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4ヵ国語を勉強するブログ

留学経験なし、独学で英検1級,TOEIC980点,TOEIC SW170/200を達成。「言語は楽しく学ぶべき」という方針の元、最大の効率で結果を出せる勉強方法をブログに投稿しています。中国語やドイツ語など、英語以外の言語も勉強中。

初心者向け!海外ドラマを使った英語勉強法を解説してみた!

英語 海外ドラマ勉強法

今回は、海外ドラマを使った英語の勉強方法について解説していこうと思います。

海外ドラマは、上級者ならただ見ているだけでも十分効果的な勉強になりますが、初心者はただやみくもに見まくっているだけではダメで、

  1. 効果の大きいタイトルを選び
  2. 効果の出る方法で見る

必要があります。

 

この記事では、主に初心者を対象に、

  • どのドラマを選べばいいのか
  • どうやて勉強すればいいのか(具体的な方法)
  • 最も重要なコツは何か

という3つのポイントから、海外ドラマを使った英語勉強法を詳しく解説してみました。

海外ドラマを使って勉強してみたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

初心者におすすめの海外ドラマは?

具体的な勉強方法の解説に入る前に、まずは「どんな海外ドラマを使って勉強すればいいのか」というところから説明していきたいと思います。

娯楽のために見るなら何でも好きなのでいいんですが、英語学習のためとなると、慎重にタイトルを選んでいかないといけません。これは選ぶドラマによって学習効果に大きな差があるからです。

 

30分のコメディがおすすめ!

結論から言うと、英語初心者におすすめの海外ドラマはシットコムです。

シットコムは「シチュエーションコメディ」の略で、毎回登場人物が同じの、30分のコメディドラマを指します。観客の笑い声が入っているのも特徴です。

 

たとえば『フルハウス』は代表的なシットコムです。

日本でもテレビ放送されていたので、知っている人も多いのではないかと思います。

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シットコムが英語学習におすすめなのには2つ理由があります。

 

まず、シットコムは海外ドラマでの中で最も聞き取りが簡単で、初心者向きです。

洋画なんかだと、リアリティを徹底的に追求するので早口だったり、ぼそっとつぶやくセリフなども多く、初心者の英語学習には向いていません。

 

それに比べてシットコムはコメディなので、どちらかと言うと舞台での発話に近く、登場人物ははっきりしっかりセリフを言ってくれます。

 

また、シットコムは1話全体を通してセリフの量が多いので、時間あたりの効率が良い学習が可能です。

シットコムには洋画でよくあるような激しい爆破シーンや、ハラハラドキドキのカーチェイスはありません。

ほとんど全部が登場人物の会話です。

なので、英語学習にはうってつけなんです。

 

洋画や1時間のドラマでは、セリフがないシーンがかなり多いので、英語学習という観点から考えると効率が悪すぎます。

激しい爆破シーンで主人公が「うおぉぉぉぉぉーーーー!!」とか叫んでるシーンを見ても英語力は1ミリも上がりません。

 

『フレンズ』が最もおすすめ!

 では、具体的にどのシットコムがいちばん良いのかという話ですが、すでに好きなシットコムがない限りは『フレンズ』を使うのがおすすめです。

フレンズ I 〈ファースト・シーズン〉 セット1 [DVD]

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色々なところでやたらおすすめされているので、海外ドラマを使った英語学習に興味のある方ならタイトルだけでも聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

『フレンズ』は、ニューヨークに住む若者6人が繰り広げるドタバタを描いたコメディです。

 

ちょっと前の作品ではありますが、

  1. 海外ドラマにしてはゆっくり目のセリフ
  2. 日常生活でまさに使いそうな表現のオンパレード
  3. 作品自体がおもしろい

という、英語学習にぴったりの特徴をすべて持っている作品で非常におすすめです。

ぼく自身も『フレンズ』を使って海外ドラマの学習をしたことで、かなり英語力が上がりました。

 

英語学習にめちゃめちゃ効果的なのに話も面白いという、最高の作品ですね。

 

ちょっと話はそれますが、非ネイティブと英語で話していると「こいつフレンズで勉強したな」ってのがわかる時がたまにあります笑。

世界中で英語学習者がフレンズを使って勉強しているということなのでしょう。

 

 

具体的な勉強方法

ではここからは、海外ドラマを使った勉強方法を具体的に説明していきます。

 

①日本語字幕で見る

いきなり英語字幕や、字幕なしで見るのは初心者にはかなりキツいので、まずは日本語字幕で1回見ましょう。

 

「"まずは"って・・・何回も見るの?」

 

と思った人もいるかもしれません。

 

はい、何回も見ます笑。

 

海外ドラマを使った英語学習は、1回で完璧にするというよりは、何回も見て少しずつ慣れていくというイメージです。

 

1回目は日本語字幕で見ていくわけですが、普段娯楽として洋画などを字幕で見るときとは少しだけ違う意識を持つのがコツです。

それは字幕を見つつ英語もちゃんと聞く」ということです。

 

映像と日本語字幕だけに注意して見るのではなく、「なんて言ってるんだろう?」という意識を持って、英語でわかろうと努力するのを忘れないでください。

この意識を持つだけでかなり学習効果が上がります。

難しく聞こえるかもしれませんが、やってみるとすぐに慣れますよ。

 

②英語字幕で見る

日本語字幕で1回見たら、ストーリーについての記憶が新しいうちに、すぐさま2回目の視聴に移ってください。

 

2回目は、英語字幕で見ます。

1回目とは違い、2回目は基本的に1フレーズごとに一時停止しながらセリフを確認していきます。

 

なぜ「基本的に」と言ったのかというと、すべてのセリフについて一時停止して確認する必要はないからです。

「全っ然わかんねーなこれ」というセリフについては無視してどんどん飛ばしてしまってかまいません。

このあとでも説明しますが、海外ドラマを使った英語学習では、完璧を目指さないのが最大のコツです。

 

セリフを確認していく中で、わからない表現があったら辞書で意味を調べ、雑でいいのであとで復習できるようにどこかにメモっておきましょう。

このメモが後々貴重な財産になります。

 

使う辞書については今持っているもので大丈夫ですが、補助的にアルクの『英辞郎』というオンライン辞書も使うと、より多くの訳語が得られるのでおすすめです。

英語学習・TOEIC対策・英辞郎 on the WEB | アルク

有料版もありますが、無料版で十分です。

 

とここまでさらっと説明してしまいましたが、「英語字幕だけで勉強するのは難易度が高すぎる」という人もいると思います。

 

そういう人は、英語字幕と日本語字幕を同時に出した状態で視聴するのがおすすめです。

 

ぼくも海外ドラマを見出した頃は、英語日本語の字幕同時出しで見ていました。

日本語字幕があることでかなり安心感が増します。初心者でもスムーズに学習が進められるでしょう。

 

ただ、問題なのが、お使いのDVDプレイヤーが字幕同時出しに対応していない可能性があるということです。

ぼくが普段再生に使っているのはノートPCに最初から付いていた『ASUS DVD』というソフトですが、これは字幕同時出しができます。

DVDドライブ付きのASUSのノートPCを使っている人は字幕同時だしに対応している可能性が高いので、確認してみてください。

画面上で右クリックして「字幕(主)」「字幕(副)」と出てきたら同時出しに対応しています。

f:id:yusuke-to-yondekudasai:20170216142137p:plain

 

もしもお使いのDVDプレイヤーや再生ソフトが字幕同時出しに対応していない場合は、『Power DVD』などの、字幕同時出しに対応したソフトを買うのもアリだと思います。

PowerDVD 16 Ultra |ダウンロード版

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少々値は張りますが、ずっと使うものだと思えば悪い買い物ではないでしょう。

 

③英語字幕を見ながらシャドーイング

  1. 日本語字幕
  2. 英語字幕(or キツイ人は日本語英語字幕同時出し)

2回見たら、とりあえずその日の学習は終了です。

 

シットコムを使えば1話の長さが実際の時間で20分程度なので、2回見ても40分ほどで学習が終わります。

仕事が忙しい人でも続けられるのがシットコムを使うメリットですね。

 

で、数日経ったら、また同じエピソードを使って復習をします。3回目の視聴です。

 

3回目は、英語字幕を出しながらシャドーイングをします。

 

シャドーイングとは、聞こえてきた英語から数語遅れて自分も発話するという勉強法です。リスニング力向上に大きな効果があり、元々は通訳者の養成学校から広まったものです。

 

本当は英語のスクリプトは見ないでやるのですが、初心者にはハードルが高いので、英語字幕を出しながらやっていきましょう。英語字幕があれば初心者でもできますよ。

 

ここまでやってそのエピソードを使った学習は終了です。

次の話に進みましょう!

 

④字幕なしでシャドーイング

一応、今まで紹介してきた方法で3回視聴してそのエピソードを使った学習は終わりですが、3回終わった時点で

 

「まだ物足りないな」

「もっと復習したいな」

 

と思う人もいるかもしれません。

 

そういう人は、4回目として、字幕なしのシャドーイングにチャレンジしてみましょう。

 

かなり難しいかもしれませんが、頑張って食らいついていけば得るものは大きいはずです。

実際、ぼくも海外ドラマを使ったシャドーイングをすることでかなりリスニング力・スピーキング力が上がったなと実感しています。

 

ちなみに、シャドーイングについてもっと知りたい方は、下記の記事で効果的なやり方についてくわしく解説していますので合わせてお読みください。

シャドーイングの効果を何倍にも上げるやり方!大事なのは"注意の切り替え"だ!

 

 

 

コツは"完璧を目指さないこと"

はい、というわけで初心者向けに、海外ドラマを使った勉強方法をくわしく解説してみました。

 

さいごに、海外ドラマを使った勉強を成功させるために最も重要なコツについて書こうと思います。

 

海外ドラマを使って英語の勉強をするときのコツは、ずばり完璧を目指さないことです。

 

海外ドラマは教材の難易度としてはかなり高いので、完璧を目指して取り組んでしまうと、高確率で挫折してしまいます。

なので、「この話に出てくる知らない単語全部調べて覚えるぞ!」などと意気込むのではなく、

 

「1話から3つ知らないフレーズが学べたら上出来」

 

くらいの意識で取り組んでいきましょう。

 

勉強を続けていくと、だんだんと聞き取れる単語がぽつんぽつんと出てきますが、ハードルを高く設定していると、

 

「数単語しか聞き取れない・・・」

 

と思ってしまうでしょう。

 

そうではなく、

 

「やった!単語聞き取れた!」

 

と大いに喜ぶのです。これが続けるコツです。

 

学校の英語教育が「ミスを探して減点していく」方式なので、完璧を目指してしまう人は結構多いです。

でも、そんなの楽しくないですよね。続きません。

 

完璧を目指さず、加点方式で、ちょっとでもできたら自分を褒めていく。

 

これを意識することで、海外ドラマを使った学習を楽しく、また継続的に進めていくことができるでしょう。

 

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kazuuiword.hatenablog.com

オンライン英会話での講師の選び方!先生選びはかなり重要です。

英語

オンライン英会話において非常~~に大事なのが先生選びです。

自分に合った先生を選べるか選べないかで、学習効果に大きな違いが出てきます。

DMM英会話などの、講師の質が良いオンライン英会話サービスを選ぶことで、ある程度はハズレの先生を回避することはできますが、それでもしっかりと先生を選ばないと、同じサービスでもかなりの差が出てしまうんです。

 

というわけで、今回はオンライン英会話における、先生のおすすめの選び方をくわしく説明していこうと思います!

 

予約状況・レビューはあてにするな!

オンライン英会話の先生を選ぶときに、まず参考にするのがその先生の予約状況やレビューだと思います。

 

が、これらは参考にしないでください。

 

まず、人気のある先生が、自分に合った先生だとは限りません。

それぞれの先生によって授業のスタイルや、得意とする分野があり、それらが自分のニーズにぴったりとマッチングするのかはわからないんです。

それに、会話は人と人とのコミュニケーションですから、やはり相性があります。

他の人にとって話しやすい先生が、自分にとっても話しやすいとは限りません。いや、そうでない場合の方が多いでしょう。

 

「予約が埋まっている=人気の先生」

 

というのは100%正しいですが、

 

「予約が埋まっている=自分にとって良い先生」

 

というのは必ずしも正しくはないんです。

 

レビューについてもあまり参考になりません。

というのも、先生が美人やイケメンだったりするだけで、評価が高くなる傾向があるからです。他にも、単に人当たりが良い人が高評価だったりします。

いずれにせよ、効果的なレッスンができるのかということとは必ずしも関係がなく、参考にならないんです。

 

 

やる気のある先生を選べ!

オンライン英会話における先生選びでいちばん重要なのは、ずばり「やる気のある先生を選ぶ」ということです。

 

精神論なのでいまいちわかりにくいかもしれませんが、ぼく自身オンライン英会話を何回も受けてきて、講師選びではこれが一番大事だという結論に達しました。

 

正直、文法の説明が得意だとか、英単語の説明が上手いとかの違いはそんなに重要ではありません。

最も大事なのは、その先生が生徒の英語力を上げたいと心から思い、熱心に教えてくれるのか、という精神的な部分なんです。

 

やる気のある先生の熱意は、生徒であるぼくらにも必ず伝播します。

英語学習において大事なのはモチベーションです。モチベーションがないと学習が継続できないので、英語は上達しません。

やる気のある先生のレッスンを受けることで、その熱意がモチベーションを自然と上げてくれるんです。

 

ちなみに、逆にやる気のない先生はどんな先生かと言うと「レッスンが作業的な先生」です。

 

やる気のない先生は、生徒ひとりひとりのニーズをどうにかして汲み取り、それぞれに合った効果的なレッスンを提供しようなどということはせず、決まった教材・決まったレッスン方式で、淡々と作業的に授業を進めていきます。

 

オンライン英会話を何回か受けたことのある人なら、こういう先生に当たってしまった経験があるでしょう。

 

これではわざわざ人に教えてもらう意味がありません。自分ひとりでテキストを読んでいた方がよっぽど効果の高い学習ができるでしょう。

 

大事なことなので繰り返しますが、先生選びで最も重要なのはやる気のある先生を選ぶことです。

 

「初心者向けの先生・上級者向けの先生」を判断せよ

 少し前に、

「初心者は手取り足取り丁寧に教えてくれる教材・先生を選ぶのが正解、上級者はレベル高いものに囲まれて刺激を受けるのがベスト」

という内容のブログ記事を書きました(詳しくは下記)。

英語初心者と上級者では実践すべき勉強方法が違いますよ!という話

 

これは、オンライン英会話の先生選びの基準にもそのまま当てはまります。

 

先生にも色々なタイプの人がいますが、大きく分けると「初心者に教えるのが上手い人」と「上級者を対象としたレッスンが上手い人」の2種類がいます。

 

前者は、ひとつひとつ丁寧に間違いを指摘し、手取り足取りその解説をしてくれる人です。英語初心者は必ずこのような先生を選ぶようにしましょう。

DMM英会話などの業界大手の英会話サービスは、このような先生が比較的多いですね。

 

これに対し、英語上級者は、丁寧な先生よりは、言葉が適切ではない気がしますが"適当な"先生を選ぶべきです。

上級者にとって大事なのは、細かい文法ミスをなくすというよりは、ミスがあってもとにかく英語をアウトプットする時間を確保することです。

上級者にとってオンライン英会話とは知識を習得するというよりは英語を話す場でしかなく、乱暴な言い方になってしまいますが、先生は

 

「話し相手としてそこにいてくれればいい」

 

のです。

 

また、初心者に関しては先生の英語力を気にする必要はありませんが、上級者は英語力の高い人を選ぶようにしましょう。

人によっては「どっちが先生なのかわからない」ような状況になってしまうかもしれないので。

 

日本語ができない先生を選べ!

先生の中には、「日本語ができる」ということをアピールポイントにしている人もいますが、おすすめしません。

理由は、先生が日本語を話せると、

 

「いざとなったら日本語で話せばいいや」

 

という意識が生まれてしまい、頑張って英語を自分の頭から絞り出そうという努力をしなくなるからです。

 

いざとなっても日本語が使えない状況に対応するために英語を勉強しているわけです。

 

さっき「"初心者は手取り足取り丁寧に"がベスト」と言いましたが、いざとなったら先生と日本語で意思の疎通ができるというのは、あまりにもヌルすぎます。

 

「日本にいながら、日本語が一切通じない環境に身を置くことができる」というのがオンライン英会話の最大のメリットです。

このメリットを活用するという意味でも、先生は日本語ができない人をあえて選ぶようにしましょう。これは初心者でも、です。

 

まとめ:おすすめのオンライン英会話は?

というわけでオンライン英会話における講師の選び方について書いてみました。

ポイントは4つでしたね。

もう1回整理すると、

  1. 予約状況やレビューは当てにしない
  2. やる気のある先生を選ぶ
  3. その先生が初心者向けなのか上級者向けなのか判断する
  4. 日本語ができる先生はNG

です。

 

さいごに、これらの基準を考慮した上で、良質な先生が多いオンライン英会話サービスを紹介しようと思います。

おすすめなのはDMM英会話です。

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ぼく自身数多くのオンライン英会話サービスを使ってきましたが、やる気のある先生が一番多く在籍しているなと感じたのがDMM英会話でした。

 

DMM英会話は大手企業なので安心というのも大きな魅力です。

オンライン英会話は新しいのが日々出てきているんですが、システム面などの安全・安心を考慮すると、このような業界最大手を選ぶのがベストなんです。

変なところを選んで個人情報が流出したり、急に倒産したら面倒ですからね。。

興味のある方はとりあえずタダで体験レッスンを受けてみるのがおすすめです。

無料レッスンを受けたからといって、しつこい勧誘がきたり、自動的に有料会員になったりするようなことは絶対にありえないのでご安心を。

 

それではまた!

 

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海外ドラマで英語を勉強するメリットを3つ紹介!海外ドラマは英語学習に必須のツールです

海外ドラマで英語を勉強するメリットを3つ紹介!海外ドラマは英語学習に必須のツールです。

英語 海外ドラマ勉強法

「英語学習には海外ドラマがおすすめ!」

英語を勉強している人なら、このような宣伝文句を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

実際、海外ドラマを使って英語学習をするのはかなり効果的です。

ぼくの周りでも、海外ドラマをうまく使って英語の実力アップに成功している人が何人もいますし、ぼく自身、独学で英検1級レベルに達するまでのツールとして、海外ドラマは不可欠なものだったなと思っています。

 

ただ、海外ドラマを使った英語学習がもてはやされている一方で、

 

「具体的にどんなメリットがあるの?」

 

と思っている人もいると思います。

 

というわけで今回は、海外ドラマを使って英語を勉強するメリットを3つ紹介していこうと思います。

 

①楽しみながら学習ができる

海外ドラマを使えば、楽しみながら英語学習を進めることができます。

「英語学習において最も大事なのは継続することだ」とよく言われます。では継続するためにはどうすればいいのかというと、いちばん良いのは学習を楽しいものにしてしまうことです。

海外ドラマという、それ自体楽しいものを教材にしてしまうことで、モチベーションがアップし、勉強を続けるのが苦ではなくなります。

 

もちろん、みんながみんな海外ドラマを見るのが好きだというわけではないことはわかっています。

が、少なくとも、TOEIC問題集などの事務的で機械的な内容の教材よりは楽しいのではないでしょうか。

 

楽しいというのに関連して言えば、海外ドラマを使った勉強には、勉強が進むにつれて得られる達成感が大きいという特徴もあります。

 

海外ドラマはわたしたちのような非ネイティブにとっては難易度が高いので、最初のうちは誰でもほとんど内容がわからないような状態だと思います。

 

しかし、勉強が進むにつれ、だんだんと日本語字幕に頼らずにわかる部分が増えてきます。

 

これがめちゃめちゃ嬉しいんですよ。

 

海外ドラマは、英語ネイティブが楽しめるように作ってあるので、英語としては容赦のない内容となっています。

それがわかったということは、本物の英語に一歩近づいたということです。

 

わかる部分がちょっとでも増えると「自分は"本物の英語"にまた一歩近づいたぞ!」という大きな達成感が得られるので、どんどんどんどん勉強が楽しくなっていき、モチベーションも雪だるま式に増えていくのです。

 

 

 

②高地トレーニングができる

海外ドラマは、英語ネイティブが見て楽しむために作られているので、

  1. 英語はナチュラルに近い速いスピード
  2. スラング(俗語)や、難しい語彙を含む

という特徴があります。

 

学習用の教材(市販の問題集など)のみを使って普段英語の勉強をしている人にとっては、これはかなりの負担です。

 

海外ドラマを使った英語の勉強に興味があるのにやってないという人の多くは、

 

「難易度が高すぎて挫折しそうで不安」

 

というのが一歩踏み出せない最大の理由なのではないでしょうか?

 

その気持ちもわかりますが、すごくもったいないことです。

というのも、海外ドラマのような難易度が高い教材をあえて使うことで、大きな実力アップが望めるからです。

 

「英語の教材の難易度は、初心者レベルから始めて、徐々に徐々にレベルアップさせていくのが良い」

 

と考えている人は多いと思います(いや、特に何も考えることなくこれが当たり前だと思っている人がほとんどでしょう)。

 

しかしこれは間違いです。

 

教材を初心者レベルから徐々にレベルアップさせていく方法では、かなり効率が悪く、多くの場合ある地点で実力がピタッと止まって伸びなくなります。

 

では、最も効率良く、そして効果の大きい教材のレベル設定はどのようなものなのでしょうか。

それは、

 

基礎レベルとムリっぽいレベルを行ったり来たりする

 

ことです。

 

英語の学習ではとにかく基礎が大切なので、基礎レベルの学習(単語暗記や文法学習)は絶対に欠かせません。

しかし、それだけでは壁にぶつかってしまうので、自分にとってかなりレベルの高い教材を使った学習も取り入れるべきなんです。

 

ムリっぽい難易度の教材を使って学習をすることで、大量の課題が浮上します。

これは、自分にとってちょうど良いレベルしかやっていない場合は見つけることができない課題です。

そして、課題が見つかったらまた基礎レベルに戻って、そこを重点的にやればいいんです。

感覚的に、こっちの方が3倍くらい効率が良いです。

 

まとめると、

  1. 基礎レベルの学習
  2. 難易度の高い学習(ムリっぽい難易度)
  3. 2の段階で大量の課題が見つかる。それをふまえて再び1へ

というのが最も効果の高い難易度設定です。

 

もうおわかりだとは思いますが、この2の段階の「ムリっぽい難易度の教材」に最適なのが海外ドラマだというわけです。

 

海外ドラマは英語のスピード、語彙のレベルが普通の教材よりも高いので、マラソンで言うところの"高地トレーニング"のような、普段よりも負荷の大きいトレーニングができるんです。

 

 

③集中した状態でリスニングができる

英語のリスニングを鍛える上で重要なのは「できるだけ集中した状態で英語を聞く」ことです。

集中力が高い状態で英語を聞いたほうが学習効果は当然高くなりますよね。

 

実は、この点を考えても海外ドラマを使った英語学習がおすすめです。

海外ドラマを使った英語学習には、集中してリスニングに取り組めるというメリットがあるんです。

 

なぜ海外ドラマでは集中してリスニングができるのかというと、内容がわからないと面白くないからです。

 

もちろん、日本語字幕を見ながらの勉強の時は別ですが、学習が進んでくれば英語字幕や字幕なしの視聴にも挑戦することでしょう。

そういうときに、全く何もわからないと結構苦痛です。

画面の中でなにやら面白いことが起きているのに、何なのかわからない・・・。

これってキツいですよね。

 

で、キツいことはキツいんですが、実はこれはプラスの面にも大きく働きます。

 

つまり、海外ドラマを見ているときは「内容がわかりたい!」という気持ちが自然と働くので、自動的に集中モードに入れるというわけです。

 

市販のリスニング問題集を解いていて、英語が聞き取れなかったときに、そんなに大きくガッカリすることはないと思います。

「あぁ、間違えちゃったな」程度でしょう。

でも、海外ドラマを見ていて、肝心なオチや、ついに明かされた衝撃の事実がわからなかったら、かなり悔しくないですか?

 

これが深い集中モードにしてくれる要因となるのです。

 

実際、ぼくも海外ドラマで勉強しているときはかなり集中モードに入っているなと実感しています。完全に時間を忘れて没頭していて、気づいたら3時間も経っていた・・・というようなこともよくあります。

 

まとめ

というわけで今回は、英語学習に海外ドラマを使うメリットを3つ紹介してみました。

海外ドラマを使って勉強することで、

  1. たのしく
  2. 高いレベルの内容を
  3. 集中して

学習することができます。

おすすめなのでぜひ取り入れてみてくださいね!

 

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初心者向け!海外ドラマを使った英語勉強法を解説してみた!

英語初心者と上級者では実践すべき勉強方法が違いますよ!という話

紀伊国屋新宿本店の語学コーナーが最高過ぎてその魅力を語らずにはいられない

その他

外国語の勉強法や参考書レビューを書いているブロガーとして、その情報収集のために普段かなり頻繁に本屋に行きます。

本屋に行くと、最新の本や、話題の本コーナーに行けばどの本が売れているのかを知ることができ、 かなりインスピレーションを受けられるんですよね。

 

世の中には数多くの本屋がありますが、その中でもぼくがダントツで好きなのが紀伊国屋書店新宿本店の語学参考書コーナーです。

 

新宿紀伊国屋は、新宿駅から徒歩数分のところにドーンとあるデカい本屋です。

「東京で本屋と言ったらここ」と言ってもいいくらい有名ですね。少なくとも本好きならまず間違いなく知っている本屋でしょう。

 

8Fの約半分の面積を占めるのが語学参考書のコーナーなんですが、

 

ここがもう最高の空間なんですよ。

 

一度入ったら最後、しばらく出てこれなくなります。

 

というわけで今回は、新宿紀伊国屋語学コーナーのヘビーユーザーのぼくが、その魅力について書いていこうと思います。

※店内の写真については、すべて許可をいただいています

 

 

品揃えが豊富

新宿紀伊国屋の語学コーナーは、品揃えがめちゃめちゃ良いです。

そこそこ以上売れてる本なら、まず絶対にありますね。

そんなにすごいことだと思わない人もいるかもしれませんが、語学参考書に関しては「そこそこ以上売れている本が揃っている」というだけでもかなりのレベルなんです。

 

どこの本屋も語学参考書なんか特別力入れませんからね。

だいたいの本屋の語学コーナーは、それっぽい本を集めてふわっと作ったものばかりで、よく見てみるとスカスカです。

 

新宿紀伊国屋は英語の参考書が中心ですが、英語以外の外国語についても充実しています。

 

韓国語、中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語・・・などの人気のある第二外国語はもちろん、ウクライナ語やビルマ語(ミャンマーの公用語)など、マイナーな言語まで置いてます。最高ですね。

 

多くの本屋では英語以外の外国語の参考書は"おまけ"程度の扱いですが、紀伊国屋は何種類もの本をしっかりと揃えています。

その充実っぷりたるや、『古典ギリシア語 文典』をポップ付きでフィーチャーするほど。

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英語の参考書が中心なので、

「英語が勉強したい」

と思っている人にはもちろんおすすめですが、それ以外の言語を勉強する人にも超おすすめです。

 

「何か外国語を勉強してみたいな」

と思っている人も、新宿紀伊国屋に行って、色々な言語の参考書をパラパラめくってみるだけで、かなり参考になるはずです。

 

本の並べ方がヤバすぎる

一般に言って、品揃えが豊富な本屋には「本を漁りにくい」というデメリットがあります。

品揃えが豊富だと、その分本の数が多くなるからです。

 

しかし、新宿紀伊国屋に関しては、品揃えが豊富なのにも関わらず、ストレスなく本を見てまわることができます。

それどころか、紀伊国屋よりも品揃えが悪い本屋と比べても、本をパラパラと見ながら本棚を回っていくのが抜群に快適です。

 

品揃えが良い"だけの"本屋の本棚は、多くの場合下の画像のようになりがちです.

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(適当に拾ってきたフリー画像)

 

別に新書だったらこれでもいいんですよ。

新書はレーベルが同じだったらみんな同じ表紙で、本を選ぶ際はタイトルが命ですから。

 

でも、語学参考書を選ぶときにこういう並べ方をされたら、選ぶ気がなくなりませんか?

ずら~と並ぶ背表紙を見て「いったいどこから手をつけたらいいんだ!」となってしまうでしょう。

 

ちなみに東京で、新宿紀伊国屋と並ぶ(それ以上?)本屋であるジュンク堂池袋の語学コーナはこの並べ方ですね。

 

これに対し、新宿紀伊国屋の並べ方はこうです。

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(単語集コーナーの実際の写真)

 

もう一度、先ほどの本棚の画像と見比べてみてください。

 

もし本屋の語学コーナーに行ったとして、本に手を伸ばす気になるのはどちらの本棚でしょうか?

 

これはもう10人いたら9人が下の紀伊国屋の本棚を選ぶでしょう。

 

理由は簡単で、紀伊国屋は本の表紙ができるだけ見えるように並べているからです。

画像の下側を見ていただくとわかると思いますが、平積みも積極的に使うことで、本の表紙の露出を増やしています。

 

これによって語学参考書の"顔"が見え、また、本棚にぎゅうぎゅうに詰めて背表紙しか見えない場合と比べ、圧迫感が少ないので「手に取ってみよう」という気がおきやすくなります。

 

また、本棚をよく見ると、背表紙だけが見える普通の入れ方で並べられた本もあることに気づくと思います。本棚の最上段と最下段という、いちばん見にくい場所です。

そして、これらの本は、表紙が見えるように並べられた本と比べるとそこまで売れてはいない本です。

 

以上ののことから、紀伊国屋は、

  1. 本棚の目の前に行った瞬間に目に入る場所に、本を表紙が見える状態で置くことで、まずはそれを手に取ってもらう
  2. それらの本はよく売れている本。一度手に取ってもらえさえすれば多くの人に買ってもらえる。
  3. それらは買わず、「他のはどうなのかな」と思った人のために、二番目に見やすい場所に同じジャンルの別の本を普通の入れ方で大量に配置する。この時点で、そのお客さんはもう本を選ぼうという姿勢ができているので、背表紙だけ見える状態でも手に取ってもらいやすい。

という戦略のもと本棚を作っていることが予想できます。

 

つまり、紀伊国屋は、「本棚にただ本を詰める」という方法ではなく、平積みなど、表紙が見える状態で本を並べることを多用し、隙間に普通の並べ方をする」という並べ方をすることで、本棚を"立体的"にさせているのです。

 

立体的な本棚は、本屋での体験を立体的なものにします。

 

実際、ぼくは新宿紀伊国屋の語学コーナーを見ているときは、本屋を"探検している"という気分になるんです。

 

図書館のように、整然と並べられた本棚に本がぎゅうぎゅうに詰まっていると、すべての本が"平面化"し、本を見ていくという体験が2次元になります。

それに対し、新宿紀伊国屋は、人気のある本なのかどうかということを踏まえた上で2種類の方法で本を並べることで、本棚に奥行きを持たせ、本屋での体験を3次元にするのです。

 

 

 

本のチョイスがすばらしい

本の並べ方だけではなく、「どの本をどういうくくりで並べるのか」というそのチョイスについても新宿紀伊国屋は抜群に良いです。

 

ぼく自身英語学習ブロガーで、参考書のレビューをずっと書いてきているのでわかるのですが、本の選び方のセンスが良いです(ちょっと上から目線ですね)。

 

中でも「英語学習法」の棚に、『本物の英語力』という本があったときはすごいと思いましたね。

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

 

 

この本は新書なので、普通は新書コーナーだけにあるはずですが、紀伊国屋の英語学習法の本棚に1冊だけありました。

これは、『本物の英語力』が、

  1. 英語学習法を扱った本である
  2. クオリティが高く、おすすめの本である

という2つの情報がわからないとできないことです。

これらは実際に読まないとわからないような情報です。

かなり手間をかけて本棚が作りこまれていることがわかる例ですね。

 

また、臨時的に作られるコーナーも他の書店とは一味違ったものになっています。

 

最近見ていいなと思ったのが『総合英語 Forest』と『総合英語 Evergreen』だけを並べたコーナーです。

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『総合英語 Forest』は、400万部以上売れている大大ベストセラーの英文法テキストです。

総合英語Forest 7th Edition

総合英語Forest 7th Edition

 

 

改訂を重ねて長年にわたり売れ続けてきた本ですが、最近、作者(複数)が別の出版社からForestとまったく同じような文法テキストを出すという事件(?)が起こりました。

『総合英語 Evergreen』というテキストです。

総合英語Evergreen

総合英語Evergreen

 

 

この背景にはごちゃごちゃとした大人の事情があるらしいです。

新宿紀伊国屋は、これら2つのいろいろ事情がある2冊を並べ、

 

「あなたはどっちを選ぶ?」

 

というコーナーを設けているわけですが、

 

普通こんなことに注目してコーナー作ったりしませんよ笑。

 

かなりマニアックだと思いますね。

でも、こういうのを見ると、やはり紀伊国屋の語学コーナーは深いレベルで本屋をデザインしているんだなということがわかります。

 

店員さんがすごい!

ここまでクオリティの高い本の並べ方ができるのは、紀伊国屋が膨大な量のデータ(売上データなど)を持っており、それを元に本社の人間が本の並べ方を理詰めで考えて指示を出しているからだとずっと思っていました。

しかし、聞いてみると実は、本の並べ方を考えているのは店員さんのようなのです。

 

もちろん、入荷についてはちゃんと担当の人がいるらしいんですが、本棚を具体的にどう作っていくのかは、店員さんの間でそれぞれ担当が決まっていて、担当の棚はその店員さんの自由で本を並べることができるらしいんです。

 

これには驚きましたね。

 

ポップの文章を見ても、店員さんの仕事の質はかなり高いなと思っていたんですが、

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まさか並べ方を店員さんですべて決めているとは思っていませんでした。

 

語学参考書をうまく並べ、一言メッセージを添えて、注目を集め、買ってもらう

 

これはぼくが普段ブログでやっていることともかなりかぶるので、その難しさについては本当によくわかります。

ここまでのクオリティの仕事をしている紀伊国屋の店員さんはすごいと思いますね。誰でもできる仕事じゃないですよ。

 

まとめ

というわけで今回は新宿紀伊国屋の語学コーナーのすごさ・魅力について書いてみました。

外国語を勉強しているという人は、一度は行ってみるべきですよ!

 

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英語初心者と上級者では実践すべき勉強方法が違いますよ!という話。

英語学習に役立つコラム

今回は、英語初心者と上級者での、実践すべき勉強方法の違いについて書いていこうと思います。

普段強く意識して勉強している人は多くないかもしれませんが、実は初心者と上級者では、勉強に対してとるべきアプローチが全くと言っていいほど違うんです。

 

この違いがわかっていないために、英語学習に失敗してしまう人が多いなと感じています。

つまり、初心者が上級者向けの勉強方法で学習を始めて、それが原因で挫折してしまったり、反対に上級者が、初心者時代の勉強法から脱出できていないがために伸びずにやめてしまったりするケースがよくあるんです。

 

この記事では「英語学習に対するアプローチ」という大きな視点で初心者と上級者での勉強法の違いを解説していきます。

 

これから説明していく視点を持っているだけで、

 

「どうやって英語を勉強していけばいいんだろう」

 

と悩んだときに、やるべきことが見つけやすくなると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

英語学習が失敗する原因とは?

勉強方法について説明する前に、まずは「どういうときに英語学習は失敗してしまうのか?」ということを考えていきたいと思います。

 

ずばり言いますが、英語学習が失敗してしまうのは、勉強をやめたときです。

 

もちろん、使っている教材や教えてもらっている先生がダメで、英語学習が"失敗した"と思うことはあるでしょう。

しかし、そのような効果的ではない勉強方法をとっていたとしても、勉強を続けている限りは少しずつでも実力は上がっていくでしょうし、勉強を続けていてさえすれば、もっと効果の高い教材や先生に出会うこともあるわけです。

 

このように、たとえ効果が薄かったとしても、勉強を続けていれば、最低限失敗はありませんし、その後うまくいく可能性もあります。

英語学習が失敗してしまう原因は、勉強をやめてしまうことなんです。

これは「勉強をやめてしまうこと」が「英語学習が失敗する」ということの定義になっているとも言えます。

 

では、英語学習をやめてしまう原因は何なのでしょうか?

 

実は、これは初心者と上級者で異なります。

 

まず、初心者が英語の勉強をやめてしまうのは「もう無理だ」と思うからです。

「英語ができるようになりたいなと思って勉強を始めたはいいけど、難しすぎるし、全然実力は伸びないし、もう無理!」

と思ってしまってやめてしまいます。簡単に言うと"挫折する"ということですね。

 

これに対し、上級者が英語の勉強をやめてしまうのは「もう十分だ」と思うからです。

もちろん、「もう無理だ」と思ってやめてしまう上級者もいるかと思いますが、これは初心者の「もう無理だ」とは意味が違います。

初心者は「英語なんて無理!」という全否定のニュアンスですが、上級者は「ここからさらに上を目指すのは無理っぽいけど、もう十分やったよな」という感じです。

 

「え、いきなり何の話!?」

 

と思っている人もいるかと思いますが笑、これを考えることで、初心者と上級者の英語学習へのとるべきアプローチの違いが見えてくるんです。

 

初心者は"手取り足取り"が正解

さて、これをふまえて初心者と上級者がとるべきアプローチの違いを考えていきましょう。

まずは初心者についてですが、英語初心者は、

 

わからないところを優しく汲み取って手取り足取り丁寧に解説しているマテリアルを使う

 

のが正解です。

 

前で説明したとおり、初心者が英語学習に失敗してしまう原因は「もう無理だ」と思って挫折してしまうことです。

これを避けるために、とにかく丁寧に手取り足取り解説してくれる教材を使うのがベストなんです。

 

たとえば、中学レベルの英語を復習したいと思ったら、『中学3年間の英語を10時間で復習する本』などの、これでもかというくらいド丁寧に文法を解説しているテキストを使うべきです。

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

カラー版 CD付 中学3年間の英語を10時間で復習する本

 

 

これを、押入れから引っ張り出してきた中学校の英語の教科書などを使って勉強しようとすると、説明が少ない(教科書は授業を前提としている)ので、わからなくなり、「もう無理」状態になってしまう可能性が高いです。

 

これは学習コミュニティでも言えることです。

FacebookなどのSNSを見れば、英語の情報を交換し合ったり、勉強会などを開いているコミュニティを見つけることができますが、ぼくが観察した範囲では、上級者向けのものが多いなという印象です。

 

これらのコミュニティにうっかり初心者が参加してしまうと、周りと自分を比べてしまい、

 

「自分は英語ダメなんだ」→「もう無理」

 

となってしまいます。

 

とにかく、初心者の段階で大事なのは、丁寧にちょっとずつレベルアップしていくこと、つまり小さな成長を積み重ねていくことです。この方針で勉強をしていけば、挫折を回避し、順調に学習を進めていくことができます。

 

補足しておきますが、これは「低い目標を持て」と言っているわけではありません。

むしろ初心者でも高い目標を持つべきです。

ぼくが言っているのは、「勉強方法としては」ちょっとずつ確実にやっていくべきだということです。 

 

 

上級者は高い意識を持て!

上級者がとるべき戦略は、初心者のそれとは全く反対です。

初心者は「わからないところを優しく汲み取ってくれるド丁寧なマテリアルを使ってちょっとずつ確実に」でしたが、上級者は、

 

とにかくレベルの高いものに囲まれてバチバチ刺激を受ける

 

のが正解です。

 

先ほど書いたように、上級者が英語学習に失敗してしまう(やめてしまう)原因は、「もう十分だ」と、現状に満足してしまうことでした。

なので、現状に満足しないために、とにかく意識の高いマテリアルに囲まれる必要があります。

 

具体的には、

  • 現状ではとうてい無理そうなほど高い目標
  • ニュースや洋書など、負荷の高いマテリアル
  • 高い英語力が求められる環境(学校、仕事場など)
  • 意識の高い人が集まったコミュニティ(Facebook,Twitter)

などに囲まれることが重要です。

 

これらレベルの高いものに囲まれることで、危機感が煽られます。

要するに、「今の実力で満足している場合じゃない。もっと努力しなければ。」という意識が生まれてくるんです。

 

英検1級、TOEIC900点・・・上級者になると、これらの社会的に評価されているステータスを得ることができます。

それ自体はとても素晴らしいことで、全力で喜ぶべきことですが、これらの資格を得る度に、

 

「もう十分なんじゃないか」

 

という悪魔のささやきを振り切る必要があります。

 

繰り返しになりますが、上級者の勉強へのアプローチは、現状に満足しないために、意識の高いものに囲まれ、危機感を煽り、自らを鼓舞していくことなんです。

 

まとめ

というわけで今回は、初心者と上級者での英語学習に対するアプローチの違いについて書いてみました。

さいごに簡単にまとめてみると、

  • 初心者・・・わかりやすく、ド丁寧な教材を使って小さな成長を確実に積んでいく
  • 上級者・・・高い目標、高い意識、レベルの高い教材・環境でどんどん高みを目指していく

という感じです。

 

ちなみにですが、このようなアプローチが有効なのは、予備校業界を見てもわかります。

バッチリ結果を出している予備校を見ると、

  • 生徒のわからないところを優しく汲み取り、それに対する理解を示しながら丁寧に授業を進める先生
  • 意識の高い言葉を連発し、ひたすら生徒を鼓舞するスタイルで授業をする先生

の2種類の先生が在籍しており、それぞれが中堅大学を目指す生徒と難関大学を目指す生徒から人気を得ていることがわかります。

 

たとえば「今でしょ!?」で有名な東進ハイスクールの林先生は後者タイプ。

「お前ら今やらなくていつやるんだ!」と生徒をどんどん鼓舞するスタイルで、難関大学受験性に人気です。

 

やっぱりそういうことなんですね。

最後雑でしたが今日はこの辺で。

 

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