので、それをガッチリ防ぐという意味で、↓のようなドームタイプをの方がよかったかなとちょっとだけ後悔しています。
中に敷く砂(猫砂と言います)も必要です。
これについては固まるタイプがベストですね。
正直猫砂に関しては、色々使ってベストなものを探っていくしかないです。
我が家は最近トイレに直接流せるものに変えたのですが、今度は粉が舞ってしまい不便だったので、結局まだ正解にたどり着いていません。。
爪とぎ
絶対に絶対に絶対に必要というわけではありませんが、爪とぎは用意しておくべきです。
これがないと家具や壁で爪をガリガリやられてしまい、持ち家ならまぁギリ許せるかもしれませんが、賃貸だと最悪です。
猫ちゃんを迎え入れる前に用意しておくべきでしょう。
保護団体の譲渡会に参加
「札幌 猫 譲渡会」でGoogle検索をして見つけた"NPO法人 Nyapan Cat Rescue"さんという団体が主催している譲渡会に参加しました。
ここにした理由は「即日譲渡をしていたから」です。
準備が整ったらすぐ欲しくなっちゃったんですよねw
たいていの保護団体は面談をしてから後日結果を発表。
時間をかけてちゃんと信頼できる里親だと認められた場合にのみ譲渡される場合がほとんどなのですが、ぼく個人としては別にどこも即日譲渡でいいんじゃないのかと思ってしまいます。
別に長い時間をかけたからといって、良い里親になってくれるかの判断がちゃんとできるわけではありませんし、手続きを面倒にすることで敷居が高くなってしまい、受け入れ事例を減らすというデメリットも出てくるからです。
・・・話が脱線してすみません。
結局この譲渡会で気に入った猫を譲渡していただくことに。
料金は3万円かかりました。
その他に寄付として3000円を渡したので、合計33000円です。
ストリート出身の猫ですが、ワクチン接種や回虫の駆除をしてもらっていたのでこれでも安いと感じましたね。それまでかかった飼育費用もあるわけですし。
それに、こういう保護活動は個人的に応援していきたいです。今後も寄付をしていこうと思いますね。
受け入れ後に買ったもの
えさ
猫を迎え入れた後にまず買ったのがえさです。
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事前準備ではなく迎え入れ後に買った理由は、猫の種類によって与えるえさが違うからです。
たとえば、子猫なのか成猫なのかで基本的にえさは変わります。
あと、えさは必要となればすぐにそこら辺のコンビニでゲットできるので、必需品ですが迎え入れ後でも全然大丈夫なんです。
ベッド
ベッドがあると猫が落ち着ける場所を作ってあげることができます。
別に専用のものがなくても、適当にぐしゃっと置いたタオルとかでゆっくりしてくれるのですが、
専用のベッドだと設置の手間がかからず、場所の移動も簡単です。
ブラシ
これも別になくてもいいのですが、ブラシがあると毛のお手入れがラクラクです。
使ってみて最初びっくりしたのですが、これやるとほんっとうにサラッサラになります。
家は必要・・・?
猫が1匹で安心して落ち着ける場所を確保するという意味で、猫ハウスはあった方がいいですね。
特に、受け入れ直後は猫ちゃんもナーバスになっているので、慣れるまではハウス的な場所にいてもらうのがいいでしょう。
売ってるのもあるんですが、ぼくはダンボールで自作しましたw
気に入ってくれているようです。
買う場合は、専用の猫ハウスみたいなのはめちゃくちゃ高いので、ベッド兼ハウスみたいなのがベストでしょう。
(こういうやつ)
かかった全初期費用は・・・
全初期費用はこんな感じです。
キャリーケース 2685円
トイレ 2502円
猫砂 350円
爪とぎ 1000円
引き渡し料 33000円 (内3000円は寄付)
えさ 300円
ベッド 1600円
ブラシ 800円
合計42237円
でした。
ちなみに、もらった時点で猫風邪にかかっていて、その病院代が6844円いきなりかかりました。
これも含めると49081円ですね。
まとめ:とりあえず行動しよう!
予想していたよりも面倒な手続きがなく、結構あっさり飼うことができたなと感じています。
ただ、費用面では予想以上で、まさか5万円近いお金がかかるとは思っていませんでした。
でも、里親になってよかったなと思っています。単純に猫かわいいです。癒しです。
「猫飼いたいな・・・」と思っている人はとりあえず行動してみるのをおすすめします。
キャリーケースとトイレを買って譲渡会に行っちゃいましょう。実際に行動に移せば何をすればいいのかわかってきますし、飼うイメージもわいてきますよ。
(追記:その後寄生虫が発見されました!駆虫にかかった費用などはこちらから)