4ヵ国語を勉強するブログ

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同じ場所に2回以上旅行に行くのはつまらないからナシ!っていう話。

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永遠のバックパッカー、かずーい(@kazuui81)です。

 

2015年に行った台湾旅行はかなり控えめに言っても最高でした。

 

いままで見たことないはずなのになんとなく懐かしさを感じるような風景・・・

 

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ゲストハウスで知り合った人のベンツで行ったなんか最高の場所・・・

 

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旅の最後は最南端のビーチ・リゾードで締め。ここでも良い出会いがあった。

 

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しかし!!!

 

「こりゃもう1回行くしかねぇべ」

 

ってことで再び台湾に上陸した2016年。

 

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まぁ良いんだけどなんか違う・・・

 

いや、良くもない。

 

率直に言おう、

 

つまらん!!!

 

「前回あんなに楽しかったのになんだこの落差は・・・?」

 

という考えにずっと縛られ2週間。

 

結局その軽いダウナー状態のまま数日分帰りの飛行機の日程を早めて帰国してしまいました。

 

それから3年経ったのですが、

 

他にもいろいろな場所に旅行していく中で、2回目がつまらなかった理由が明確にわかりました

 

2回目はビギナーズラックがない

 1回目の台湾旅行では様々なミラクルが起きました。

 

  • 同じ宿に有名な旅ブロガーがいて仲良くなったり
  • 同じ宿の金持ち投資家と仲良くなってベンツで観光案内してもらったり
  • 天気がずっ~~~と、マジでずっと良かったり

 

あとは、闇タクシーに乗った時に、同乗してた台湾人がぼくの分を折半して出してくれてそのやさしさに触れたりもしたのですw

 

とにかく運が良かった。

あれだけ刺激に満ちた毎日を過ごせたのは運が良かったからだとしか言えませんね。

 

もう四つ葉のクローバー乱獲状態でした。

 

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(このブログにはよくわからないたとえが大量に出てくるから注意だ。)

 

しかし!

 

打って変わって2回目は本当に何も起きませんでしたし、なんなら逆に運が悪かったです。

 

  • ずっと、マジでず~っと天気悪いし
  • 面白い人には宿で全く出会わない(いやマジでびっくりするほど)
  • 飲んじゃいけない水道水を飲んだからか腹痛いし(それはお前が悪い)

 

とにかくつまんなかった。

 

ビギナーズラックの正体

『運を支配する』という本があるのですが、これによるとビギナーズラックの正体は、初心者はものごとを「シンプルに考える」からだそうです。

関連する箇所をちょっと引用してみますね。

 

運を支配する (幻冬舎新書)

運を支配する (幻冬舎新書)

 

(運についてこれだけ明快に書いた本はこれ以外にない。必読です。)

 

ビギナーズラックをもたらすシンプルさは、「難しく考えない」ことからくる。すなわち、勝負を複雑にせずシンプルにするには、余計なことは考えず、感じたことを大事にすることだ。知識や情報といったものが増えると、どうしても考えが広がって選択肢がたくさん現れる。

(『運を支配する』より一部引用)

 

1回目の旅行時は、たしかに何も考えずに「感じたことを大事にして」、自分の嗅覚だけを頼りにシンプルに行動していましたね。

 

その結果、ツキが呼び寄せられ、いろいろなミラクルが起こったのでしょう。

 

勝負には複雑にしたほうが負けるという普遍的な法則がある。「シンプル・イズ・ベスト」なのだ。

(前出の著作より一部引用)

 

2回目の旅行では1回行っている分どうしても"賢く"なってしまって、

 

  • ここ楽しかったからまた行こう
  • 前回の反省を活かしてこの交通機関を使おう

 

などと考えて考えて行動してしまった結果、ミラクルなんか起きるわけもなく、

 

無難でそこそこ満足だが爆発力は1ミリもないつまらん旅行

 

になってしまったのです。

 

そもそも旅行が楽しい理由とは何か?

そもそもの話、どうして旅行は楽しくて、毎日の生活は楽しくないのでしょうか?

(毎日楽しい人もいるかもしれないけど、世の中の99%の人の99%の日常は特に何もなくつまらん感じで終わるのである。ぼくの今日という1日もしょーもない感じで終わろうとしている。)

 

その答えは簡単シンプル明快で、

 

旅行は非日常で新しいことの連続だけど・・・

 

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(いやっふーぃ!旅☆行☆最☆高!)

 

普段の生活は特に変わらない毎日だからです。

 

毎日同じ通勤ルートを歩いて・・・

 

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毎日同じようなク〇つまらねぇ仕事をする。

 

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日常が新しい刺激のないつまらない毎日だからこそ、新しいものを求めて人は旅行に出かけるのです。

 

もうおわかりだと思いますが、

 

同じ場所にまた旅行してしまうと、"新鮮味"がなくなってしまい、これすなわち、

 

日常でやってることと大差ない=つまらない

 

ってことなんです。

 

2回目の旅行。

 

  • 前行ってうまかったこの店また行って
  • ここの景色がキレイだったからまた見よう

 

これ、旅行する意味あります?

 

ないですよ^^

 

どんなに素晴らしい景色でも、1回目の「うわぁ~~~~」っていう感動を100とすれば、2回目は30くらいに減ると思います。

 

最近は宇宙に行くのを希望するお金持ちが増えていると聞きますが、

 

世界中のあらゆる最高の景色を見てしまった結果、まだ見てない景色が、宇宙からみた地球・・・

 

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だけになってしまったからなのではないかとぼくはにらんでいます。

 

「帰ってきた感動」も長くは続かない

 とは言ったものの、

 

「1回旅行に行って楽しかったあの場所をもう1回巡ることで、あの時を懐かしみたい・・・」

 

みたいな2回目の旅行もあると思っていて、それをやりたい気持ちはちょっとわかります。

 

そういう旅行って、現地に到着すると、

 

「うわ帰ってきたーーーー!(別に故郷じゃないんだけどw)」

 

という感動と共に、

 

なんかその旅行地が自分に「おかえり」って言ってくれているような気持ちになるんですよね。

 

わかります。ありますこういうの。

 

でも、

 

この感動ってせいぜい2時間くらいしか続かなくないですか?w

 

着いたその時の「帰ってきた感動」だけで旅の9割が終わってしまって、あとは消化試合みたいな。

 

2回目の旅行を楽しくする唯一の方法

同じ場所に旅行する場合でも、楽しく刺激に満ちたものにする方法がひとつだけあります。

 

それは、1回目とは別の目的を持つことです。

 

ぼくは今年3週間ほどチェコに旅行に行きましたが、チェコの知識ゼロで行ったので、

 

「もっと歴史とか知っていれば・・・」

 

という後悔がありました。

 

なので次は歴史をちゃんと勉強して、現地でも歴史的なモニュメント的なサムシングをレッツゴーするトラベルをすれば、2回目でも面白いだろうなと思うのです。

 

物語チェコの歴史―森と高原と古城の国 (中公新書)

物語チェコの歴史―森と高原と古城の国 (中公新書)

 

(こういうのを読んで勉強したらまた違う発見があるでしょう。)

 

台湾についても、自分は中国語を勉強しているので、

 

「次は留学にしてガッツリ勉強する!」

 

みたいに目的をこれまでとは全く違ったものに設定すれば、3回目でも充実したものになる可能性は高いでしょう。

 

知らない場所に飛び込め!

って最後ちょっとヒント的なことを書いたものの、やっぱり、

 

行ったことがない場所にロクに下調べもせずに行くのがいちばん楽しい

 

と思いますね^^

 

強烈な非日常を味わえるのが旅行の醍醐味です。

 

同じ場所にまた行くとかいうド安パイで行って何の意味があるのでしょうか?

 

ミラクルを期待して全く知らない土地にダイブ!!!

 

これがいちばん楽しい旅行ですよ。

 

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