『中国語口語表現―ネイティヴに学ぶ慣用語』は成語・慣用表現が学べておすすめ!難易度や使い方。
中国語検定2級に合格する直前にメインのテキストとしてやり込んでいた本があります。
それがこれ。
『中国語口語表現―ネイティヴに学ぶ慣用語』(以下『中国語口語表現』)というテキストです。
このテキストは、中級者の人、また上級者を目指したい人にうってつけの本で、かなりおすすめです。
実際、ぼくもこれをひたすらやり込むことで大幅な中国語力アップを実現することができました。
というわけで今回はこの『中国語口語表現』について、
- 本の内容
- 難易度・レベル
- おすすめの使い方
を書いていこうと思います。
本の内容
『中国語口語表現』は全20課で構成される教科書的な体裁の本です。
各課について、テキスト、各表現のピックアップ、またそれを使った例文が示されています。
特徴は、なんといっても成語・慣用表現が多数収録されていること。
中国語学習において、中級レベル、具体的には中検2級合格付近くらいから学習者を悩ませるのがこの成語・慣用表現です。
普通の単語と比べると覚えにくいし、会話で使われる頻度もそこまで多くはないので、
「まぁ後回しでいいか」
となってしまいがちなんですが、この成語・慣用表現をマスターしないと、旅行会話は難なくこなせたとしても、中国語を深いレベルで理解することはできません。
『中国語口語表現』では、これら慣用表現が自然な会話テキストの中にちりばめられているので、効率よく・効果的に学習することができるんです。
ぼくはこの本に取り掛かる前は、『キクタン中国語 慣用句編』という本で成語を学習していたのですが、いまいち継続しませんでした。
※『中国語口語表現』の後に補足としてこなすなら全然アリ
挫折した理由は、やはり慣用表現は覚えにくいので、このようなシンプルに表現が羅列した本ではどうしてもやる気が出なかったことです。
しかし、『中国語口語表現』を使ったところ、テキスト(会話の内容がまた面白い)の中で自然に覚えられるので難なく継続できたわけです。
中検準1級合格を目指す人に最適
続いて、この本の難易度・レベルについて書いていこうと思います。
まず、おどかすわけではありませんが、
難易度はかなり高い
ので注意してください。
イメージとしては、
- ビジネスで簡単な中国語ならもう使えるくらいのレベルの人が、慣用表現のストックを増やしてもう一段階上のレベルに行くためのテキスト
- 現地の語学学校だったら一番上のクラスの後期で使うテキスト
くらいだと思ってください。
資格試験で言うならば、
中国語検定準1級合格を目指したい人
になりますね。
記事の最初でぼくは中検2級合格前にやり込んだと書きましたが、中検2級を目指したい人にとってはレベル的にオーバーワークになります。
2級を目指す人は『中国語検定2級 トレーニングブック』など、特化したテキストを使う方が合格は近いでしょう(中検2級の勉強法についてはちらの記事にまとめているのでぜひ)。
ではなぜ2級の試験前にこの本をやり込んでいたのかというと、その前の回であと1問のところで不合格だったからです。
1問というと、もう試験当日の運の範囲です。
不合格だったものの、レベル的には準1級を目指す段階だと判断したので『中国語口語表現』を使ったというわけです。
ちなみに結果としてこの判断は大当たりでした。
このテキストのおかげで中国語力が大幅にアップし、2級の試験では筆記・リスニング共にほぼ8割の得点で合格できたんです。
そういえば、実際の2級の試験で『中国語口語表現』に出ている慣用表現がヒットしました。
鸡蛋里挑骨头
(=人のあら探しをする)
という表現。2級レベルを大きく超えていますが一瞬で正解できました。
CDの音声が速い
難易度について補足ですが、付属しているCDに収録されている音声のスピードはかなり速いです。
いや、正確には生の中国語に慣れていない人にとってはかなり速く感じるでしょう。
このテキストのCDは、できるだけネイティブが実際に話しているスピード、語感に近いように意識されて作られているんです。
この点を考えても難易度はかなり高いといえますね。
ただ、いままで易しいテキストを使っての学習しかしてこなかった人にとっては、速い、"リアルな"中国語のスピードに慣れる特訓をする良い練習材料になるでしょう。
おすすめの使い方
おすすめの使い方は、
- まずはCDを1回聴く
- 1文ずつ頭から意味を確認しながら読んでいく
- 通して2回音読
- 次の課へ
- 数日空けてから復習(音読する)
- 定着しにくい慣用表現については例文の音読
です。
ぼくはこの流れをひたすら繰り返し、2ヵ月弱ほどで一気に1冊やり込みました。
ざっと書いてしまいましたが、3点ほど注意点・コツがあるので紹介していきます。
テキストに書き込みをする
上に書いた流れの中の2の段階(1文ずつ意味を確認しながら読んでいく)では、テキストにどんどん書き込みをしていきましょう。
書く内容は、
- 知らない単語のピンインや声調
- テキストに説明のない表現
が中心です。
その他気付いたこともガシガシ書いていきましょう。
ぼくのテキストです。
細かくて見えにくいですが、赤ペンでなにやらごちゃごちゃ書き込みまくっているのがわかると思います。
これをすることで頭の中で知識が整理されていきますし、復習の時にかなり楽です。
別冊日本語訳を作ろう
このテキストの欠点なんですが、日本語訳がすべて巻末にまとめられています。
見開き1ページにまとめられていないので、そのまま使う場合は日本語訳を見る際にいちいちページを最後の方まで繰って確認する必要があるんです。
これでは効率が悪すぎるので、ちょっと手間にはなりますが、巻末の日本語訳のうち、必要な個所をコピーして"自家製別冊日本語訳"を作ってしまいましょう。
(ぼくはコピーしたのをノートに貼りましたが、これは暇人の為せる所業なのでマネしないように笑。ざっとコピーしたのをそのまま使えば大丈夫です。)
例文の音声CDは別売り!
本文の音声は付属のCDに収録されていますが、
例文についてはCD別売り
なので注意してください。
(CD4枚組。値段は本書と同じくらいするのでセットで買うと少々値が張る。ただ、それを考慮しても良いテキストだといえる。)
別売りCDについては基本的には購入することをおすすめしますが、本文のテキストを学習するだけでもかなり効果があるので、1冊まるまるガッツリやらなくても大丈夫という人は買わなくてもよいでしょう。
まとめ
というわけで、自然な会話の中で中国語の成語・慣用表現が学べる『中国語口語表現―ネイティヴに学ぶ慣用語』についてでした。
中級者以上の方で、語彙を強化することで一段上のレベルに行きたい・・・!という人には本当におすすめなのでぜひ使ってみてください!
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英語の勉強では日本語訳も音読する方が絶対におすすめ!という話。
英語学習において基本中の基本となるトレーニング方法が音読です。
英語を学習している人は、音読を学習方法として実践している人がほとんどでしょう。
おそらく、英語学習者の90%以上が音読を実践しているのではないでしょうか?
しかし、
日本語訳も音読しているのか?
ということになると話は別でしょう。
- 英語しか声に出して読まない。訳は軽く黙読する程度。
- 意味全部わかるから日本語訳なんて黙読すらしないよ!
など、日本語訳になると声に出して読まない人がかなり多いのではないでしょうか?
ところが実は、英語学習では日本語訳を音読した方が効果が高くなります。
今回は、その理由と、おすすめの音読の仕方を書いていこうと思います。
英語がより深く記憶に刻まれる
英語の勉強時に、日本語訳も音読すると、勉強している内容がより深いレベルで頭に定着します。これが日本語訳を音読することの最大のメリットです。
「いやいや、勉強しようとしているのはあくまで英語なわけで。日本語なんて読んでたらむしろ効率が悪くなるんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
日本語は母語なので、外国語である英語を音読する場合と比べると、読んだ時に記憶によりしっかりと残ります。
これがいわば船で言う「いかり」のような役割を果たし、対応する英語表現をしっかりと頭に定着させてくれるんです。
英語だけを音読するのでは、頭に定着させるための「いかり」的要素が不足するので、忘れやすくなってしまうわけです。
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黙読ではダメ!
「でも、いちいち声に出して読むのって面倒・・・。目で読むだけじゃだめなの?」
そういう方もいるかもしれませんが、ダメです笑。
コーチングの世界では、コーチはクライアントに目標(ゴール)を毎日声に出して復唱させます。
これは、目標を声に出すことで無意識のレベルまでその言葉が届くからです。
また、そのほかの自己啓発テクニックでも、ポジティブな言葉を"声に出して"発することで無意識レベルまで浸透させる・・・というのはよくある話です。
「いやなんの話?宗教?」という感じかもしれませんが笑、要するに何が言いたいのかというと、
同じ読むのでも、黙読するのと声に出すのでは定着度が全く違う!
ということです。
声に出すと、記憶の深いところまでどんどん言葉が入っていくんです。
日本語力の向上
日本語訳の音読をおすすめする2つ目の理由について。
日本語訳を音読するようになると、当然日本語自体の能力が向上していきます。
これが、英語学習にも確実に良い影響を与えるんです。
「母語の能力と外国語学習の能力には相関があるのか?」
という議論には結論が出ていませんが、そういう難しいことはとりあえず置いておくことにして笑、少なくともぼくの経験上は、
日本語がしっかりしている人は英語学習の伸びも早い
というのは確実に言えることですね。
いま言ったことは学習全般的に当てはまると思うんですが、特に英語でニュースの視聴や新聞を読みたい人にとっては日本語力がかなり重要になってきます。
ニュースといったら政治や経済、科学に至るまで難しい専門用語のオンパレードです。
これらを日本語ですらすらと理解できなかったら、英語で理解できるわけがないですよね?
このように、難しい題材に挑みたい人にとっては日本語訳の音読は本当に大事です。
ちなみに、『CNN English Express』という月刊誌を使えば、ニュース英語の勉強が効率的にできます。
CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2018年 11月号【インタビュー】ケイト・ウィンスレット【特集】副詞で覚える「句動詞」
- 作者: CNN English Express編
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2018/10/06
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログを見る
かなりおすすめです。
おすすめの音読法
最後に日本語訳を音読する際のコツ、また具体的な方法について書いていこうと思います。
全部は音読しない
日本語訳を音読する際は、
部分的に必要だと思った個所だけを繰り返し繰り返し読む
ようにしてください。
日本語訳の音読が重要だとさんざん言ってきましたが、全部まるごと音読するのはさすがに効率が悪くなります。あくまでメインは英語の音読です。
まずは英語の音読をしてから、
- ここが難しいな
- ここの意味がわからない!
と思った部分の日本語訳だけを声に出して読んでいきます。
文単位が基本ですが、単語・熟語単位でもイマイチ頭に定着しない表現があったら
英語→日本語→英語→日本語→英語・・・
とその部分だけ繰り返し音読してみましょう。
ちなみに、単語・熟語単位でイマイチ定着しない表現があった場合、次に見た時にまたすぐにわかるようにペンでアンダーラインを引いておくのを忘れないでください。
(難しい日本語に線を引く)
(対応する英語にも線を引いておく。にしても形状記憶合金って覚えてなんか得するの?)
訳が見やすい位置にあるテキストを選ぼう
日本語訳が英語とは別のページにあるテキストは音読用としては不向きです。
いちいちページをめくっているヒマがもったいないからです。
おすすめなのがNHKの英語テキストで、これらは基本的にすべて見開き1ページに英語と日本語訳が載っているので学習が非常にしやすいです。
(基礎英語3は中学レベルの総仕上げ。かなりおすすめのテキストである。)
英語を聞きつつ日本語音読
これ、かなりおすすめのトレーニング方法なんですが、
英語の音声を流しつつ、日本語訳を同時に読む
というのはぜひ試してみてください。
英語の音声を流しながら、流れている英語の部分に該当する日本語訳を同時に読んでいきます。もちろん日本語訳はテキストで見ながらでOKです。
想像するだけで頭が爆発しそうな予感がするかと思いますが笑、かなり効果のあるトレーニングです。
慣れない訓練に最初は戸惑うかもしれませんが、2~3回やればすぐに慣れていくでしょう。
まとめ
というわけで英語の勉強時には日本語訳も音読した方が絶対にいいですよ!という話でした。
意外と盲点になちがちな部分ですので、日本語訳をおろそかにしてきた・・・という人はぜひこの記事で書いた方法を実践してみてください!
それでは!
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合格者が語る!中検2級の勉強法とおすすめ参考書まとめ!
今回は、中検2級(中国語検定試験2級)の勉強方法とおすすめの参考書・テキストについて詳しく書いていこうと思います。
これから紹介していく対策は、約1年の試行錯誤の末にやっと中検2級に合格したぼくが、合格後のいま、
「ここはこうした方がよかったのでは?」
などと更なる考察を経て完成したノウハウです。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
ちなみに、「中検2級ってどのくらいの難易度なの?」という疑問をお持ちの方は、こちらの記事に中検2級のレベルについてはかなり詳しく書いたので、ぜひ合わせてお読みください。
3級程度の実力があるか?
まず、中検2級の対策を始める前に、前提として
中検3級の実力があるのか
を確認してください。
3級に合格した上で「よし、次は2級だ!」という人はもちろん全く問題ありません。
しかし、3級を飛ばしていきなり2級の対策を始める人は、3級の過去問を確認した上で、7割程度の得点が可能かどうかを試してみてください。
3級の過去問については市販されていますし、
解説がなくてもいいという人なら中国語検定の公式HPにも掲載されているのでチェックしてみてください。サッと見て確認できる人は書店で立ち読みでもOKです。
3級レベルまでの基礎がない状態で2級の対策を始めてしまうと、基礎がないまま応用的な問題を解くことになり、勉強の効果はかなり低くなってしまうので注意しましょう。
もしも「3級の過去問見たけどキツイわ・・・」という人がいたら半年~1年程度かけて基礎レベルを埋める必要があります。
基礎レベルの勉強法については『本気で学ぶ中国語』などがおすすめですが
詳しくは下記の記事で別でまとめてありますのでぜひ参考にしてみてください。
⇒中国語をゼロからはじめる初心者におすすめの参考書と勉強法をまとめてみた
メインのテキストはこの2冊で決まり!
さて、前提を確認したところで専用の対策に進みます。
まず、2級の対策をしていく上でぜひ持っておきたい2冊のテキストがあります。
アスク出版から出ている『中国語検定2級 トレーニングブック』という本です。
CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編
- 作者: 戴暁旬
- 出版社/メーカー: アスク出版
- 発売日: 2008/08/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
『筆記問題編』と『リスニング問題編』の2冊が出ていますが、必ず2冊用意し、これらを2級対策のメインテキストとして試験日までやり込みましょう。
マンモス資格である英検などと違い、中検はマイナーな資格。
参考書も種類が乏しく、クオリティーが低いものも多いんです。
しかし、この『トレーニングブック』だけはクオリティがずば抜けて高く、
「2級の専門対策ができる質の良いテキストはこれしかない」
と言ってもいいくらいです。
実際、2級の試験会場では、試験開始前にこのテキストをパラパラめくっている人が何人もいたのを覚えています。
問題を解いて復習
『トレーニングブック』の使い方ですが、
問題を解く
↓
答え合わせをする
↓
復習する
というオーソドックスなやり方で最初からやっていけば基本的に大丈夫です。
注意点としては、解説を見て重要だと思った点については、ボールペンを使って線を引いておいてください。何もマークしないと復習の際に効率が悪くなります。
ちなみに、マークする際は青色のボールペンを使うのがおすすめです。
(こんな感じで)
理由は、このテキストは黒と赤の2色刷りで、赤ペンでマークしてしまうとめちゃくちゃ見にくくなってしまうからです。
CD付きの長文テキストを1冊やろう
『トレーニングブック』は問題集なので、これだけだとどうしても文章をドンドン読んでいく・ガンガン聞いていくという練習が不足してしまいます。
そこで、ある程度の量の文章が詰まった中級レベルのテキストを1冊同時進行で消化することにより、中国語レベル自体の底上げを図っていきましょう。
大事なことなのでもう一度言いますが、問題集だけだと準備不足になります。
中検2級を突破するためには問題を解く以外にもより多く読み、より多く聞くいわゆる「多読多聴」の特訓が必要だと覚悟してください。
長文テキストのおすすめは2冊あります。
『聴読中国語』と『HSK公認 長文テキスト5級』です。
中国語検定 HSK 公認 長文テキスト 5級(データCD付き)
- 作者: 株式会社スプリックス中国語教育事業部
- 出版社/メーカー: 株式会社スプリックス
- 発売日: 2015/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
どちらも100個程度の中国語の文章が載っています。CD付きなので、リスニングのトレーニングも可能です。
この2冊のうちから1冊を選び、長文用テキストとして読みまくり・聞きまくりの特訓をしてください。
個人的には『聴読中国語』の方がおすすめですが、この本にはピンインが単語の上に付いていないので、どうしてもピンインが必要だと言う人は『HSK公認 長文テキスト5級』を使いましょう。
こちらも良いテキストです。本のタイトルに"HSK"と入っていますが、レベル的には2級ドンピシャなので安心してください。
ちなみに、できるだけ音読し、できるだけ聴くのが基本的な使い方ですが、もっと詳しい使い方については下記の記事も参考にしてみてください。
単語は文章から覚えていく!
中検2級に合格するには、目安として2500~4000個程度の単語を習得している必要があります。
単語帳としてはアルクから出ている『キクタン』の"中検2級レベル"というのが一応おすすめではありますが、
必ずしも単語帳を用意して単語暗記を進める必要はありません。
3級レベルまでの基本単語が習得できているのであれば、あとは問題集や長文テキストを通してわからない単語に遭遇したらその都度覚えていく方が、
- 文脈の中で覚えられるので記憶に残りやすい
- 長文対策と単語暗記を同時に進められるので効率が良い
という理由で効果的だからです。
先ほど紹介した『聴読中国語』と『HSK公認 長文テキスト』は、どちらも文章中の基礎レベルを超えた単語が色分けされ、リストも載っているので、これらを使えば単語帳を使わなくとも単語学習をカバーできます。
また、『トレーニングブック』や過去問で演習をしているときに知らない単語に遭遇したら、専用のノートを作りそれにまとめてもいいでしょう。
(ぼくの単語ノート。雑にまとめるのがコツだ。)
過去問をやろう
ここまでをいったんまとめます。
- 3級レベルに到達しているのが前提
- 『トレーニングブック』2冊をメインテキストにする
- 『聴読中国語』か『HSK公認 長文テキスト』のうち1冊を長文テキストとして多読多聴
- 単語は『キクタン』のような専門のものを使うか、長文テキストでカバーしてもよい
この4点がポイントでした。
この方法で対策を続け、いよいよ試験まであと1週間・・・となったら、過去問を3回分ほど消化しましょう。
おすすめは、白帝社から出ているものです。解説が良く、レイアウトもシンプルで見やすいんです。
中国語検定は、年に3回しかありません。
問題形式の勘違いや、時間配分のミスなど、つまらないことで試験を棒に振ってしまったら悲劇でしかないので、必ず過去問を使って本番を想定したトレーニングを行っておいてください。
その他合格に近づく2つのコツ
①受け続けよう
ぼくは3回連続で2級を受け続けてやっと合格しました。
1回目は全く力及ばず、こてんぱんにされましたが、
実力的に全く話にならないレベルから受験を続けて本当によかったと感じています。
というのも、結果がさんざんでも、本番から得られる反省点は普段の勉強からは絶対に得ることができないものだからです。
「いつか2級に合格できる実力に達したら受けよう」
そう思って勉強している人も、もしかしたらいるかもしれませんが、
そういう日はまず来ないと思って間違いありません笑。
とにかく受けてみる、で、それを元に反省、また挑戦・・・このループが最も効率が良いのです。
それに、中検は回によって難易度に結構差があります。毎回受けていれば、いずれは簡単な回に当たるので、究極そこで合格すればいいわけです。
②書けない漢字をなくそう
筆記試験の最後には中国語作文が出題されます。配点は20点。
100点満点中70点を取れば合格のテストで20点の配点はめちゃくちゃ大きいですよね?
ここでしっかり点が取れるのかがキーになってくるわけですが、
漢字が書けないと減点されてしまう
ので注意してください。
「答えはわかるのに漢字が書けない・・・」
ぼくも実際に試験場でこの状態に陥ったことがあるので痛いほどわかるのですが、これかなりキツいです。悲しくなります。
なので、普段の勉強の中で、"書けそうにない漢字"に遭遇したら、3回紙に書いてみる癖をつけましょう。それだけでもかなり書けるようになりますよ。
まとめ
というわけで中検2級の勉強法でした。
1年の試行錯誤の結果得られたものを全て書いたつもりです。
特に、テキストの選定については厳選に厳選を重ねた最高クオリティなので、ぜひ使ってみてください。
受験される方の合格を祈っています。合格したら教えてくださいね。
それでは!
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糖質制限を試したら健康を害して大失敗した体験談。糖質制限は危険!?
"糖質制限"という言葉を耳にする機会がかなり増えたと感じます。
実際、具体的にそれが何なのか知らなくても、ほとんどの人は名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
糖質制限食とは、炭水化物とその他糖分を取らない食事法、まぁ簡単に言うと
ごはん・パン・麺類などの主食と砂糖の入った食べ物を制限する食事
のことです。
最近は、これがダイエット法として優秀だと注目を集めています。
で、ダイエット目的ではないのですが、色々あってぼくも試してみた結果、結論から言うと
健康を害してやめました。
はい。
というわけで今回は糖質制限を試してみてひどい目にあってしまったぼくの体験談を書いていこうと思います。
きっかけは本
最初に糖質制限に興味を持ったきっかけは、本屋の棚でたまたま見つけて気になって読んだ『炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学』という本でした。
炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 (光文社新書)
- 作者: 夏井睦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2013/10/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (28件) を見る
この本は昨今の糖質制限ブームの火付け役として大きな役割を果たした1冊で、簡単に言うと
糖質制限がいかにすばらしいか
を書いた本です。
特に、ダイエット効果については絶対の自信を持って書いており、
この方法なら、誰でも簡単に、短期間で努力なしに、ほぼ確実に痩せられるからだ。痩せないわけがない、という究極のダイエット法だからだ。
(3ページより一部引用)
とまで言っているんです。
ぼくはこの本を読んでいるうちに、内容にすごく引き込まれていきました。
正直ダイエット効果についてはどうでもよかったんですが、糖質が身体に悪く、糖質制限をすることで生活習慣病の予防になり、その他の体の不調も改善するという部分に魅かれ、これをきっかけに糖質制限についての本を他にも何冊も読みました。
糖質制限を自分もやってみようと思い立ったのは『糖質制限で頭がいい子になる 三島塾のすごい子育て』という本を読んだ後です。
この本は、子どもに糖質制限食を実践させて高い実績を出している学習塾の塾長が書いた本で、糖質制限によって学習の集中力がアップし、勉強の効率がアップすることが主に紹介されています。
語学の勉強が好きなぼくはこの本を読んで
「勉強の効率が上がるならやってみよう」
と思ったわけです。
学習効果を実感!
先ほど紹介した『炭水化物が人類を滅ぼす』によると、糖質制限にも程度によっていくつか種類があります。
糖尿病の糖質制限治療の提唱者、高雄病院の江部康二先生は、糖質制限を次の3パターンに分けている。
・プチ糖質制限・・・夕食のみ主食抜き
・スタンダード糖質制限・・・朝食と夕食のみ主食抜き
・スーパー糖質制限・・・三食ともに主食抜き
(41ページより一部引用)
ぼくが実践したのは、三食主食を抜くのでその意味ではスーパー糖質制限だが、ソースや唐揚げの衣など主食以外で糖質が含まれるもの、また糖質が少ない果物は食べてもOK、という「ほぼスーパー」くらいの糖質制限でした。
いま考えるとここで一番軽いタイプを選んでいれば健康を害することはなかったのかなと思います(遠い目)。
で、ぼくが期待していた学習面での効果ですが、始めて3日程度ですぐに実感できました。
糖質制限をすると、日中眠くならなくなり、仕事や勉強にすごく集中できるようになります。これはぼくが実際に体験したことです。
「あれ、失敗談じゃなかったの?」
と思ったかもしれませんが、糖質制限をやってみて大きなメリットとして自分が感じたのはこの1点だけです。。。
体重が病的に減っていく
糖質制限はダイエット法として今注目を集めています。
これには懐疑的な人も多いですが、 実際にやってみた結果、
体重はみるみる落ちていきました。
1週間で1.5キロペース、2週間で3キロ減、そのごも3.1キロ、3.2キロと減っていったんです。
「じゃあよかったじゃん」
と思うかもしれませんが、ぼくは身長164cm、体重は元々59kgと、BMI的に言えば普通体重で、むしろちょっとやせているくらいだったので、体重が落ちていくにつれ、周りからは「病気なのでは?」と心配されるほど病的な見た目に変わっていったんです。
そして実際、3.2キロ減った時点で、
いつものように元気が出ない
と感じるようになりたまに立ちくらみ・軽いめまいを覚えるようにまでなってしまったんです。
疾患を発症
糖質制限を1ヵ月弱くらい続けた時でしょうか、風呂に入っている時、
胸と背中にニキビのような湿疹ができている
のを発見しました。
最初はただのニキビだと思ったのですが、数日後にかゆみが発生したので、おかしいと思い、皮膚科を受診しました。
で、湿疹を見て皮膚科医が最初に言った一言が、
「最近、急なダイエットとかしましたか?」
でした。
その瞬間すべてを悟りました。
つまり、糖質制限食が原因で皮膚の疾患にかかってしまったんです。
実際、その皮膚科医によると、湿疹は色素性痒疹という疾患で、急なダイエットなどが原因で起こりやすい症状とのことでした。
この疾患、詳しいメカニズムはわかっていないそうです。
これが恐怖感を煽りました。だって、よくわかっていない皮膚の疾患ですよ?めちゃくちゃこわくないですか?
糖質制限はやめた!
そんなわけで糖質制限が原因でよくわからない皮膚の疾患にかかってしまったぼくですが、これをきっかけに糖質制限はやめました。
健康を害してまで続ける健康法・・・もう意味不明ですからね。
徐々に回復
その後は徐々にご飯やパンなど、糖質の量を増やしていきながら、医師から処方されたミノサイクリン塩酸塩という錠剤を飲み、リンデロンDPという軟膏を塗って様子を見ていました。
(実際に処方された錠剤)
幸い、湿疹は徐々に引いていき、2週間後には全く跡が残らないくらいにきれいになりました。
治ってよかった・・・。
ちなみに、元々59kgで、55.7kgまで減った体重も、58kgまで戻りました。
病的な様子やめまい、立ちくらみも消え、見た目も元通りです。
糖質制限は難しい
以上がぼくが体験した糖質制限失敗談です。
ここからは、これを通して思ったことをちょっと書いておこうと思います。
糖質制限は、ご飯やパンなどの主食を制限し、その代わりに肉や魚、野菜、卵、乳製品を十分摂取する食事法ですが、この"十分摂取する"という部分が非常に難しいところだと思いました。
糖質制限実践中は、家で肉を焼いたり、ファミレスで肉料理を食べることが多かったです。
(よく食べていたガストの『若鶏のグリル』。うまいぞ。)
他には、コンビニで買ったゆで卵も毎日のように食べていました。
(塩加減が絶妙)
ただ、毎日肉と卵ばかりだと結構すぐに飽きます。
それに、肉と卵で十分な量を摂取しようとすると、食費がめちゃくちゃ高くなるんです。
この2つが原因で、糖質を摂取しない分を補えるだけの十分な食事量を確保できなかったというのが、ぼくの体重が病的に減っていった理由だったのでしょう。
糖質制限を急に厳格にやるのはよくない
もうひとつ、糖質制限にぼくが失敗した原因として、厳格な糖質制限を急に課してしまったことがあります。
今まで26年間、ずっとご飯を食べてきたのに、急に1ヵ月もの間ぱったり食べるのをやめたら、当然身体はびっくりしますよね。
まとめ:専門家の判断の元でやるべき
最後に言っておきたいのですが、ぼくは、この記事を通して「糖質制限は健康を害してしまうからやめた方がいい!」と主張したいわけではありません。
糖質制限食が、多くの人の健康に貢献してきたのはれっきとした事実です。
糖尿病患者の食事法として高い成果を挙げてきていますし、肥満で健康を害している人を救ってきた歴史はあるんです。
ただ、糖質制限を実践する場合は、
- できれば医師などの専門家の判断・指示の元で行う
- 自分で行う場合は、急に厳格な糖質制限を始めてはいけない
という2点を心に留めた上でやるべきです。
もう一度言いますが、糖質制限自体を真っ向から否定する気はぼくにはありません。
確かに、現代人の食生活は糖質過剰になっていると思います。
朝食はトースト、昼は会社の近くの定食屋でご飯大盛り、甘いお菓子を食べながら午後の業務を乗り切り、夜はカレーライス、夜食にカップラーメンを食べて寝る・・・。
ここまでいかないにしても、糖質多寡な生活を送っている人は多いでしょう。
そういう人は、生活習慣病にならないために糖質を制限した食事法を実践した方が健康のためになると思います。
ただ、今回のぼくのように、激しい糖質制限を急に課してしまうのは危険なので、十分注意した方がいいです。
糖質制限をこれから実践してみようかなという人は、他にもネットで失敗談を読んでからやるかやらないかを判断した方がいいと思います。
ちなみにぼくは、もうこりごりです笑。
糖質制限関係の本は数冊読みましたが、今から全て売ってこようと思います。
(安定のBOOK・OFFで売るのだ)
というわけで糖質制限失敗談でした。
それでは!
(※この記事の内容は、専門家ではないただの素人が、自分の判断で糖質制限を始め、挫折した体験談です。記事の内容には専門家的見地からは不適切だと思われる内容が含まれているかもしれませんが、あくまで一個人が体験した記録程度だと受け取ってください。
繰り返しますが、この記事では糖質制限を批判しているわけではありません。
今回失敗したのは、正しい知識なしに急に始めたぼくの責任、それが全てであります。)
中検2級の難易度・レベルはどのくらい?必要な勉強期間は?【中国語検定2級】
中~上級レベルの多くの中国語学習者の目標となる試験が中検2級(中国語検定試験2級)です。
中検2級は
- 2年(3年)留学した人が受ける試験
- 大学で中国語を専攻している人が在学中に取りたい資格
- ビジネスで中国語が使えることの証明
などなど、レベルについては色々言われています。
また、公式HPの"出題内容"によると、中検2級のレベルは、
実務能力の基礎づくり完成の保証
複文を含むやや高度な中国語の文章を読み,3級程度の文章を書くことができること。
日常的な話題での会話が行えること。
熟語・慣用句の意味,語句の解釈,500字程度の中国語の文章の部分訳,30字程度の単文の中国語訳。(公式HPより一部引用)
だそうですが、正直言って
これを見てもピンと来なくないですか?
というわけで今回は、全く歯が立たない実力の時から2回連続で受験して不合格、猛勉強の末に3回目でやっと合格したぼくが、その勉強を通じての実感を含めて、中検2級のレベルについて詳しく書いていこうと思います。
必要な単語数は?
最も難易度の低い準4級、その上の4級、3級では
「だいたい~個くらい単語がわかればクリアできますよ」
という単語数の基準がHPに載っているんですが、2級については単語数が具体的に示されていません。
これは、「2級になったら単語数の制限はナシ!」ということですが、ぼくの体感としては、
アルクから出ている単語集『キクタン中国語』の『中級編』までを8割程度覚えていれば、試験に出てくるほとんどの単語はわかる
と言って大丈夫くらいです。
これは、具体的には2500~3000語です。
ただ、これに加え、2級では中級レベルを大きく超えた熟語表現・慣用句が出題されることがあるので、そこまでカバーしようと思ったら
4000単語覚えて高得点合格
がひとつの目安になると思います。
これはかなりの数ですよ。
単純に考えて、1日8個単語覚えたとして1年半弱もかかります。
(もちろん、これは本当に単純に考えて適当に計算しただけですが)
ちなみに、2級では教科書に出てくるような単語の他にも、日常でしか使われないような単語も出題されます。
ぼくが合格した時の第93回のテストでは、
麦当劳
という単語がリスニングの長文で出題されました。
これは「マクドナルド」の意味です。わかりましたか?
実際に現地に行ったことのある人なら100%知っていますが、教科書だけで勉強している人はわからない人がかなり多いでしょう。
とまあこのように、2級で出題される単語数レベルは一応2500~4000が目安ですが、語彙のレベルも幅広いので「色々な分野にアンテナを張って単語暗記を進めているのか」も合否に関わってくるでしょう。
ミスができない!
ひとつ前で幅広い語彙が要求されると書きましたが、よく使われる語彙数千語をしっかりと押さえていれば、ほとんどの問題には対処できます。
ただ、ここでひとつの難関が立ちふさがります。
それは、
合格ラインの高さ
です。
中検2級は、リスニング・筆記の2部に分かれていますが、どちらも7割以上得点しないと合格できません。
7割ですよ7割。めちゃめちゃ高くないですか?
特にリスニングは1問5点で計20問の構成なので、20問中7問落としたらもう終わりです。
これはもはや、点を取るというよりは「いかにミスをしないか」という感覚です。
平均点は高いけど・・・
中検2級の平均点は、リスニング(100点満点)、筆記(100点満点)それぞれどちらも毎回55点~65点くらいに収まります。
合格ラインが70点だと考えると、これはかなり高いと言えますよね?
しかし!
2級の合格率は毎回20~30%くらいと低く、特に厳しい時は合格率10%台なんて時もあります。
これには色々な見方があると思いますが、少なくともひとつ言えるのが、
ギリギリで落ちている人がすごく多い!
ということです。
これは、合格ラインが高いのがひとつの大きな原因でしょう。
7割という高い合格基準のために、あと1歩届かず。。。そういう人が多いんです。
実際、ぼくも1回目はリスニングあと6問、2回目受けたときはあとリスニングあと1問のところで不合格でした。
(詳しくはこちらの不合格体験記をぜひ)
このように、中検2級は高い合格ラインを考えると非常に難しいテストだと言えますね。
リスニングは簡単!?
ここからは、リスニング、筆記と順番にみていきます。
まず、リスニングですが、問題自体はそこまで難しくはありません。
ちょっと実際に出題されたリスニングの原稿を紹介してみます。
A:都是多年老朋友了,你看你说这样的话真不应该!B:说话人是什么意思?(第93回2級一番最初の問題。公式HPより一部引用)
出題されるのはこのような比較的単純な文です。
後半では長文のリスニングが出題されますが、長文の内容を見てみると、複雑でわかりにくい文はなく、単純な文で構成されているのがわかります。
しかも、スピードもかなりゆっくりです。
留学経験者にとっては遅すぎて逆に聞き取りにくいと感じるかもしれないレベルです。
なので、有名どころで言えば『聴読中国語』や『本気で学ぶ中国語』など、中級程度のリスニング教材を使って勉強を継続している人なら解答に困ることはほとんどないでしょう。
ただ、ひとつ前でも書いた通り、合格ラインが高く、7問落としたら終了なので、気を付けてください。集中を欠いてうっかりミスをするとあっという間に7問くらいぶっ飛んでいくので笑。
筆記の難易度は?
続いて筆記です。
筆記では
- 長文問題
- 正しい文を選ぶ問題
- 語彙・文法問題
- 和訳・中訳
- 中国語作文
など、幅広く出題されます。
語彙を3000~4000語習得している人や、2年以上の留学経験がある人など、中級レベルを超えている人なら、長文や語彙問題の問題文は難なく意味が取れるでしょう。
しかし、問題の選択肢が結構ややこしく、
ひっかけ問題
も多く出題されるので、中級者以上でも
「あれ、問題文が読めるけど正解がわからない!」
という事態に陥りがちなので注意です。
参考までに第93回の問題から1問だけ紹介してみます。
(8) 我从来没想到要做这种生意。
①买卖 ②游戏 ③工作 ④生活
下線の単語に最も近い単語を選択する問題。正解は①です。
繰り返しますが、中級者以上でも普通に間違えるので注意です。
もし自信がなければ、これを良い機会だと思ってみっちり対策してから受験するのが良いでしょう。
『中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編』などの、中検2級の筆記に特化した問題集をやり込むのがおすすめです。
時間は余裕アリ
なかなか骨のある問題が揃っている筆記試験ですが、試験時間に関してはかなり余裕があるので、時間的には難易度は低いと考えてOKでしょう。
他の試験、たとえば英語の資格試験であるTOEICなどは、とにかく時間がなく、全部解き切るためにはかなりのスピードでガシガシ読み進めていく必要があるんですが、中検2級に関しては、ゆっくりめに読んだとしても見直しができるくらいの余裕があります。
漢字が書けるのかがカギ
筆記の最後の大問では日本語の文を中国語に訳す問題が出題されます。
問題の難易度自体は難しくありませんが、自分の手で中国語(つまり漢字)が書けないと減点もしくは点がもらえなかったりします。
漢字、書けますか??
普段から漢字を書いていない人にとっては難易度が高い試験になります。2級を受ける人は書けない漢字をなるべくなくす努力を普段からしておきましょう。
勉強期間はどのくらいかかる?
さて、勉強期間ですが、まず、ぼく自身は、合格するまでに
約2年半
かかりました。
これは、全く中国語を知らない状態から考えての期間です。
ちなみに、1日の勉強時間は1~2時間程度です。
ただ、ぼくの場合は毎日勉強したので、もっと学習頻度が少ない人、
たとえば大学で週2回の授業を受けている人なら3年生のうちに合格したらすごい、4年生が終わるまでにはぜひ取りたい・・・くらいですね。
全く中国語がわからない状態から独学でやる場合は、
3年以内
がひとつの目安になるでしょう。
ぼくは2年半で結構早かったと思いますが、もっと学習時間を割ける人であれば2年以内、1年半くらいでの合格も十分可能だと思います。
まとめ:過去問をチェックしてみよう
というわけで今回は中検2級の難易度について、色々な角度から考えてみました。
ごちゃごちゃ書きましたが、ざっくり言うと中級段階が終わり、上級者への入り口に立つ・・・くらいのレベルですね。
あと、中検2級を受験してみよう!と思った人は、その段階でまず過去問を解いてみて難易度を体感してみるのもいいでしょう。
公式HPからも過去問を閲覧できますが、その場合は解答解説がないので、本屋で売っているものを買うのがベストでしょう。
過去問は何種類か出ていますが、レイアウト・解説の質を考えると個人的に最もおすすめなのは白帝社から出ているものです。
また、過去問を解く以外にも、
とりあえず対策なしで実際に受験してみる
のも難易度を知るためにはおすすめです。
ぶちのめされる可能性は高いと思いますが笑、とりあえず受けてみて対策、受けてみて対策、受けてみて・・・のループが最も効率の良い勉強法だと思います。
合格を祈っています。
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洋書は紙と電子書籍(Kindle)、どっちで読むのがおすすめ?メリットとデメリットを考えてみた。
洋書を読むとなると、
- 紙の本で読むのか
- Kindleなどの電子書籍で読むのか
の2つの選択肢がありますよね。
最近は電子書籍が爆発的に普及していることもあり、実際ぼくの周りでもiPhoneや、電子書籍の読書に特化したデバイス『Kindle Paperwhite』などを使って洋書読書を楽しんでいる人が増えたなという印象があります。
こういう状況もありますし、何より電子書籍はとにかく便利なので、
「いやいや、もはや紙で読書するとかありえないでしょ?」
という人も多いと思います。
しかし!どちらかというと紙で洋書を読みたいぼくとしては、
「紙で読むのも悪くないよ!」
と声を高々に主張したい部分もあるんです笑。
そんなわけで今回は洋書読書について、紙VS電子書籍という切り口からいろいろ考えていこうと思います。
※電子書籍には色々ありますが、もっとも普及しているのはKindleなので、以下電子書籍という言葉はなるべく使わず、"Kindle"と書いていきます。以下Kindle=電子書籍という前提でお願いします。
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電子書籍の方が圧倒的に便利!
さて、紙で読む良さを伝えたい!と大見得を切って発進したは良いのですが、実際問題、紙とKindleを比べると、Kindleの方が圧倒的に便利でおすすめである、という結論に達してしまいます。
手軽!
Kindleの場合、リアル書店に行く必要はなく、家でダウンロードすればOKなので、めちゃくちゃ手軽なんです。
しかも、洋書の場合、
本屋に行っても種類が少なかったり、そもそも洋書自体が置いてなかったりする
といった事が往々にしてあるので、本のバリエーションの面を考慮しても、Kindleの方が優れていると言えますね。
安い!
本にもよりますが、たいていの場合、洋書の値段は、
リアル書店 > ネット通販 > Kindle
の順番に高いです。
ぼくの経験上、どの本も、リアル書店で買うより少なくとも数百円程度Kindleの方が安く買えますね。
場所を取らない
紙の本って意外とかさばりますよね。
その点、Kindleだと場所を取らないので便利です。
スマホで読む場合は、洋書が占めるスペースゼロですし、さきほど冒頭で紹介した『Kindle paperwhite』にしても、洋書1冊と比べても圧倒的に薄く、カバンに入れてもほとんどスペースを取りません。
さまざまな設定ができる
Kindleだと、好きなように画面をカスタマイズできます。
文字の色や背景の色もそうですし、個人的に一番うれしいのは文字のサイズが変更できることです。
「スマホで読んだら字が小さくて嫌になりそう・・・」
と思っている人もいるかもしれませんが、文字サイズを変えれば問題ありません。
例えば、下の画像くらい大きな文字にすることも可能です。
(画像をスマホの画面サイズだと仮定してください)
紙の洋書って、文字サイズがめちゃくちゃ小さいのが結構あるんですよ。
ぼくはそれで購入を断念したことが何度もあります。
その点Kindleでは文字サイズを気にする必要がないので非常に便利ですね。
紙の本も良いぞ!!
というわけでとりあえずKindleのメリットをざっと挙げたんですが、こうやって見てみると、紙の本からするとぐうの音も出ないというか、
「いやKindle一択じゃん!」
となってしまいそうです。
が、紙でも洋書読書にもメリットはあるんです。
どのくらい読んだのかがわかりやすい
紙の場合、途中でどこまで読んだのかすぐにわかりますよね。
もちろんKindleでもわかるんですが、下の画像のように
- 何パーセント読んだのか
- バーで表示
されるので、実際に手に取って感じることができる紙と比べると、わかりにくいです。
日本語の本とほぼ同じくらいのスピードでガンガン読める人は話は別ですが、おそらくたいていの人は洋書は頑張ってちょっとずつ読んでいく・・・という感じではないでしょうか?
そうなると、「どこまで読んだのか」がすぐに実感できるのかは、非常に重要なポイントだと言えます。
それに、紙の本だとページを指で実際に繰っていくたびに、「読んでる!」という実感がわいてくるので、英語学習の一環として洋書読書を取り入れている人は紙で読むのが特におすすめだと思うんです。
書き込みやすい
これは英語の勉強として※ラダーリシーズなどの簡単な洋書を使って勉強している人限定なんですが、このような場合、紙の方が圧倒的に書き込みやページを折ったりがしやすいので便利です。
もちろんこれもKindleでもできることはできるんですが、書き込み自体もそうですし、あとで参照する作業も含めて紙の方がやりやすいです。
※ラダーシリーズ・・・IBCパプリッシングから出版されている、英語学習者向けに語彙・分量が制限された洋書。初心者に絶大な人気がある。詳しくは下記の記事にまとめました。
⇒初めての洋書にはラダーシリーズのレベル1とレベル2がおすすめ!
洋書って、なんか良い
洋書って、なんかわからないですけど不思議な魅力がありませんか?
すごく主観的な話なんですが、ぼくの中では
「洋書=かっこいい」
というイメージがあります。
電車や公園で洋書を楽しんでいる人の姿とか、素直に良いなと思いますし、本棚に並ぶ洋書も見てかっこいいなと思います。
所有する喜びもあるんですよね。
また、リアル書店で洋書を買って帰る帰り道とか、
「よっしゃ洋書買ったぞ~読むぞ~!」
みたいな謎の高揚感もあります。
これは、Kindleでダウンロードした時には得られない感覚です。
「うわ~、しょーもな!」
と思った人も多いかもしれませんが笑、実際、洋書に対してぼくのような感覚を持っている人は少なくないのではないかと勝手に想像しています。
まとめ
というわけで今回は洋書について、紙VS電子書籍という観点から記事を書いてみました。
最後はちょっと主観的な話になってしまったのですが笑、そうは言いつつも結構共感してくれる人がいるのではないかと勝手に思っています。
だって、紙の洋書ってなんかテンション上がるじゃないですか!
ぼくは、リアル書店(新宿紀伊国屋は洋書が多いのでよく行く)で洋書はなるべく買い。読みたいのがなかったり、文字サイズが小さかったりしたらKindleで読むようにしています。
非合理的なのは頭ではわかっているんですけどね。人間ってそんな単純じゃないってことですかね。
それでは!
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英語学習方法がわかるハウツー本おすすめ厳選3冊。これ以上読むのは逆に危険!?
本屋の英語参考書コーナーに行くと、単語集や文法問題集などのテキストの他に、「英語の勉強方法が書いてある本」を多く目にします。
この類の本は本当に大量に出ていて、大きい本屋に行くと少なくとも数十冊は置いてあります。
これだけ多くのハウツー本が並んでいると、英語の学習方法が知りたいと思っている人は、
「一体どれを読めばいいんだ!」
と思ってしまうでしょう。
また、これらのハウツー本は、読むとなんだかそれだけでできたような気分になってきて、それで満足して結局肝心な"勉強をしない"・・・という事態を招くことが往々にしてあります。
勉強方法にだけやたらと詳しい人を見たことがある人も少なくないはずです。
このような人にならないためにも、安易にハウツー本に手を出すのは危険だと言えます。
実際のところ、英語学習本なんて、1冊しっかりとしたものを読めばそれで大丈夫なんです。
そこで今回は
- これだけ読んでおけば大丈夫!という1冊
- おかわりとして何か別の本がどうしても読みたい人がいたらこれかな・・・という強いて挙げる2冊
の合計3冊を紹介していこうと思います。
『英語上達完全マップ』だけ読んでおけば大丈夫です
英語学習のハウツー本の中で、ダントツでおすすめなのが『英語上達完全マップ』です。
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 56人 クリック: 1,306回
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この本には、ぼく自身かなりお世話になりました。英検1級・TOEIC900点に到達し、語学学習についてのブログ記事を書くようになったのも、この本によるところがかなり大きいです。
「って、お前が使った本だから良いって言ってるだけやん」
と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
多くの英語関連本を読み、当ブログでもレビューしてきましたが、それらの本も含めて今改めてできるだけ客観的に考えてみても、『英語上達完全マップ』が頂点なんです。
とことん具体的
この本では、学習方法について、とにかく具体的に書かれています。
たとえば音読だったら、音読という学習には
- どういう効果があって
- どのくらいの量を
- どのくらいの期間やればいいのか
がはっきりと示されているんです。
英語ハウツー本によくあるのが、「音読はいいぞ!」とまでは書いてあるんですが、具体的なやり方まで書かれていないので、読んでも
「実際、どうやって勉強を進めていけばいいのーーーーー!?」
となってしまうパターンです。
その点、『英語上達完全マップ』は徹底的に具体性にこだわっているので、本に書いてあることをとりあえず実行することができるんです。
効果的な学習方法
この本では、大きく分けて
- 音読
- 瞬間英作文
- 文法
- 多読
- 語彙強化
- リスニング
- 会話
の7つの学習が紹介されています。
これら7つは、「これ以上多いとやりすぎ、少ないと足りない」というジャストでいい感じなラインを攻めたセットになっていると感じます。
世の中のハウツー本は、
「これだけをやれば英語マスターできるぞ!」
パターンか、逆に「これもあれも全部大事です」・・・という詰め込みすぎかの両極端のものが多いです。
が、何かひとつのことをやっていればできるようになるほど英語学習は単純ではありませんし、かといってなんでもやろうとするとパンクしてしまいます。
分量の過不足のなさ、これもこの本の良いところですね。
注意:すべて実践する必要はない
『英語上達完全マップ』には、英語学習方法のエッセンスが詰め込まれていますが、
これらをすべていきなり実践しようとしないように注意
してください。
「よーし、今日からこの本に書かれている通りに全部実践するぞ!」
となってしまうと、まず挫折します。
おすすめなのは、この本に書かれていることをまずはひとつ実践してみて、「いい感じ!続けられそう!」と思ったら自分の学習に取り入れ、そうでもなかったらまた別のをひとつ試してみる、という方法です。
ベースとして自分の日々の学習というものがあり、それにちょっとずつ組み込んでみる・・・これがハウツー本との賢い付き合い方です。
「この本の通りにやるぞ!」と意気込んで挫折、次のハウツー本へ・・・というのがハウツー本の泥沼にはまっていくパターンです。注意しましょう。
ちなみに、『英語上達完全マップ』で紹介されている勉強法のうち、ぼくが個人的に最もおすすめでまず試してもらいたいのが瞬間英作文です。
文字通り瞬間的に英作文していくトレーニングです(詳しくは下記の記事にも書きました)。
⇒『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』で英文法を感覚レベルで身に付ける!
このトレーニングによって多くの学習者のネックとなっているスピーキング力を効果的に鍛えることができます。
瞬間英作文の最もおすすめのテキストは、この『完全マップ』の著者が出している『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
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『外国語上達法』と『わたしの外国語学習法』もおすすめ
英語学習について有効な方法をとりあえず知りたい方は『英語完全上達マップ』を読んでおけばOKですが、「もっと読みたい!」という人のためにこれとは別におすすめ2冊を紹介しておきます。
ただ、繰り返しにはなりますが、この手の本を読みすぎて肝心な勉強するという部分がおろそかにならないように注意しましょう。
『完全マップ』以外におすすめなのは『外国語上達法』(千野栄一著)と『わたしの外国語学習法』(ロンブカトー著)です。
- 作者: ロンブカトー,Lomb Kat´o,米原万里
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 文庫
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前者は日本人、後者はハンガリー人が書いた本です。
いずれの本も、熱狂的な外国語学習者である筆者が、
- 外国語を学ぶ目的
- 理想的なテキスト
- 単語の覚え方
などについて、自身の経験をもとに詳しく記述しています。
どちらの本も読みやすいにもかかわらず内容が濃く、ぼく自身読み返すたびに新たな発見があります。
特に後者の『わたしの外国語学習法』については、個人的にいちばん好きな外国語関連書籍です。
この本で紹介されている外国語の会話上達の公式(下の画像は本書より引用)や、
外国語は、四方八方から同時に襲撃すべき砦であること。
(212ページより引用)
という言葉は、本当に真理を突いていると感じます。
まとめ:少しずつ吸収していこう
というわけで今回は、英語学習方法のヒントが書かれた本としておすすめのものを3冊厳選して紹介してみました。
『完全マップ』を紹介したところでも触れましたが、これらの本に書かれていることはいっぺんに真似しようとはせず、少しずつ少しずつ自分の学習に取り入れていくつもりでやっていくのがコツです。
また、これも先ほど述べたことですが、この類の本ばかり読んで、肝心な勉強の部分がおろそかにならないように注意してください。
この記事で挙げた3冊以上を読むなら、知識を詰め込んだ方がいいと思います。
ただし、勉強に疲れてしまった時などは、気分転換・息抜きとして新しいハウツー本を読み、モチベーションを上げるのも手ではあります。
その際は、この記事で挙げた3冊のように
- 何回も読み直してエッセンスを少しずつ吸収する
という読み方ではなく、
- ただの息抜きのための読み物としてさっと1回読んで、読んだらブックオフに売ってしまう
くらいのスタンスがおすすめです。このブログも含めて笑。
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2005/10/01
- メディア: 単行本
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中国語の瞬間作文ができるおすすめ本と勉強法を紹介します!
"瞬間作文"とは、日本語の文を見て(聞いて)、それをすぐさま外国語に直すトレーニングのことを言います。
元々は『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』という英語の参考書が最初ですが、この本によって瞬間作文というトレーニング方法の有効性が広まり、現在は英語だけではなくさまざまな言語で瞬間作文のテキストが出ています。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: 単行本
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中国語でもこの瞬間作文トレーニングを意識した本が何種類か出版されています。
今回は、
- 中国語の瞬間作文トレーニングができるおすすめ本
- おすすめの勉強法
の2点を中心に紹介していこうと思います。
瞬間作文の効果とは?
具体的なテキストと勉強法の前に、瞬間作文の効果について簡単に紹介しておこうとお思います。
瞬間作文の最大の効果は、ずばり言ってスピーキング力アップです。
瞬間作文をやることで、文法事項が単なる知識としてだけではなく、身体に浸透します。
日本語を見てから間髪入れずに中国語に訳さなければいけないので、瞬間作文ではじっくり考えているヒマはありません。
瞬時に文法的に正しい文を作る、このトレーニングを何回も続けていくことで、感覚レベルで文法を習得することができるので、結果として正しい中国語の文を瞬時に作ることができるようになります。
つまり、スピーキング力が上がるというわけです。
おすすめテキストはずばりこれだ!
瞬間作文ができる中国語テキストは何種類か出ていますが、それらの中でもダントツでおすすめなのが『口を鍛える 中国語作文 語順習得メソッド』です。
[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】
- 作者: 平山邦彦
- 出版社/メーカー: コスモピア
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【中級編】
- 作者: 平山邦彦
- 出版社/メーカー: コスモピア
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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『口を鍛える 中国語作文』は『初級編』と『中級編』の2冊が出ていますが、2冊どちらにも取り組むようにしてください。
『初級編』では基本的な文の作り方から比較、中国語において学習のネックとなる補語の基本まで勉強、続く『中級編』で慣用表現のストックを増やして知識を深めていく・・・という流れになっています。
この2冊を通してやることで、実用上必要な文法事項をひととおり学習できるので、必ず2冊セットで最後まで学習するようにしましょう。
『口を鍛える 中国語作文』それぞれ75のテーマに分かれており、ひとつのテーマに収録されている文は8つです。
つまり、1冊で600文のストックをためることができます。
『口を鍛える 中国語作文』の勉強方法
①中国語を隠して訳してみる
『口を鍛える 中国語作文』は、見開き1ページで左側に日本語、右側に中国語というレイアウトになっています。
まずは、紙などを使って右側ページを隠し、日本語を中国語に訳していくトレーニングをしていきましょう。
ちなみに"瞬間"作文とは言いますが、1回目からスピードを意識する必要はありません。
何回も繰り返しトレーニングしていくうちに、だんだんと瞬間的なスピードに近づいていけばいいんです
②音声CDを聞く
このテキストにはCDが付属しており、「日本語→中国語」の順番で音声が録音されています。
これを聞いて、中国語の発音をしっかりと確認しましょう。
ちなみに、この段階で発音に四苦八苦してしまうと言う人は、一度発音のみを取り上げた本を1冊こなしてから再びチャレンジするのをおすすめします。
中国語の基本はとにかく発音です。
(参考記事)
また、日本語を聞いてそれをテキストを見ずにすぐさま中国語に変換していくトレーニングもしてみましょう。
口パクでやっても効果があるので、テキストを広げて勉強できない通勤電車の中などでもできます。
注意点
①と②のトレーニングを繰り返し繰り返し行い、最終的に瞬間的に反応できるレベルに仕上げていけばOKです。
が、ここでひとつ注意点があります。
まず、1テーマの前半4文を消化したら、次のページに移ってしまいましょう。
瞬間作文トレーニングは、同じページに載っている例文はどれも似ているので、真面目に1ページ1ページすべてやっていたら嫌になって挫折してしまう可能性が高いです。
1周目に前半4文、2周目に全8文、という流れで消化するとびっくりするほど挫折しにくくなります。ぜひ試してみてください。
"おかわり"でもう1冊
『口を鍛える 中国語作文』が8割方終わったら、"おかわり"としてもう1冊別のテキストを購入して挑戦してみましょう。
おすすめなのは、『通訳メソッドを応用した中国語短文会話800』です。
この本には、
A:どこで乗り換えるの?
(在那儿换车?)
B:乗り換えなくていいんです。
(不用换车。)
などの、日常生活で使えそうな会話が合計800個収録されているテキストです。
おすすめなのがなんといってもCDで、高速スピードでガンガンで録音されています。
このCDを聴くことで、ぼくはリスニング力がかなり付きました。
瞬間作文をして、十分文を理解した上でCDを聞き込むことで、スピーキング力とリスニング力のアップが期待できるので、会話能力が爆上がりします。
ちなみに、この本の他だと、『キクタン』という単語集を使って瞬間作文トレーニングをするのもおすすめです。
『キクタン』は単語集ですが、それぞれの単語に例文がついており、これが瞬間作文の教材として使えます。
ボキャブラリーを効率的に増やしながら瞬間作文もできるのでかなりおすすめです。
難易度についても、『キクタン中国語』はレベル別に6冊も出ているので、自分のレベルにあった1冊を見つけることができます。
まとめ:なんでも教材に!?
というわけで今回は中国語の瞬間作文トレーニングができるおすすめ本と勉強方法について紹介してみました。
この記事で紹介した本を消化できた後の話ですが、その後も瞬間作文は断続的に続けていくのがおすすめです。
専用のテキストでなくても、日本語とその中国語訳さえあれば、瞬間作文トレーニングはできます。
中級を超えたら、その時使っているテキストを用いて、瞬間作文してみてください。これを定期的にやることで、スピーキング力の大きなアップが期待できます。本当です。
それでは!
[CD2枚付]新版 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】
- 作者: 平山邦彦
- 出版社/メーカー: コスモピア
- 発売日: 2017/07/26
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『総合英語 Forest』(桐原書店)が販売終了!大ベストセラーの英語テキストが姿を消すその理由とは?
先日、なんとなくAmazonで英語テキストをチェックしていたら、『総合英語 Forest』の在庫が切れているのを発見しました。
これを見たとき、「ちょっとおかしいな」と感じました。
『Forest』といえば、400万部以上売れている大ベストセラーの総合英語テキストですが、最近発売されたわけではないので、いくら売れているとはいえAmazonで在庫がなくなるわけがないと思ったからです。
「え、もしやフォレスト終わった・・・?」
いやいやそんなことはありえない。だってあのフォレストだぞ。なくなるわけが・・・。
動揺しながらも出版元の桐原書店公式HPを見てみると、「お知らせ」として、
1999年の初版刊行以来、多くの読者の皆さまを「英文法の森」へと誘ってきました『総合英語Forest 7th Edition』ですが、現在庫限りを持ちまして販売終了の運びとなります。
長年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
(引用元:http://www.kirihara.co.jp/tabid/179/Default.aspx)
と載っていたんです。
"神"文法テキスト
率直に言ってこれは「めちゃくちゃショック」でしたね。
というのも、『Forest』は中3の時からず~っと使っている英文法テキストだからです。
当時通っていた塾の本棚に『Forest』があって、何気なく手に取って読んでみたのがきっかけでした。
読んでみて、
「なんだ、これ読めば全部終わりじゃん」
と思ったんですよね。
『Forest』の解説は、学校の先生よりも、塾の先生よりも、何倍もわかりやすかったんです。
「こんなにいい本があるならもっと早く教えてくれよ!もう大人は信用しない!」
そう思いました(どうしてもう大人を信用しないのかはわかりません。中3だから許して)。
とにかく、そのくらいの衝撃がありました。
そして、当時中3だったぼくは、『Forest』を使って中学レベルどころか、分詞構文や関係副詞などの、高校レベルまで独学で学習してしまいました。
中学終了時にネタで解いてみたセンター試験で7割以上取れたので、実際結構定着していたのだと思います。
「自慢かよ!」
という感じだと思いますが笑、とにかくぼくが言いたいのは『Forest』がすごいというかマジでヤバすぎるということです。
中学生が読んでもわかっちゃうくらい解説がわかりやすいんですよ。
もちろん、思い出補正も大いにあると思いますが、このクオリティのテキストが姿を消してしまうのは本当に残念としか言いようがありません。
なぜ販売終了に?
多くの人が気になるのは「どうして販売終わっちゃうの?」という点だと思います。
ここで、先ほども一部引用した公式HPからまた引用します。
現在日本の英語教育は大きな変化の時を迎えております。
2020年から小学校5,6年生で英語が正式教科となり、また大学入試に関しても2021年からセンター入試に代わる新たな試験の導入、そして4技能を有する外部試験の利用が始まります。
英語学習者、とりわけ大学進学を目指す中学生、高校生の皆さまにとって真に必要な学習要素、学習項目、また学習方法を見直す時期に来ていると私たちは考えています。
それはつまり英語の学習要素、学習項目、学習方法も新たなステージへ向かわなければならないということです。
(桐原書店公式HPより引用)
はっきりと「これが販売終了の理由です」とは言っていないものの、「お知らせ」を見る限り、これが唯一、販売終了の理由として取れる部分です。
要するに、
「時代と共に変わってきている英語教育について再度見直さなければいけないからいったん終わりにします」
ということなんですが、ぼくも含め『Forest』ファンにはこの説明はしっくりこないでしょう。
現代における英語教育のニーズは、ずばり言って「スピーキング強化」です。
「難しい文章の読解とかはいいから、英語話せるようになろうよ」という時代の流れですね。
ただ、これを考慮したとしても、『Forest』は全然まだまだバリバリ現役で使えるテキストです。これは間違いない。
桐原書店さん全体としては知りませんが、少なくとも『Forest』は「新たなステージ」に向かう必要はありません。完成されたすばらしさがあります。英語教育の方針がどうなろうが今後も多くの学習者に愛用されていくことは間違いないです。
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会社に問い合わせてみた
これじゃあ納得がいかない!
ということで桐原書店に実際に問い合わせてみました。
ぼくの疑問点は、
- 『Forest』の改訂版が今後出ることはあるのか?
- 販売終了の理由は?
の2つでした。
問い合わせてみたところ、担当の方が親切に答えてくださいました。
どこの馬の骨かもわからん奴に丁寧に答えてくださって感謝の念しかないですね。
以下、実際の問い合わせでわかった内容です。
今後改訂版は出る?
公式HPに
『総合英語Forest 7th Edition』ですが、現在庫限りを持ちまして販売終了の運びとなります。
と書いてあったので、
「ひょっとして終わるのは第7版で、このあと第8版が出るのでは?」
というかすかな望みにかけて聞いたのがこの質問でした。
が、やっぱり『Forest』という参考書自体が終わりで、今後改訂版や復活版として『Forest』が出ることはないそうです。
販売停止の理由は?
理由は2つとのこと。
ひとつは、HPにもあった通り、変化する英語教育のニーズについて見直す地点にきているという点。
具体的には、スピーキング強化をもっと取り入れたテキストを作っていく方針だそうです。
そして、もう一つは、
「権利の問題」
とのこと。
権利の問題!?
(最初に断っておくと、ぼくが担当の方から聞いたのは「権利の問題」のひとことのみで、詳しい内部事情は一切聞いていません。以下は風のウワサおよび妄想が含まれていることに注意してください。)
去年(2016年)の終わりくらいに、『総合英語Evergreen』という参考書が出版されました。
わかる人は表紙だけで感じたかもしれませんが、この『Evergreen』は、『Forest』そっくり、というか改訂版かというくらい似ていました。
なんと作者についてもほぼ同じです。
出している出版社が「いいずな書店」という『Forest』を出している桐原書店とは全く別の会社なので、実はこれが出た当時、ぼくも「あれ?どういうこと?」と思って色々調べたことがありました。
すると、「いいずな書店」が桐原書店と『Forest』の権利についてもめている的なことがわかったんです。
繰り返しますが、この部分については問い合わせでわかった内容ではありません。証拠はありません。
『Evergreen』発売後は、『Forest』と『Evergreen』がどちらも書店に並んでいる状態で、書店によっては「君はどっちを選ぶ!?」的なコーナーを作っていたりもしました。
(写真は新宿紀伊国屋書店語学フロア。許可をいただいて撮影しています。)
以上のことより、
- 『Forest』をめぐるもめ事に決着がついた。
- 桐原書店に『Forest』を出版する権利はなくなった
という仮説が立てられます。
欲しい人はどうすればいい?
2017年9月19日現在、大手書店を見ると、まだ『Forest』が置いてあります。
なので、『Forest』が欲しい人は今のうちに買うか、Amazonやブックオクで中古のものを探しましょう。
ただ、ぼくのように昔学生だった時に使っていて、思い出がある・・・というような人以外は、いいずな書店の『Evergreen』を買うのがいいと思います。
イラストや紙面の色合いが少し違いますが、ほぼ『Forest』と同じだと考えてもらって大丈夫です。
ただ、現在(2017/9/19)Amazonで在庫がなく、また、いいずな書店のホームページやTwitterなどを見ても、まだまだ「いいずな書店」という会社自体が発展途上と判断せざるを得ず、『Evergreen』に関しても今後どうなっていくかはわからないな・・・というのがぼくの個人的な考えです。
一応、ぼくが確認した限り『Evergreen』は大きめの書店ならどこでも在庫があるので、とにかく、欲しい人は有名な本屋に行ってみるのが良いでしょう。
まとめ
というわけで今回はベストセラーの英語テキスト『総合英語 Forest』販売終了についてごちゃごちゃと書いてみました。
最初、販売終了の知らせを見た時はショックを受けましたが、『Evergreen』として今後生き続けていくことがわかり、とりあえずはほっとしました。
ただ、やはり『Forest』としての『Forest』が終わってしまったのは、少し残念ですね・・・。
今後の動向も追いかけていこうと思います。
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英語の勉強時間は1日何時間がベストなのか?学習効果が最も高い勉強時間について考えてみた。
どうも!かずーいです。
ありがたいことに英語の勉強方法についての質問をよくいただくのですが、その中でも多いのが、
「英語は1日に何時間勉強すればいいですか?」
「単語学習は1日どれくらいやればいいですか?」
「何時間勉強されてますか?」
などの、勉強時間に関する質問です。
ただ、これらの質問をいただく度に、実はちょっと困っています。
というのも、「勉強時間は~時間がベストですよ!」というようにバシッと答えるのが非常に難しいからです。
学習効果が高くなる理想の勉強時間というのは確かにあるんです。あることはあるんですが、それは人によってかなり変わってきます。
たとえば、ぼくは普段の勉強時間は1~3時間で、平均すると2時間くらいです。ただ、疲れている時は20分だけ勉強して「まぁゼロよりはましか」という日もあります。
しかし、これがそのまま別の人にも当てはまるわけではありません。
もっと長い時間を勉強に充てた方がいい人もいるでしょう。短い方がいい人もいるかもしれません。
こんな感じで、一概には言えないのが勉強時間です。
しかし、"個人個人の理想の勉強時間の見つけ方"というのはあるので今回はそれを紹介していこうと思います。
ポイントは、
- 継続
- 集中力
の2つです。
継続できるのか?を考えよう
勉強時間をあまりに長い時間に設定してしまうと、継続できなくなってしまうので注意です。
「よし、明日から6時間勉強するぞ!」
などと意気込んで勉強をスタートさせる人は結構多いのですが、1日に6時間も勉強するのはかなりの負担です。それに、仮に社会人の場合、これだけの勉強時間を捻出するためには、帰宅後だけではなく出社前や昼休憩も勉強する必要が出てくるでしょう。
こんな無茶な勉強が続くわけがありません。
語学学習において重要なのはなんといっても継続です。
ドカンと8時間勉強して、3日休む・・・このような勉強をするよりは、1日2時間の勉強を4日続けた方が効率良く実力を伸ばすことができるんです。
これは、睡眠という観点からも説明できます。
人間の記憶が定着するのは寝ている時です。
勉強した直後から、勉強したことが記憶に定着し始めるわけではありません。その後に寝ることで、やっとバッチリ頭に残るわけです。
1回の睡眠で記憶に定着できる情報量にも限界があるので、一気にガッと勉強して休むよりは、毎日継続させた方が結果として伸びるというわけですね。
話を戻すと、1日の勉強時間は、
自分がムリなく毎日継続できるくらいの時間
をまずは目安にするのがおすすめです。
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集中が続く時間内で設定しよう
勉強時間を考えていく上でもう一つ大切なのが「集中力」です。
具体的には、
集中力が続く時間内で勉強時間を設定する
ということです。
以前、「リスニングはとにかく集中力が大事!」という内容の記事を書きましたが、
(参考記事)
リスニング上達のカギは「集中力」!高い集中レベルでリスニングに取り組める勉強法を紹介します。
リスニングに限らず、語学学習では勉強中いかに集中できているのかが重要です。
「密度の濃い学習をするのが大事」という言い方をしてもいいかもしれません。
勉強時間を決める上では、
ガッと集中して取り組んで、その集中が途切れるまで
を目安にするのがおすすめです。
何年も勉強しているのにイマイチ結果が出ないという人によくあるのが、集中せずにダラダラと長い時間勉強しているパターンです。
はっきり言って、集中せずにダラダラやる勉強にはほとんど意味がありません。
集中して取り組み、集中力が切れたらそこでパッとやめる、これが理想なんです。
ちょっとぼく自身の勉強を例に挙げてみます。
ぼくは、経験的に1日に覚えられる単語数の限界は20個だとわかっているので、それ以上覚えることはしません。
21個目以降の単語暗記は、集中力が著しく低下してしまうので、別のことをやった方が自分の場合は生産的だからです。
ただ、そのかわり、その日に覚える20個には全集中力をもって取り組みます。
このように、その日に集中して取り組める量に対して全力で取り組み、あとはパッとやめる、このスタンスで勉強した時の総勉強時間が理想の勉強時間です。
記事冒頭でも書いた通り、これは人によって大きく変わります。実際に勉強を続けていく中で自分で見つけてみてください。ぼくの場合は平均2時間くらいでした。
勉強時間ゼロの日を作らない
これは、先ほど書いた「継続」とも関連しているんですが、
勉強時間が普段より短くなっても、ゼロの日は絶対に作らない
というのはルールにしましょう。
ここまで説明してきた2つのポイントに従って勉強時間を設定したとしても、時には仕事や遊びでめちゃくちゃ疲れて今日はもう勉強時間を確保できそうにない・・・という日もあると思います。
ただ、そういう日でも、5分でも10分でもいいので勉強をするようにしてください。
理由は、継続して勉強する習慣をつけるには何十日もかかるのに対し、「勉強しない習慣」は1日でついてしまうからです。
誰でも経験があるかと思いますが、勉強って、サボると本当にすぐやらなくなってしまうんですよ。
「勉強時間ゼロ」に対しては、とにかく恐怖心を持っておくべきです。
本当に疲れてムリ・・・という日でも、頑張って5分だけ集中して勉強してみてください。
勉強時間が5分の日があっても、10分の日があっても全然OK。ちょっとでも進んでるんだから。そういう日もありますよ。でもゼロだったり、勉強自体やめちゃうのはヤバい。ゼロだと何がどうどうやってどうなっても絶対に確実に100%できるようにならないので。
— かずーい (@kazuui81) 2017年9月10日
まとめ
というわけで今回は勉強時間についてごちゃごちゃと書いてみました。
まとめると、勉強時間は
- 毎日ムリなく継続でき
- 集中して勉強に取り組める
時間がベストです。
ぼくの場合は平均2時間でしたが、人によって変わるので、日々の勉強を通して探っていくしかありません。
ただ、この2点を考えて試行錯誤を繰り返せば、必ずしっくりくる勉強時間がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
それでは!
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